一時保護施設について

Ｑ　法務局に一時保護施設はありますか？

Ａ　ありません。ＤＶ被害者から人権相談があった際、「一時保護してほしい」と申し出があることがありますが、法務局には一時保護施設は存在しません。
　このような場合には、各都道府県の婦人相談所に連絡することとなります。

女性の人権ホットラインについて

Ｑ　法務省のホームページを見たら「１１月１５日（日）から１１月２１日（土）まで全国一斉「女性の人権ホットライン」強化週間を実施します」との記述があったので、勇気を出してホームページに書かれていた番号に電話してみました。
　私は、ＤＶ被害者であり、現在、男性に対し、若干の恐怖感があるのですが、電話を受けた人は中年の男性で、女性に対する理解があまりないように思われました。
　相談員は、女性問題に詳しい法務局職員又は人権擁護委員ではないのですか？

Ａ　全国の法務局・地方法務局には、女性の人権ホットラインの専用電話機が最低１台は設置されており、基本的に女性が対応するようにしています。
　しかし、法務局の人権擁護課には、通常、女性職員は１名程度しか配置されておらず（女性職員の絶対数が少ないため）、その職員が休暇・出張で不在の場合には、男性職員が対応せざるを得ない実情にあります。
　また、人権擁護委員についても、交替制で相談を受けていますが、毎日女性の人権擁護委員が常駐しているわけではないので、法務局の女性職員も、女性の人権擁護委員もいない場合には、男性職員又は男性人権擁護委員が対応することとなります。　
　電話を受けたのが男性でも周りに女性職員又は女性人権擁護委員がいる可能性がありますので、まず、「女性職員にかわってほしい」とお申し出ください。