3年半ほど前に、フォトリーディングを受講しました。
カテゴリ:フォトリーディング
本を読む速度は速くなったのか?
そもそも、学んだことは「速読」だったのか?
自分が何を学んだかを考えてみると、いくつかの答えが出てきました。
1.目的を持って読む、ということ
これが最も大きな学びでした。
本を手にした時、「自分はなぜこの本を読むのか?」と一瞬でも考えることで、インプットの質が変わります。
今日からできる行動を探す、考え方を学ぶ、文章を味わう、楽しみで読む、など、目的によって読み方は変わってくるはずなのです。
ですので、受講後には「速読しない」という選択肢を持てました。
2.ざっと目を通す、ということ
これは、本だけでなく、会社で資料を読むときにも役に立っています。
会社で毎日入ってくる情報は、かなりの量だと感じています。
読んでいなかったではすまされず、かといって全てをじっくり読む時間もない。
そういったときにひとまず全てのページにざっと目を通して、どういった情報がどこに書いてあるか、だけを把握する読み方ができるようになりました。
これも目的設定のひとつといえるかもしれません。
3.時間を設定する、ということ
つまり、限られた時間で最大の情報を取得するにはどう読めばいいのかを考えてから読み始めるということです。
これもやはり「目的を持つ」から派生するのですが、本によっては1冊5秒で読めるんだな、ということがわかりました。
どうやって?
その方法は最後に。よろしければ少し考えてみてください。
番外.ソフトフォーカス
ぼんやり全体を見る、という手法です。
特に作業系の仕事をしている場合、パソコンの前で入力をしながら、周りの様子に目を配れるようになりました。
あとは混雑した駅のホームをすり抜けたり、バスケットボールで使ったりしています。
直接読書と結びついていないのはさておき。
結局のところ、本を読む速度が速くなったかといわれると、もともとがそれなりに速かったこともあって、それほど速くなったわけでもないと思います。
ただしこれは「1ページをしっかり読む」速度の話であって、本一冊となるとまた別の話。
「ここは読まない」「ここは流して読む」という選択肢を得たことで、本一冊を読む速度は結果的に上がっていると思います。
そして、本10冊となると、「この本は読まなくていい」という選択ができるようになったので、さらに速くなっているものと考えられます。
高い受講料ではありましたが、私自身としては元が取れたのかなと。
3年半たった今、改めてそう思いました。
あと、マインドマップもちょこちょこ使っているので、その点も活かせていますね。
そうそう、5秒で本一冊読む方法でした。
例えば、次のような場合には、5秒で読めます。
・著者の名前が知りたい!
・何ページある本かな?
・出版社はどこだっけ?
だまされたような感じがしますか?
では、1分ならどうでしょうか?
「目次にざっと目を通して、一番気になるところを探す」
「そのページを開く」
「何が書いてあるか、流し読みする」
くらいならできそうです。
まだ納得がいかない?
それでは、本を一冊渡されて、
「あとがきで一番最初に出てくる漢字は何でしょうか?5秒以内にわかったら10万円!」
と言われても、最初のページから読みますか?
きっと大慌てであとがきを開くでしょう。
つまり、「この瞬間において自分はこの本をどう読むのがいいのか」を考えてみては、ということ。
私は、
「何を持って本を読んだとするかを、自分が決めていい」
ということだと捉えています。
これが、自分が学んだことのまとめになりそうです。
買ってはみたものの積んである、難しそうな本たち。
目次だけなら5分で読めないでしょうか?
・・・自戒も込めて。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
カテゴリ:フォトリーディング
本を読む速度は速くなったのか?
そもそも、学んだことは「速読」だったのか?
自分が何を学んだかを考えてみると、いくつかの答えが出てきました。
1.目的を持って読む、ということ
これが最も大きな学びでした。
本を手にした時、「自分はなぜこの本を読むのか?」と一瞬でも考えることで、インプットの質が変わります。
今日からできる行動を探す、考え方を学ぶ、文章を味わう、楽しみで読む、など、目的によって読み方は変わってくるはずなのです。
ですので、受講後には「速読しない」という選択肢を持てました。
2.ざっと目を通す、ということ
これは、本だけでなく、会社で資料を読むときにも役に立っています。
会社で毎日入ってくる情報は、かなりの量だと感じています。
読んでいなかったではすまされず、かといって全てをじっくり読む時間もない。
そういったときにひとまず全てのページにざっと目を通して、どういった情報がどこに書いてあるか、だけを把握する読み方ができるようになりました。
これも目的設定のひとつといえるかもしれません。
3.時間を設定する、ということ
つまり、限られた時間で最大の情報を取得するにはどう読めばいいのかを考えてから読み始めるということです。
これもやはり「目的を持つ」から派生するのですが、本によっては1冊5秒で読めるんだな、ということがわかりました。
どうやって?
その方法は最後に。よろしければ少し考えてみてください。
番外.ソフトフォーカス
ぼんやり全体を見る、という手法です。
特に作業系の仕事をしている場合、パソコンの前で入力をしながら、周りの様子に目を配れるようになりました。
あとは混雑した駅のホームをすり抜けたり、バスケットボールで使ったりしています。
直接読書と結びついていないのはさておき。
結局のところ、本を読む速度が速くなったかといわれると、もともとがそれなりに速かったこともあって、それほど速くなったわけでもないと思います。
ただしこれは「1ページをしっかり読む」速度の話であって、本一冊となるとまた別の話。
「ここは読まない」「ここは流して読む」という選択肢を得たことで、本一冊を読む速度は結果的に上がっていると思います。
そして、本10冊となると、「この本は読まなくていい」という選択ができるようになったので、さらに速くなっているものと考えられます。
高い受講料ではありましたが、私自身としては元が取れたのかなと。
3年半たった今、改めてそう思いました。
あと、マインドマップもちょこちょこ使っているので、その点も活かせていますね。
そうそう、5秒で本一冊読む方法でした。
例えば、次のような場合には、5秒で読めます。
・著者の名前が知りたい!
・何ページある本かな?
・出版社はどこだっけ?
だまされたような感じがしますか?
では、1分ならどうでしょうか?
「目次にざっと目を通して、一番気になるところを探す」
「そのページを開く」
「何が書いてあるか、流し読みする」
くらいならできそうです。
まだ納得がいかない?
それでは、本を一冊渡されて、
「あとがきで一番最初に出てくる漢字は何でしょうか?5秒以内にわかったら10万円!」
と言われても、最初のページから読みますか?
きっと大慌てであとがきを開くでしょう。
つまり、「この瞬間において自分はこの本をどう読むのがいいのか」を考えてみては、ということ。
私は、
「何を持って本を読んだとするかを、自分が決めていい」
ということだと捉えています。
これが、自分が学んだことのまとめになりそうです。
買ってはみたものの積んである、難しそうな本たち。
目次だけなら5分で読めないでしょうか?
・・・自戒も込めて。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。