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このブログを見てる人は女性が多いと思うんだけど、男性にこそ読んでほしい。
理由は最後に書くね。

みんなはガン検診って行ったことあるかな?

癌って言っても色々あるんだけど、
その中でも『乳ガン』『子宮ガン』の事を今日は書こうと思う。



二つとも女性がかかるガン。

『乳ガン』については男性もなるみたいだけど、
確率は女性の100分の1くらい。



実は僕の母親が、
少し前に『子宮癌』になってしまった。

市が行う無料検診に引っ掛かって発覚したんだけど、
正式な病名は『子宮体癌』っていう名前やねん。

子宮ガンには『子宮頸癌』と『子宮体癌』があるねんな。

ガンを宣告されて、
すぐ母親はオレに電話を掛けてきて、
震える声で、





『あたし、
癌やねんて。
死にたくないよ…』






って。

急な事でビックリしたんだけど、

「大丈夫やからな。

オレがおるから安心しろ。」

としか言えなかった。

正直めちゃくちゃショックだった…

自分の、
心の針が揺れるのを必死に抑えた。



今まで僕は、
ガンについてはもちろん、
女性特有の癌なんて全く知らない世界だった。

そんな状態で母親の癌が発覚して、
一から子宮ガンについて勉強を始めたんだけど、
改めて癌ってヒドイ病気なんだなって。。。



まず、
僕が始めたのが母親を、より詳しく検査して、
更に手術してくれる病院探しなんだけど…

病院探しって意外に大変で、
先生ごとに意見も違うし、
病院ごとに対応も違うから、
信頼できる病院を見つけるのに骨を折ったな。

結局僕は、
子宮ガンの治療には、
定評がある先生が勤務する病院を選んだんだ。



それから、
検査をして、
治療が始まるんだけど、
ここからが大変。

みんなも、
テレビなんかで見たり聞いたりした事あるやろうけど、
まず『抗ガン剤治療』から始める。

よく、
ドラマなんかで、
薬のせいで、
髪が抜け落ちて、
坊主になってるシーンあるだろ?

『抗ガン剤』の副作用なんだ。

でも、
ホントに辛そうだったんは、
女の命の髪が抜け落ちるよりも、
『抗ガン剤』の副作用による吐き気や頭痛、
倦怠感だった。




始める前に看護婦さんに、
「トイレに行けなくなるくらい、
しんどくなるから、
尿管を通しましょう。」

って言われたんやけど、
母親はすぐ近くにトイレがあるから、
大丈夫って、 断ってんな。

だけど、
いざ『抗ガン剤』が体の中に入ると、
半端じゃないくらいの気持ち悪さで、
たった数メートル先トイレにさえ行けなくなってしまった。

それどこれか、
倦怠感がひどすぎて寝返りさえ、
うてなくなってしまう。


三日間の抗ガン剤治療で、
口に出来たのは数個の氷だけ…


『抗ガン剤治療』が終わって母親が、



『ガンを治療するはずの抗ガン剤に殺される、
体が死ぬ前に心が死んでしまうよ。』





って言葉が辛かった。



癌になった人たちが、『抗ガン剤』に頼らずに【民間療法】(湯治治療やアガリクスetc)に、
すがる意味が分かった気がした。


髪も抜け落ち、
体も心もすごくしんどい思いをして、
『抗ガン剤治療』を乗り越えてもまだまだ、
癌との闘いは終わらないねん。



次は実際に体にメスを入れる
『手術』
が始まる。


癌には、
進行具合を示す値があって、
それを『ステージ0』から『ステージ4』で表すんやけど、
僕の母親は、
子宮体癌の『ステージ2』やってんな。

決してよくない状態やな。

手術自体は無事成功したんやけど、
子宮は全摘出やねん、
子宮って人の握りコブシを少し大きくしたくらいで、
意外に小さいねんな。

『オレはここから生まれたんやなぁ、
ここがオレの地元なんや…』

って思ったな。



手術も終わって、
少し落ち着いたら次は、
『放射線治療』
が始まる。

癌が発病して、
一番心配されるのは、
転移や、再発。


抗ガン剤や手術をして癌を取りのぞいても、
再発してしまうと、また辛い治療のやり直し。


癌は一度発病すると、
五年〜7年は安心できないって言われてるんやけど、
それくらいは再発の可能性があるって事なんだ。


その再発の可能性を抑える為に『放射線』で癌を焼いてしまう。

実際、
癌の再発を宣告された人は、
初めて癌を宣告されるよりもショックを受けるんやって。

そりゃそうやな、
だって、
あれだけ辛い思いをした、
『抗ガン剤治療』
『手術』
『放射線治療』
がまた始まるんだから…




今回の癌治療による入院で、
僕は母親に個室をすすめたんやけど、
母親は『お化けが恐い』
って理由で、
大部屋に入ってんな。

お見舞いに行ったときの事やねんけど、
母親は、
抗ガン剤治療のショックと、
手術と死に対する恐怖で、
全く生気がなく、
落ち込んでるんやわ、
当然大部屋やから、
隣にも患者がいてる訳だ。

子宮癌って言うのは、
産婦人科が担当になる。

って事は妊娠している人たちも、
癌を患ってる人たちと同じ病室。
※そういう患者同士一緒にならないように配慮はしてくれるが、病室がいっぱいも多々あるので、必ずしもではない。


ほいで、
母親のベッドの、
カーテン一枚隣のベッドには、
まさに妊娠して、
明日にでも産まれそうなお母さんが、
入院されてた。

当然そのお母さんにも、
家族がお見舞いに来てるのね。

僕は少し離れて、
その二つのベッドを見たんだけど、
それはスゴい光景だった。




薄いカーテン一枚を隔てて、
一方はこれから、
癌によって命を落とすかもしれない。

もう一方は、
これから新しい命が誕生して希望があふれている。

ネガティブな感情と、
ポジティブな感情が激しく渦巻いて、
立ちくらみがしそうなくらい衝撃だった。


何で俺は大切な家族を守ってあげれなかったんだ。
何で俺はもっと早くに検診に連れて行かなかったんだ。

って思うと無知だった自分が恥ずかしくなった。
どんな役立つ知識、勉学よりも知っておかなければならない事を知った。





今は母親は癌を克服して、
人生を楽しんでるんだけど、
再発の可能性が0とは言えない状態だから、
手放しで安心はできない。


今回家族が癌になって気付いたんだけど、
癌は家族全員での闘いだってこと。

そして何より、
女性癌(乳癌、子宮癌)は女性の心を殺すってこと。

何が言いたいのかっていうと、
冒頭にも書いた通り、
みんなに癌検査に行ってもらいたい。


声を大きくして言いたいのは、男にこそこういうった事を勉強してもらって、大事な女性を病院に連れて行って欲しい。
産婦人科に行ったりするのって抵抗ある女性が多い。

だから、男側がしっかり大切な人を守るために、知識を得て無理やりにでも検診に行かせてほしい。
だから冒頭で言ったように男にこそこの記事を読んでもらいたかった。
自分の家族、自分の彼女は自分で守らないと。



癌っていうのは、
早期治療が一番大事!

僕の母親も、
もっと早期に発見できてたら、
『ステージ2』じゃなく、
『ステージ1』や、
『ステージ0』で、
治療が始めれたはず。


子宮頸癌に関しては、
唯一予防も出来る癌だから、
検査はすごく大事。


確かに、
気分がいい検査ではないけど、
集団検診なんかがあったら、
率先して行ってほしい。

癌は、
若いからって理由が、
通用する相手じゃないからな。



若いからこそ、
細胞が活発で、
癌細胞まで活発になるんだから。




いま、
みんなは未来に向けて色んな目標や夢や希望があるだろ?

癌を患うとそんな事考えれなくなるんだよ。


癌っていうのは、
テレビや漫画の世界じゃなく、
自分のすぐ近くで起きるからな。

だから女性は特に、
癌検診に一年に一回は行くようにしてほしい。



ここに、
主要都市の検診機関のリストをリンクさせとくからな。


『がん検診を受けられる主要医療機関一覧』
※2006年現在



長くなったけど、
今日は女性癌の恐さと早期発見の大切さを伝えたかった。


このブログを見た人は、
家族や友達を誘ってみんなで癌検診に行ってほしい!



このエントリーの画像は、
赤ちゃんの僕と母親。


『お母さん、
産んでくれてありがとう。
元気で長生きしてな。』


そして
『女性癌に心を殺される人が一人でも減るように…』

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■追記■
マンモグラフィとエコー検査について