神社と寺と交通安全ステッカー

趣味で巡っている神社と寺と、交通安全ステッカーについてつらつらと。

カテゴリ:長崎県 > 長崎市

379.鎮西大社諏訪神社
所在地:長崎県長崎市上西山町18-15
 長崎市のお諏訪さま。祭礼の「長崎くんち」で知られます。舞や踊りが奉されるお祭りで、神社創建以来続く伝統行事。「龍踊」や「鯨の潮吹き」、「太鼓山(コッコデショ)」「阿蘭陀万才(おらんだまんざい)」「御朱印船」など、長崎らしい異国情緒に溢れたものが特色。
 諏訪神社、森崎神社、住吉神社の三社三柱が祀られており、長崎の鎮守とされながらも、歴史は存外浅く、400年程で西暦1625年の創建。これは長崎におけるキリスト教普及の影響によるものらしく、西暦1569年以降、長崎の寺社はキリシタンによって壊されたり焼かれたりといったことが多かったようです。今でこそ異国情緒も日本の文化も調和する長崎ですが、そういった歴史の一端を感じることのできる場所でもあります。
 境内に様々な狛犬がいることがこちらの特徴の一つですが、その中でも目を惹くのがこちらの狛犬。末社の祓戸神社前の「立ち狛犬・逆立ち狛犬」です。その他に、カッパ狛犬、止め事成就の狛犬、願掛け狛犬、トゲ抜き狛犬、井戸の狛犬がいます。
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 亀山社中記念館付近の展望スポット付近からまちの方を眺めると、この諏訪神社がよく目立っています。鎮西大社の名に恥じない立派で大きな社殿。
379.諏訪神社(長崎)
 交通安全ステッカーは樹脂盛りシールタイプ。朱と金の高級感ある色合いに、龍の意匠がカッコよいデザインです。

324.松森天満宮
所在地:長崎県長崎市上西山町4ー3
 長崎のまちの中心部の東側に鎮座する天神様、松森(まつのもり)天満宮。長崎らしい坂道の参道を登った先に鎮座しています。市指定の天然記念物、楠群が境内に7本あり、社叢はわりかし街中ながら鬱蒼とした感じで、真夏の参拝でも少し涼しげでした。
 市内の「諏訪神社」と「伊勢宮神社」と並び、長崎三社の一角。江戸時代(西暦1625年)の創建で、当時はもう少し市街地寄りの今博多町に鎮座していましたが、それから31年後、現在地にうつってきました。その当時からの楠が今でも残っており、住宅街ながらある種秘境のような雰囲気で参拝できます。
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 社務所周辺に鶏がいっぱい。神社の神使なのかただ単に飼われているだけなのか。
324.松森天満宮
 交通安全ステッカーは円形のシールタイプ。朱色に金、天満宮らしい梅の花の王道デザイン。

170.長崎縣護國神社
所在地:長崎県長崎市城栄町41-67
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 当ブログ初の九州の神社になります。102.札幌護國神社111.山梨縣護國神社に続く3社目の護国神社の紹介となります。
 長崎市はその歴史上、外国の異文化との融合が各地に見られる異国情緒溢れる街並みが魅力の一つです。1571年にポルトガルからの船が入港し、国内でも真っ先に欧州の文化が入ってきた場所であり、中華風の寺院やキリスト教の教会などが多く見られ、他の都市に比べると神社は少ない印象ですが、他の文化と入り混じって、日本古来の文化も息づいています。
 長崎縣護國神社は、主に幕末明治維新~太平洋戦争までの戦没者を祀っています。坂が多い長崎市において、神社の多くは高所に鎮座していることが多く、こちらの神社も小高い丘の上に鎮座しており、稲佐山方面の街並みを見下ろすことができます。
 かつては「梅香崎招魂社」という名で、より市街地に近い場所に鎮座していましたが、昭和19年に現在地に遷座されました。しかし、昭和20年の原爆投下の際に、爆心地から北西に1km程の近距離にあったため、建物はすべてが灰塵に帰したといいます。現在の社殿はその18年後に再建されたものになります。
長崎県護国神社
 交通安全ステッカーは樹脂盛り楕円形タイプ。桜の花弁があしらわれた、華やかなデザインのステッカーです。各県の護国神社でいただけるステッカーには殆ど桜がデザインされていますが、いただいたものの中でも一等綺麗で良いです。

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