神社と寺と交通安全ステッカー

趣味で巡っている神社と寺と、交通安全ステッカーについてつらつらと。

カテゴリ:群馬県 > 桐生市

547.観音院 [日限地蔵尊]
所在地:群馬県桐生市東2ー13ー18
 通称、日限(ひぎり)地蔵尊と呼ばれる、真言宗豊山派の寺院。西暦1644年に、織物業をしていた岩崎彦右衛門という人物が開基となり、法院秀賀和尚の開山にて創建されました。令和元年の10月より、本堂横の庫裡をリノベーションした宿坊が誕生し、近代的な部分と寺院の和のテイストが融合した魅力的な宿泊地となっています。
 聖観世音菩薩が本尊ですが、地蔵菩薩の方で名が知られています。こんな逸話が残っています。"桐生は絹織物で栄えたまちでしたから、昔は数多くの機屋がありました。とある大きな機屋で、毎晩窓辺に大入道が現れ、ある晩家人が鉄砲で撃ちました。大入道の姿は見つかりませんでしたが、血の跡が残っており、それは観音院の庭に続いていたそうです。後日、家主の夢で「わたしが毎晩家の外に立っているのは、あなたの家を護るためである。お堂を建ててわたしを祀り、日を限って願かけをしなさい」と告げました。" 撃たれても寛容な辺り、流石は地蔵菩薩さま。
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 境内にある「禰宜師大明神」。眼病平癒の御利益があるとされます。禰宜とねぎをかけて、こちらに供えられた玉ねぎを1個持ち帰り、願いを込めて食べ、次に参拝した際にたくさんの玉ねぎを奉納します。面白い。
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 公式ゆるキャラ、「ひぎりん」。いくつかのお守りにもデザインされています。
547.日限地蔵尊
 交通安全ステッカーは円形シールタイプ。上述のひぎりんがデザインされたもの。他にもダイエット守などの特徴的なお守りがあります。

295.桐生天満宮
所在地:群馬県桐生市天神町1-2-1
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 桐生市の重要伝統的建造物群保存地区、本町通りに鎮座する天満宮です。桐生の古い町並は、この天満宮を起点として始まっており、街の神社の中でも歴史上一際重要なところになっています。かつては徳川家の祈願所であり、関ヶ原の戦いにおいて使用する軍旗をこちらの神社の御神前にて祈願したとされています。戦の後、絹製であった軍旗にあやかり絹織物市が境内で開かれたことが、桐生市の機業都市としての側面を強めっていった切欠となったとも。
 歴史を感じる街並みに溶け込んだ、一見簡素な境内ですが、本殿には立派な龍の彫刻が彫られており、この神社のこの地における重要性を感じました。拝殿の天井画は「貴龍」と呼ばれ、「桐生」の土地の鎮守として地元の人々から深い信仰を得ているようです。
295.桐生天満宮
 交通安全ステッカーはワッペンシールタイプ。このタイプは小さめが多いですが、こちらはそこそこサイズが大きいです。

285.常祇稲荷神社
所在地:群馬県桐生市仲町3-16-9
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 絹織物の産地として古くから知られる桐生のまちに鎮座する稲荷神社。歴史ある街であり、神社周辺も古き良き雰囲気を残しています。五穀生産衣食住を司る倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)が祭神であり、郷社らしい素朴な佇まい。他に参拝者はおらず、静かな境内で落ち着いて参拝することができました。
 この辺りの名物に「ひもかわうどん」がありますが、「ひもかわいなり」という酢飯の代わりにひもかわを詰めたいなりずしが最近桐生で売られているとか。こちらの神社にもそのすしを奉納しているようです。ひもかわうどんは食べたことがありますが…次にこの辺りに訪れたら食べてみたいものです。
285.常祇稲荷神社
 交通安全ステッカーは円形シールタイプ。宝珠を咥えた神使の白狐が可愛らしくデザインされています。

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