2005年09月27日

音楽用語の重要性

最近若い音楽家をみていて、目に余るほど間違った考え方が広がっています。

音楽用語なんて必要ない!
音楽知識は必要ない!
感覚で良い演奏ができる!


こういう考え方は非常に残念です。
どうしてそのように思うのかを聞くと、「ギタリストの××がそう言っていたから」だそうです。

確かに音楽雑誌には、特にロック系ミュージシャンの発言にはそのような一見カッコいい発言が多いです。
彼らにとって、プレイに直接関係のない『音楽用語』は不要なのだそうです。
結論を言います。


断言します!

そういう発言を鵜呑みにしている人間はスーパープレイヤーになることができません!
以下の3つの理由からです。
理解するベースとしての音楽用語
表現するベースとしての音楽用語
知識馬鹿からのディフェンス




理解するベースとしての音楽用語

語彙は必要です。例えば『溜めがあるうねるようなリズムの中で、DJのスクラッチを思わせるようなミュートカッティングを、ワウペダルを使って演奏している』曲があるとします。
音楽についての語彙のない人間は、その語彙の中で感覚的に理解することしかできません。だからその人がその曲をコピーした場合『ファンキーで、カッティングが入っている』程度のものになるはずです。
頭の中に語彙があってこそ、その曲の要素を理解できます


表現するベースとしての音楽用語

音楽用語はバンド内での意思疎通のための道具です。例えば、スレイヤー風のスラッシュなギターリフで怒りを表現して欲しい場合。それが思ったとおりに伝わらないとストレスになります。そしてストレスは怒りに変わります
何年も一緒にいたバンドメンバーですら、意志の疎通ができないために解散するのですから、自分のバンドにに限ってはないなどと意思疎通の重要性をあなどってはいけません。


知識馬鹿からのディフェンス

よく雑誌で読んだような音楽用語を並べて、アドバイスという名のおせっかいを行ってくる人がいます。評論家気取りでただバンドを否定してくるだけのあいつです。
そのような人の意見をいちいち聞く必要はないのですが、音楽用語を並べる人間の話には不思議と説得力を感じてしまうことがあります。
これは、専門用語を並べる人間が会話の主導権を握り、その言葉を知らない人間は萎縮するというのが、人間の心理です


howtomusic at 22:20│Comments(3)TrackBack(0)clip!考え方 

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この記事へのコメント

1. Posted by Qoo   2005年09月28日 00:22
お邪魔するたびにうんうんと納得です。
今夜もありがとうございました。。
2. Posted by サラマンダーマツモト   2005年09月30日 02:52
教則本に書いてある常識から言えば『とんでもない非常識』な内容を紹介しているだけに、共感してもらえて嬉しいです。

バンドメンバーや、音楽仲間と、この知識を共有して、バンドの高速レベルアップを味わっていくお役に立てれば嬉しいです。

上手くなってもらいたくない人や、ライバルには絶対に教えないでくださいねw。
3. Posted by Qoo   2005年10月02日 01:04
>上手くなってもらいたくない人や、ライバルには絶対に教えないでくださいねw。

くくっ〜〜! うっうけましたー
ドドーーーン!!(^◇^)

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