ON the ROADのblog

96khz/24bitの ハイクオリティなサウンドをUSBに収録した作品「ON the ROAD』シリーズのブログです。 現在JAZZ File、BLUES File、SOUL Fileを発売中です。

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ハイレゾと不正コピー

今回はハイレゾと不正コピーについて考えてみました。現在ハイレゾの音源の配信が活性化し始めています。不正コピーを防ぐ為にDRMなどを付けて配信しているコンテンツもありますが、するとPCなど限定した環境でしか再生できなくなってしまいます。
最近では、
DRM無しで配信しているものもありますが、すると不正コピーはどのように守れば良いのでしょうか?
中にはデジタル・コピーした際に、履歴が分かるようにしているものもあるようです。確かにパソコン経由でデジタル・コピーをしようとした場合には有効かもしれません。
しかし、アナログ・アウトから再度デジタイズされた場合、ハイレゾの音源を守ることは出来るのでしょうか?デジタル・コピーはプロテクトできても
RCAピン出力のあるUSB-DACなどの機器より誰でも簡単に良い音の音源をコピーして新たなハイレゾ音源を作ることが出来てしまいます。

「不正コピーをしないこと」と言っても市場が大きくなり、ハイレゾが儲かるとなれば、このようにアナログ・アウトから再度デジタイズして新たにハイレゾ音源を不正に作成することは簡単に出来てしまいますし、それで儲けようとする輩も現れてしまいます。

今後ハイレゾのストリーミング配信が始まれば、いろんな音源がこの方法で簡単に手に入ってしまい、レコード業界はCDの不正コピー以上に大きな打撃を受けてしまうかもしれません。

映像の場合は、アナログ・テレビの解像度がデジタルより低かったため、DVDなどのアナログ・アウトから再度サンプリングして不正コピーするようなことは起きませんでしたが、音は違います。

RCAピン出力を無くすという方法も考えられますが、するとこれまでのオーディオ・システムに繋げなくなってしまいますので、やはり無くす訳にはいきません。
携帯やスマートフォンなどの中で完結していれば、不正コピーに関してあまり考えなくてもユーザーが簡単に出来ないので問題ありませんでしたが、これまでのオーディオと繋ぐシステムを考えるとここは重要な問題として捉えなければなりません。

そこで、私たちが発売した「ON the ROAD」という製品には、アナログ・アウトから録音されたとしても許諾情報を検出できるコンテンツ・タギング・システムを採用しました。もちろんハイレゾ音源ですから音質重視ですので、その確認もしています。

不正コピーが流出して一番困るのはユーザーの皆さんだと思います。不正コピーが出てレコード会社が制作費を捻出できなくなり、今後良質な音楽作品が発売されなくなってしまうからです。音楽文化を守る為にも私たちはハイレゾの不正コピーを無くす為の努力をしていかなければならないと思っています。
私は音楽が大好きですし、音楽が私の人生を変えたし、豊かにしてくれました。だからこれからもいろんな音楽を生み出してもらえるような環境を作って行かなければと思っています。
 

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今年のハイレゾ市場

昨年末から今年にかけて、ハイレゾに関する記事や番組が目につくようになりました。ソニーは木村カエラを起用して「ソニーはハイレゾ」というコピーでCMを展開しています。また、パナソニックもテクニクス・ブランドを復活して、ハイレゾ市場に参入しています。ハイレゾのダウンロード・サイトもビクターが「HD-Music」を立ち上げて参入し、パナソニックもヨーロッパから配信をスタートするというアナウンスしたことで、ハード、ソフト面で活性化し始めて来たようです。さらに昨年12月には宇多田ヒカルがUSBメモリーにハイレゾ音源を収録して販売を始め、今年大物アーティストが数十万という数でUSBメモリーにて販売を企画しているという情報も出てきています。

また、車メーカーもメルセデスを始め、プジョーなどヨーロッパ車はカーステレオでUSBによるハイレゾ対応を進めていて、USBによるハイレゾ再生環境も増えて来ているようです。

USBの他にもmicro SDを利用した製品も出てきました。Astell&Kernのハイレゾオーディオプレーヤー「AK240」はブルーノート・レーベルのアルバム75枚をセットで販売しています。

ハイレゾでいろいろフォーマットやメディアが出てきますが、困るのはユーザーですね。どのフォーマットが今後主流になるのか決まらないとなかなかハード購入に繋がって行きませんから。

フォーマットについては、DSDはパソコン無しで聴ける環境が整備されれば市場が大きくなる可能性はあると思いますが、現状のままだと一部のマニア向け製品になってしまうのでは無いかと感じています。また、データ量も大きい為、配信にはなかなか向いていないのでは無いので、メモリー販売が良いのではないかと思います。

メディアとして一般的になるのはUSBメモリーでは無いかと私は考えています。現在発売されているハイレゾ対応のオーディオ・システムのほとんどがUSBの挿入口が付いていますし、カーオーディオも同様だからです。ユーザーもある程度のサイズがあるので扱いやすいですし、パソコンにもUSBの挿入口が標準で付いています。

これからさらにUSBでハイレゾを楽しめるようにするにはパソコン無しでも簡単に音楽が聴けるということが重要になってくると思います。

しかし、現在のUSBの挿入口のある再生機は、インターフェースが貧弱で表示部分も狭いので、メタデータの表示やプレイリストの作成などをパソコンに頼るものが多いのが現状です。パソコンに慣れている人はそれでも大丈夫かもしれませんが、スマートフォンやタブレットの普及で一般の人がパソコンを持たなくなる方向で進んでいる中、オーディオ・メーカーには是非パソコンを利用しない、ユーザー・フレンドリーなインターフェース開発を期待したいです。カーステレオは、ナビが必ず付いているので、ユーザー・インターフェースをタッチパネルを利用して開発できるメリットがあります。

出来れば家庭用のオーディオ・システムとカーステレオのユーザー・インタフェースが似たようなものにすることでもっと一般にUSBを利用して音楽が楽しめるようになれば、ハイレゾ市場はもっと大きくなるのではないかと期待していますし、それを推進するのが今年なのでは無いかと思っています。

家電で重要なのは標準化だと思います。ハイレゾ製品を家電にするためには標準化がキーワードではないでしょうか?

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CDマスターとハイレゾ

今多くの楽曲がハイレゾに向けて制作されています。
しかし、アナログのマスター・テープから作業したものを ハイレゾと呼び、CDマスターからアップコンバートしたものはニセレゾと言われ、CDマスターからの楽曲はハイレゾ市場に出しにくくなっています。
なぜそのようなことになっているのかと言うと、スペクトラム・アナライザーを見れば元のデータがCDマスターなのかアナログのマスターなのかすぐに分かってしまうからです。
アナログのマスターからハイレゾ化したデータをスペクトラム・アナライザーで見ると20kHz以上の信号が表示されますが、CDマスターからアップ・コンバートしたものをスペクトラム・アナライザーで 見ると20kHz以上の信号がカットされているため表示されません。
スペクトラム・アナライザーは、パソコンで無料ダウンロードできる音楽再生ソフトにも付いているため、20kHz以上の信号が無い音楽をダウンロードしたユーザーから、「これはハイレゾでは無い!」とお叱りを受けるそうです。なので配信会社は20kHz以上の信号が入っていないものは配信しなくなっています。
するとアナログのマスター・テープからしかハイレゾの作品は作れなくなります。
80年代中頃から録音はデジタル収録が盛んでした。なので、90年代後半までのマスターはマルチ・レコーディングから44.1kHz/16bitというCDと同じ 品質のものしか残っていません。
この風潮だとこの頃録音された音楽はすべてハイレゾ市場から抹殺されてしまいます。 
それで良いのでしょうか?
20kHz以上の信号が有る無しだけでハイレゾ市場に残らなくなって良いのでしょうか?
マスタリングという工程で音作りをし直すことで、お客様に納得頂ける作品として甦らせることができるのではと思い、『ON the ROAD』では挑戦もしました。
レコーディング・エンジニア行方洋一氏がCDマスターからマスタリングした音は、CDマスターとはまったく異次元のものになっていて、音の奥行き感、ヴォーカルの声、楽器の音色などここまでできるのかと感じる仕上がりになっています。
行方洋一氏がマスタリングした音楽を、波形ではなく皆さんの耳で聴いて頂ければと思います。
音楽文化を残すということは信号を残すのではなく、音楽そのものを残すことだと思っていますが、皆さんはどのように思いますか?
先日ハイレゾ配信会社で1位になった作品は、元がCDマスターだったそうです。波形だけで買っていないお客様もいるということだと思います。

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『ON the ROAD』が試聴できる場所

ON the ROADは下記のショップで試聴ができます。
是非お近くのショップで体感してください。 

(順不同、敬称略)
・新宿伊勢丹メンズ館8階オーディオ・コーナー/東京都新宿区新宿3-14-1 

・株式会社ホーム商会
/東京都目黒区鷹番32121

・ラトックシステム株式会社
/東京都千代田区神田佐久間町126 秋葉原村井ビル


・アリストクラト青山/東京都港区南青山41816 フォレストヒルズウェスト302

・オーディオユニオン新宿店
/東京都新宿区新宿3-17-5 カワセビル8F

・オーディオユニオンお茶の水店/東京都千代田区神田駿河台2-2-1 F

オーディオユニオン吉祥寺店/東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-24

株式会社ノジマ オーディオスクェア相模原店/神奈川県相模原市中央区横山1-1-1  
ノジマ相模原本店内 2F

・ザ・ステレオ屋/神奈川県横浜市青葉区あざみ野152

・吉田苑
/福岡県福岡市那の川2-9-30

・マイクロファラッド/東京都文京区白山13010  赤池ビル2

・横浜ベイサイドネット/神奈川県横浜市中区北仲通4-45  松島ビル2F

株式会社ノジマ トレッサ横浜店/神奈川県横浜市港北区師岡町700         トレッサ横浜南棟3

株式会社ノジマ オーディオスクェア レイクタウン店/埼玉県越谷市東町28    イオンレイクタウンmori 1F ノジマレイクタウン店内

ノムラ無線株式会社/愛知県名古屋市中区大須三丁目30-86 第一アメ横ビル

サウンドクリエイト/東京都中央区銀座5-10-6 第一銀座ビル 7F

すみやグッディサウンドギャラリー りぶる
/静岡県静岡市葵区呉服町1-6-9

有限会社オリオスペック/東京都千代田区外神田236 成田ビル2

でんき堂スクエア湘南/神奈川県藤沢市湘南台143サンシャイン湘南台地下1階

のだや郡山店/福島県郡山市本町1-3-8

ロイヤルオーディオ/長野県松本市深志2-5-7

シマムセン/大阪府大阪市浪速区日本橋4-8-11

株式会社ノジマ オーディオスクェア藤沢店/神奈川県藤沢市辻堂新町4-1-1        湘南モールFILL内ノジマ藤沢店内 2F

のだや郡山本店/福島県郡山市本町1-3-8

遊(タイムロード)/東京都港区六本木5-17-1 AXIS4F

アークス/東京都府中市栄町1-17-24

on and onDYNAUDIO/東京都中央区新富町1-16-12

LINN GINAZA/東京都中央区銀座2-4-17

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行方洋一氏が『ON the ROAD』について語る!

行方洋一氏が11月20日高音質「音楽専門」衛星デジタルラジオ、ミュージックバードの番組122chジャズの「オーディオって音楽だ!」に出演され、『ON the ROAD』のマスタリングなどについて語ります。
詳細は下記URLでご覧ください。
http://musicbird.jp/programs/audio/