あさってからでもいいかな・・・

じゃあなんですか!?
じゃーあの、路上で裸になっちゃいけねぇって、
そういう法律でもあるんですか!?
・・・・・・・あるんすか、そうすか、すんません。

UNLEASHED / Dawn Of The Nine (2015)

dawn of the nine
UNLEASHED / Dawn Of The Nine (2015)

1. A New Day Will Rise
2. They Came To Die
3. Defenders Of Midgard
4. Where Is Your God Now?
5. The Bolt Thrower
6. Let the Hammer Fly
7. Where Churches Once Burned
8. Land Of The Thousand Lakes
9. Dawn Of The Nine
10. Welcome The Son Of Thor!

UNLEASHEDの3年振り、通算12枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

スウェーデン出身のデスメタルバンドです。
地味で目立たないけどなんだかんだでしこしことアルバムリリースを重ねているバンドです。
DISMEMBERやENTOMBEDといったスウェディッシュデスを代表するバンドが解散や分裂といったガッカリな末路を辿っている中、日陰者だったGRAVEやUNLEASHEDが細々としかし地に足をつけてしっかりと活動しているというね。世の中何が起こるか分からないね。
さてさて今作の話。
路線としては特に変更はなし。
ヴァイキング/ブラック的なアプローチを強めた前々作からの流れを順当に受け継いだ内容になっています。
ただ今作は多少スウェディッシュデスらしさも回帰傾向にあり、前2作ほどメロディックではないですね。
なのでかなり地味な仕上がり。
このバンドの強みのはずのギターソロが今作ではあまり冴えがみられなかったことで地味さに拍車が掛かっているとも思います。
個人的にUNLEASHEDは近年のサウンドよりもその前の暴走スウェディッシュデス路線のほうが好きなので、今作もそこまで気に入っているわけじゃないんですが、幾分かUNLEASHEDらしい無愛想なデスメタルに戻ってきているように感じられて前作よりは「コレジャナイ」という印象はなかったです。

ヘヴィリフやバスドラによるゴツゴツと角張ったヘヴィネスをアップテンポにぶつけてくるヴァースからコーラスは薄暗く湿ったトレモロでほんのりメロディックに走る#1。
続く#2はもったりしたスラッシュビートで邪悪に疾走し、バタバタ爆走するコーラスでメロブラ的トレモロを発散する前作からの流れを感じさせる曲。
#3は地味だけど図太くグルーヴするスローナンバー。
#4はブラッキンな寒々しさのあるブラストやトリル交じりの刻みが実にメロいデスラッシュ的疾走を繋いでいくメロデス風の曲。
ザクザクとただただ無心にヘヴィリフを刻むミドルから陰鬱なアップテンポでちょろっとテンポを上げ、そこからSABBATH由来のオカルティックなスローパートへズブズブと落とし込む#5。
#6はスタスタと軽快に突っ走るヴァースから、単音リフを配してメロくなるブリッジを抜けて淀んだメロディとどっしり構えたバッキングが交錯する地味なコーラスでタイトルを叫ぶデスメタルナンバー。メロデスっぽさとオールドスクールデスが混ざっていて中期 ~ 後期DISMEMBERっぽくもあります。
オールドスクールな疾走の中にブラックメタル系のトレモロがところどころで登場する#7。
デスメタルらしいメロディを響かせながらグルーヴィーにウネる太いリフで軽めに疾走する#8。
湿っぽくてドゥーミーなバッキングにポエトリーリーディング的なグロウルを乗せたタイトルトラック#9。
ラストの#10はザクザクとしたキレと邪悪なメロディのコンビネーションが大変よろしいスウェディッシュデスナンバー。

悪くはないんですけどね。
どこか煮え切らないのです。
そろそろこの色んなジャンルをクロスオーヴァーさせたサウンドからララバイして直球のデスメタルに戻ってきてみないか?

評価:★★★

BETWEEN THE BURIED AND ME / Coma Ecliptic (2015)

Coma Ecliptic
BETWEEN THE BURIED AND ME / Coma Ecliptic (2015)

1. Node
2. The Coma Machine
3. Dim Ignition
4. Famine Wolf
5. King Redeem/Queen Serene
6. Turn On The Darkness
7. The Ectopic Stroll
8. Rapid Calm
9. Memory Palace
10. Option Oblivion
11. Life In Velvet

BETWEEN THE BURIED AND MEの3年振り、通算7枚目のアルバム。
Metal Blade Recordsからのリリース。

US出身のプログレッシヴメタルバンドです。
好きなバンドは数多くいますが、その中でも特に好きなバンドです。
BTBAMは2005年に初めて聴いたのであれからもう10年。アルバムリリースを重ねる度に人気が上がっていて、今では結構ビッグな存在になっています。ここ日本でも今までに2回来日を果たすなど、それなりのファン基盤を築いているし、割りと早い段階から目をつけていた身としては嬉しい限り。
さて今作。
正直、BTBAMの新作が出るというニュースを聞いた段階で「2015年のベストはBTBAMだな!」なんて思ってたところはありました。
3rd以降の4枚はどれも本当に素晴らしいアルバムで外れがなかったので今作もきっと外さないだろうと確信していました。
そんなハードルをガンガンに上げた状態で聴いても余裕でそこを超えてくるだろうと信じていました。
で、聴いてみました。

……。

まず始めに言っておきたいのが今作もアルバムとしてはとても良い出来だということ。
流石はBTBAMと思わせる「独りよがりな小難しさや聴き難さのない取っ付き易い技巧的演出」や「おふざけと真面目が混在してヘンテコに捩れたメロディ」などなど、このバンドが持つセンスは全く損なわれていません。ファンならば間違いなく楽しんで聴けるはずですし、初めて聴く人にもオススメ出来るアルバムになっていると思います。
しかし、今までのアルバムが「素晴らしい」出来という評価だったのに対し、今作は「とても良い」出来という少し下の評価になるかな、というのが正直なところです。
作風としてはより正統派なプログレメタルに接近しています。
デスメタリックに突進するブラストビートやカオティックコア/マスコア系のテクニカルな暴走パートなどをオミットして、確かなヘヴィネスは残しつつも柔軟に変化していくバッキングにKeyによるカラフルなアレンジを組み込んだマイルドなスタイルになりました。DREAM THEATERあたりのプログレメタル勢を思わせる部分も非常に色濃いサウンドで、かなりコマーシャル性が高まったと思います。
Tommy Rogers(Vo,Key)のVoワークも今までは7割スクリーム、3割クリーンという比率だったのが逆転。今作はクリーンVoを中心にスクリームをところどころに混ぜていくスタイルに。歌メロを際立たせるようなバッキングで進行する場面も多く、TommyのVoが今まで以上に重要な役割を果たしています。
TommyはVoだけでなくKeyの面でも貢献度が高まっていて、今作のまるでミュージカルのようにカラフルなサウンドはKeyに因るところが大きいです。
こういった変化から今作は重厚なメロディが織り成すドラマ性の高いプログレメタルになっているのですが、それと同時にサウンドからエクストリームメタル由来のスリルや緊張感が減ってベテラン染みた落ち着きが強くなってしまった点は個人的にマイナス。
スクリームするパートはあることはあるもののそれが今までのように曲にアグレッションをもたらしているかと訊かれたらそうでもないことがちらほら。スクリームを楽曲に必要だから入れたわけではなく、聴き手にエクストリーム性が落ちたと思わせないためにただ惰性でスクリームを入れているように感じるパートがいくらか散見されました。僕がうがった聴き方をしているだけかもしれないけどね。
楽曲のところどころに過去の楽曲に近しいフレーズが登場する「自己オマージュ」があるのは僕は楽しくて好きだけど、聴く人によってはネタ切れなのか?と勘ぐらせてしまう要素かもしれませんね。

ポロンポロンと紡がれる幻想的なKeyメロにTommyの猫なで声を乗せたBTBAMらしい幕開け ~ メロハーっぽい柔和なメロディでサウンドのスケールを広げ、そのまま静かにフェードアウトしていく#1。
続く#2からが本番。ゴリゴリ刻むヘヴィリフとKeyの伴奏を上手く絡めたバッキングの上にポップなVoを乗せたプログレメタルナンバーで今までのアルバムのオープニングナンバーに比べるとかなり大人しい。
#3はインダストリアルとサイケが入り乱れたピコピコウニョウニョな演奏と気だるげなVoでお送りするインタールード的な短い曲。
冷ややかな暗黒性を感じさせるイントロの後、ヘヴィにウネり刻むガッツリ系メタルリフを軸に据えたミドルテンポをプログレアレンジで多彩に彩った#4。シリアスとコミカルを自由に切り替え、スクリームとクリーンが交錯する変態プログレデスで今までのスタイルに最も近い曲。後半のインストパートは3rdあたりを思わせる部分が強くてちょっと懐かしくなってしまいました。
アコギとクリーンVoによる優しいイントロ ~ ポップなKeyとギターをユニゾンさせた変則的なバッキングにスクリームを加えた#5。スクリーム主体だけど楽曲はドリムシ的。
どんよりしてて湿っぽいアコギにちょっとアホっぽいクリーンVoを乗せたイントロから急に躍動感のあるサイケ/プログレメタルへ展開する#6。粘っこいグルーヴやポップな遊び心、サイケな浮遊感が混じり合うバッキングをスクリームとクリーンの使い分けでメリハリを持たせた聴き応えのある曲。
コミカルなピアノの伴奏に合わせて遊び心満載の演奏が踊り、Voもおちょくるような歌声を楽しそうに乗せている#7は突発的にカオティックコアパートをカットインさせるなど、BTBAMらしいギミックで変化を付けつつコーラスはサイケなスケール感でゆったりと聴かせる面白い曲。DESTRAGEとかが好きな人にもオススメ出来そう。
トリップするようなクリーンVoで幕を開け、瑞々しいポップなKeyメロとプログレッシヴな演奏が交じり合う前半 ~ メタル色は薄めにダークな静寂の中をクリーンVoが歌い上げるプログレパートから徐々にエッジを効かせたリフやスクリームが登場してサウンドの厚みを増していく#8。
#9はカラフルに転がり回るリフやサイケなKey、掴み難い変則リズムなど、プログレメタル要素が満載。激しいパートはカウンター的に織り交ぜ、起伏と意外性のある巧みな曲展開で聴かせていきます。
前曲に連なるようにしてスタートする#10も真っ当なプログレメタル要素が強め。エクストリームメタル色も前曲と同じくらい。ただこの曲のほうがエピックな歌メロや
ラストの#11は簡素なピアノの伴奏で幕を開け、エモーショナルなリードが泣く壮大なエンディングへと展開するアルバムの締めに相応しい曲。

3rd ~ 6thに比べると1歩劣るかな。
でもここまでの4枚が神懸かり的な出来だったから、ここらで一息入れるのも悪くはないよね。
それにまだまだ他のバンドには到底成し得ないようなサウンドを作り上げていることは事実。
多少ソフトになったとはいえBTBAMの評価を落とすような出来では全くないのでファンの方は安心して買っちゃってかまわんよ!!

評価:★★★★☆

PAGAN METAL ALLIANCE Vol.2 フルラインナップ発表!!

pagan metal alliance 2016 manegarm hypocras

PAGAN METAL ALLIANCE Vol.2のフルラインナップが発表されました!!

http://www.bnfproductions.com/ja/


・ FINNTROLL
・ ARKONA
・ MANEGARM
・ HYPOCRAS


MANEGARMか。
アルバムは2012年に出た新譜を含めて3枚しか持ってないけど、ちょうど今過去作のリイシューやってんのよね。
よし買うか。


HYPOCRASは…正直もういいなw
これだったらMANEGARMだけ加えて3バンドのほうが良かった気がする。


EQUILIBRIUMあるかと思ったけど、そもそもあったとしたら第1弾で発表してるわな。
クソー、なんでキャンセルになってしまったんやぁ。

DEW-SCENTED / Intermination (2015)

intermination dew scented
DEW-SCENTED / Intermination (2015)

1. Declaration Of Intent (Intro)
2. On A Collision Course
3. Scars Of Creation
4. Affect Gravity
5. Means To An End
6. Ode To Extinction
7. Demon Seed
8. Power Surge
9. Ruptured Perpetually
10. Living Lies
11. Atavistic
12. Reborn
13. Radiation Sickness

DEW-SCENTEDの3年振り、通算10枚目のアルバム。
Prosthetic Recordsからのリリース。

ドイツ出身のスラッシュメタルバンドです。
今回は珍しく前作からメンバーが一人も脱退していません。前作リリース時はGtが一人でしたがリリース後にもう一人のGtが加入して、その体制で制作されています。つまりは2014年に来日した時と全く同じメンバーということです。
デスラッシュファンから「スラッシュじゃん」と言われ、スラッシュファンからは「デスラッシュじゃん」と言われる、DEW-SCENTEDはそんな不遇な立ち位置のバンドだと思います。
個人的にこのバンドはスラッシュであるとここでは何度か言ってきました。もっとスラッシュバンドとして高く評価されていいと思っています。去年のライヴを観て尚更そう思ったわけですが、スラッシュファンからの評価はあまり高くないというか、"デスラッシュ"と認識されてはなから無視されているような気がします。
でも良質なアルバム、キラーなスラッシュナンバーをいくつも出しているんですよ。
2000年以降だけでいえばアルバムのクオリティの平均値はSODOMより高いし、下手すりゃDESTRUCTIONより上かもしれない。
つまり何が言いたいかっていうとDEW-SCENTEDは良いスラッシュバンドだよってことです。
んで、今作。
作風としては前作をよりスピーディーかつダークにした感じ。
イントロの#1を除いてほぼ全ての曲が疾走感のあるスラッシュナンバーで固められています。
ただ体感的に前作より速いかというと実はそうでもない。いや、速いことは速いんだけども。
その理由の一つはリフの変化。
今作はザクザクとシャープに刻むだけでなく、前作以上にデスメタル要素を増量しておりビロビロと邪悪にトレモロを掻き毟ったり、ゴリゴリと低音を這ったりすることが多くなりました。
それに加え、今作の楽曲はいたるところに気分の晴れない湿っぽさの強いギターメロディをしのばせている傾向があり、スラッシュらしいキレの良さが減退している要因になっています。
リフワークに多彩さを持たせたことでスラッシュ的な刻みの手数が減った、といったところでしょうか。
そしてもう一つ、疾走感を落としている要因となっているのが音作り。
今作はプロデューサーにDan Swanöを起用しています。プロデューサーとしては2nd以来。
前2作は各パートをスッキリとさせて、硬い刻みとドラミングが浮き彫りになるようなスラッシュ的な音作りで、多少の差はあれど名盤『Impact』や『Inwards』と同じような方向性でよりモダンに引き締めたソリッドな音作りだったと思いますが、今回のDanの音作りは「欧州デスメタル」的。くぐもった空間の中をどっしりとした演奏がヘヴィに響いてくるかのようで、なんかキレに欠ける。その分、デスメタリックな邪悪さは強く出ているんだけど、僕はこのバンドにそこはあまり求めていないのでマイナスに感じました。

#1は不穏なアコギを爪弾くイントロ。
続く#2は邪悪なリフをジャリジャリ刻み、高速バスドラ連打で畳み掛けるように爆走するスラッシュナンバー。グルーヴパートはデスメタル要素を強めてよりイーヴォーwな雰囲気に。
SLAYER的単音リフを組み込んだアップテンポなイントロ ~ ダークな雰囲気を漂わせる疾走でどこか湿っぽいスラッシュを鳴らし、合間にどんよりしたスローパートを挟んで起伏を付けている#3。
#4はザクザクとキレの良い疾走をみせるも、ブリッジやコーラスなどで薄暗いメロディを滲ませてほんの少しの叙情的になるスラッシュナンバー。
#5は今作で最もキレてるスラッシュナンバー。EXODUS的なフックを備えたリフとスラッシュビートが堪らなく素晴らしい1曲。ほんま勃起もんやでぇ。
ゆったりとギターを鳴らすイントロ ~ 緊迫感の溢れる単音リフをハジいて疾走し、ブラストに雪崩れ込む#6。この曲も#3や#4と同様にダークな雰囲気が強めでメロディ要素も多分に含んだ曲です。
心電図のSE ~ ゴリゴリと角ばったグルーヴをぶつけてくるイントロの後、確かなヘヴィネスを感じさせる骨太な疾走へと展開する#7。
デスメタリックなトレモロとブラストの乱射で突発的な爆走をみせ、テンポを落とすパートでは近年のSODOMよろしく重戦車みたいなどっしり感を出す#8。
#9はグルーヴィーにウネるリフを軸に疾走とブレイクをスムーズに繰り出すモダンスラッシュナンバー。スラッシュらしい歯切れの良さはあまりないけど疾走感は高め。
翳ったスローテンポでにじり寄るように進めていき、たまーに走る#10。
#11はジャリジャリザクザク刻んで軽快に疾駆し、コーラスは下卑たグロウルでASPHYXのようにドロつかせるデス/スラッシュナンバー。
#12はもったいぶったイントロでタメて、疾走へと展開するスラッシュナンバー。この曲、ヴァースでは元EXHORDERのKyle Thomasがゲスト参加しています。MetallumにはKlaus Spangenbergなる人物の名前が書いてあるけど恐らく間違い。ブックレットにはKyleの名前が記載されています。クロスオーヴァーのように早口にまくし立て、ブチ切れたかのように狂気のスクリームを上げるKyleのVoは半端じゃなく格好良いです。Kyleには是非EXHORDERに戻るか新たにスラッシュバンドかグルーヴメタルバンドを結成して欲しい。斯様に思いますー。
#13はREPULSIONのカバー。DEW-SCENTEDらしく仕上げられていてGood!

不満は色々と挙げましたが、今作もなんやかんやで格好良いスラッシュをやっています。
また来日してくれてもかまわんよ!!

評価:★★★★☆

ENTRAILS / Obliteration (2015)

obliteration entrails
ENTRAILS / Obliteration (2015)

1. No Cross Left Unturned
2. Epitome Of Death
3. Beyond The Flesh
4. The Grotesque
5. Obliterate
6. Skulls
7. Midnight Coffin
8. Bonestorm
9. Abyss Of Corpses
10. Re-Animation Of The Dead

ENTRAILSの2年振り、通算4枚目のアルバム。
Metal Blade Recordsからのリリース。

スウェーデン出身のオールドスクールデスメタルバンドです。
前作リリース後、Gtがメンバーチェンジしたようです。
最近は昔ながらのスウェディッシュデスを鳴らす若手もちらほらいますが、このバンドはそういったバンド達とはちょっと違う。
だって活動を開始したのが1990年だから。
1990年というスウェディッシュデス黎明期に活動を開始するもアルバムを出すことなく解散し、復活して1stを出したのが2010年というウルトラ遅咲きなバンドなのです。
ただ復活してからはかなり順調なペースでアルバムリリースを重ねていて、前作からMetal Blade所属になるなど、着実にステップアップはしております。
んで、今作。
サウンドとしては前作からほぼ変わっていません。
摩擦係数ほどほどのザラついたリフで小汚く疾走し、漢臭く濁ったグロウルを乗せた超オールドスクールなデスメタル。
少し暗黒性が高まってスケールの大きい邪悪なメロディを使うようになった点は今までと違う点かもしれない。ザラっとした質感が少し減って普遍的なデスメタルらしさが増した部分もあります。
が、大部分は変わってないです。
去年のENTOMBED A.D.のアルバムよりこっちのほうがENTOMBEDに近いサウンドを鳴らしています。

#1はENTOMBED的な疾走や小汚い爆裂ブラストで畳み掛けるオープニングに相応しいテンション高めの曲。
イントロは幽玄に決め、ネトネトとベタつくアップテンポやジャキジャキ刻むミドルでキャッチーに聴かせる#2。
バスドラ連打のミドル ~ Dビート ~ ブラストといった具合にスピードを上げていく#3。このビロビロとしたリフが最高に良いね。
#4はノリの良い疾走感とジャラジャラ汚いリフの組み合わせが王道過ぎるスウェディッシュデスナンバー。
リードをオカルティックに嘶かせるイントロ ~ ヒリついた疾走と武骨だけどポップなフックのあるグルーヴを繰り返す#5。
ザクザクとしたスラッシュ色のあるリフでミドル/アップテンポをキレ良く飾る#6。
ネットリしたギターメロディを這わせるドゥーミーなバッキングのイントロの後、スウェディッシュデスらしいのっそのっそしたアップテンポでダルそうに走る#7。
続く#8もダルンダルンな疾走がイイ感じの曲。速くない分、独特のグルーヴ感があります。
バタバタと荒っぽいブラストを要所でみせながら邪悪なリフでクラスティに疾走する#9。
悪魔召還でもしそうなメロディのイントロからスラッシーな疾走へと繋げる#10。

安定感のあるスウェディッシュデスアルバムです。
どうかこのまま変わらずにいて欲しい。

評価:★★★★

ALKALOID / The Malkuth Grimoire (2015)

The Malkuth Grimoire
ALKALOID / The Malkuth Grimoire (2015)

1. Carbon Phrases
2. From A Hadron Machinist
3. Cthulhu
4. Alter Magnitudes
5. Orgonism
6. Dyson Sphere I. Mining The Oort Cloud
7. Dyson Sphere II. Assembly
8. Dyson Sphere III. Kardashev II.1 – The God Oven
9. Dyson Sphere IV. Sol Omega
10. The Malkuth Grimoire
11. C-Value Enigma
12. Funeral For A Continents

ALKALOIDの1stアルバム。
Apostasy Recordsからのリリース。

ドイツ出身のプログレッシヴデスメタルバンドです。
OBSCURAの元メンバーのChristian Münzner(Gt)とHannes Grossmann(Ds)、OBSCURAの現メンバーでもあるLinus Klausenitzer(Ba)、DARK FORTRESSのMorean(Vo,Gt)、ABORTEDのDanny Tunker(Gt)というなかなか豪華な顔ぶれによるスーパーバンドです。
OBSCURAのフロントマン、Steffen Kummerer(Vo,Gt)とニューアルバムの方向性について意見が食い違ったがためにバンドを脱退したChristianとHannes。その2人が新しく結成したバンドということでどんなサウンドになるのか非常に楽しみにしていたわけですが、なるほどなるほど。
今作を聴くと2人が脱退した理由がほんの少しだけ垣間見えると思います。
今作で聴かれるサウンドはOBSCURAのようなテクくてメロいプログレッシヴデスではなく、もっと暗くて重くて歪んだ音使いをするプログレッシヴデス。
重々しいブラストによる突進や閉塞感漂うスローパートなど、このバンドのほうがよりオーソドックスなデスメタル要素が強く、OBSCURAのような分かりやすいメロディはそれほど多くは登場しません。どちらかというかGORGUTSのように暗黒性の高いデスメタルを鳴らすことのほうが多いくらい。テクデス的にピロピロとシュレッドすることはありますが、かなり無機質で楽曲のメロディとしての機能は果たしてはいない印象です。
その一方でプログレ的要素も非常に色濃く、テンポを落とした場面ではジャジーにジャムったり、ポップなギターフレーズで柔和に聴かせたりと、プログレロック的な遊びをちょくちょく挟み込んでくる。別に目新しい手法ではないけど、やり方はやっぱり上手い。技術のあるメンバーだらけだから展開が非常に滑らか。拙さのないしっかりした構成で一級品のプログレデスを聴かせてくれます。
Voは厳ついグロウルの他にサイケに浮遊するクリーンVoやガナるようなダミ声などを駆使。VoのスキルはOBSCURAの何倍も高いですw

#1はSOENみたいなオシャレなフェードインからプログレロック風で情感たっぷりに聴かせた後、急激にヘヴィになって暗黒デスメタルへと叩き落とすプログレデスナンバー。
叙情アコギのイントロ ~ ブラック風トレモロの爆走や陰鬱なミドル、スラッシュパートなどで緩急をつけていく#2。ヌルヌルと蠢くベースが良い仕事してますな。
#3はMORBID ANGELみたいな仰々しさを感じさせるゴリゴリのスローで始まり、ルーズな静寂パートを中心に進めていく陰鬱なデスメタルナンバー。度々登場するRING OF SATURNみたいなゲーム音楽的ピロピロシュレッドが妙に耳に残ります。
#4はアルバムの中では一番OBSCURAに近いメロディックな爆走テクデスナンバー。
優美にアコギとエレキを絡ませるスローなバッキングに気だるくも歌心あるダミ声を重ねる#5。サイケ/プログレとデスメタルを柔軟に行き来する摩訶不思議な曲。
異国情緒のあるギターメロディをスローな暗黒デスメタルに織り交ぜて展開していく#6。ガナりながら歌うシアトリカルなコーラスには驚きの吸引力があり個性的。
ひんやり気持ち悪いカッティングと力を抜いたドラミングの上にサイケなクリーンVoや囁くようなグロウルが驚きの吸引力で乗っかってくる#7。
不安感を煽るアコギのアルペジオにグロウル交じりの低音Voを加え、徐々にシュレッディングやデスメタリックなドラミングが登場してヘヴィネスを驚きの吸引力で底上げしていく#8。
#9はゴリゴリのブルータリティと適度な疾走感を驚きの吸引力で纏めたデスメタルナンバー。ギターのヒネくれた音使いやテクニカルなリズム展開にプログレっぽさは感じるけど、割りかしストレートな曲。#6 ~ #9までは組曲になっています。
続く#10もザクザクとシャープに刻みまくって走るデスメタルナンバーでアグレッション強め。
#11は低音から高音までゴロゴロピロピロと弾きまくるインスト。
ラストの#12はグルーヴィーなミドルテンポとブラック掛かった冷ややかな刻みで淡々と進み、浮遊感のあるクリーンコーラスでメロウに変化するプログレデスナンバー。

玄人好みのアルバムだと思います。
少し前までは自主リリースだったのでバンドのBandcampから直接買わないといけなかったんですが、レーベルリリースされたことで多少買いやすくなってます。

評価:★★★★

UNLEASH THE ARCHERS / Time Stands Still (2015)

Time Stands Still
UNLEASH THE ARCHERS / Time Stands Still (2015)

1. Northern Passage
2. Frozen Steel
3. Hail Of The Tide
4. Tonight We Ride
5. Test Your Metal
6. Crypt
7. No More Heroes
8. Dreamcrusher
9. Going Down Fighting
10. Time Stands Still
11. Tonight We Ride (Video Edit) *

UNLEASH THE ARCHERSの4年振り、通算3枚目のアルバム。
Napalm Recordsからのリリース。

カナダ出身のパワーメタルバンドです。
女性Vo擁するツインギター体制のバンドで、メジャーなレーベルからアルバムをリリースするのは今作が初。
なので聴くのはこれが初めて。
サウンドは正統派メタルやスピードメタルといったトラディショナルなメタルの要素を強く感じさせるメロディックパワーメタルにほんの少しのメロデスやメタルコア要素を振り撒いた感じ。バッキングにはモダンな要素も多分に含んでおり、グルーヴもほどほどに。
王道のメロパワをやるわけではなく、ひとヒネり加えているところがいかにもカナダらしいというか。
ANCIENT BARDSやCRYSTAL VIPERなどを想起させる女性Voは力強く歌い上げていてなかなか良い感じ。そこに男性Voのしゃがれたスクリームが交じってくる。Voの対比のさせ方は3 INCHES OF BLOODなんかにも近いです。が、このバンドの場合はスクリームに必要性を全く感じない。そもそも女性Voだけで充分だしスクリームが効果的に機能している場面はそんなに多くはない。スクリームの声質も大して良いものでもなくて邪魔になることのほうが…。おい誰だ!これじゃまるで酢豚のパイナップルだよとか言った奴は!!あ!僕か!!
演奏に関してはツインギターのハモりを大々的にフィーチャーしていてとてもメロディック。煽情性はなかなかのものがあります。メロディ作りのポテンシャルは高いです。
が、演奏そのものはちょっとヘッポコ。リズムはバタついて安定感に欠けるし、ギターもちょいちょい危ない。厚みを全く感じさせないペラッペラでチープな音作りとの相乗効果もあってとてつもないC級感が漂っています。
楽曲が未整理で冗長になってる点も気になったかな。
まだまだこれからのバンドってところです。

#1はエピックなピアノのメロディに導かれるように壮大さを増すファンタジー系のイントロ。
続く#2はピロピロしたイモ臭い演奏でメタリックに疾走し、力強い女性Voがイモ臭い歌メロを乗せるイモ臭いパワーメタルナンバー。
しゃがれたスクリームとエピックなギターで幕を開ける#3は正統派メタルっぽさのあるミドルのヴァースからジャーマンメタル的な明るさのある疾走コーラスへと繋げるメロパワナンバー。
ピロピロ疾走するイントロ ~ ハイトーンをニ発決め、細かい刻みでスピードメタル的に駆けていく#4。
ドライヴィンなアップテンポにメロディックなリフとハツラツとした歌メロを乗せた#5。キラキラKeyをなくして全体的にヘッポコにしたBATTLE BEASTって感じの曲。
デスメタリックなイントロが完全にALL THAT REMAINSのあの曲な#6はゴリゴリしたベースやモダンなリズムパターンにKING DIAMONDばりに素っ頓狂なハイトーンを乗せたヴァースから初期DARK MOORっぽさのあるコーラスでクサみを増す曲。
ヴァースでリフとバスドラがユニゾンするメタルコアちっくなヴァースでモダンに聴かせ、コーラスはDARK MOORっぽくファンタジックなクサみを押し出す#7。
イントロでは憂いを秘めたリフを高らかに鳴らし、アルペジオの響くスローパートへと落ち着くバラード調の前半 ~ 後半は正統派的な熱さでもってギャロップする#8。HELLOWEENの某曲みたいなコーラスとか王道で良いね。この曲のスクリームは良い仕事をしてると思う。
ちょいとモダンだけどそこそこメロパワらしい演奏に晴れやかな歌メロが合わさった#9。演奏がもっと重厚だったならSABATONあたりに似てたかもしれない。
本編ラストの#10はBLINDGUARDIAN的クワイアで始まり、MANOWARみたいな歌い回しとどっしり構えたスロー/ミドルで進めていくへヴィメタルナンバー。
ボートラの#11は#4をビデオ用に短くしたVer。といっても1分くらいしか短くなってないけどw

マニア向けですね。
でも日本盤が出てる上に来日までするってんだから驚き。

評価:★★★

AVENGED SEVENFOLDからArin Ilejayが脱退!!

arin ilejay

AVENGED SEVENFOLDからArin Ilejay(Ds)が脱退しました。

http://www.blabbermouth.net/news/avenged-sevenfold-parts-ways-with-drummer-arin-iiejay/


脱退の詳しい理由は不明ですが両者に悪い感情はなく、バンドは彼の4年間の貢献には感謝しているとのこと。
後任もまだ発表されていません。


うーん。
なんか分かるような分からないような。
やっぱり亡くなったメンバーの後任って大変そうだな、って。


おい!!あっちでポーが肩ぶん回してるぞ!!

THY ART IS MURDER / Holy War (2015)

holywar
THY ART IS MURDER / Holy War (2015)

1. Absolute Genocide
2. Light Bearer
3. Holy War
4. Coffin Dragger
5. Fur And Claw
6. Deliver Us To Evil
7. Emptiness
8. Violent Reckoning
9. Child Of Sorrow
10. Naked And Cold

THY ART IS MURDERの3年振り、通算3枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

オーストラリア出身のデスコアバンドです。
前作である2nd『Hate』が一部で話題となったこのバンド。本国ではセールス的にも上々だったそうで翌年にはNuclear Blastから2ndをワールドワイドにリリースするなど、最近のデスコアバンドの中ではかなり好調なバンドだと思います。
僕はNBから再リリースされた2ndでこのバンドを知りましたが、聴く前は「良いという噂は聴くけどデスコアだし過度な期待はしないようにしとこう」と自分の中で予防線を張った状態で試しに買って聴いてみたら、これがなかなか良さげなデスコアで嬉しい驚きでした。重低音を刻むだけ、ズンズンとビートダウンするだけ、Voがギャーギャー吼えるだけといったデスコアが多い中でこのバンドはキレのある爆走、デスコア的な刻みを決めつつテクニカルリフを加えたキレのあるギターワーク、エモーショナルに嘶く主張のハッキリしたソロなどなど、デスメタルの要素をしっかりと感じられるデスコアを実践していて「これ、今のSUICIDE SILENCEやWHITECHAPELより良いな」なんてことも思いました。(両バンドとも最新作で多少復活した感はあるけど、当時は…)
で、今作。
正直なところ、前作の成功で今作はより売れ線のチャラめなデスコア路線にシフトしてくるんじゃないかなんてちょっとした不安もありました。

が、そんな心配は全く必要なかった。

サウンド的には前作よりも良くなってると思う。
デスメタルとして非常にキャッチーなリフやサウンドに派手さを加えるテクニカルリフなどを存分に使って爆走し、ギョンギョンドゥルドゥルとウネるグルーヴリフやビートダウン時の極悪な刻みといったキッズウケの良さそうなリフで落とすという方法がより巧みになって洗練された印象です。
スピードもグルーヴもブルータリティもメロディもってなんでもかんでも手を出すと大体尾破綻することが多いんだけどこのバンドはそういうことにはならず、高いレベルで上手く調和させてる。リフ作り、リズムの緩急、メロディの押し引き、どれも素晴らしい。
Voは恐すぎずかといってチャラさもない「親しみやすい凶悪さ」のあるグロウル。ギャーギャー喚くハイピッチシャウトは使わずにあくまでグロウルで勝負している点は潔いと思う。個人的にはもっとドスを利かせてもいいけど、デスコアとしてはこれぐらいがちょうど良いのかもしれない。

トライバルなドラミングに暗いメロディをユラつかせ、凶悪なグロウルと共にブレイクダウンをかますオープニング ~ ズンズンとデスコアらしい刻みでグルーヴしながらブルデス的な爆走を挟んでアグレッシヴな方向にも振れる#1。
続く#2は冷たいメロディをバックにバウンドするように爆走するデスコアナンバー。
エマージェンシー感漂うメロディとブレイクダウンのコンビネーションの後、すこぶるキレのある爆走で畳み掛けるタイトルトラックの#3。アルバム前半のハイライト。
続く#4もキャッチーなリフによる疾走が最高に気持ちの良い曲。その後の歪んだメロディが響くスローパートではPARKWAY DRIVEのWinston McCall(Vo)がゲスト参加しています。
#5はCHIMAIRAにも通ずる張り詰めた高音ギターを鳴かせてゴリゴリグルーヴし、ちょいメロな爆走でモダンなデスメタルっぽく変化する曲。ピロピロと王道のフラッシーさで決めるギターソロがとてもイイ。
ゴリゴリとグルーヴする中でテクニカルリフを挟み、デス/ブラック風の冷たさなんかも交えたり烈火の如く爆走したりと多彩に色を変えていく#6。
パタパタと小回りの利く爆走と叙情性の滲むミドルパートを行き来し、ブレイクダウンで纏めた#7。
#8はLAMB OF GOD的なグルーヴ/ポストスラッシュ成分を感じる曲。弾むような躍動感と冷徹さが入り乱れたリフにセンスを感じます。
#9は荘厳なメロディのスローパートでBEHEMOTHっぽさを出し、前のめりな疾走やビートダウンへ展開するデスコアナンバー。
ラストの#10は表現豊かなグロウルが悲痛な叫びを上げる叙情的なスローパートから蠢くような爆走で一気にデスメタル化。メロディとブルータリティがせめぎ合い、クライマックスに向けてどんどんとスケールを広げていく曲。

いやいやこれ、凄く良いですよ。
デスコアバンドの中ではかなり勢いにノってると思う。
是非ライヴを観てみたいバンドです。

評価:★★★★☆

CUT UP / Forensic Nightmares (2015)

forensic nightmares
CUT UP / Forensic Nightmares (2015)

1. Enter Hell
2. Burial Time
3. Remember The Flesh
4. A Butchery Improved
5. Brain Cell Holocaust
6. Forensic Nightmare
7. Camouflesh
8. Order Of The Chainsaw
9. Stab And Stab Again
10. Bunker Z16
11. Dead And Impaled

CUT UPの1stアルバム。
Metal Blade Recordsからのリリース。

スウェーデン出身のデスメタルバンドです。
ただし純然たる新人ではなく、元VOMITORYのErik Rundqvist(Vo,Ba)とTobias "Tobben" Gustafsson(Ds)、元COLDWORKERでありVOMITORYのライヴメンバーでもあったAnders Bertilsson(Gt)、FETUS STENCHのAndreas Björnson(Vo,Gt)の4人によって新たに結成されたバンドです。
サウンドはグラインドコアやスラッシュっぽさを感じるオールドスクールデス。
低音を這いずり回るトレモロやブルータルな刻み、時折添えられる邪悪なメロディなど、職人気質な仕事に徹しているリフワーク、頭を振りやすいスラッシュビートに制限速度をしっかり守ったブラストビートといった模範的なリズムを叩き出しているドラミングなど、解散してしまったVOMITORYを思わせる部分が非常に強いサウンドです。
つまりは地味だということ。
VOMITORYもひたすらリフを刻み疾走するストイックな武骨さがウリのバンドだったけど、このバンドも同じ。スラッシーだったり残虐だったりといったそれなりのフックがあったVOMITORYのほうがまだキャッチーなデスメタルだったと思う。このバンドはもっと地味です。
ErikとAndreasによるツインVoも両者共に厳つく吼えるタイプのグロウルで似ているからなんだか一人で掛け合いをしているようにも聴こえてくる。2人のVoにもう少し違いがあれば幾分かは多彩なVoワークになってたかも。それでこの地味さを払拭出来る気はしないけど。

小汚いメロディを燻すようなジワジワしたテンションで鳴らすスラッシュパートとトレモロ搭載のブラストパートをスピーディーに繋げていくVOMITORY直系の#1。
ザクザクジャキジャキとややデスラッシュ気味に疾走する#2。
#3はUS産っぽいゴリゴリのリフを刻み倒す残虐なスロー/ミドルテンポで進めていき、スウェディッシュデスらしいビロビロのトレモロを掻き鳴らす疾走へ展開するオールドスクールデスナンバー。
ブラストの乱射で急発進し、そのままスラッシュビートでスタスタデロデロと爛れた疾走をみせる#4。デスグラインド的なリズムワークからABORTEDっぽさもあります。
バスドラ連打のミドルやデス/ブラック的な冷気を纏ったトレモロなど、やや荘厳性の強い#5。
#6は統制の取れたブラストでスマートに爆走するデスグラインドナンバー。そこはかとなくリフがメロディックなのはいかにもスウェーデン産って感じ。
荒んだヤケッパチなリフによるザラザラした疾走で始まり、スラッシュ要素をちょくちょく加えながら汚くグラインドする#7。
#8は重たくそして深くリフを刻むスローなデスメタルナンバー。
#9は一心不乱に突貫するデス/スラッシュナンバー。スピードを緩めることなく邪悪なメロディを鳴らし続ける潔さはGood!
EXHUMEDっぽいほんのりメロいデスグラインドとDEICIDEのような厳ついデスメタルを掛け合わせた感じの#10。
ラストの#11もDEICIDEっぽい疾走がオールドスクールデスまっしぐら。金物をチャキチャキ鳴らしまくるキレの良いブラスティングも格好良いね。

アルバムの出来としてはなかなかです。
アルバム中に明確に弱い曲というのは存在しないんだけど、逆に「この曲が特に良い!」っていうのもない。
デスメタル好きならすんなり聴き通せると思います。

評価:★★★☆

LINDEMANN / Skills In Pills (2015)

Skills in Pills
LINDEMANN / Skills In Pills (2015)

1. Skills in Pills
2. Ladyboy
3. Fat
4. Fish On
5. Children of the Sun
6. Home Sweet Home
7. Cowboy
8. Golden Shower
9. Yukon
10. Praise Abort

LINDEMANNの1stアルバム。
Warner Musicからのリリース。

RAMMSTEINのTill Lindemann(Vo)とHYPOCRISYのPeter Tägtgren(Gt,Ba,Ds,Key)の2人によるインダストリアルメタルバンドです。
凄く意外な組み合わせに感じるけど、2人は2000年あたりからに知り合って前々から一緒に曲を作ろうという話をしていたんだそうな。
ただRAMMSTEINの活動でTillは常に忙しいしPeterもバンド活動から他のバンドのアルバムプロデュースなどで忙しかったこともあってなかなかスケジュールが合わなかったらしく、2013年からRAMMSTEINが活動休止に入りTillに時間的な余裕が出来たため、やっとこさ実現したようです。
んで肝心の内容。
サウンドとしてはエレクトロやオーケストレーションをふんだんに使ったインダストリアルメタル。
VoがTillだからRAMMSTEINとの比較は避けられないと思うけど、この2つを比較してみるとこのLINDEMANNのほうが「メタル」っぽさを強く出している印象があります。
リフにしろメロディにしろラムほどの毒々しさや危ない雰囲気はなく、メタルらしいシャープな演奏とアッサリしたメロディが支配的。Keyは若手バンドのような今風の音使いをしていてストレートなポップさ。
現代的な音で綺麗に整頓されているし、バッキングに関してはかなりストレートです。
作曲と演奏はPeterが全て担当したみたいだけど、PeterはHYPOCRISYの他にPAINもやってるからこの手のサウンドはお手の物。卒なく纏めてきてる。とかいって僕、PAINは3枚くらいしかアルバム持ってないけど。
そこにTillのあの唯一無二のVoが乗ることでサウンドの魅力を相当高めていると思います。
このバンドでTillは英語で歌っているので、ラムのようなドイツ語の響きからくる力強さや軍隊的厳つさはないけれど、その代わりにラムよりもソフトな歌い方で柔軟にメロディを追っていることが多いように思う。それでもTillがあの低音Voでメロディをなぞったりリリックをリズミカルに吐いたりしたらやはりラムを思い出さずにはいられないわけで。

グルーヴィーにドライヴするアップテンポにインダストリアルアレンジを被せ、Tillの囁くような低音Voを乗せたヴァースからポップに歌う厚みのあるコーラスでゴシック的な艶やかさを醸す#1。
#2は独特の色気が漂うRAMMSTEINっぽさの強いインダストリアルメタルナンバー。コーラスはモダンメロデスみたいな叙情性があってそこはラムとちょっと違う部分ではあります。
#3は悲壮感のある旋律を奏でるストリングスで彩られたスローなシンフォメタルナンバー。
#4も#2と同様にラム感が強い曲。モダンなピコピコ感と歯切れの良いヘヴィリフの絡みがとても格好良い。"ウォータウォータ♪"なんて歌うコーラスは某曲っぽい。
気だるいグルーヴ感と幽玄なメロディが交じり合うミドルテンポが特徴的な#5。薄っすらと被さったシンフォも相まって何処か気品のある雰囲気も感じられる曲。
#6はヘヴィネスは少し抑えて壮大に聴かせるダークなバラード。
馬の蹄の音やヒヒーンwwwって鳴き声で始まる#7はバンジョーを使ったのんきな演奏にトランス系のエレクトロやヘヴィリフを加えたヘンテコな曲。でもキャッチーで面白い。カウボーイカウボーイ♪バンジョーを演奏してるのが元SCAR SYMMETRYのJonas Kjllgrenってことに驚き。
躍動感のあるパワフルなドラミングとゴリゴリの刻みにチープなKeyを被せた#8。コーラスの掛け声が"マ○コ!!"な非常に上品な曲。
#9はTIAMATっぽいゴシック/シンフォメタルナンバー。
ラストの#10はダンサンブルなエレクトロにラップっぽいVoが加わったインダストリアルナンバー。ヴァースがマソソソでコーラスはラムって感じ。

RAMMSTEINの代替品としても充分なるアルバムだと思います。
そのRAMMSTEINは今年からニューアルバム制作に向けて動き出すらしいのでそっちにも期待!

評価:★★★☆

LOUD PARK 15 第6弾ラインナップ発表!!

loud park 15 part 6

LOUD PARK 15の第6弾アーティストが発表になりました!!

http://www.loudpark.com/15/


10/11
・ ABBATH
・ WE ARE HARLOT


ブラックメタル枠がきた!!!
今年はブラックメタル界のギャグマシーンことIMMORTALのAbbath(Vo,Gt)が新たに結成したABBATH!!!
来年デビューアルバムを出す予定のバンドだから、ラウパのステージではきっとIMMORTALの曲をやってくれるはず!!


WE ARE HARLOTはASKING ALEXANDRIAの元Voが結成したバンド。
こっちはあまり興味ないから飯タイムかな。


残りはおそらく5バンドくらい。
去年は最後の最後でやらかしたけど、今年はやめてくれよ。

VENOM INC. Japan Tour 2015 @ 原宿ASTRO HALL 7/18 感想

VENOM INC.を観てきました!!

遂にVENOMが日本にやってきた!!
とは言ってもCronos(Vo,Ba)のいる本家のほうじゃなくて、Mantas(Gt)とAbbadon(Ds)のオリジナルメンバーにDemolition Man(Vo,Ba)を加えたVENOM INC.のほう。
人によっては「CronosがいないんじゃVENOMじゃない」なんて言われちゃいそうだけど、誰もが知ってる古い曲と誰もが知らない最近の曲を演奏してる本家VENOMに対し、このVENOM INC.は「VENOMの初期ナンバーしかやらないよ」という潔い姿勢でやっているバンドで、実のところ本家が来るよりも魅力的なんじゃないかって思うわけです。

VENOMは過去2回来日がキャンセルになっていて、VENOM INC.のほうも来るのかどうか半信半疑だったわけですが、無事来てくれて一安心。
が、流石はVENOMといったところか。実はこっちもライヴ前に一悶着あり、当初は東京公演を2日やる予定だったはずが、バンドの強い要望もあって急遽、東京の1日目が大阪に変更となるという、本家には及ばないものの持ち前のトラブルメイカーっぷりを発揮しています。


僕が会場に着いたのが18:50頃。
会場の中で待ってるのもダルかったので、だいぶ遅く行くことに。

中の入りはそこそこ。
正直、僕が予想していたよりもかなり入っていました。
満員とまではいかなくとも7~8割は埋まってるように見えました。


19:00になると会場が暗転し、スペシャルゲストのSIGHが登場!!
ライヴは1stの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. A Victory Of Dakini
2. The Knell
3. At My Funeral
4. Shingontachikawa
5. The Soul Grave
6. The Forlorn
7. Introitus/ Kyrie
8. Me-Devil

SIGHを観るのはこれが3回目。
過去2回とはセトリが変わっていました。

演奏陣がスタンバイ状態の中、Mirai Kawashima(Vo)がゆっくりとステージに登場。
そして急に口から緑の毒霧を2回噴射するという、グレートムタみたいな演出。
遅れてやってきたDr. Mikannibal(Vo,Sax)は頭から足まで黒いローブを纏って登場。遠目からだと顔が全く見えない。2曲目以降は脱いでたけどね。
でもまさか頭3曲で1stの曲を立て続けに演奏するとは思わなかった。どうせなら#2はイントロの中世風のKeyから流してほしかったな。
Kawashimaは「1stの曲を続けてやったけど、実はSIGHの1stはVENOMからパクった歌詞のフレーズがある」と大胆告白する場面も。
キャッチーな「Shingontachikawa」を経て、「The Soul Grave」へ。
個人的に嬉しかったのがこの日の「The Soul Grave」はオーケストレーションが原曲通りだったこと。過去2回の時はメインメロディの後のメロディがちょっと違ってて多少違和感を感じてたので。お約束の血糊もここで登場。
「The Forlorn」は新譜からの選曲。新譜からはこの曲のみでした。
ここまで火を使った演出がなく、今日は使わないのかな?と思っていたら、「いつもは会場に禁止されても勝手に火使っちゃうんだけど、今日は万が一VENOMが観られなくなったら嫌だから使わない」と本人が説明してくれました。
ラスト2曲はメロディックなスピードナンバーで締め。
40分ほどのライヴでした。
個人的にはもう少し観ていたかったですね。



そしてトリのVENOM INC.!!!

ライヴは6thのタイトルトラックからスタート!!

セットリスト

1. Prime Evil
2. Die Hard
3. Don't Burn The Witch
4. Live Like An Angel
5. Buried Alive
6. Raise The Dead
7. One Thousand Days Of Sodom
8. Warhead
9. Schizo
10. The Seven Gates Of Hell
11. In Nomine Satanas
12. Bloodlust
13. Sons Of Satan
-Encore 1-
14. Welcome To Hell
15. Black Metal
16. Countess Bathory
-Encore 2-
17. Witching Hour


1曲目以外は初期2枚のアルバムとその周辺のシングル曲のみで構成された最高に開き直ったセトリでした。

僕はCronos率いる本家VENOMのライヴは観たことない、というか毎回来日しないせいで観ようにも観られなかったから、このVENOM INC.とは比べようもないんだけど、僕はもはやVENOMそのものとして充分過ぎるほどに楽しめました。
僕は完全な後追いなのでVENOMの曲を凄いと思ったことはなくて、単純に曲がキャッチーだから聴いていて楽しいんだけど、やはり他のバンドへの影響は物凄いものがあったんだろうな、と、観ていて何となく思いました。プロトスラッシュ系の曲はSODOMやSLAYERっぽかったりするしね。
スキンヘッドのDemolition Man(Vo,Ba)は高めに構えたマイクの前で上向き気味になって渋いダミ声で唸るように歌う。その声質がCronosそっくり。1曲目以外は全てCronosがVoの曲なのに、上手いことあの雰囲気をコピーしていて違和感ゼロ。
オールバックでキッチリ決めたMantas(Gt)は昔ながらのギタリストらしい立ち振る舞い。Demolition Manがそこまで動かない分、Mantasが前に出て観客の注目を集める場面が多かったですね。
3人の中で一番ロッカー然としていたのがAbbadon(Ds)。つうか他の2人に比べて随分と若々しく格好良い見た目をしていました。ただドラミングはかなりヘタウマ。モタったり走ったりとテンポが安定せずにかなり揺らぐ。打ち損じや一打二打無駄に多かったりとタイトとは程遠いドラミング。ポンコツな疾走感。でもショットのパワーは流石。その不安定さとパワーがロックンロールっぽいラフな感覚を強めていました。あれで演奏は崩壊せずにしっかりと合わせてるんだからMantasとDemolition Manは凄いね。
1曲目の「Prime Evil」はライヴが始まった!という興奮が先行していて曲自体はそこまで知られているわけじゃなさそうだったけど、2曲目以降は定番曲の連発に会場のヴォルテージもガンガン上がってく。5曲目から6曲目はアルバムと同じようにノンストップで演奏されて個人的には「お!?」と思った場面でした。
「Warhead」プレイ後、Demolition Manのベースにトラブル発生して、そこで少し時間をとられるも割りと早くライヴは再開。しかし「Seven Gates Of Hell」のラスト付近でまたしてもベースにトラブルが発生してDemolition Manが指笛を吹いて演奏を切り上げるという珍事も。そのトラブルを解決するまでが長かった。その間、MantasがMCで繋いだり、MantasとAbbadonによるブルース風のジャムを披露したり、挙句の果てにピックをばら撒いたりして場を繋いでいたけどそれでも解決しない。Mantasがペットボトルを掲げて「ポカリスウェット!!」と言った後、タオルで汗を拭って「マンタスウェット!!」ってギャグをぶっこんでたところは結構ウケてたけど、ライヴが始められずに観客もメンバーもヤキモキしている感じでした。結局、メンバーが一旦ステージから捌けてからトラブルが解決。そこからは何事もなくライヴは進みました。
アンコールは全て人気曲。
Mantasは「君たちがヘヴィメタルという音楽をサポートしてくれるから俺たちはやっていけるんだ。いつもサポートしてくれてありがとう」といった感じの熱いMCには拍手喝采。
「この曲のリフでヘヴィメタルシーンは変わったんだと言われたよ。そう、この曲のタイトルはたった2単語だ」と言って始まった「Black Metal」はこの日一番の盛り上がり。
大合唱になった「Countess Bathory」演奏後、メンバーと観客で写真を撮影し、ライヴ終了かと思われましたが、まさかのサプライズでメンバーが戻ってきて「Witching Hour」を演奏!!「あぁーWitching Hourはやらないんだぁー」と思ってたところで急にぶちかましてきたもんだから超ビックリ&歓喜!!
最後の最後までドタバタなライヴでありました。


こういう初期に拘ったクラシックなセトリは良いものですね。
これで「Teacher's Pet」もやってくれたら完璧だった。
バンドは今後、新譜を作る予定らしいんだけど個人的には作る必要ないと思う。
これからもVENOMのクラシックな曲だけを演奏するバンドということでいいんじゃない?
だって新譜作ったって絶対「コレジャナイ」ってなるはずだから。
新譜とかを作りたいんだったらM-PIRE OF EVIL名義で出せばいい。

さぁ本家VENOMよ、来日するのかい?しないのかい?どっちなんだい!!!

しない!!!

METAL CHURCHがLOUD PARK 15の出演をキャンセル!!

metal church loud park cancell

METAL CHURCHがLOUD PARK 15の出演をキャンセルしました!!

http://www.loudpark.com/15/news/#0717


キャンセルの理由は「アルバムレコーディングのスケジュールの都合」とのこと。


さっそくキャンセルきたか。
しかも理由が去年のSYMPHONY Xと一緒。

ぶっちゃけSYMPHONY Xの時のほうがガッカリ感が大きかったけど、やっぱりキャンセルは良いものではないね。
その分、良い追加を頼むわ。

LUCA TURILLI'S RHAPSODY / Prometheus, Symphonia Ignis Divinus (2015)

prometheus lt rhapsody
LUCA TURILLI'S RHAPSODY / Prometheus, Symphonia Ignis Divinus (2015)

1. Nova Genesis (Ad Splendorem Angeli Triumphantis)
2. Il Cigno Nero
3. Rosenkreuz (The Rose And The Cross)
4. Anahata
5. Il Tempo Degli Dei
6. One Ring To Rule Them All
7. Notturno
8. Prometheus
9. King Solomon And The 72 Names Of God
10. Yggdrasil
11. Of Michael The Archangel And Lucifer's Fall Part II: Codex Nemesis
12. Thundersteel *

LUCA TURILLI'S RHAPSODYの3年振り、通算2枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

イタリア出身のシンフォニック/メロディックパワーメタルバンドです。
前作リリース後、Alex Landenburg(Ds)が加入したよう模様。
Luca Turilli(Gt)がやってるほうのRHAPSODY、通称ルカソディです。
Fabio Lione(Vo)がいるほうの本家RHAPSODY OF FIREもこっちのルカソディも分裂後のアルバムがイマイチであまりパッとしない出来で、こりゃどっちもグダグダになるんじゃないの?なんて思ってたらまずはルカソディのほうが第2弾アルバムを出してきましたとさ。
で、肝心の内容はというと。
これが悪くない。というかそこそこ良い。
楽曲のメロディや劇的な展開など、DARK MOORやDERDIANがまだ下の毛も生え揃わない時代からクサメタル界のボスとして君臨していた"あの頃のRHAPSODY"感がだいぶ戻ってきている印象があります。
「OF FIRE」が付いてからのRHAPSODYは何かが変わってしまった。
サウンドの面ではたくさんのオーケストレーションを使って大仰で重厚なものになったけど、メロディのクサみが減りパワーも不足気味。プラスになったことよりもマイナスのほうが大きかった。
「このドラゴン、バリバリのCGじゃんwwww」って笑っちゃうようなチープな作りだったけど、内容の濃さと勢いだけは凄かったB級ファンタジー映画が、続編では潤沢な制作費を注ぎ込んだおかげでまるで本物のようなモンスターと壮大な世界観のA級ファンタジー映画になったはいいけど、肝心の中身が薄くなって面白みがなくなってしまった、みたいな、そんな残念進化だったと思います。
今作はそんなガッカリ感が多少減ってる。
主な要因はやはりクサいメロディ。
Fabioよりも細く伸びるメロスピ的な声質のAlessandro Conti(Vo)が歌い上げているメロディが初期に近いクラシカルさがあったり舞台演劇のような芝居掛かったところがあったりと、前作以上にフックに富んでいると思う。
欠点はバンド演奏が意味もなしてないこと。
バンド演奏はかなり奥においやられていて、常にしっかりと聴こえるのはドラムだけ。
ギターとベースはオーケストレーションやクワイアに埋もれちゃってミスディレクション。ソロの場面ではギターの存在感が増すけど、そもそもそんなにソロパートもないという。昔はもっとピロピロ弾いてたのにね。
Lucaは「Gtとしてギターパートを作り込みたい!」という欲求よりも「映画のBGMのようなサウンドにしたい!」という欲求のが強いようです。

#1はビコビコと緊迫感を煽るSEやオーケストレーション、混声クワイア、ナレーションなど、盛り沢山なイントロ。
学校の合唱コンクールかよ!とツッコミたくなるピアノの伴奏からツーバス連打のアップテンポへ展開し、オーケストレーションをバックにイタリアンメタルらしいクサメロを炸裂させる#2。往年のRHAPSODYっぽさがあって僕は好き。Voはギリギリの高音でHEAVENLYみたくなってっけどよぉ。
#3も#2と同じようなツーバス連打のアップテンポの曲。演劇調の歌メロが高貴な雰囲気を醸すメロパワナンバーでこれまた往年のRHAPSODYっぽさがあります。
イントロでは雄大なメロディを広げ、ファンタジックな世界観を描くも、急に暗雲立ち込めシリアスムードのシンフォ/パワーメタルになる#4。
瑞々しいKeyをフィーチャーした近年のSONATA ARCTICAを思わせるミドル/アップテンポのヴァースからコーラスでシンフォ/クワイアを大爆発させる#5。
細かい刻みとバスドラのコンビネーションで正統派メタル的に聴き手を鼓舞するミドルテンポにクサい歌メロでシカトリカルに聴かせる前半 ~ 泉のほとりで佇むかのような神秘性の高い演奏に男女のデュエットを乗せた中盤 ~ フォーキッシュにKeyメロを遊ばせた後、クワイアで分厚く締める#6。
#7はオペラ。男女のデュエットとか芝居掛かった掛け合いとかもうオペラ。オペラ見たことないけど。
華やかなオーケストレーションによるイントロ ~ ザクザクドコドコと適度な疾走感を感じさせる#8。イタリアらしいクラシカルな歌メロがあって悪くない。
#9は荘厳なイントロの後、中東風のオリエンタルなメロディを使って異国情緒を醸すミドルテンポのシンフォメタルナンバー。曲が進むに連れ、暗黒性の高いオーケストレーションを配した厳かなシンフォメタルになり、クライマックス感を高めています。
#10はシンフォやクワイアなどで無駄に大仰さを演出しているものの、クサメタルとしての旨味をしっかりと残しているメロパワナンバー。
ラストの#11は18分の大作。メロドラマみたいなVoパートやクサメタルパートなどを上手く繋いでいく曲でまぁまぁ良い。中盤のホーンパートからラストのクワイアに掛けてはかなりダレます。
#12はボートラ。誰もが知ってる名曲をシンフォでクドいほどに大仰にしたキラーチューン。日本盤のボートラって聞いていたけど、USの輸入盤にも普通に収録されてました。

頭3曲で「お!?」と思わせてその後は「うん、まぁまぁまぁ」といった感じに進むアルバムです。
聴き終わると「やっぱThundersteelってカッケェな」って思います。

評価:★★★☆
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  • KEEP OF KALESSIN / Epistemology (2015)
  • EVIL INVADERS / Pulses Of Pleasure (2015)
  • RANGER / Where Evil Dwells (2015)
  • ENSIFERUM / One Man Army (2015)
  • PERIPHERY / Juggernaut: Omega (2015)
  • PERIPHERY / Juggernaut: Alpha (2015)
  • SYLOSIS / Dormant Heart (2015)
  • FEED HER TO THE SHARKS / Fortitude (2015)
  • FINSTERFORST / Mach Dich Frei (2015)
  • THE AGONIST / Eye Of Providence (2015)
  • ANGELUS APATRIDA / Hidden Evolution (2015)
  • ALL THAT REMAINS / The Order Of Things (2015)
  • NAPALM DEATH / Apex Predator - Easy Meat (2015)
  • BLIND GUARDIAN / Beyond The Red Mirror (2015)
  • MARDUK / Frontschwein (2015)
  • THE CROWN / Death Is Not Dead (2015)
  • BATTLE BEAST / Unholy Savior (2015)
  • ATRIARCH / An Unending Pathway (2014)
  • ANATOMY OF HABIT / Ciphers + Axioms (2014)
  • MOTIONLESS IN WHITE / Reincarnate (2014)
  • KISSIN' DYNAMITE / Megalomania (2014)
  • NOVEMBERS DOOM / Bled White (2014)
  • THESE ARE THEY / At The Feast Of Seven Funerals (2014)
  • THE ATLAS MOTH / The Old Believer (2014)
  • SUHNOPFER / Offertoire (2014)
  • ENGEL / Raven Kings (2014)
  • USNEA / Random Cosmic Violence (2014)
  • THE GHOST INSIDE / Dear Youth (2014)
  • NE OBLIVISCARIS / Citadel (2014)
  • MACHINE HEAD / Bloodstone & Diamonds (2014)
  • ORANGE GOBLIN / Back From The Abyss (2014)
  • SKALMOLD / Med Vaettum (2014)
  • FECAL GOD / Thee Flesh We Mutilate (2014)
  • ABYSMAL DAWN / Obsolescence (2014)
  • NERO DI MARTE / Derivae (2014)
  • INJURY / Dominhate (2014)
  • OLD MAN GLOOM / The Ape Of God (2014)
  • OLD MAN GLOOM / The Ape Of God (2014)
  • RIGOR MORTIS / Slaves To The Grave (2014)
  • BLOODBATH / Grand Morbid Funeral (2014)
  • ELECTRIC WIZARD / Time To Die (2014)
  • CRIPPER / Hyena (2014)
  • THE SKULL / For Those Which Are Asleep (2014)
  • SSS / Limp.Gasp.Collapse (2014)
  • HIEROPHANT / Peste (2014)
  • MADBALL / Hardcore Lives (2014)
  • SICK OF IT ALL / Last Act Of Defiance (2014)
  • RISE OF THE NORTHSTAR / Welcame (2014)
  • BAPTISTS / Bloodmines (2014)
  • BLUT AUS NORD / Memoria Vetusta III: Saturnian Poetry (2014)
  • GOATMOON / Voitto Tai Valhalla (2014)
  • VESANIA / Deus Ex Machina (2014)
  • NIGHTBRINGER / Ego Dominus Tuus (2014)
  • SAILLE / Eldritch (2014)
  • WAYFARER / Children Of The Iron Age (2014)
  • TAAKE / Stridens Hus (2014)
  • WOLF / Devil Seed (2014)
  • GHOST BRIGADE / IV - One With The Storm (2014)
  • SOEN / Tellurian (2014)
  • AXENSTAR / Where Dreams Are Forgotten (2014)
  • CRETIN / Stranger (2014)
  • DESECRAVITY / Orphic Signs (2014)
  • THE DUSKFALL / Where The Tree Stands Dead (2014)
  • HORRENDOUS / Ecdysis (2014)
  • GORGASM / Destined To Violate (2014)
  • LORDI / Scare Force One (2014)
  • JOB FOR A COWBOY / Sun Eater (2014)
  • CAVALERA COSPIRACY / Pandemonium (2014)
  • DEVILMENT / The Great And Secret Show (2014)
  • HIDEOUS DIVINITY / Cobra Verde (2014)
  • GOATWHORE / Constricting Rage Of The Merciless (2014)
  • OBITUARY / Inked In Blood (2014)
  • NECROPHAGIA / WhiteWorm Cathedral (2014)
  • BEYOND CREATION / Earthborn  Evolution (2014)
  • ALKOHOLIZER / Free Beer... Surf's Up!!! (2014)
  • MORS PRINCIPIUM EST / Dawn Of The 5th Era (2014)
  • STEEL PANTHER / All You Can Eat (2014)
  • SLIPKNOT / .5: The Gray Chapter (2014)
  • WINTERFYLLETH / The Divination Of Antiquity (2014)
  • PATHOLOGY / Throne Of Reign (2014)
  • TWITCH OF THE DEATH NERVE / A New Code Of Morality (2014)
  • DEVANGELIC / Resurrection Denied (2014)
  • AT THE GATES / At War With Reality (2014)
  • YOB / Clearing The Path To Ascend (2014)
  • RIOT / Unleash The Fire (2014)
  • RINGS OF SATURN / Lugal Ki En (2014)
  • HEIDRA / Awaiting Dawn (2014)
  • MYSTICUM / Planet Satan (2014)
  • ANAAL NATHRAKH / Desideratum (2014)
  • AMARANTHE / Massive Addictive (2014)
  • EXODUS / Blood In Blood Out (2014)
  • BLOODSHOT DAWN / Demons (2014)
  • PITCH BLACK FORECAST / As The World Burns (2014)
  • BLOODTRUTH / Obedience (2014)
  • UNEARTH / Watchers Of Rule (2014)
  • STARKILL / Virus Of The Mind (2014)
  • SANCTUARY / The Year The Sun Died (2014)
  • CANNIBAL CORPSE / A Skeletal Domain (2014)
  • BLACK LABEL SOCIETY / Catatombs Of The Black Vatican (2014)
  • INGURGITATING OBLIVION / Continuum Of Absence (2014)
  • REVOCATION / Deathless (2014)
  • PSYCROPTICがProsthetic Recordsと契約!!
  • DECAPITATED / Blood Mantra (2014)
  • BLACK CROWN INITIATE / The Wreckage Of Stars (2014)
  • GORMATHON / Following The Beast (2014)
  • SCAR SYMMETRY / The Singularity (Phase I: Neohumanity)
  • DEATH PENALTY / Death Penalty (2014)
  • 1349 / Massive Cauldron Of Chaos (2014)
  • XERATH / III (2014)
  • THE ORDER OF ISRAFEL / Wisdom (2014)
  • IRON REAGAN / The Tyranny Of Will (2014)
  • WITHIN THE RUINS / Phenomena (2014)
  • ANTROPOMORPHIA / Rites Ov Perversion (2014)
  • CROWBAR / Symmetry In Black (2014)
  • GALNERYUS / Vetelgyus (2014)
  • COFFINWORM / IV.I.VIII (2014)
  • INCITE / Up In Hell (2014)
  • MONUMENTS / The Amanuensis (2014)
  • THE CONTORTIONIST / Language (2014)
  • CULTED / Oblique To All Paths (2014)
  • DICTATED / The Deceived (2014)
  • OBEY THE BRAVE / Salvation (2014)
  • STRIKER / City Of Gold (2014)
  • THE HAUNTED / Exit Wounds (2014)
  • HAMMERFALL / (r)Evolution (2014)
  • ACRANIA / Totalitarian Dystopia (2014)
  • CRIMSON SHADOWS / Kings Among Men (2014)
  • IN FLAMES / Siren Charms (2014)
  • INANIMATE EXISTENCE / A Never-Ending Cycle Of Atonement (2014)
  • KING OF ASGARD / Karg (2014)
  • IMPETUOUS RITUAL / Unholy Congregation Of Hypocritical Ambivalence (2014)
  • BELPHEGOR / Conjuring The Dead (2014)
  • ALRAUNE / The Process Of Self-Immolation (2014)
  • DRAGONFORCE / Maximum Overload (2014)
  • FALLUJAH / The Flesh Prevails (2014)
  • PALLBEARER / Foundations Of Burden (2014)
  • CHILDREN OF TECHNOLOGY / Future Decay (2014)
  • TRAP THEM / Blissfucker (2014)
  • OPETH / Pale Communion (2014)
ライヴ予定表




1/12
SECRET SPHERE
EGO FALL

1/24
MARDUK
SHINING

2/9
AT THE GATES

2/14
MOTLEY CRUE

2/15
MOTLEY CRUE

2/17
FAITH NO MORE

2/18
FAITH NO MORE

2/21
DESTRAGE

2/22
DESTRAGE

3/2
ARCH ENEMY

3/3
ARCH ENEMY

3/5
UNEARTH

3/11
JUDAS PRIEST

3/21
【THRASH DOMINATION 15】
OVERKILL
EXODUS
SODOM

3/22
【THRASH DOMINATION 15】
OVERKILL
EXODUS
SODOM

4/1
MASTODON

4/17
THE CROWN
ROTTEN SOUND
ABORTED

5/11
THE HAUNTED

5/20
ANGRA

5/21
ANGRA

6/8
FLESHGOD APOCALYPSE
NE OBLIVISCARIS
PSYCROPTIC


ニュース
  • AVENGED SEVENFOLDからArin Ilejayが脱退!!
  • MORBID ANGELからTrey Azagthoth以外のメンバーが脱退!!そしてVoにはSteve Tuckerが復帰!!
  • MORBID ANGELからTrey Azagthoth以外のメンバーが脱退!!そしてVoにはSteve Tuckerが復帰!!
  • SWALLOW THE SUNがCentury Mediaと契約!!
  • INTO ETERNITYがKolony Recordsと契約!!
  • ANNIHILATORがラインナップチェンジ!!
  • 3 INCHES OF BLOODが解散!!
  • CHILDREN OF BODOMからRoope Latvalaが脱退!!
  • THE DUSKFALLからMagnus Klavbornが脱退!!
  • BULLET FOR MY VALENTINEの新ベーシストが発表!!
  • ACID REIGNが再結成!!
  • Tony CamposがSOULFLYを脱退し、FEAR FACTORYに加入!!
  • UNEARTHLY TRANCEが再結成!!
  • ACCEPTに新メンバーが加入!!
  • MEGADETHにANGRAのKiko Loureiroが加入!!
  • IMMORTALが解散!!
  • AMON AMARTHからFredrik Anderssonが脱退!!
  • SANCTUARYにNick Cordleが加入!!
  • BATTLE BEASTからAnton Kabanenが脱退!!
  • BULLET FOR MY VALENTINEからJason Jamesが脱退!!
  • WAKING THE CADAVERが解散!!
  • RAGE 現ラインナップを解体!!
  • KAMELOTがNapalm Recordsと契約!!
  • BARREN EARTHがCentury Media Recordsと契約!!
  • ACCEPTからHerman FrankとStefan Schwarzmannが脱退!!
  • ACCEPTからHerman FrankとStefan Schwarzmannが脱退!!
  • MEGADETHからChris BroderickとShawn Droverが脱退!!
  • MEGADETHからChris BroderickとShawn Droverが脱退!!
  • ARCH ENEMYからNick Cordleが脱退!!新たにJeff Loomisが加入!!
  • STATIC-XのWayne Staticが死去
  • DEVILDRIVERからJeff KendrickとJohn Boecklinが脱退!!
  • DEVILDRIVERからJeff KendrickとJohn Boecklinが脱退!!
  • HATE ETERNALがSeason Of Mistと契約!!
  • BACKYARD BABIES 活動再開!!
  • VEIL OF MAYAからBrandon Butlerが脱退!!
  • GWARに新たなVoが加入!!
  • FEAR FACTORYがNuclear Blastと契約!!
  • CHIMAIRAが解散!!
  • HAVOKがCentury Media Recordsと契約!!
  • OBSCURAからChristian MünznerとHannes Grossmannが脱退
  • OBSCURAからChristian MünznerとHannes Grossmannが脱退
  • VOIVODからBlackyが脱退
  • PESTILENCEが解散!!
  • ATREYUが活動再開!!
  • ANAAL NATHRAKHがMetal Blade Recordsと契約!!
  • EXODUSからRob Dukesが脱退!!そしてSteve "Zetro" Sousaが復帰!!
  • EXODUSからRob Dukesが脱退!!そしてSteve "Zetro" Sousaが復帰!!
  • OBITUARYがRelapse Recordsと契約!!
  • TRIVIUMからNick Augustoが脱退!!
  • SLAYERがNuclear Blastと契約!!
  • ELECTRIC WIZARDがSpinefarm Recordsと契約!!
  • AS I LAY DYINGのメンバーが新バンドを結成!!
  • AS I LAY DYINGがTim Lambesis抜きで活動再開!!
  • GWARのOderus Urungus死去
  • GORGUTSからJohn Longstrethが脱退!!
  • ARCH ENEMYからAngela Gossowが脱退!!新たにTHE AGONISTのAlissa White-Gluzが加入!!
  • ARCH ENEMYからAngela Gossowが脱退!!新たにTHE AGONISTのAlissa White-Gluzが加入!!
  • THE DUSKFALLが再結成!!
  • AT THE GATESがニューアルバムをCentury Mediaからリリース!!
  • ENTOMBEDが分裂!!
  • AT THE GATESが2014年にニューアルバムをリリース?
  • WORMEDがSeason Of Mistと契約!!
  • TESTAMENTにSteve DiGiorgioが再加入!!
  • BRUTAL TRUTH解散!!
  • ORPHANED LANDからYossi Sassiが脱退!!
  • SLIPKNOTからJoey Jordisonが脱退!!
  • CAVALERA CONSPIRACYがNapalm Recordsと契約!!
  • MORBID ANGELからPete Sandovalが脱退!!
  • KAMPFARがIndie Recordingsと契約!!
  • RIOTの新Vo決定!!
  • I KILLED THE PROM QUEENがEpitaph Recordsと契約!!
  • SKINLESSがRelapse Recordsと再契約!!
  • AMARANTHEからAndreas Solveströmが脱退!
  • SUICIDE SILENCEの新Vo発表!!
  • MACHINE HEADがNuclear Blastと契約!!
  • CARCASSがLOUD PARK 13に出演決定!!
  • ENTOMBEDがCentury Media Recordsと契約!!
  • EVILEからOl Drakeが脱退!
  • KIUASが解散!
  • GOD FORBIDが解散!
  • ANTHRAXにJon Donaisが加入!!
  • SKINLESSが再結成!!
  • WAKING THE CADAVERがAmputated Vein Recordsと契約!!
  • DARK ANGELが再結成!!
  • NIGHTRAGEの日本ツアーに元IN FLAMESのJesper Strömbladが参加決定!!
  • SCAR SYMMETRYからJonas Kjellgrenが脱退!!
  • EMPERORが再結成!!
  • HATESPHEREがMassacre Recordsと契約!!
  • ARTILLERYがMetal Blade Recordsと契約!
  • BARREN EARTHからMikko Kotamäkiが脱退!
  • THE HAUNTEDが復活!!
  • NIGHTRAGEからAntony Hämäläinenが脱退!
  • MACHINE HEADの新ベーシストが決定!!
  • UNEARTHがeOne Musicと契約!!
  • DARKEST HOURがSumerian Recordsと契約!!
  • SLAYERにPaul Bostaphが復帰!
  • CARCASSがNuclear Blastと契約!!
  • SANCTUARYがCentury Media Recordsと契約
  • SOULFLYがNuclear Blastと契約!!
  • AS I LAY DYINGのTim Lambesis逮捕!!
  • SLAYERのJeff Hannemanが死去
  • AGENT STEELのメンバーが新バンド、MASTERS OF METALを結成!
  • ENSIFERUMがMetal Blade Recordsと契約!!
  • CARNAL FORGEが復活!!
  • DEAD BY APRILからJimmie Strimellが脱退!!
  • KORPIKLAANIからアコーディオン奏者が脱退!!
  • LAMB OF GODのRandy Blythe無罪!!
  • LAMB OF GODのRandy Blythe無罪!!
  • NE OBLIVISCARISがSeason Of Mistと契約!!
  • PESTILENCEがCandlelight Recordsと契約!!
  • GORGUTSがSeason Of Mistと契約!!
  • GAMA BOMBがAFM Recordsと契約!!
  • PATHOLOGYがSevared Recordsと契約!!
  • FIREWINDからApollo Papathanasioが脱退!
  • POWER QUESTが解散!
  • LEGION OF THE DAMNEDがNapalm Recordsと契約!!
  • ANTHRAXからRob Caggianoが脱退!!
  • BLEEDING THROUGHが解散!
  • PATHOLOGYからJonathan Huber脱退!
  • LORDIがAFM Recordsと契約!!
  • ジャーマンスラッシュ四天王、"THE BIG TEUTONIC 4"
  • CARCASSが2013年にニューアルバムをリリース?
  • CEREBRAL BOREからSimone "Som" Pluijmersが脱退!
  • THE DILLINGER ESCAPE PLANがSumerian Recordsと契約!!
  • WATAINがCentury Media Recordsと契約!!
  • ROTTEN SOUNDがSeason Of Mistと契約!!
  • ENGELからMagnus "Mangan" Klavbornが脱退!!
  • THE BLACK DAHLIA MURDERからShannon Lucasが脱退!!
  • SUICIDE SILENCEのMitch Luckerが事故死
  • THE HAUNTEDからAnders BjörlerとPer Möller Jensenが脱退!
  • THE HAUNTEDからAnders BjörlerとPer Möller Jensenが脱退!
  • THE HAUNTEDからAnders BjörlerとPer Möller Jensenが脱退!
  • HATEBREEDがNuclear Blast、Razor & Tieと契約!!
  • NIGHTWISHからAnette Olzonが脱退!!
  • ARTILLERYからSøren Nico Adamsenが脱退!!
  • TYRがMetal Blade Recordsと契約!!
  • SUICIDE SILENCEがNuclear Blastと契約!!
  • VOIVODがCentury Media Recordsと契約!!
  • Geoff Tate版QUEENSRYCHE始動!!
  • DECAPITATEDからドラマーが脱退!!
  • DECAPITATEDからドラマーが脱退!!
  • GORGOROTHからPestが脱退!!
  • LAMB OF GODのRandy Blythe釈放!
  • NORTHERが解散!!
  • BLESSED BY A BROKEN HEARTからVoが脱退!!
  • DEEDS OF FLESHが再びメンバーチェンジ!!
  • Heavy ArtilleryがEarache傘下に!!
  • Heavy ArtilleryがEarache傘下に!!
  • FORBIDDENが活動休止!
  • LAMB OF GODのRandy Blytheが逮捕!?
  • DEVILDRIVERがNapalm Recordsと契約!!
  • SOILWORKからPeter Wichersが再脱退!!
  • ATHEISTにTony Choyが復帰!!
  • KAMELOTの新Voが決定!!
  • CHILDREN OF BODOMがNuclear Blastと契約!!
  • STRATOVARIUSの新ドラマーが決定!!
  • QUEENSRYCHEからGeoff Tateが脱退!!
  • INCANTATIONがListenable Recordsと契約!!
  • CANDLEMASSからRobert Loweが脱退!!
  • ANGRAからEdu Falaschiが脱退!!
  • DARK FUNERALがCentury Media Recordsと契約!!
  • URGEHALのTrondr Nefasが死去
  • MORS PRINCIPIUM ESTがAFM Recordsと契約!!
  • ENSLAVEDがNuclear Blastと契約!!
  • FEAR FACTORYのリズム隊が交代!!
  • HEATHENがNuclear Blastと契約!!
  • LUCA TURILLI'S RHAPSODYのVo発表!!
  • GOD SEEDが再始動!!
  • ENTOMBEDがNinetone Recordsと契約!!
  • Dez FafaraとMark Mortonによるニュープロジェクト、BORN OF THE STORM!!
  • 元DARKEST HOURのKris Norrisが新たなバンドを結成!!
  • MORBUS CHRONがCentury Media Recordsと契約!!
  • GRAND MAGUSがNuclear Blastと契約!!
  • ARCH ENEMYからChristopher Amottが脱退!!
  • THE HAUNTEDからPeter Dolvingが脱退!!
  • TANKARDがNuclear Blastと契約!
  • KILLSWITCH ENGAGEにJesse Leachが復帰!!
  • BLACK SABBATHの再結成にBill Wardは不参加!?
  • ANTERIOR解散!!
  • RIOTのMark Realeが死去
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