あさってからでもいいかな・・・

じゃあなんですか!?
じゃーあの、路上で裸になっちゃいけねぇって、
そういう法律でもあるんですか!?
・・・・・・・あるんすか、そうすか、すんません。

2011年10月

THE BROWNING / Burn This World (2011)

burn this world
THE BROWNING / Burn This World (2011)

1. No Escape
2. Not Alone
3. Bloodlust
4. Standing On The Edge
5. Burn This World
6. Ashamed
7. Living Dead
8. Forgotten
9. Time Will Tell
10. Tragedy Of Perfection
11. Dominator
12. I Choose You
13. The Sadist

THE BROWNINGの1stアルバム。
Earache Recordsからのリリース。

US出身のデスコア/メタルコアバンドです。
一時期、AS BLOOD RUNS BLACKに在籍していたVoが始動させたバンドということと、アルバムの値段が超安かったという理由から購入したわけですが・・・、


なんだコレェ・・・。


果たしてこれをメタルコアと呼んで良いものなのか。
ギターはひたすら刻むだけで存在感はなし。楽曲のメインを張ってるのはエレクトロによるダンサンブルなメロディやらアレンジで、もうこれがうるさいったらない。
ユーロビートにヘヴィなドラミングやハードコア系のスクリームを合わせただけのようなサウンドなのです。
詳しく調べたわけじゃあないし調べる気も起きないけど、多分こいつら自分達のサウンドを"トランスコア"や"デストランス"とかって呼んでるんじゃなかろうか?
いや、待てよ・・・。ディスコとデスコアを掛けて"ディスコア"なんてどうだろう?
・・・・・・うわぁ、つまんねぇー。

しっかし、これは一体どう聴けば良いんだ?
デスコア/メタルコアとしての面白みは皆無と言ってもいいね。
これ聴いて踊れってか?
踊っちゃうよ?吐くまで踊り狂っちゃうよ?

ビコビコなエレクトロとブレイクダウンでズンズン進む#1。
ハードコアらしいアップテンポに緩いシンセアレンジを加えたりしてる#2。
なぜか映画『SAW』を思い出させたエレクトリックなデスコアナンバー#3。
ビヨビヨとうるさいエレクトロにツーバスドコドコなドラムや咆哮を合わせた#4。
インダストリアルなビートを刻みアップテンポに進む#5。
続く#6もちょろっとした疾走とブレイクダウンをマシーナリーなアレンジに合わせているインダストリアル/メタルコアナンバー。
スケールのデカいオーケストレーションでスタートし、単音リフによる疾走やエレクトロのブレイクダウンを繋げていく#7。この曲は聴けなくもない・・・かな。
ポップなピコピコアレンジとツーバス疾走が印象的な#8。
能天気なエレクトロのメロディとデスメタリックなグロウルを無理矢理共存させてる#9。
ダンサンブルに疾走する#10。
クラッピョアハンズwwって感じの手拍子リズムや透明感のあるアレンジでスペーシーにゴチャゴチャやってらっしゃる#11。
ツーバストコトコのリズムにメロデス的なメロディをエレクトロで奏でている#12。
ラストの#13は壮麗なアレンジの導入部分~ダンサンブルなユーロビート系メロディにブレイクダウン・・・。やっと終わった・・・。

なんつーか、僕にはオサレ過ぎて無理でしたw
ギターなんてあってないようなものだし、エレクトロが終始ピコピコビヨビヨ・・・。
1枚聴き通すのがここまで苦痛になるアルバムは久しぶり。
今年のドイヒーアルバムはこれで決まりだね!!

評価:★☆

THULCANDRA / Under A Frozen Sun (2011)

under a frozen sun
THULCANDRA / Under A Frozen Sun (2011)

1. In Blood And Fire
2. Black Flags Of Hate
3. Ritual Of Sight
4. Under A Frozen Sun
5. Aeon Of Darkness
6. Echoing Voices (A Cold Breeze Of Death)
7. Gates Of Eden
8. Life Demise

THULCANDRAの1年振り、通算2枚目のアルバム
Napalm Recordsからのリリース。

ドイツ出身のブラックメタルバンドです。
OBSCURAのSteffen Kummerer(Vo&Gt)が始動させたバンドであり、DISSECTIONをこよなく愛するブラックメタルサウンドを身上としたバンドであります。
ギター2本にベースという3人編成は前作から変っていないのですが、今回はドラマーに関してブックレットには何の記述もありません。
ドラムマシンを使ってるのかな?詳しいことは分からないけど。

1年振りという短いスパンでリリースされた今作ですが、路線的には1stと何ら変わりないDISSECTIONリスペクトなメロブラです。
唯一変わったのはアルバムのクオリティが前作と比べ物にならないくらい高くなっているということ。
DISSECTIONうんぬん関係なしに良いアルバムに仕上がっていると思いました。

冷ややかなアコギでスタートし荘厳なトレモロリフで突進する#1。
初期SATYRICON的な厳ついイントロ~適度なスピード感を保ち、悲壮感のある叙情ツインギターをバシバシ決めてくる#2。
トレモロリフの爆走やメロウなスローパートをひたすら繰り返す#3。DISSECTIONというよりは王道スタイルのブラックメタルナンバーです。
爪弾かれるアコギのイントロ~ツインギターの冷たく叙情的なハモりが響く、DISSECTIONタイプのスローなブラックメタルナンバー#4。
不穏な低音リフを鳴らしスラッシュビートで疾走する#5。単音リフによるメロディックな展開や初期デス/メロデスを思わせるアグレッションなどがDISSECTIONっぽいね。
トレモロリフによる冷たい爆走の合間にメロデス的なツインギターハーモニーを加えた、もろにDISSECTIONタイプの#6。
荘厳なムードを漂わせるイントロ~叙情メロが美しい疾走メロブラへ展開する#7。後半のインストパートは感涙ものの美しさ。
ラストの#8はUNANIMATEDのカバー。スウェディッシュデス寄りのメロデス/メロブラを原曲に忠実にカバーしています。

1stからしっかりとアルバムのクオリティを上げてきています。
アルバム後半のほうがDISSECTIONっぽいメロブラで良かったですね。
ブラックメタルファンにオススメの1枚。

評価:★★★★

INSOMNIUM / One For Sorrow (2011)

one for sorrow
INSOMNIUM / One For Sorrow (2011)

1. Inertia
2. Through The Shadows
3. Song Of The Blackest Bird
4. Only One Who Waits
5. Unsung
6. Every Hour Wounds
7. Decoherence
8. Lay The Ghost To Rest
9. Regain The Fire
10. One For Sorrow

INSOMNIUMの2年振り、通算5枚目のアルバム。
Century Media Recordsからのリリース。

フィンランド出身のメロディックデスメタルバンドです。
今作は長年在籍していたCandlelight Recordsを離れ、Century Media Recordsに移籍してから初となるアルバムです。

前作は耽美な雰囲気や退廃的なメロディを増強し、今までのメロデス路線からはちょっと趣の異なる、「大人なメロデス」アルバムでした。
今作はそんな前作を踏襲しつつ、初期の雄大なメロディを取り入れることにより、サウンドのスケール感がアップ。神秘的で壮大な世界観を持ったメロデスになっています。
「静」と「動」を使い分けたドラマ性の高い曲構成も心憎い。
前作で積極的に導入されたクリーンVoは今作でも強化され、#2や#10ではこれまで以上にクリーンVoを使っています。とはいえ、メタルコアやモダンメロデスのようにいきなりポップになるようなことはなく、落ち着いた歌声で楽曲の中に導入されているので、神秘的な雰囲気を損なうような無粋極まりない真似はしていません。それどころかその神秘的な雰囲気を増長させている気すらします。ブックレットを見る限り、前作のようにゲストを迎えるのではなく、ギタリストがクリーンVoを担当しているのではないかと思いますが、詳しいことは分かりません。
前作を通過した上で成り立っているアルバムであることに間違いはないのですが、1stや2ndのような「森」を想起させる北欧的なメロディも随所に見受けられます。ですが、初期のような未熟さは微塵もないですし単なる原点回帰をしているわけでもありません。北欧的なメロディは磨きが掛けられ、洗練されたメロデスに仕上げられています。
叙情メロと疾走という直線的なメロデスも好きですが、こういう深みのある「大人なメロデス」も良いもんです。

#1はもの悲しいアルペジオとスローなリズムを軸にしたバッキングにウィスパーVoがちょこっと入ってくるアルバムのイントロ的な曲。
重厚なリズム&フラッシーなギターメロディでスタートし、ザクザクしたデスメタルパートが続いた後、神秘的なコーラスパートへ繋ぐ#2。
単音リフや慟哭メロを使い分けた疾走パートからエピカルなサビやクワイエットパートを盛り込んで楽曲のスケール感を上げる#3。
モダンな刻みでメロデス/デスラッシュっぽいアグレッションを見せるイントロ~叙情性たっぷりの疾走メロデスへ展開する#4。シンプルなメロディを嘶かせるサビはAMON AMARTHっぽくもあります。
ツーバスドコドコな疾走に凍てつくようなメロディを合わせた#5。IN FLAMESやDARK TRANQUILLITYといった先人達の影響を吸収し自分達のサウンドへとしっかり昇華出来ていることが分かる佳曲。
#6はINSOMNIUMらしい慟哭メロで疾走し、サビは自然の息吹を感じる雄大なメロディを朗々と響かせるメロデスナンバー。
#7は柔らかいメロディをゆったり紡ぐインスト。
タメの利いたミドル/スローテンポの中、ヴァイキング/メロデスっぽい雄大なギターメロディが大仰に響く#8。後半のクリーンパートはフォーキッシュで物凄く美しい。
勇壮なギターメロディを奏でるデスメタリックなアップテンポのヴァースからちょっとポップなクリーンVoパートへ展開する#9。
荒涼としたスローパートに幽玄なクリーンVoを合わせたヴァースからSWALLOW THE SUNを思わせる悲壮感たっぷりのグロウルパートへ展開する#10。

アルバムトータルの出来としては今作が一番かもしれない。
前作の一貫した雰囲気を保ちつつメロディの質感は初期に近いという、良いとこ取りのようなアルバムですね。
でも僕は3rdのほうが好きかな・・・なんてw

評価:★★★★★

NASUMが期間限定の復活!!!

nasum 2012

スウェーデンのグラインドコアバンド、NASUMが2012年限定で復活するそうです。

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=165212


Mieszko Talarczyk(Vo&Gt)が2004年のスマトラ沖地震による津波に巻き込まれて亡くなり、解散を余儀なくされたNASUM。
もしもMieszkoが今日まで生きていたならば2012年はバンドにとって20周年の年になっていたということで、NASUMのさよならライヴを各地のフェスティバルなどで行うそうです。
Mieszkoの代わりを務めるのはROTTEN SOUNDのKeijo Niinimaa(Vo)で、いくつかのライヴではNASUMと親交のあったVoをゲスト参加させる予定だとか。



これは日本にも来て欲しいなぁ。
『Doombringer』という"In Japan"なライヴアルバムをリリースしてるから日本に来てくれる可能性もゼロではなさそう・・・。

KABUTO METALの中止で来日出来なかったROTTEN SOUNDとNASUMでカップリング公演するとか、どうでしょう!?

BRUTAL TRUTH / End Time (2011)

end time
BRUTAL TRUTH / End Time (2011)

1. Malice
2. Simple Math
3. End Time
4. Fuck Cancer
5. Celebratory Gunfire
6. Small Talk
7. .58 Caliber
8. Swift And Violent (Swift Version)
9.  Crawling Man Blues
10. Lottery
11. Warm Embrace Of Poverty
12. Old World Order
13. Butcher
14. Killing Planet Earth
15. Gut-Check
16. All Work And No Play
17. Addicted
18. Sweet Dreams
19. Echo Friendly Discharge
20. Twenty Bag
21. Trash
22. Drink Up
23. Control Room

BRUTAL TRUTHの2年振り、通算5枚目のアルバム。
Relapse Recordsからのリリース。

US出身のグラインドコアバンドです。
今作はバンドが再結成してから2作目となります。

来日公演迫ってるのに最近になってやっと届くというね・・・。

でも待たされた甲斐のあるアルバムでした!
前作は割りと整合感のあるアルバムだったと思いますが、今作は3rdを思わせる荒っぽさと前作の整合感がせめぎあう、緊張感の強いアルバムです。
1分前後のショートナンバーでは「これがグラインドコアだ!」と言わんばかりにテンション任せでかっ飛ばし、スラッジ的な重みを持ったスローナンバーで緩急を付ける、「速」と「遅」を極めたBRUTAL TRUTH流グラインドコアは更に激烈さを増しています。
『Need To Control』のノイズと『Sounds Of The Animal Kingdom』の混沌さを足し、『Evolution Through Revolution』のフィルターに通して現代的なグルーヴ感を加えた感じ。
ギターは前作以上に自由なリフ捌きが目立ちます。今までのようなシンプルな爆走リフやデスメタリックなリフを使いつつ、カオティックコアのようにカオス度を増したリフの存在感が際立っています。アルバムを通してこれだけキャッチーなリフを量産しているErik Burke(Gt)はもっと評価されるべきなのかもしれません。
そのギターと同様にリズム隊の頑張りも見落とせないポイントです。前作はリズムに整合感があった代わりにグラインドコアらしい炸裂感が少なかったように思えますが、今作ではそのグラインドコアらしい滅茶苦茶でガチャガチャした爆走が戻ってきており遅いパートとの対比がより活きています。ミドルパートの自由過ぎるリズム展開も面白い。Dan Lilker(Ba)のアタック音の強いベースとRich Hoak(Ds)の細かく叩きまくるドラミングは相性抜群。
Kevin Sharp(Vo)は言わずもがな。この人の絶叫なくしてBRUTAL TRUTHは成り立たない。
Scott Hullによる生々しさを損なわないクラスティな音作りも良い。
バンドの集大成的なアルバムながら、「俺たちの闘いはこれからだ!!」って感じの野心が見え隠れするアルバムです。

マシーナリーなSEの後、ズルズルとしたスラッジーなデスメタルを聴かせる#1。
まくしたてるシャウトと猛烈なブラストビートで爆走する#2。メインにはシンプルなリフを配していますが、所々でのアクセントのつけ方が上手い。
ギターと同じくらいにベースがガンガン主張するグラインドコアナンバー#3。ベースリフとギターリフが一体となって爆走するファストパートが最高にカッコイイ!
クラスティなブラストビート&デスメタルっぽいリフが動き回る#4。
ハードコアっぽいノリのミドルパートにシンプルなリフと激烈シャウトを合わせた前半~絶望感の強いドロドログラインドコアに転調する#5。
ハードコアらしいDビートでノリノリに疾走する#6。
ドコドコしたツーバスとノイズにまみれた#7
コーラスやブレイクなどのアクセントが爆走の中に上手く配されてた#8。
グネグネと蠢く弦楽器隊を変則的ミドルパートや爆走で変化をつける#9。
パンキッシュなアップテンポやスラッシュビートにカオティックなリフを加えた#10。
ノイジーなSEがなり続ける中、ドゥーミーなデスメタルを聴かせる#11。Kevinの噛み付くようなグロウルが際立った1曲。
炸裂感の強いグラインドパートで生々しく爆走し、フリーキーなミドルパートでカオス度を増す#12。
カオティックなリフが気持ち悪く響くミドルパートを軸に、荘厳デスメタルみたいなリフの爆走を絡める#13。アヴァンギャルドな雰囲気もあって面白い。
スクリームが重なり合う激烈な爆走パートから曲が進むにつれ、カオティックなグラインドコアになっていく#14。
クラスティなグルーヴ感でパンキッシュな疾走/爆走とブレイクを繰り返す#15。後半はSEを使った絶望感たっぷりのスラッジに。
#16はイントロでピーピーうるさい不協和音を入れてカオティックに聴かせているけど、曲自体はシンプルなリフで爆走するグラインドコアナンバー。
グルーヴィーなミドルパートでモッシーに聴かせ、サビはメロブラかと思う間違えるようなプリミティヴでメロディックなトレモロリフを配している#17。
金物がガチャガチャうるさいブラストパートに音階をいったりきたりするリフで変態的なグラインドコアに仕上げている#18。
シンプルに爆走するグラインドコアらしい激烈パートにツーバスドコドコのデスメタリックなスローパートを挟む#19。
#20はデスメタリックなリフとブラストビートによるデスグラインドナンバー。
#21は5秒ほどのショートナンバー。
ドゥーミーなスローテンポにディストーションの利いた耳障りなギターのバッキングに、つぶやいたり叫んだりするKevinのVoを乗せた#22。
ラストの#23は15分を超える大曲。フュージョンっぽいフリーキーなドラミングやドゥルドゥル鳴らされるベース、耳障りなギターがノイズまみれになってグチャグチャと15分も続く、キチガイサウンドですw

いや~、素晴らしいね。
前作より荒々しくインパクトも強い。
今年1番のグラインドコアアルバムになるでしょう。
11月の来日公演にも期待大!!

評価:★★★★★

EVILE / Five Serpent's Teeth (2011)

five serpent's teeth
EVILE / Five Serpent's Teeth (2011)

1. Five Serpent's Teeth
2. In Dreams Of Terror
3. Cult
4. Eternal Empire
5. Xaraya
6. Origin Of Oblivion
7. Centurion
8. In Memoriam
9. Descent Into Madness
10. Long Live New Flesh

EVILEの2年振り、通算3枚目のアルバム。
Earache Recordsからのリリース。

UK出身のスラッシュメタルバンドです。
前作リリース後にMike Alexander(Ba)が突然の他界、今作は新たなベーシストを加えて初となるアルバムです。
1stで聴かせたSLAYERリスペクトなスラッシュメタルから、前作では初期METALLICA寄りのヘヴィ/スラッシュメタルへと変貌を遂げたこのバンド。
この新譜においても、その初期METALLICA寄りのヘヴィ/スラッシュメタルを実践しています。
疾走とグルーヴィーなミドルテンポを織り交ぜて展開するスラッシュは前作の延長にありますが前作ほどのダルさはなく、スラッシュらしいリフ使いでスロー/ミドルパートにもそこそこの聴きどころを配しています。
Matt Drake(Vo&Gt)のVoスタイルは2ndの時と同じ、METALLICAのJames Hetfield(Vo&Gt)とSLAYERのTom Araya(Vo&Ba)の中間みたいな歌い方。これが2ndの時よりも様になってきています。Voとしての成長が著しいです。

フェードインしてくるダークなメロディ~METALLICAっぽいバッキングの入り方から細かい刻みが気持ち良い疾走スラッシュへ展開する#1。
突貫気味に爆走するテクニカルなイントロから適度な疾走感&グルーヴを持ったスラッシュへ転調し、サビで再び爆走する#2。
#3はアリーナロック的グルーヴ感とスラッシュらしい刻みを合わせた中期METALLICA風のミドルテンポナンバー。
スラッシーな疾走とダークなグルーヴパートを行き来する#4。SLAYERやMETALLICAっぽいのは勿論のこと、TRIVIUMの3rdみたいな今風スラッシュの匂いもするね。
Jamesっぽく歌うVoとMETALLICA風のスローパートが続き、少しずつスラッシュらしいアップテンポになっていく#5。
疾走スラッシュナンバー#6は彼らの1stを思わせるキャッチーなリフ捌きがカッコイイ!怒号コーラスもバッチリ決まってます。
ダークなイントロの後、ノリの良いアップテンポにスラッシュリフや抑揚のないコーラスを加えて妖しく進んでいき、後半は適度な疾走感でもってスラッシュらしく聴かせる#7。
#8はアコギが寂しげに響くMETALLICA風のバラード。
#9はシンプルなリフでかっ飛ばすスラッシュナンバー。リフの弱さを疾走感で補っている感じがする曲ではありますが、まぁ悪くはない。
ダークに歌い上げるコーラスを配した、SLAYER風の疾走スラッシュナンバー#10。

決して悪いアルバムではないです。
中盤でのダレは頂けませんが前作よりは聴きどころの多いアルバムですし、今のMETALLICAが失ってしまったスラッシュメタルらしさを体現出来ている作品だと思います。
でも1stには遠く及ばないね。
このままじゃスラッシャーにとっては1stで終わったバンドになっちゃうよ!?
次作での奮起に期待します。

評価:★★★☆

RISE TO REMAIN / City Of Vultures (2011)

city of vultures
RISE TO REMAIN / City Of Vultures (2011)

1. Intro
2. The Serpent
3. This Day Is Mine
4. City Of Vultures
5. Talking In Whispers
6. God Can Bleed
7. Power Through Fear
8. Nothing Left
9. We Will Last Forever
10. Illusions
11. Roads
12. Bridges Will Burn

RISE TO REMAINの1stアルバム。
EMI Musicからのリリース。

UK出身のメタルコアバンドです。
IRON MAIDENのBruce Dickinson(Vo)の息子である、Austin Dickinson(Vo)が在籍するバンドです。
そのAustinくん、長髪を横になびかせたエモ風の髪型ながら顔は親父にメッチャ似てます。やはり親子ですねぇ。
東日本大震災がなければ、3月のIRON MAIDENの来日公演でオープニングアクトとしてライヴを行う予定でもありました。
そんな鳴り物入りでデビューを果たした彼らのデビューアルバムなわけですが、このバンドのサウンドはIRON MAIDENのような直球のヘヴィメタルではなく、今風のモダンメタルです。
エモいクリーンとスクリームを使い分けるVoにブレイクダウンや叙情ギターメロディを配したバッキングのメタルコアナンバーからBULLET FOR MY VALENTINEみたいな正統派メタルとモダンメタルをミックスさせたナンバーなどが集まった、良く言えば多彩、悪く言えば散漫なアルバムに仕上がっています。
なのでIRON MAIDENファンにアピール出来る部分はほぼないかと。
このバンド最大の注目ポイントであるAustinのクリーンVoは父BruceのようなパワフルVoではなく、もっと若々しいエモ系の声質。メタルをやるにはエモ過ぎる気がするし、正直言って没個性。
一方、スクリームはLAMB OF GODのRandy Blyth(Vo)っぽい低音を利かした迫力のあるスクリームで、同じ人間が歌っているとは思えないほどに落差があります。
今作はこのスクリームとクリーンの使い分けが肝なんだと思います。

#1はストリングスや波の音によるイントロ。
続く#2はもう出だしからLAMB OF GODの「In Your Words」でちょいと苦笑したりw曲自体はヴァースでスクリームし、サビはエモいクリーンパートという典型的なメタルコアナンバーです。
適度なアップテンポに荒々しいクリーンVoを乗せ、正統派メタルとエモの中間みたいなサウンドを聴かせる前半からスクリームを加えたメタルコア的な後半へとアレンジを変える#3。
ブラストビートなどを交えて単音リフでメロディックに疾走するヴァースからエモく柔らかい雰囲気のクリーンパートへ流れていく#4。
#5はクリーンなギターがシャカシャカ鳴らされる中、クリーンVoが清涼感たっぷりに歌い上げているエモメタルナンバー。
疾走感のあるフラッシーなギタープレイにスクリームとクリーンによる掛け合いを加えてアグレッシヴに聴かせる#6。
ダークなリフ使いとスクリームで不穏に演出し、抑揚を抑えたクリーンパートへと展開するスロー/ミドルテンポのメタルコアナンバー#7。
IRON MAIDEN風のツインギターハーモニーから疾走感溢れるモダンでポップなヘヴィメタルになる#8。すっごくBFMVっぽいな。
#9はメタル色抑え目のエモいロックサウンドにクリーンとスクリームを交互に乗せたヴァースからスケール感の大きいクリーンパートでゆったりと締めるスクリーモ/メタルコアナンバー。
疾走感のあるリズムとエモいギターサウンド、クリーンVoに時々スクリームを加えたVoワークでポップに聴かせる#10。メロコアというかスクリーモというか・・・、どうにもとっ散らかってる印象。
#11はポップロック系のバラード。サビでギタージャカジャカ、Voが優しく歌い上げる、メタル色ゼロのかったるさMAX!!な曲。
ラストの#12は汚いスクリームとクリーンVoが疾走するメロディックメタルコアサウンドの中でコロコロとスイッチし、サビはストリングスを加えてドラマティックに聴かせる、アグレッシヴな曲。

メタルらしい曲は格好良いんだけど、明らかにエモやポップパンク/メロコアの影響を受けているであろう軽めのポップナンバーは気に入らなかったです。
もう少しメタルらしいサウンドのほうが僕は好みだな。
・・・とは言ってみたものの、このバンド、デビューアルバムの時点で今後はメタルコア路線から離れていく匂いがプンプンしてる。
スクリームを減らしてどんどんポップ色を強めていってetc、という、BULLET FOR MY VALENTINEのようなバンドになっていくような気がしてならない。
#5や#8のようにクリーンVoが主体の曲がどんどん増えていかないことを願う。

ちなみにブックレットのサンクスリストにはIRON MAIDENがしっかりと入ってはいますが、沢山クレジットされているバンドの中にひっそりと入ってます。

評価:★★★

FACE OF OBLIVION / The Embers Of Man (2011)

the embers of man
FACE OF OBLIVION / The Embers Of Man (2011)

1. Dead To Me
2. Drowned In Blood
3. The Breaking Wheel
4. Panacea
5. Lecherous Indignities
6. Perpetuity
7. Undesigned
8. The Dissection
9. Torture Harvest
10. The Embers Of Man

FACE OF OBLIVIONの1stアルバム。
Comatose Musicからのリリース。

US出身のテクニカル/ブルータルデスメタルバンドです。
元ORIGINのJames Lee(Vo)が在籍するバンドであり、結成されたのが2009年という割と最近のバンドです。Jamesが加わったのは2010年からだそうな。
肝心のサウンドですが、アルバムの表面に張ってある"FAST TECHNICAL BRUTAL DEATH METAL"というシールの通り、テクニカルかつブルータルなデスメタルをやっております。
ブルータリティを損なわない程度にテクニカルなリフを加えて突進する様はORIGINやDECREPIT BIRTHを彷彿とさせる部分がありますね。
James LeeのVoはORIGINの4thで聴かせたような一本調子のパフォーマンスではなく、2nd~3rdの時と同じ高低を使い分けた勢いのあるグロウル。ORIGINでのあのパフォーマンスは彼のVoが衰えたからではなかったようです。4thでもこのくらいの存在感があったらなぁ~。
また、このアルバムは曲間をSEやナレーションで繋いでいるため、流れが途切れることなく30分聴き通すことが出来ます。若干無理矢理な気がしなくもない繋ぎ方ではありますがねw

アンビエントなイントロ~テクニックそこそこの爆走デスメタルへと展開する#1。
ゴボゴボと溺れるようなSEからオールドスクールなリフを配して軽快に爆走する#2。Jamesの高低使い分けた一人掛け合いがキャッチーだね。
男女が泣き叫ぶSE~ガテラルや低音を強調したバッキングで突進する#3。
ダークなちょいメロリフで不穏な雰囲気を演出しつつ、豊富なリズムチェンジとテクニカルな演奏でテンションを高める#4。
#5はブラックメタル掛かったスローなメロディ展開やテクニカルなリフの応酬で緩急つけ進んでいく、スピード感は抑え目のデスメタルナンバー。
マシーナリーなリフとドラムの連動でスタートする#6は叙情性を含んだギターメロディなどを聴かせたりするNECROPHAGISTっぽいテクデスナンバー。
Voのアクセントの付け方やスウィープを多用してピロピロやるテクニカルパートがキャッチーな#7。
オールドスクールな感触のあるテクデスナンバー#8。
続く#9も#8と同じようなテクデスナンバーでブルータリティは抑え目。
荘厳デスメタルっぽさを感じさせるグルーヴパートやガテラルによるブルデスパート、ピロピロ弾き倒すテクデスな間奏など、なんでもござれ状態な#10。

まだまだB級感は抜けきっていないけど、楽しめるアルバムでした。
プレイアビリティは高いですし、JamesのVoパフォーマンスもイイ!
ただドラムの音が妙に軽いのは難点ですかね。

評価:★★★☆

EVANESCENCE / Evanescence (2011)

evanescence
EVANESCENCE / Evanescence (2011)

1. What You Want
2. Made Of Stone
3. The Change
4. My Heart Is Broken
5. The Other Side
6. Erase This
7. Lost In Paradise
8. Sick
9. End Of The Dream
10. Oceans
11. Never Go Back
12. Swimming Home
13. New Way To Bleed
14. Say You Will
15. Disappear
16. Secret Door

EVANESCENCEの5年振り、通算3枚目のアルバム。
Wind-Up Recordsからのリリース。

US出身のフィメール系オルタナメタルバンドです。
僕にとっては「ヘヴィなバッキングの上を女性Voが歌ってればゴシックメタルなんだ!」という間違った認識を与えてくれたバンドでもありますw
そんなバンドの5年振りの新作がコレ。
前作はどうにも怠慢な印象が強いアルバムで、メインソングライターであったBen Moody(Gt)の脱退が響いてんのかねぇ~、なんて生意気なことを高校生の分際で思ったものですw
なので今作にもそれほど期待していたわけではないのですが、今作はなかなか悪くないアルバムだと思いました。
Amy Lee(Vo)の歌声を活かした作風なのは当たり前のことながら、どの曲も歌メロのフックが向上しているため、キャッチーさがアップしています。
加えて演奏陣が曲毎に色々と工夫しているため、普通ならアルバムとして散漫になってしまいそうなところを、アレンジやVoワークで統一感を持たせて上手い感じに纏め上げられています。

#1はピアノやインダストリアルアレンジをまぶしつつノリの良いテンポと"Hello♪ Hello♪"と歌うキャッチーなサビで盛り上がるオルタナメタルナンバー。LOUD PARK 11のアリーナ内で「EVANESCENCE来日決定!」のお知らせと共に何度もかかっていた曲。
うねるヘヴィリフを中心としたバッキングに不穏なアレンジを加えた#2。
細かく刻まれるカッティングギターによるヴァースから壮大なサビへ展開する#3。
もの悲しいピアノの旋律を合わせたヘヴィロックサウンドにグランジっぽい気だるさを携えた耽美な歌メロを乗せている#4。
チャラさを感じるリズムに連動させてヘヴィなギターを鳴らすオルタナメタルなヴァースからちょっとオリエンタルな雰囲気を匂わすサビへ展開する#5。
ハードロッキンなリフを配したバッキングに耽美なピアノサウンドを加えてテンポ良く進んでいく#6。サビはストリングスも加えてスケールの大きさをアピール。
ピアノの伴奏とAmyの掠れた裏声で叙情的にスタートし、オーケストレーションやバンドサウンドも交えて壮大さを増していく#7。
ルーズなヘヴィロックサウンドにインダストリアルな電子音アレンジを加えた#8。
ニューメタルっぽいバッキングが前時代的な#9。
ヴァースは80年代風のアレンジが施されたオルタナ/ヘヴィロックで、サビはクワイアを使って荘厳性をアピールしている#10。
ヴァースのジャムっぽいバンドアンサンブルが小気味良さを演出し、しっとりと歌い上げるサビで「らしさ」を出している#11。
ポストロック的なフワフワ感とインダストリアルな電子音が一体となったメタル色ゼロの#12。Björkの影響とか言ってたのはこの曲で顕著に出ていますね。個人的には捨て曲です。

こっから先はボートラ。
#13はヘヴィネス抑え目のバッキングの上をVoが歌い、ピアノやエレクトロアレンジでポップに装飾しているオルタナメタルナンバー。
快活なリフとヘヴィリフの使い分けや「陰」と「陽」を巧みに使い分けたメロディ/アレンジなど、上手さが目立つ#14。Superflyとかが好きな人にもオススメ出来そう。
バンドサウンドはしっかりと主張しつつピアノやオーケストラの壮麗なアレンジが目立つ#15。リフが意外に格好良い!
ハープやストリングス、ピアノを使った映画音楽のようなバッキングの上をAmyが優雅に歌い上げている#16。

結構良いですよ。
どの曲も水準以上の出来。
これなら今後の活動も安定しそうです。
ちなみにこのアルバムはBillboard200で1位を記録しています。
これは凄い。

最後に不満を一つ。
アルバムの作りが紙スリーブ仕様なのは良しとしよう。でもブックレットとCDを同じ場所に収納してあるってのはどうよ!?あまりにずさん過ぎやしないかね?

評価:★★★☆

ALARUM / Natural Causes (2011)

natural causes
ALARUM / Natural Causes (2011)

1. Natural Causes
2. Shifting Skies Like Nothing
3. For New Creation
4. The Signal
5. Evspañol
6. Non-Linear Parallels
7. Silent Betrayal
8. Interface
9. Boundless Intent Part 3
10. Sensory Endeavour
11. Transpiration
12. Undivided

ALARUMの7年振り、通算3枚目のアルバム。
Willowtip Recordsからのリリース。

オーストラリア出身のプログレッシヴメタルバンドです。
サウンドはATHEISTからデスメタル色を薄めて、もっと軽快にした感じのテクニカル/プログレッシヴメタル。
ジャズ/フュージョンのスタイルを取り込んだ変則的で小気味良いドラミング、サウンドの屋台骨を支えつつメロディックにも聴かせるベース、プログレッシヴだったりデスメタリックだったりと多彩に色を変えるディストーションギター、スクリーム&クリーンという明確な線引きの出来ないしゃがれたVoといったような要素が一体となったプログレサウンドです。
Earache Recordsからもリリースされた前作に比べるとデスメタル要素が更に抜けて、ジャズ/フュージョンやサイケ、プログレ色が強くなったように思います。
それでもサウンドの面白さは相変わらずであり、適度にメタリックなギターと軽快なドラミングの絡みは抜群。トリオということで音の厚みはあまりないのですが、それが逆にこの軽快かつ変則的なサウンドを面白いものにしています。
Voは歌いながら、こんなベースラインをライヴで弾きこなせるのだろうか?

タカタカタカタカ!と軽快に疾走するバッキングにしゃがれたVoを乗せて展開する#1。
フュージョン的で小気味良いヴァースやスペーシーなコーラス、アダルティなインストパートなどを交えてポップに聴かせる#2。
#3はクリーンなアルペジオとベロベロしたベースが緩く調和するイントロからMASTODONっぽくヘヴィでブルージーに仕上げられたヴァース~デスメタリックなブリッジを抜け、メロディをしっかり歌うVoとピロピロと弾き倒すギターによるサビで落ち着くプログレッシヴメタルナンバー。
デスメタル色を含ませたプログレッシヴなスクリームパートからジャズっぽいインストパートで色気を感じさせる#4。後半は正統派メタル的な疾走感と脱力系Voで分かりやすく聴かせます。
#5はギターによる短いインタールード。
プログレデスっぽい複雑で変則的なバッキングにしゃがれたスクリームを乗せた#6。
#7は細かい刻みリフやスクリームを軸にスラッシーな疾走からのブレイク、そしてまた疾走という、ストップ&ゴーを繰り返すテクニカル/プログレスラッシュナンバー。
不協和音リフやスウィープを駆使したテンションの高いギターワークに連動してドラムも叩きまくり蹴りまくりな#8。中盤のインストパートはクラシカルというかエスニックというか・・・、不思議な雰囲気。
ヘタウマなクリーンVoとロック色の強い演奏で緩めのプログレロックを聴かせる#9。
#10はネオクラなインスト。これが凄くイイです!ブックレットによると、この曲は彼らのヒーローであるChick CoreaとTony MacAlpineのために書かれたそうです。Chick Coreaは良く知らんけど、確かにこのメロディはShrapnel系だわな。
#11は前作の曲に続くパート3。なんてことはない短めのインストです。
ラストの#12はスラッシュらしいザクザクとした疾走から正統派メタル的リフやフワフワしたアルペジオをこねくり回すかのように繋げていくプログレメタルナンバー。

相変わらず面白いバンドだ。
ジャズ/フュージョン単体ではあまり聴く気にならないけど、こういう風にロック/メタルとクロスオーバーさせてくれるなら大歓迎!!
プログレメタル系のサウンドではありますが、1曲1曲がコンパクトで全体を通しても41分ほどなので、肩肘張らずに聴けると思います。
プログレッシヴなバンドが好きな方なら、聴いて損はしないアルバムです。

評価:★★★★

うつ病にかかりやすい若者はヘヴィ・メタルを習慣的に聴く傾向がある!?

オーストラリアの博士の研究結果によるとそうらしいですよ。

http://ro69.jp/news/detail/59294


>若者でうつ病にかかりやすい気質の人はヘヴィ・メタルを習慣的に聴きたがる傾向にあると、新しい研究が指摘している。
>

>研究を発表したのはオーストラリアのメルボルン大学のカトリーナ・マックフェラン博士で、博士は13歳から18歳までの若者の被験者50名に詳細にわたる面談を行い、さらにオーストラリア全土から選んだ1000名の若者に調査に応えてもらい、ヘヴィ・メタルを聴く若者は一般的に「ネガティヴな音楽の聴き方をしている。」と結論付けている。
>

>博士は今回の研究結果についてこう語っている。
>

>「大半の若者はいろんな音楽を前向きな方法で聴きます。そうしたものには雑踏の喧騒を遮断するため、あるいは気分を高揚させたり、運動する時の景気づけなどの理由があります。しかし、うつ病にかかりやすい気質の若者は音楽を、特にヘヴィ・メタルをネガティヴな方法で聴いている傾向が強いといえます。」
>
>「ある人がヘヴィ・メタルのある曲やあるアルバムを何度も何度も聴き直す時、それは自分を自己疎外したり、現実から逃避するためにそうしているんですね。もしこの行為がある一定時期を超えて続けて行われる場合、それはその人が鬱や不安に苦しんでいることの兆候になっているとも考えられ、最悪の場合、自殺願望をほのめかしているのかもしれないのです。」
>
>
博士は子供の音楽趣向が気になるのなら、親は詳しく子供たちに聴いている音楽について話を聞いてみるべきだと指摘している。
>
>
「もし親が自分の子供の聴いている音楽について心配なら、そういう音楽を聴いているとどういう気分になるのかなどと訊いてみるべきです。もし、子供が自分の感じていることを反映しているなどと答えたなら、その音楽がどういうことを言っているのか訊いてみましょう。もし音楽を聴くことが、自分のことをネガティヴに思うことと繋がっているのなら、これは危険な状態だと考えてください。」



へー。
そいつはすげぇや。


まぁ強く否定はしないし、「聴くとうつ病になりやすそうな音楽は?」って訊かれたら「ヘヴィ・メタル」って答えるのが一番無難だろうし。


>うつ病にかかりやすい気質の若者は音楽を、特にヘヴィ・メタルをネガティヴな方法で聴いている傾向が強いといえます。


ネガティヴな方法ってどんなんだろう?
逆にうつ病にかかりやすい気質の若者がポジティヴな方法で聴くことの出来る音楽って何なんだろう?
そもそも、うつ病にかかりやすい若者ってどこで判別してるのだろう?


>ある人がヘヴィ・メタルのある曲やあるアルバムを何度も何度も聴き直す時、それは自分を自己疎外したり、現実から逃避するためにそうしているんですね。
>もしこの行為がある一定時期を超えて続けて行われる場合、それはその人が鬱や不安に苦しんでいることの兆候になっているとも考えられ、最悪の場合、自殺願望をほのめかしているのかもしれないのです。


いやもうこれメタル関係なくね?w
文章の「ヘヴィメタル」の部分を「クラシック」「トランス」「ヒップホップ」「ジャズ」「アニソン」とかに変えても普通にヤバそうだよw


「メタル聴く人間=ヤバい人間」って図式は分からなくもない。特に自分を含め、デスメタルやブラックメタル等を好んで聴いてる人はそういう風に思われても仕方ないとも思う。
それだけに、これは大学教授が堂々と発表するような説ではないな。
まぁ研究お疲れ様でしたというか、時間の無駄だったというか・・・。


以前、『メタルは成績優秀な人にリラックス効果を与える。』みたいな発表を見て、それはそれでどうなんだって思ったけどw

PAIN OF SALVATION / Road Salt Two (2011)

road salt two
PAIN OF SALVATION / Road Salt Two (2011)

1. Road Salt Theme
2. Softly She Cries
3. Conditioned
4. Healing Now
5. To The Shoreline
6. Eleven
7. 1979
8. The Deeper Cut
9. Mortar Grind
10. Through The Distance
11. The Physics Of Gridlock
12. End Credits

PAIN OF SALVATIONの1年振り、通算8枚目のアルバム。
InsideOut Musicからのリリース。

スウェーデン出身のプログレッシヴメタル/ロックバンドです。
今作は前作『Road Salt One』の続編であり、去年の段階でリリースが予定されていたアルバムでしたが、結局今年になるまでリリースが伸びた形となりました。

前作では今までのプログレメタルサウンドとは距離のあるブルージーなサイケ/プログレロックに大胆な路線変更を敢行。
今作もその前作を引き継いだ70年代風のサイケ/プログレロックであります。
曲単位での出来が良いのは勿論のこと、アルバムの流れが非常にスムーズで、フックのあるメロディやサイケなアレンジがGood!
前作に続けて聴くのもなかなかに楽しいです。

#1はストリングス主体の短いインスト。
続く#2はサイケなブルースロックナンバー。土臭くもキャッチーな歌メロやそれを歌い上げるDaniel Gildenlöw(Vo&Gt)のVoワークが際立った1曲。
快活なシャッフルビートとノリの良いクラシックロックリフでアップテンポに進む#3。
カントリーちっくなアコギとトライバルなパーカッションで独特のサウンドを奏でている#4。全体的に歌メロが良い感じ。
サイケ/フォークなアコギやフルート、Keyアレンジが楽曲全体を優しく包み込み、小気味良いドラミングが合わさるプログレロックナンバー#5。
感情豊かなVoのサイケ/ブルースパートでアダルティに聴かせ、骨太リフを使ったサビでクラシックロック色を強める#6。中盤で見せる遊び心溢れたプログレッシヴなジャムパートは格好良い!
もの悲しいピアノの旋律をメインにしっとり歌い上げるVoやアコギ、フルートなどを加えてドラマティックに盛り上げていく#7。
ダークなサイケアレンジで妖しく仕上げている#8。OPETHの暗黒音楽を70年代風にしたらこんな感じかもね、っていうKING CRIMSONっぽさも曲。そしてOPETHよりも上手くやれてるっていうw
ブルージーなリフとサイケアレンジを絡ませたイントロ~ダークでシアトリカルなVoパートを抜けてクラシックロック系のサビで熱っぽく歌い上げている#9。
猫なで声系の緩い裏声とアコギによる演奏がUKロックっぽい#10。
#11は適度にルーズなノリを持ったサイケロックを聴かせ、プログレッシヴな間奏や気味の悪いクワイアなどで壮大に展開していく長尺曲。
#12は#1のメロディを引き継いだアウトロ。

前作同様、何度も聴いてしまうアルバムです。
PoSのサウンドは北欧的プログレメタル路線のほうが好きなんだけど、こういう変化球をやらせてもOPETHより上手く出来ていると思います。
OneとTwo合わせて★4つくらいの評価かな?w

ブックレットは男女の物語風になってるんだけど、イマイチよく分からん・・・。

評価:★★★

NIGHTRAGE / Insidious (2011)

insidious
NIGHTRAGE / Insidious (2011)

1. So Far Away (Intro)
2. Delirium Of The Fallen
3. Insidious
4. Wrapped In Deceitful Dreams
5. Hate Turns Black
6. Sham Piety
7. Cloaked In Wolf Skin
8. This World Is Coming To An End
9. Utmost Ends Of Pain
10. Poignant Memories
11. Hush Of Night
12. Poisoned Pawn
13. Solar Eclipse (Prelude)
14. Solar Corona
15. Emblem Of light (Outro)

NIGHTRAGEの2年振り、通算5枚目のアルバム。
Lifeforce Recordsからのリリース。

ギリシャ出身のギタリスト、Marios Iliopoulos(Gt)を中心に結成されたメロディックデスメタルバンドです。
以前はAT THE GATESのTomas Lindberg(Vo)やFIREWINDのGus G.(Gt)、DEAD BY APRILのJimmie Strimell(Vo)などが在籍していたこともあります。
現在はDRANGONLAND,AMARANTHEのOlof Mörck(Gt)や同じくDRANGONLANDのAnders Hammer(Ba)というスウェーデン出身のミュージシャンが2人とフィンランド出身のAntony Hämäläinen(Vo)、ベルギー出身のJohan Nunez(Ds)という、インターナショナル(?)なバンドになっていますw
一応、活動拠点はスウェーデンってことになってるらしいです。

Antony Hämäläinen加入後初となった前作は1stや2ndの頃を思わせるストレートなデスラッシュ/メロデス路線で、前任者Jimmie Strimellのスクリームとクリーンの使い分けを活かした前々作からの原点回帰を図ったように感じる作風でした。
今作はその前作と同様の路線です。
楽曲はギタリスト2人による共作が多く、どれも秀逸。メロディの煽情性は前作よりも高いし、Gus G.が在籍していた頃よりも優れている気がします。
今までのアルバムでもそうだったけど、ブックレットにギターソロの演奏者をクレジットするところとか、凄く職人気質だね。
また今作にはゲストミュージシャンも多数参加しており、昔バンドに在籍していたTomas LindbergやGus G.の他にFIREWINDのApollo Papathanasio(Vo)、EVERGREYのTom Englund(Vo)などが参加しています。
クリーンVoのゲストが参加すると聞いて、個人的に少し不安ではあったのですが、これに関しては全く問題ありません。
楽曲のアクセントとしてほんの少し出てくるだけなので軸となる楽曲にブレはなく、むしろ効果的に使われていると感じました。

#1はツインギターのハモりによるイントロ。
続く#2は初期IN FLAMES的なギターメロディを軸に疾走するメロデスナンバー。この曲にはApollo Papathanasioが後半の静寂パートでほんのちょっとゲスト参加しています。
スラッシーかつメロディックな疾走の中、Antony(Vo)とTomasによるスクリームの掛け合いで勢いを増していく#3。
正統派のハードロック/ヘヴィメタル的なリフで快活に疾走するヴァースからサビで叙情性の高いギターメロディを挿入しドラマティックに楽曲を締める#4。この曲ではTom Englundがラストのクリーンパートでしっとり歌い上げています。
細かく刻まれるメロディックなギターでアグレッシヴに疾走するデスラッシュ/メロデスナンバー#5。初期AMORPHISを一層エモーショナルにしたかのようなギターソロもイイネ!
もの悲しいメランコリックなヴァースからエモーショナルな叙情ギターを嘶かせるアップテンポなサビへと展開する#6。この曲には再びTomasがゲスト参加。
叙情メロディは控えめにザクザクスタスタと疾走し、サビはIN FLAMESばりの慟哭メロを響かせるデスラッシュ/メロデスナンバー#7。
#8は正統派メタル的なリフで適度なスピード感を持たせ、ARCH ENEMY的なエモーショナルギターとアコギを絡めたサビでしっとり締め。後半のサビではApolloも参加し、ドラマ性を高めています。
隙間の多いスラッシーな疾走やアグレッシヴな刻みパートを繋いでいき、IN FLAMES直系のサビへ展開する#9。
ブラストビートで攻撃的にスタートし、エピカルなギターメロディを配したスローテンポのメロデスナンバーへと転調する#10。ここまできてもメロディの質が落ちないってのは凄いね。
メロウなアルペジオとスクリームによる静寂パートからアグレッシヴなメロデスパートへと流れていく#11。
疾走メロデスナンバーの#12もギターワークが際立った佳曲。イントロやサビのメロディ、それと対を成すアグレッシヴな刻み、キャッチーなギターソロetc、最高!
#13はオーケストラによるインスト。
メロウなバッキングにTom EnglundのクリーンVoパートをちょろっと加えた#14。
#15はBIOMECHANICALのJohn K.作のオーケストラによるアウトロ。#13~#15で一つのアウトロみたいなもんです。そう捉えて貰って構わんよ。

前作よりイイです。
何よりメロディの充実ぶりが素晴らしい。
メロデス、メタルコア、デスラッシュ好きは是非!!

評価:★★★★★

GLORIOR BELLI / The Great Southern Darkness (2011)

the great southern darkness
GLORIOR BELLI / The Great Southern Darkness (2011)

1. Dark Gnosis
2. Secret Ride To Rebellion
3. They Call Me Black Devil
4. Negative Incarnate
5. Bring Down The Cosmic Scheme
6. The Great Southern Darkness
7. The Foolhardy Venturer
8. Per Nox Regna
9. The Science Of Shifting
10. Chaos Manifested
11. Horns In My Pathway

GLORIOR BELLIの2年振り、通算4枚目のアルバム。
Metal Blade Recordsからのリリース。

フランス出身のブラックメタルバンドです。
フランスのブラックメタルバンドというと、DEATHSPELL OMEGAが有名ですが、このバンドもそのDsOを思わせるカオティックな邪悪さやプリミティヴな爆走といった要素を持ち合わせたブラックメタルサウンドを身上としています。
ですが、DsOのフォロワーだとは一概には言えません。このバンドにはDsOやその他のブラックメタルバンドとは明らかに違う点があります。
というのもこのバンドのサウンドにはブルース/クラシックロックのエッセンスが加えられていて、曲によってはかなりレイドバックした雰囲気を持っていたりするのです。それこそクラシック/ハードロック的な骨太リフを鳴らし泣きのギターソロを入れるなど、おおよそブラックメタルには取り入れられないような要素をぶち込んで、独特のサウンドを形成しています。
そして今作もブルースロックの影響が出始めた前作と同じ路線。というか、ブルースロックの影響がより顕著に出てきている気がしました。一般的なブラックメタルとは更に距離のあるサウンドになったと思います。

ルーズなリフによるクラシックロック的なバッキングに無理矢理ブラックメタルシャウトを乗せた#1。
ザラついた汚い疾走と冷たいスローテンポを行き来する#2。
ブルースらしいあんにゅいな気だるさを感じさせる#3は土臭い雰囲気とブラックメタルシャウトがどうにもマッチしている気がしない・・・、んだけど疾走パートはこれが凄くハマっているから驚き。
トレモロリフのテンポを落としてロック色を強めているヴァースから叙情的なギターメロディが響くサビでドラマティックに聴かせる#4。サビメロはAMON AMARTH風でギターソロはもうどこのハードロックバンドですか!と言いたくなる出来。
叙情的なトレモロリフで爆走するメロブラナンバー#5。
ディープなクリーンVoと落ち着いたバッキングのアダルティなヴァースからサビではロック度を上げてブラックメタルシャウトへ切り替える#6。
#7はシンプルなリフのミドルパートとトレモロリフの爆走パートで緩急を付けて展開するブラックメタルナンバー。
#8はドゥームメタルっぽいヘヴィネスとうねりを持ったスローなインスト。
レイドバックしたクラシックロック的な演奏から自然な流れの中でブラックメタルらしい寒々とした爆走へ持っていく#9。
#10は適度な疾走感でCARPATHIAN FOREST的なブラックを聴かせるインスト。この曲はVo入れてしっかりと作り込んだほうが良かったと思う。勿体無いよ。
ラストの#11はサザン/カントリー調の能天気な演奏と囁くように歌うVoで牧歌的な雰囲気を演出した後、ギャーギャー喚くサビでちょこっと盛り上がるブルースロック/ブラックメタルナンバー。後半は一転してブラッキン&スラッシーになり、勢いをつけたまま終了。

前作はブルースロックの影響をブラックメタルの中に上手く取り込んでいましたが、正直、今回はやり過ぎだと感じました。
まだまだブルースロックとブラックメタルの調和が取れてるとは言い難いです。
アイディアは面白いと思うので次作に期待!

評価:★★★

THREAT SIGNAL / Threat Signal (2011)

Threat Signal
THREAT SIGNAL / Threat Signal (2011)

1. Uncensored
2. Comatose
3. New World Order
4. Trust In None
5. Face The Day
6. Fallen Disciples
7. Disposition
8. Death Before Dishonor
9. Buried Alive

THREAT SIGNALの2年振り、通算3枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

ブックレットの絵は核戦争後の世界か何かか?
1曲目冒頭の歌詞が"This World Is Fucked!!!"ってwww

カナダ出身のメタルバンドです。
前作はそこそこのクオリティを備えたモダンなメロデスアルバムでしたが、今回は路線が多少異なります。

まず従来のメロデス路線ではなくなりました。

ギターから叙情的なフレーズはほとんど聴かれず、そういった要素はギターソロでほんの少し出てくるくらい。
代わりにグルーヴメタルの要素が大幅に増強され、肉食系のゴリゴリとしたメタルサウンドへと変貌を遂げました。このギョーンミョーンってリズムギターはDjentっぽくもあります。
まさにアメリカンメタルといった感じ。いや、まぁ、カナダだけどさ。
フロントマンのJon Howard(Vo)が元FEAR FACTORYのリズム隊とARKAEAをやったことも影響しているのだろうか?
そのJonのスクリームとガナり気味クリーンの使い分けはよりアメリカ的になり、FEAR FACTORYのBurton C. Bell(Vo)やMACHINE HEADのRobb Flynn(Vo&Gt)を思わせる歌いっぷり。
スクリーム1つを取ってもVoの表現力は上がっていると思います。

#1はグルーヴィーなリフとリズミカルなツーバスを連動させたグルーヴメタルナンバー。
適度なアップテンポと咆哮を軸に進んでいくCHIMAIRAっぽい#2。
スラッシーなリズムにグネグネ響くリフを乗せて疾走する#3。
ダークなアルペジオで幕を開け、ミドルテンポのLAMB OF GODみたいなグルーヴメタルを開始する#4。フラッシーなギターソロに今までの面影が残ってるかな。
ザクザクと刻みつつグルーヴを重視したギター&ドラミングでミドル/アップテンポを使い分けて進む#5。サビはメロディックなクリーンパートでまぁそこそこの出来。
フラッシーなギターイントロ~デスラッシュ系の疾走へ展開、気だるさも目立つグルーヴメタルパートへと落とし込む#6。
小気味良いグルーヴ感とガナり気味に歌うVoのヴァースはメタリックに聴かせ、サビでアメリカンなグルーヴを更に強める#7。
ダークなメロディを含んだメロディックなグルーヴメタルを聴かせる#8。テンポはスローだけど、こういう曲は格好良いね。
ラストの#9もグルーヴィーなウネウネリフをミドルテンポに乗せてお送りする、ちょいチャラめのグルーヴメタルナンバー。

メロデス好きにはコテンパンに叩かれるでしょうね。
ギターからは叙情性が殆ど消え失せています。
でも僕はむしろ今作の方が楽しめました。
このバンドに元々備わっていたグルーヴメタルの要素が強められて、なかなか格好良いサウンドに仕上がっていると思います。
寄生先をSOILWORKからLAMB OF GODやMACHINE HEADに変えたというイジワルな言い方も出来るけど、このバンドはむしろこういう音楽性のほうが合ってるのかもしれない。

評価:★★★

IMMORTAL SOULS / IV: The Requiem For The Art Of Death (2011)

iv the requiem for the art of death
IMMORTAL SOULS / IV: The Requiem For The Art Of Death (2011)

1. Art Of Death Act I: Soulbells
2. Evil Believer
3. Nuclear Winter
4. I Wept
5. Absolution
6. Art Of Death Act II: The Last Journey
7. Reek Of Rotting Rye
8. Last Day On Earth
9. Hypnotic Atrocity
10. Thought Of Desolation
11. One Last Withering Rose
12. Art Of Death Act III: The Requiem Of The Funeral Eve

IMMORTAL SOULSの4年振り、通算4枚目のアルバム。
Facedown Recordsからのリリース。

フィンランド出身のメロディックデスメタルバンドです。
最近まで音沙汰なかったけど、久々の新譜。
今回も何故だかアメリカのクリスチャン系レーベル、Facedown Recordsからのリリースです。このバンドもクリスチャンなんだろうか・・・?
サウンドは今や稀有なスタイルとなってしまった、キーボードを使わずにギター2本のメロディのみで勝負する北欧らしいメロデス。
IN FLAMES直系の叙情ギターとしゃがれ気味のグロウルで聴かせる、古き良きメロデススタイルを継承しているバンドです。
とは言っても、ただ単にオールドスクールなメロデスをやっているわけでなく、ちょこっとだけモダンな要素を加えてもいます。
INSOMNIUMの1stと良く間違われることで有名(?)なジャケの前作で、いくつかの曲にアメリカンなグルーヴ感を導入し始めましたが、今作でもそこはいくらか引き継いでいます。

#1は鐘の音が鳴り響くイントロ。
メロデスらしい叙情性がたっぷり詰まった疾走が美味しい#2。
フラッシーなツインギターと緩急のあるアグレッシヴなドラミングで勢い良く聴かせる#3。
小気味良いミドルテンポのドラミングと勇壮さを感じさせるギターメロディが自然に絡み合うメロデスナンバー#4。
ブラックメタル掛かった寒々しいヴァースから正統派メタルっぽいエピカルなサビへと展開する#5。
#6はクリーンギターによるインタールード。
スタスタした疾走にデスメタルらしいズルズルリフやパンキッシュなリフを乗せた#7はちょっと異色のナンバー。メロディ要素は薄く、ラフに走り抜けていきます。
ヴァイキングメタル的なギターでスタートし、重々しくザクザク刻むヴァースからOMNIUM GATHERUMやINSOMNIUMを思わせる叙情的なサビで締める#8。
プログレちっくなベースイントロ~アメリカンヘヴィロックみたいな気だるいリフで適度に疾走し、スラッシュっぽい刻みやらグルーヴパートを挟む#9。あんまり面白い曲ではないね。
モダンなブレイクダウンでスタートし、メタルコア的な単音リフで疾走する#10。
ゴシックっぽい朗々としたクリーンVoでゆったり進み、サビは声を張り上げて熱っぽく歌う、ヘヴィロック/オルタナメタル系の#11。2ndのアルバム後半にもこういう曲があったけど、完成度はこっちのほうが高い。
ラストの#12は9分弱ある長尺曲。ダークなアルペジオやトライバルなドラミング、ウィスパーVoによって北欧的な神秘性を感じさせ、汚いグロウルによるメロデスパートとの対比を図っている前半~中盤ではメロウな雰囲気を増幅させる間奏~メロデスらしい勇壮さと叙情性を含んだスローなメロデスへ回帰する、なかなかにドラマティックな曲。

今までのアルバムの中では一番完成度が高いし、纏まりもあると思います。
#7や#9は収録する必要性が感じられない曲ながら、他の曲はどれも良い感じ。
オールドスクールなメロデスが好きな方は是非!

しっかしFacedown RecordsがリリースするCDって、旧譜でも新譜でも上のシール剥がすと絶対プラケースがベッタベタになるねw

評価:★★★★

CIPHER SYSTEM / Communicate The Storms (2011)

communicate the storms
CIPHER SYSTEM / Communicate The Storms (2011)

1. 7 Inch Cut
2. Forget To Forgive
3. Communicate The Storms
4. Gods Terminal
5. End My Path
6. Objection
7. The Stairway
8. A Lesson Learned
9. Project Life Collapse
10. The Failure Starts
11. The Univers On Hold

CIPHER SYSTEMの7年振り、通算2枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

スウェーデン出身のメロデスバンドです。
前作から7年振りということでVo、Gt、Dsの3人のメンバーが交代しています。


『モダンメロデス』


この一言だけでこのバンドの音楽性の全てをほぼ説明出来たと言っても間違いではないかと。
メロディ要素を含みつつもヘヴィに刻みグルーヴを利かせることを優先したギター、スペーシーなSF系アレンジや透明感を纏わせるために使われるシンセやエレクトロアレンジが楽曲のメロディ部分を補完し、モダンなリズムに乗せて咆哮とクリーンVoが交差する、最早メタルコアとの境目もあやふやになりつつあるサウンドです。
前に紹介したDEAD BY APRILの元メンバーがいるとか関係なしに、DBAとも似通った部分があるサウンドです。
さて、では今作の話を。
今作の作風は前作に比べるとモダン化が進んだように思えます。
前作のような北欧的メロディによる疾走は控えめで、アメリカナイズされたグルーヴ感やヘヴィネスが強められたメタルコア/メロデスサウンドになっています。
新Voは前任者のメロデスらしいスクリームに比べると、マッチョな咆哮寄りであり、これもメタルコアっぽさを感じさせる一つの要因でしょう。
アルバムの出来としては普通です。
Nuclear Blastからのリリースなだけあって、しっかりと作りこまれた高品質なアルバムではあるものの、平均的と言わざるを得ない感じかな。

壮麗なKeyサウンドをまぶしたブレイクダウン気味のスローパート~明るめのギターメロディを配したブリッジを抜けてサビのクリーンパートへ展開する#1。
デジタル調の疾走メロデスナンバー#2。Keyがでしゃばらず、イイ感じにバッキングをサポート出来ている格好良い曲。
メロディックなギターとKeyアレンジが上手くかみ合ったミドルテンポの#3。ちょろっと出てくるクリーンパートは蛇足っぽいけどね。
DBAにも通ずるエレクトロアレンジがたっぷり施された疾走ナンバー#4。サビのクリーンはどこかALL THAT REMAINSっぽい。
透明感の強いエレクトロパートからアレンジはそのままにヘヴィネスを強めていくミドルテンポの#5。
#6はガツガツと刻まれるヘヴィなバッキングに冷ややかなKeyアレンジを加えて進んでいくモダンメロデスナンバー。
グルーヴを利かせた疾走にブライトなシンセ&ギターメロディを乗っけた#7。
甘すぎないギターメロディで疾走し、Keyも透明感を強めるだけに留めている、全体的に割と淡白な印象が強い#8。
アメリカのヘヴィロック/オルタナメタルみたいな気だるいリズムによるヴァースから、トランス調のKeyアレンジがポップなメロデスらしい疾走へと展開する#9。
ツーバスドコドコ鳴らすミドルテンポ~ツインギターの叙情的なメロディを活かした疾走やらクリーンパートやらを繋げていく#10。
#11はボートラ。インダストリアルな短いインストでなんも面白くない。

安定したモダンメロデスアルバムです。
買って損したとは思わないけど、他とは違う何かがあるわけではなし。
良い曲と中途半端な曲が半々くらい。
僕は前作のほうが良かったと思います。
メンバー写真がどことなくRAMMSTEINっぽいのは狙って・・・なのか?

評価:★★★

OPETHが2012年2月に来日決定!!

opeth 2012

LOUD PARK内でも告知されていたOPETHの来日公演が決定しました!!

http://www.creativeman.co.jp/artist/2012/02opeth/


大阪
2/16(木) 梅田AKASO

名古屋
2/17(金) 名古屋CLUB QUATTRO

東京
2/18(土) 新木場STUDIO COAST

チケット:\6500



うっわぁ~、どうしよ・・・。
土曜ってことは必然的にバイト休まなくちゃだし新譜が微妙だったし・・・。
ライヴでどういう曲をやるのかにもよりますね・・・。
新譜に合わせて静かめの曲ばっかだったら行く気起きない。


とりあえず今は保留にしとこ・・・。

DEAD BY APRIL / Incomparable (2011)

incomparable
DEAD BY APRIL / Incomparable (2011)

1. Dreaming
2. Real & True
3. Within My Heart
4. More Than Yesterday
5. Calling
6. Two Faced
7. Crossroads
8. Incomparable
9. Too Late
10. You Should Know
11. When You Wake Up
12. Lost
13. Last Goodbye

DEAD BY APRILの2年振り、通算2枚目のアルバム。
Universal Musicからのリリース。

スウェーデン出身のメロディックメタルコアバンドです。
前作リリース後、バンドの中心メンバーであったPontus Hjelm(Gt&Vo)が脱退。
今作は新たにZandro Santiago(Vo)なる人物を迎えJimmie Strimell(Vo)とのツインVo体制になってから初となるアルバムです。
ちなみに脱退したPontusはソングライティングなどのアルバム作りには大いに関わっており、バンドに復帰する予定でもあるとかないとか。
今作ではサポートメンバー扱いなので、ブックレットにPontusの写真はなし。

そんな新体制で作られた今作ですが、路線的には前作と殆ど変わりません。
専任Voが2人になったことと関係してか、スクリームパートとクリーンパートの切り替えが多くなり、対比のさせ方も前作より上手くなったと思います。
ただ、全体的に同じようなテンポ、同じようなエレクトロアレンジが続くのはちょっとマイナスポイントですね。

エレクトロでポップに装飾されたイントロ~クリーンなポップパートとスクリームによるブレイクダウンを交互に繰り出す#1。
エレクトロ+スクリームのヴァースから北欧的な叙情性を含んだクリーンなサビへ展開するメロディックメタルコアナンバー#2。
ポップなクリーンパートでスタートし、それのカウンターとしてブリッジに激しいスクリームパートを設けている#3。
インダストリアルなアレンジとヘヴィロック/メタルコア的なバッキングの上をスクリームとクリーンが掛け合いをしながら進む#4。
クリーン主体のバラードナンバー#5。
アップテンポなヴァースはスクリームでしばき倒し、ポップなサビで北欧的なメロディを歌い上げているエレクトロメタルコアナンバー#6。
メランコリックなピアノやシンセのアレンジが感傷的な雰囲気を演出しているバラードタイプの#7。
ユーロトランスみたいなアレンジ+ブレイクダウンを合わせたバッキングにクリーンVoの掛け合いを乗せた#8。
#9もクリーンVoとスクリームの掛け合いやポップに響くエレクトロアレンジが加えられたメロディックメタルコアナンバー。
ブレイクダウンによるスクリームパートは格好良いけど、エレクトロたっぷりのサビメロに弱さを感じる#10。
バラードタイプの#11はもう退屈過ぎて・・・。
スクリームによる疾走とサビのクリーンパートで透明感をアップさせる、前作の『Angels Of Clarity』みたいな#12
ラストの#13は熱い歌メロとヘヴィネスを利かせたバッキングというアメリカンヘヴィロック系のバラード。ピアノやシンセのアレンジは相変わらずだけど。

前作と同じくらいの出来かな。
後半にもなると段々食傷気味になるのが難点。
曲単位では良くともアルバムになるとね・・・。
エレクトロアレンジが過剰過ぎる気がしました。

評価:★★★

CANDLEMASSがNapalm Recordsと契約!そしてそのニューアルバムが・・・。

candlemass 2011

CANDLEMASSがNapalm Recordsと契約しました!!
ですが・・・、

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=164642


The band is currently working on material for its farewell album, which is tentatively scheduled for a spring 2012 release.


farewell album

FAREWELL ALBUM





何・・・だと・・・!?




次が最後のアルバムってマジすか・・・。

DISMEMBERの解散には驚いたが、CANDLEMASSも解散しちゃうのかよ。

いや、まいったね。

DISMEMBER解散!!!

Dismember 2011

スウェーデンのデスメタルバンド、DISMEMBERが解散を発表しました・・・。

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=164728


2008年の8th『Dismember』以降、あんまり音沙汰ないなぁ、なんて思ってたら突然の解散発表とか・・・。

『Dismember』や『The God That Never Was』は良いアルバムだったし、まだまだ現役で出来るバンドだと思うのに・・・。
途中メロデスになった時あったけど、その時期のアルバムだってかなりクオリティの高いデスメタルアルバムを作っていたバンドなだけに残念・・・。

いつか復活して欲しいね。


ありがとな~!!

CHARRED WALLS OF THE DAMNED / Cold Winds On Timeless Days (2011)

cold winds on timeless days
CHARRED WALLS OF THE DAMNED / Cold Winds On Timeless Days (2011)

1. Timeless Days
2. Ashes Falling Upon Us
3. Zerospan
4. Cold Winds
5. Lead The Way
6. Forever Marching On
7. Guiding Me
8. The Beast Outside My Window
9. On Unclean Ground
10. Bloodworm
11. Admire The Heroes
12. Avoid The Light

CHARRED WALLS OF THE DAMNEDの1年振り、通算2枚目のアルバム。
Metal Blade Recordsからのリリース。

US出身のパワー/ヘヴィメタルバンドです。
元DEATH、元ICED EARTHのRichard Christy(Ds)を中心に、Tim "Ripper" Owens(Vo)、Steve DiGiorgio(Ba)、Jason Suecof(Gt)という豪華メンバーを集めたプロジェクトであります。
デビューアルバムとなった前作は出来の良いアルバムながら、「これだけのメンツが集まればこのくらい余裕で作れるだろjk」という感想が浮かんでしまう「普通にクオリティの高いアルバム」でした。
プロデューサーとして活躍するJasonがギターの腕前もプロ級ということが分かった以外は別段驚くこともなかったというか・・・。

では今作はというと・・・。

うん、今回も「普通にクオリティの高いアルバム」です。
往年のパワー/ヘヴィメタルサウンドにJasonのギタープレイによるメタルコアやモダンメタルのエッジを加えた、古臭さを感じさせないヘヴィメタルです。
一流のミュージシャンが集まってるだけあってプレイに関しては文句のつけようがない。
だけど曲の完成度は結構「普通」なんだよなぁ。
特に歌メロはやっつけ感があって、Ripperが得意のパワフルVoでバックに合わせてとりあえず叫んでいるだけって印象のものもある。
これは前作でもそうだったけど、バッキングにそれなりの聴きどころを設けてるんだから、歌メロだっても少し練ってキャッチーに仕上げても良いと思いました。

クリーンギターのアルペジオでしっとりスタートし、フラッシーなギターとヘヴィネスを利かせたミドルテンポのメタルへ展開していく#1。
メタルコア的なブレイクや疾走/爆走を切り替えてモダンな正統派メタルを聴かせる#2。アメリカンメタルに触発されたJUDAS PRIESTって感じ。
デスメタリックなブラストビートでアグレッシヴにスタートし、メロデス/メタルコア的リフでメロディックな爆走をみせる#3。
メロウなアルペジオで湿った雰囲気を演出し、メロディックなギターが活躍するパワフルなサビでメタル度を上げる#4。
メタルコアっぽいメロディックな疾走が心地良い#5。これは演奏が格好良い。
うねうねしたベースと手数の多いドラミングがプログレ/テクニカルっぽく響くバッキングに暑苦しいVoを乗せた#6。
ダークなアルペジオ~RipperのVoを活かしたグルーヴィーなメタルを聴かせる#7。
カントリー調のアコギ~エモーショナルなギターで爆走するパワー/ヘヴィメタルナンバー#8。デス/ブラック的なトレモロリフや単音リフを駆使したギタープレイとパワフルなVo、キレの良いドラミングで勢い良く突っ込んでいく佳曲。
DiGiorgioのうねるベースラインに正統派メタルらしいハイトーンVoとテクニカルなギタープレイが乗っかる#9。
ダークな雰囲気重視のルーズなメタルナンバー#10。間奏は透明感が強く、まるで北欧メロデスを聴いているかのよう。
ツーバスを打ち鳴らしながらパワーメタルらしく進み、サビはドラマティックな歌メロで盛り上げている#11。
ラストの#12はデス/スラッシュの如く刻み爆走するイントロ~ちょいプログレッシヴなVoパートと進み、いきなり疾走するメタルナンバー。

やはりクオリティは高いのです。
前作より良いとも思います。
僕の大好きなDiGiorgio先生もいるしJasonのギターは上手いし。
でも歌メロの面白くなさは致命的だと思う。
RipperのVoもずっと聴いてると一本調子に聴こえるきらいがあります。
そのへんを改善してくれたらもっと良いバンドになる気がしますね。
あと、アルバムが紙スリーブ仕様じゃなくて良かったw

評価:★★★☆

LOUD PARK 11 @ さいたまスーパーアリーナ 10/15 感想

らうぱあああああああああああああああ!!!

に行ってきました。

今までのラウパのラインナップと比べると見どころが少ないような気がした今回のラウパですが、そんなメンツだからこその嬉しいサプライズがあることを期待して会場に向かったわけであります。

物販でTシャツを買いたかったので早めに会場に着き、まずそこで絶句。

雨パネェ・・・メッチャ降ってる。
折りたたみ傘持っててホント良かった。

結局物販の先行には間に合わず、開場した時に即行でTRIVIUMとAUGUST BURNS REDのTシャツを買って席に着きました。

あ、OPETHの来日公演が来年の2月に決まったらしいですよ。
スーパーアリーナ内の通路に張り紙が張ってありました。

では1バンドずつ簡単な感想を書いていこうと思います。
アリーナまで降りていって観たバンドはAUGUST BURNS RED、STRYPER、AMARANTHE、TRIVIUM、ARCH ENEMYの5バンド。
詳しいセットリストはラウパ公式やPRTサイトでどうぞ。


-ANIMETAL USA-
アメリカ国家で堂々登場し、北斗の拳のOPでライヴスタート!"YOUはSHOCK!!!!"
まぁ日本人なら誰でも一度は聞いたことがある曲ばかりということと、その曲の中にMAIDENだったりACCEPTだったりの有名曲のリフを加えてるんだから、盛り上がらないわけがない。観客のノリもオープニングアクトとは思えないほど良い。
Mike Vescera(Vo)の凄まじい歌唱力とChris Impellitteri(Gt)のフラッシーなギタープレイが主役であり、リズム隊は堅実なプレイでした。
そしてライヴの途中でサプライズ。
『マジンガーZ』のテーマ曲をやっている間に複数の女の子達がステージに乱入!!出てきたのはほんの少しの間だけだったけど、それがももいろクローバーZだったらしい。
僕、ももクロはちょっとだけ知ってるよ。
何故って南海の山ちゃんやバナナマンが自分達のラジオ『JUNK』にゲストとしてよく呼んでたし、曲もよく掛けてるからね。
なんかメンバーが一人脱退するって時も山ちゃんのラジオでお別れ会みたいなのやってたし。そん時の放送はクッッッッッソつまんなかったけどww
話がちょっと脱線しましたね。
暇してるとは言ってもベテランの集まりなだけあって流石のパフォーマンスでした。


-AUGUST BURNS RED-
観るのはこれが初めて。
Voはヤンキー風味のあんちゃんで弦楽器隊は凄くヲタクっぽい感じ。
新譜をリリースしての来日だったので、その新譜からの曲を中心に2nd、3rdの曲を織り交ぜたセットリストでした。
ライヴが始まって頭2曲くらいは音のバランスが悪く、ギターメロディが聴こえ難い状態でしたが、ライヴの後半頃にもなれば解消されており、とても綿密なギターワークを堪能することが出来ました。
でも選曲についてはちょっと疑問だなぁ。新譜からは「Internal Cannon」をやって欲しかった。あのスパニッシュなパートを楽しみにしてたのに。
それと、このバンドは大きい会場よりもっと小さくてバンドを身近に感じられるライヴハウスとかのほうが合ってるとも思いましたね。
今回のライヴはこのバンドを知っている人には大盛り上がりだったけど、ファン以外の人はシラーっと観ている感じでウケは悪かった気がする。
メロディックな音だけどちょっと難解な部分もあるから即効性は薄いのかなと感じました。
持ち時間が短かったってのもあるから、次は単独公演とか小さなハコで観たいね。


-STRYPER-
来日としては22年振りらしい。
僕はこのバンドを特別好きになったことはないし、親父がカーステで流しているのを横で聴いていた程度。HR/HMを自分で聴き始めてからは改めて一通り聴いたけど、やっぱりそこまで好きになることはなかった。
そんな感じでこの日のために特別聴き込んできたわけではなかったのだけど・・・、いやぁ~凄く良かったね!!!
初期の曲しかやらなかったからどの曲もすぐ分かった。曲名は分からないまでも「あ、これコ~リン♪のやつだ!」とか「ソ~ルジャ~♪の曲だ!」ってな感じ。意外と覚えてるもんだねぇ。
1曲目に「ウォ~オ~オ~オ~♪」というコーラスが歌いやすい「Sing-Along Song」、2曲目は"Loud!!!""Clear""Scream!!!""Shout!!!"というオーディエスの掛け声がイマイチ決まらずw練習させられた「Loud N' Clear」などなど。
このバンドはとにかくMichael Sweet(Vo&Gt)の歌声が凄ぇ。
超絶ハイトーンでしかも声量が圧倒的。
そしてそれを支えるコーラスも上手い。
「The Rock That Makes Me Roll」みたいなイントロから格好良い曲は普通に盛り上がったし、ラストに持ってきた「Soldiers Under Command」はみんな"ソ~ルジャ~ズ♪ソ~ゥオゥルジャ~ズ♪"のコーラスで大合唱していましたね。
出番的にはもっと後ろでも良かったんじゃないかな。


-AMARANTHE-
7月くらいに行われた単独公演が即完となり、そのままゲストとして登場したPRTで「ラウパにも出るお!!」と宣言していたこのバンドですが、この日はかなりの苦戦を強いられていました。
ライヴののっけからバッキングとVoのバランスが悪い。
スクリームだけは無駄に良く聴こえるのに男女のクリーンVoが聴こえない。クリーンVoの音量が上がったり下がったりとフラフラしまくり。
その後、女性Voのほうはなんとかなったものの、男性クリーンVoは相変わらず安定しない。
あれはただ単に彼の声量が足りていないわけではないと思う。
Voが3人もいるとサウンドの調整が難しいのかもしれないが、それでもPAの仕事ぶりがダメ過ぎる。
そんな良いとはいえないバンドのパフォーマンスでも観客の盛り上がりはANIMETAL USAにも負けないくらいの熱狂っぷり。
このバンドの曲は初めて聴く人でも分かりやすいしポップだからねぇ。
曲の良さに助けられるとはまさにこのことだと思いました。


-KROKUS-
絶賛メシタイム中に登場したこのバンド。
ギターが急病で来られなくなったとか色々あったらしいけど、詳しいことは知りません。
パフォーマンスはそこそこでした。
AC/DCっぽいハードロックバンドでベテランらしい堅実な演奏。
盛り上がりもそこそこっぽかったですね。
普遍的ハードロックだったので座って聴いている分には心地良かったです。
僕は1曲知らなくて、途中寝ちゃったけど。


-UNITED-
ラストに出演が決まった国産スラッシャー。
まさかの大盛り上がりでした。
今まで登場してきたバンドにはなかったガツンとしたアグレッションとスピード感を武器にフロアを煽るもんだからデカいサークルピットが両サイドに2つ出来、クラウドサーファーも多数。
新Voはクウェート出身ということで異彩を放っていたわけですが、MCの「日本語喋れないと思ってたでしょー!!!バリバリ喋れます!!」という言葉には笑った。
バックの演奏もかなり纏まっていて、ツインギターハーモニーもお手の物。
去年はHELLYEAHで感動したけど、今回はUNITEDが一番の衝撃でした。


-UNISONIC-
Michael Kiske(Vo)が新たに始動させたバンドにKai Hansen(Gt)が加わったということで、初期HELLOWEENファンには今年のラウパの本命だったでしょうし、その他の人にとってもそれなりの注目度があったと思います。
Michaelはニット帽を被らず、スキンヘッドのまま登場。
1曲目はハードロックっぽい曲で、まぁそんなに良いとは思えませんでした。
(PLACE VENDOMEの曲だったらしい。)
その後もメタルというよりはハードロックっぽい曲が続き、HELLOWEENの「A Little Time」で「お!?」となるも再びまったりした曲。
しかし、山場はラストに控えていました。
Kaiが「Future World」のリフを弾き始めた途端、会場から大歓声!
そこにMichael KiskeのVoが乗ってきてまたまた大歓声!
彼の声は全く衰えていませんでしたね。
"We All Live In Future World!!!"のコーラスは勿論のこと大合唱。
そしてラストには"I Want Out"。
こちらも大合唱。
ライヴが終わったあと、Michaelが目元を抑えていたのは、涙か?
UNISONICというよりはHELLOWEENで盛り上がったという、ちょっと反則っぽい気がしなくもないライヴでしたが、Michael Kiskeが歌うHELLOWEENを聴けただけでも満足なライヴでした。


-TRIVIUM-
個人的には今年のラウパのベストアクトです。
こんなにライヴが上手いバンドだったか?
前に観た時とは段違いの良さでした。
ライヴは新譜のイントロから「In Waves」というアルバム通りの流れでスタート。
まずフロントに張る3人のVoハーモニーが以前とは比べ物にならないくらい強力。
Matt Heafy(Vo&Gt)のスクリーム&クリーンを中心に、Corey Beaulieu(Gt)がスクリーム部分を補完し、Paolo Gregoletto(Ba)の高音クリーンVoでコーラスを強化。
これが超絶クール。AMARANTHEにも見習って欲しい。
ギタープレイも以前ほどの粗さはなくしっかりと弾きこなしている印象で、新加入のNick Augusto(Ds)のキレがあるドラミングは全編冴え渡っていました。
セットリストは人気曲だらけ・・・とは言えないちょっとズレた選曲ながらwライヴはかなりの盛り上がり。
終盤の「Kirisute Gomen」の盛り上がりは凄まじかった。
「A Gunshot To The Head Of Trepidation」とか「The Decieve」とか「Anthem (We Are The Fire)」とか他にもやってほしい曲は沢山あったけど、それは単独公演に期待。
いやマジで、ここまで素晴らしいライヴバンドになってるとは思わなかった。


-THE DARKNESS-
Justin Hawkins(Vo&Gt)が小奇麗なあんちゃんになって再結成を果たしたハードロックバンド久々の来日公演。
個人的に気になっていたのはJustinのあのファルセットが出るのかどうかということ。
あれがなきゃTHE DARKNESSではないし、あれがあったからこそTHE DARKNESSは他と違うハードロックバンドでいられたわけで。
結論から言えば、全く問題ありませんでしたw
Justinの歌声はそのままです。
今思えばそりゃそうだよなぁ、解散してから何十年も経ってるわけじゃないし、THE DARKNESS解散後もHOT LEGとかで歌ってたわけだし。
セットリストは1stの曲が殆どであり、2ndからは2曲のみ。
2ndは1stに比べると売れなかったからこのセトリは仕方ないのかもしれない。でも出来の面では2ndだってそんなに劣ってるわけじゃないと思う。
まぁ「One Way Ticket」は大好きな曲だから聴けて嬉しかったです。
後半のバンドのなかでは盛り上がりはちょっと悪かった気がしなくはないものの、来年にはニューアルバムをリリースしてくれるだろうし、今後の活動にも期待します。


-ARCH ENEMY-
Mr. LOUD PARKことMichael Amott(Gt)率いるARCH ENEMYが今年も参戦。
新譜リリース後ということもあってセトリは新曲が中心。
Angela Gossow(Vo)の姐さんがギャンギャン吠え、タイトなリズム隊の上をAmmot兄弟は息の合ったツインギターがフラッシーに弾き倒すという、今まで通りのARCH ENEMYでした。
音響も良くて、どのパートも鮮明に聴こえました。
僕が最後に観たのは3年前だったけど、それほど変わった印象はなかったです。もうバンドとして完成しちゃってる印象すら受けました。
ライヴは何曲かおきにAmott兄弟それぞれによるギタータイムがありました。
「あぁいつものAngela休憩タイムね。」と思いつつも、Michael Amottのギタープレイは素晴らしい。本当に素晴らしい。
Chrisも上手いんだけどやはり兄貴には勝てない。
CDで聴く何倍もエモーショナル。
唯一不満として挙げられるのは前作からの曲がないことくらい。
でもその内、単独公演で思う存分やってくれるでしょう。


-WHITESNAKE-
多くの人にとってはトリだったであろうWHITESNAKE。
BIG ROCK STAGEの前にも大多数の人が集結しておりました。
David Coverdale(Vo)は今でもしっかり歌えるのか、ということに関心があったのは僕だけではないはず。
セトリは過去の名曲さらけにならず、新譜からもしっかり演奏するという、ベテランらしからぬ意欲的かつ攻撃的(?)なセトリでした。
DavidのVoは・・・、健闘していたと思います。
中音域で力を込めてガナり気味に歌うところはなんか良くないな、と思いつつもナチュラルに歌う部分はそれほど悪くなかったです。
バンド陣によるバックコーラスが彼のVoを上手く支えていましたね。
ただラストの「Still Of The Night」はどうにも演奏とVoが合っていなかった。
せっかくの人気曲なのに・・・。
とはいえ、会場は盛り上がっていたし、僕もそれなりに楽しめるライヴでした。


-LIMP BIZKIT-
さぁトリのリンプです。
僕は思いました。
「帰りの電車で混むの嫌だから早めに帰りたいな。でもWHITESNAKE終わったばっかりの今じゃまだ混むだろうな。そうだ!"My Generation"やったら帰ろう。」
そんなことを思いながらライヴを観ていたら、なんと3曲目で「My Generation」!
"マイジェネレイション♪"というコーラスがキャッチーなこの曲を聴き終えて、そそくさと会場を後にしました。




各バンドの感想はこんなところです。
やはり以前に比べたら規模は小さいし目玉となるバンドはいませんでしたが、それでも一年に一度のメタルのお祭りという体は保たれていたと思います。

来年は通常通り2日間開催でお願いします!!!











最後に・・・、



limp_bizkit_bottle_ng


流石に投げる人はいないんじゃ・・・、いや知らんけどさ。

AMARANTHE / Amaranthe (2011)

Amaranthe
AMARANTHE / Amaranthe (2011)

1. Leave Everything Behind
2. Hunger
3. 1.000.000 Lightyears
4. Automatic
5. My Transition
6. Amaranthine
7. Rain
8. Call Out My Name
9. Enter The Maze
10. Director's Cut
11. Act Of Desperation
12. Serendipity

AMARANTHEの1stアルバム。
Spinefarm Recordsからのリリース。

スウェーデン出身のメロディックメタルコア/モダンメタルバンドです。
明日のLOUD PARK 11に出演するから紹介するのは今日まで取っておいたというか、ただ単に忘れていただけというか・・・。

便宜上『Metalcore系』としましたけど、ちまたで云われているメタルコアとはちょっと距離のあるサウンドです。かといってメロデスでもなければパワーメタルでもない・・・。
簡単に言っちゃえばモダンでポップなメタルなんです。
エレクトロ/シンセでポップに装飾された今時のメロデス/メタルコアなバッキングに女性クリーンVoと男性クリーンVo、男性スクリーマーという3人が入れ替わり立ち代わり歌うという、独創的とは言えないまでも非常に纏まりのあるスタイルです。
北欧らしいメロディやスクリームとクリーンが入り乱れるVoワーク、ポップなエレクトロアレンジなど、同郷のDEAD BY APRILなんかにも近いサウンドですね。
でもDEAD BY APRILの1stと比べたら、僕はこのバンドの1stのほうが圧倒的に出来が良いと思います。
理由は単純。このバンド、楽曲の歌メロがすこぶる冴えてます。
スクリームとクリーンを使い分けたVoワークなんて今時珍しくもなんともないけど、サビメロがここまで充実しているバンドは珍しい。
ポップスでも通じるほどに商業面へ特化した歌メロです。
まぁ歌メロが良い分、バンド演奏に関してはそれほど・・・なんですが、時々ギターがメロディックなフレーズを挟みソロでは派手に弾くなど、要所要所での活躍はありますね。

オープニングを飾る#1を聴いて気に入れば、多分アルバムも気に入ると思います。モダンメタル風のアップテンポなヴァースから超絶キャッチーなサビへの展開は聴いていて爽快。
エレクトロアレンジの利いたブレイクダウン~男女のクリーンVoが掛け合いスクリームが入るヴァースから疾走感のあるサビでポップに締める#2。
まくしたてるように歌い、そして叫ぶヴァースから叙情的で透明感のある歌メロが心地良いサビへと展開する#3。
グルーヴィーなバッキングとスクリームというメタル要素は抑えつつ、主役はサビのポップス的なコーラスワークという#4。
メロデスらしいギターワークと控えめなエレクトロアレンジが上手く絡む#5。
グルーヴィーなモダンメロデス的バッキングでヘヴィネスを強調し、明快なアップテンポと三者による多彩なVoワークで盛り立てていく#5もサビメロで一気にキャッチーになるから凄く分かりやすい。
#6はバラードタイプのしっとりとした歌メロにヘヴィロック系のバッキングを合わせたパワーバラード。
スクリームで勢い良く進んでいくエレクトロなヴァースから、男女のデュエットで歌われる北欧的な透明感のあるサビへ落ち着く#7。
ユーロビート的なエレクトロアレンジが施されたアゲアゲ(?)メタルナンバー#8。
#9は前半の#1や#2のような、このバンドにとってのスタンダードなスタイルの曲。
なんとなくRAUNCHYを思い出させたエレクトロ系のメタルコアナンバー#10。
スクリームパートはグルーヴィーに、クリーンパートはヘヴィネスそこそこにポップでブライトなメロディを聴かせるメロディックメタルコアナンバー#11。
ラストの#12もエレクトロアレンジたっぷりのトランスちっくなメタルナンバー。

これはなかなか良い。メロディセンスの良さに脱帽。
ポップメタル・・・って言い方は違うんだろうけど、そう形容したくなるくらいにポップでキャッチーなサウンドです。
なので直球のメタルコアが好きな人にオススメはしません。
あくまで主役は男女のクリーンVoであり、スクリームはそこへのカウンターVoとして活躍する感じなので。
明日のラウパでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

評価:★★★★☆

INFINITA SYMPHONIA / A Mind's Chronicle (2011)

a mind's chronicle
INFINITA SYMPHONIA / A Mind's Chronicle (2011)

1. Intro(Verted)
2. Lost In My Own Brain
3. Mighty Storm
4. The Illusion
5. Planet Universe
6. Here There's No Why
7. Only One Reason
8. Lost And Found
9. From Earth To Heaven
10. The Equation Of The End
11. I Believe In You

INFINITA SYMPHONIAの1stアルバム。
Scarlet Recordsからのリリース。

イタリア出身のシンフォニック/プログレメタルバンドです。
これがデビューアルバムであり、「~の○○が始めた」的な知名度を持ったメンバーもいません。
その割にはゲストでRHAPSODY OF FIREのFabio Lione(Vo)やTim "Ripper" Owens(Vo)が参加しているなど、良く分からない面もあります。
サウンドはシンフォニックパワーメタルとプログレメタルの要素を持ったメロディックなメタル。
DREAM THEATERから技巧的な部分を薄めてシンフォ要素を強めたらRHAPSODY OF FIRE風味も加わったよ!ってなサウンド。
VoはIRON MAIDENのBruce Dickinson(Vo)やEDGUYのTobias Sammet(Vo)、DREAM THEATERのJames LaBrie(Vo)、はたまたJOURNEYのSteve Perry(Vo)など、曲によって歌い方が違って面白い。
伸びやかな高音域を駆使する綺麗な声質のVoです。

#1はオーケストレーションによるイントロ。
続く#2はグルーヴ感を大事にしたヘヴィなシンフォメロパワ/プログレメタルナンバー。スケールの大きなサビメロはDREAM THEATERの影響が大きいですね。
壮大さを感じさせるギターメロディとブラック掛かったシャウトでスタートし、パワーメタル風の語りかけVoと隙間の多い演奏で静かに聴かせ、メロパワ的な疾走ブリッジやシンフォニックなサビへと展開していく#3。
#4は穏やかなギターとピアノによるバッキングでゆったりと進み、EDGUYっぽいアンセミックなサビで盛り上がるメタルバラード。
DREAM THEATER的なパワメタ/プログレなイントロ~グルーヴを利かせたバッキングにポップなKeyアレンジを加えたヴァースから、STRATOVARIUSを少しダークにしたかのような疾走感あるサビでクサく聴かせる#5。
ポップなKeyや軽快なギターがELO系のAOR/プログレロック的に響くイントロ~Fabioとの掛け合いでドラマティックなプログレメタルへと発展していく#6。DT系の曲だけど、この曲は素晴らしいね。
伸びやかだった前の曲とは打って変わって緊迫感の強いシンフォメロパワ/プログレメタルになる#7はTim "Ripper" Owensがゲストに参加。あ、でもサビはまんまドリムシです。
切ないメロディをエモーショナルなギターで盛り立てるバラードタイプの#8。この曲に関しては疾走パートなしでひたすらドラマティックに盛り上げて欲しかった気もする。
メイデン的なツインギターをアコギでしっとり弾き、Dickinson風のVoが乗ってくる静寂パートが続き、シンフォを強化して段々と壮大になってくる#9。
荘厳アレンジを加えてグルーヴィーな疾走を見せるDT系の#10。
ラストの#11は軽快なアップテンポを交えたモダンな展開や正統派メタルらしい熱さを備えたシンフォ/プログレメタルナンバー。

デビューアルバムとしては申し分ない出来です。
日本盤が出てもおかしくはない。
楽曲が良いのは勿論のこと、Voの歌い分けは凄いと思う。
まだまだドリムシフォロワー感は拭えていないけど、今後の成長に期待!

評価:★★★☆

SHADOWS FALLがRazor & Tieと契約!!

Shadows Fall

SHADOWS FALLが新たにRazor & Tieと契約を交わしました。

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=164495


レコーディング中のニューアルバムにはプロデューサーとしてメタルコア界の必殺仕事人こと、KILLSWITCH ENGAGEのAdam "モミアゲメガネ" Dutkiewicz(Gt)を迎えるそうです。


前作はRoadrunnerを離れて自分達で立ち上げたEverblack Industriesからのリリースだったけど、今度はRazor & Tieなのね。
Razor & Tieと言えば、確かALL THAT REMAINSの新譜がリリースされたのもここからだったはず。
最近じゃATRのほうがビッグになっちゃったイメージがあるなぁ。


そして肝心のニューアルバム。
もう最近の大物メタルコアバンドの新譜は殆どAdamが手掛けてるねw
でもSHADOWS FALLのアルバムをプロデュースするのは1st以来みたい。
どんなものが出来上がるのか非常に楽しみです。

SHADOWS FALLは2008年にARCH ENEMYの前座として来日したっきりだから、この新譜を引っ提げての来日公演も期待したい!

EXMORTUS / Beyond The Fall Of Time (2011)

beyond the fall of time
EXMORTUS / Beyond The Fall Of Time (2011)

1.  Bane Forthcoming
2.  Kneel Before The Steel
3.  Black XIII
4.  Beyond The Nile...
5.  Entombed With The Pharaohs
6.  Destroy
7.  Crawling Chaos
8.  Left To Die In The Paradox Of Time
9. Khronos (Forever In The Void)
10. The Gathering

EXMORTUSの3年振り、通算2枚目のアルバム。
Heavy Artillery Recordsからのリリース。

US出身のメロディックデス/スラッシュメタルバンドです。
前作でVoとGtを担当していたBalmore(Vo&Gt)が脱退し、前作ではGtのみを担当していたConan(Vo&Gt)がVo兼Gtにスイッチ、そして新たなGtとBaを加えた4人組になっています。

デビューアルバムとなった前作がかなり良かったので今作にもそれなりに期待していたわけですが、正直言ってガッカリしました。
まずあの胸を熱くさせたシュレッディングギターが殆ど聴かれない。
変に正統派メタルっぽい曲やスラッシュ色が強くなった曲が多い。
クラシカルなピロピロギターやスウィープを連発していた前作とは比べ物にならないくらい地味なのです。
そしてVoの交代も痛手になっていますね。前任者のデスメタリックなグロウルとは違ってスラッシュ寄りの邪悪なダミ声/吐き捨てで、な~んか軽い。
結論としてはデス/メロデスの要素が後退してスピードメタル/スラッシュメタル成分を強めたような作風になっているということです。
前作が気に入った方には厳しい内容でしょう。
とりあえず前作の素晴らしさはBalmoreという人物の功績だったようですね。
彼が抜けたことにより、別バンドと化しています。

#1は荘厳なイントロ。
JUDAS PRIESTみたいなイントロからハイトーンの金切り声を響かせ、適度な疾走感で進んでいく#2。
スピードメタル的なノリが強い#3。
#4はエスニックなアコギやドゥームパートを交えたインスト。
前作の面影を残すアグレッシヴなデスラッシュナンバー#5。フラッシーに弾きまくるギターソロとザクザクした疾走を繰り返す疾走曲です。
テクニカルなギターとイーヴォーなVoでひたすらに爆走する#6。
クラシカルなギターを所々に挟みながら、イーヴォーなスローテンポでズルズル進んでいく#7。後半はスピードアップしてなかなかの格好良さ。
ギュィィィィィイイイン!!と切り込んでくるギターで勢い良く始まる#8。疾走の中にメロディックなギターは聴かれるものの、パッとしないね。
#9はアコギによるヴァイキングちっくな演奏にブラックっぽいシャウトがちょこっと入ってくるインタールード的な曲。
ラストの#10も前の#9に引き続き、エピカルなギターがメロディックに響くヴァイキング調のメタルナンバー。この曲はそんなに悪くないのよね。

前作で熱くなった身としては残念過ぎる出来です。
メロディ要素が減退して、面白みに欠けるスラッシュになってしまいました。
前作のような「え?あなたYngwieですか?」とぶっ込みたくなるギターフレーズがなくなっちゃったのは残念だし、それを抜きにしても曲が面白くない。
そしてアルバムの音作りも良くない。
このオールドスクールな音作りが楽曲のシャープさを削いでいると思いました。
僕としては1stのほうが断然オススメです。

評価:★★★

EXTREME THE DOJO Vol.29 @ 渋谷O-EAST 10/11 感想

EXTREME THE DOJO Vol.29に行ってきました!!!

デスコアっぽい極悪ハードコアを聴かせるTHE ACACIA STRAIN、サザンロックとカオティックコアを混ぜ合わせたEVERY TIME I DIE、そしてメロディックメタルコアのトップを走るUNEARTHがトリという、コア祭りでございました。

行きの電車の中で自分が2009年、2010年、2011年と3年連続でUNEARTHを観ていることに気付く。
というか3年連続で来日してるのか。凄いねぇ。

UNEARTHのTシャツ買おうと思ったら、去年買ったのと同じデザインだった・・・。
ちょっとガッカリしつつフロア入りしてまた開演を待つ。
客入りはあんまりよろしくない・・・。
僕の整理番号はB220番台とそんなに早い番号ではなかったのに、ふっつーに最前列までいって観られるというね。
最近O-EASTで観たライヴの中では一番客入りが良くなかったと思います。
ただトリのUNEARTHが出る頃にはまぁまぁ埋まってました。

18時45分に暗転してライヴスタート!!
トップバッターはTHE ACACIA STRAIN・・・、と思ったらそうじゃなかった・・・。
日本のHER NAME IN BLOODがオープニングアクトとして登場。
いや、ビックリだよ。マジで知らなかった。

HNIBを観るのは去年のOUTRAGEのオープニングアクトに続いて2回目。
ステージで思いっきりプレイしてるとことかは好感は持てるんだけど、イマイチ音が悪くて何をやってるのか分からない・・・。
僕は曲を知らないので、そこまで盛り上がれませんでした。
サウンドトラブルなんかもありつつ、30分ほどで終了。


次こそ本当のトップバッター、THE ACACIA STRAIN。

・・・実はこのバンドもちゃんと聴いたことないんだよね。CD一枚も持ってないし。
で今回初めて聴いてみたんだけれど、こいつぁ極悪だねぇ。
EMMUREみたいなデスコア/メタリックハードコアで、かなりゴリゴリしたサウンド。
メロディ要素なぞいらねぇとばかりに低音をザクザクギャンギャン鳴らすギターにハードコアなスクリームやグロウル/ガテラルを繰り出すVo、ブレイクダウンやスロー/ミドルテンポを多用するドラミングといった具合にとにかく重い。
事前に予習してなかったから曲と曲の分かれ目が分からないこともしばしば。

と、いうわけでヘヴィネスのみ印象に残りましたw
CDで聴いたら違うのかもしれない。
でもそこまで好みのサウンドじゃないというのが正直な感想。

勿論セットリストは分かりません。



次はEVERY TIME I DIE。
入場曲がASIAの「Only Time Will Tell」でちょっと笑ったw

こちらはしっかり楽しませて貰いました!
3rd、4thという高校時代に良く聴いたアルバムからの曲も多くて、個人的にはなかなか楽しめました。
途中で演奏された新曲も良い感じで新譜にも期待が高まります。

でもサウンドのバランスは良くなかったかな。
ギターが無駄にジャカジャカうるさくて不明瞭。
そしてVoも聴き取り辛い。
もしかしたら後ろのほうにいけばちゃんと聴こえたのかもしれないけど、前のほうにいたからVoはかなり聴こえ難かったです。
大好きなはずの「Apocalypse Now And Then」が最初分からなくて、途中のドラムロールで気付く始末でしたw
他の曲はイントロで認識出来ていたものの、途中で音がダンゴ状態になって途端に曲が分かり難くなることも何回かありました。
それでも曲自体がキャッチーなこともあってリフやリズムにノッて楽しみました。
サウンドの悪さを楽曲のキャッチーさとリフの分かりやすさで無理矢理帳消しにしていた感じかな。
やはりハードロックのエッセンスを加えたハードコアは異色ですね。


セットリスト

1. New Song?
2. We'rewolf
3. Bored Stiff
4. Underwater Bimbos From Outer Space (New Song)
5. No Son Of Mine
6. Wanderlust
7. The Marvelous Slut
8. Ebolarama
9. Apocalypse Now And Then
10. The New Black
11. Floater


確かこんな感じ。1曲目が分からなかった。あんなん聴いたことない。
曲順は間違ってるかもしれません。




トリはUNEARTH!

みんなUNEARTHを待ってたんだね!
盛り上がりが段違い!!!
1曲目に「My Will Be Done」っていうのはやっぱいいね。
前3バンドでは黙って観てた人達も"My Will Be Done!!!"とガンガン叫んでました。
その後も新曲を織り交ぜながら人気曲のオンパレードですよ。
2nd「The Oncoming Storm」からの曲が多くて1stからはなし。
3rd厨の僕としては2009年以降、東京では一度もプレイされたことがない「This Glorious Nightmare」を聴きたいんだけどなぁ。
去年の来日公演ではセトリに入っていたものの演奏はされなかったし・・・。
次に期待すっか。
そういや今回はKen Susi(Gt)の腕に"ウルトラチンコ"って書いてなかったなw


セットリスト

1. My Will Be Done
2. Giles
3. Watch It Burn
4. Endless
5. This Lying World
6. Shadows In The Light
7. The Great Dividers
8. Zombie Autopilot
9. Arise The War Cry
10. Sanctity Of Brothers
11. Black Hearts Now Reign


演奏した曲に間違いはないんですけど、正直#5~#9の曲順は怪しいですw



前座を含めて全4バンド出ましたけど、バンドのパフォーマンスやオーディエンスの盛り上がりUNEARTHの圧勝でしたね。
それでも11曲というのはやはり物足りなさが残る。
来年も来てくれよ!!


さて、次は土曜のLOUD PARK 11だ!!
なにかと不評な今年のラウパだが果たして・・・。

OH, SLEEPER / Children Of Fire (2011)

children of fire
OH, SLEEPER / Children Of Fire (2011)

1. Endseekers
2. Shed Your Soul
3. The Marriage Of Steel And Skin
4. Hush Yael
5. The Conscience Speaks
6. Dealers Of Fame
7. Means To Believe
8. In The Wake Of Pigs
9. Claws Of A God
10. The Family Ruin
11. Chewing The Stitch
12. Children Of Fire

OH, SLEEPERの2年振り、通算3枚目のアルバム。
Solid State Recordsからのリリース。

US出身のポストハードコア/メタルコアバンドです。
BETWEEN THE BURIED AND MEにいた経験のあるShane Blay(Gt)によるバンドで、デビュー以来コンスタントにアルバムリリースしています。
デビューアルバムは焦点が絞り切れていなくてイマイチという感想しか浮かばなかったものの、前作で急激に成長しテクニカルなギターやスクリーム&クリーンを駆使したポストハードコア/メタルコアサウンドへと変貌を遂げました。
そして今作もその前作と同様の路線。
THURSDAY系のどうしようもない喪失感やAUGUST BURNS REDのようなテクニカルギターで紡がれるカッチリしたメロディ展開など、メロデスから派生したメタルコアではなくポストハードコア側からメタルコアへなったことが分かるサウンドです。
故にメタルとしてのヘヴィネスがちょいと足りてない部分があったりもします。
ただ、ヘヴィにし過ぎたらポストハードコアっぽい質感を失うだろうから、そのメタルコアとポストハードコアの比率が難しいところではありますね。

ちょっとのカオティックさを交えたピロピロギターで気持ち良く走っていく#1。
シンフォ系の荘厳アレンジやDjentっぽいリフ、変則的リズムなどを駆使した#2。なんつーか、BORN OF OSIRISっぽさがある。
緊迫感を高めるカオティックなリフをうねうねと繋げている#3。この曲も#2のようにプログレっぽい部分があります。
冷たいサンプリングアレンジを加えたクリーンパート~カオティックなリフと荘厳アレンジをグルーヴィーに纏めたヴァースからエモいクリーンパートでシンプルに聴かせる#4。
#5はクリーンVoによるインタールード的な曲。
ABRをお手本にしたようなメタルコアらしいメロディをブレイクダウンに合わせてリズミカルに乗せている#6。
J-POPでもいけそうなしっとりした歌メロをピアノやストリングスで叙情的に引き立てている#7。
テクニカルなギターとカッチリしたドラミングが魅力の#8。サビのクリーンパートとギターメロディの絡みが凄く良いです。
グルーヴィーに走るヴァースからメロコア風の熱いサビへ展開する#9。
エレクトロっぽい静かなクリーンパートから悲痛なスクリームの響くメタルパートでヘヴィネスやアグレッションを高めている#10。
フラッシーなシュレッディングがスクリームと対比するかの如く、心地良く響いてくるメタルコアナンバー#11。
カッチリしたドラミングにクラシカルなギターフレーズをガンガンぶっ込んでくる#12。ラストらしくかなり格好良い曲です。

個人的には前作のほうが好きだけど、今作も悪くないね。
前半の曲より後半の曲のほうが強力です。
クリーンパートがほんの少し増えたものの、メインを張っているのはザラついたスクリームだし、Voパフォーマンスは間違いなく今作のほうが上だと思います。
エモっぽいメタルコアが好きって方にオススメ。

評価:★★★☆

RWAKE / Rest (2011)

rest rwake
RWAKE / Rest (2011)

1. Souls Of The Sky
2. It Was Beautiful But Now It's Sour
3. An Invisible Thread
4. The Culling
5. Ti Progetto
6. Was Only A Dream

RWAKEの4年振り、通算5枚目のアルバム。
Relapse Recordsからのリリース。

US出身のスラッジ/ドゥームメタルバンドです。
基本的なサウンドはスラッジ/ドゥーム系ながら、そこにサイケ/プログレ、ハードコア、ポストメタル、エクスペリメンタルなどの要素を加えた面白いバンドです。
ドゥーミーなヘヴィリフや内省的なメロディを使い分け実験的なサンプリングでアレンジしたバッキング、CT(Vo)とB(Vo&Samples)による説得力を備えたハードコアな咆哮とギャーギャー喚き散らすハイピッチシャウトというツインVoの掛け合いをプログレ掛かった曲運びやアレンジで纏め上げた、ただヘヴィなだけでないサウンド。
Relapse所属らしく一筋縄にはいかないところがイイヨネ。

そんなバンドの4年振りの新作。
作風を簡単に言ってしまえば前作の延長です。
延長ではあるけど、前作よりもドラマティックなアルバムかもしれません。
今作(または前作)を3rdや最近Relapseからリイシューされた2ndと比べると、スラッジらしい粗暴さが減退してアーティスティックでメジャーなサウンドになっていることが分かります。
そしてドゥーミーなサウンドの中で聴かれる、もの悲しいメロディアレンジや曲展開、ヴォーカリゼーション、音作りなどのあらゆる要素が高いレベルへと押し上げられていることも分かると思います。
多分、今後もスポットライトが当たることはないバンドだろうけどアルバムのクオリティは文句なしに高いです。
1stはどうか知らんしアルバムの評価とも関係ないけど、2ndからメンバーが誰一人交代してないってのは凄いな。

#1はオリエンタルな雰囲気のイントロ。
渦を巻くグルーヴとロックなギターが合わさったイントロの後、野蛮に吠えるVoで重苦しいドゥームを聴かせる#2。
スロービートとアップビートを使い分け、ヘヴィなギターをドゥーミーに震わせたりメロディックにハモらせたりして進んでいく#3。ラストは凄く感傷的で胸に染みる・・・。
古い映画のようなノイズまみれのナレーション~美しいアコギがサイケデリックに響くイントロが延々と繰り返されドラムをはじめとしたバンド演奏がフェードインしヘヴィネスを高めていくプログレッシヴドゥームメタルナンバー#4。泣き叫ぶかのようなVoとギターメロディがゆっくりと絡み合っていくラストは凄くイイ!
エクスペリメンタルなSEとナレーションで始まり、ダークで美しいメギターメロディのイントロへ続く#5。まずこのイントロが凄く良い。曲はヘヴィネス抑え目にメロディを大切にしたドゥームメタルでハードコアVoのカウンターとして入ってくるシャウトがまぁえげつないw
#6は訴えかけるように咆哮するVoとアコギで静かにスタート。バンド演奏を加え儚いメロディを保ちつつ、ヘヴィネスをじっくりと上げながらラストへと持っていく#6。

「リイシュー2nd良いなぁー!」なんて思ってたけど新作の出来も素晴らしいね。
この勢いで1stもリイシューしてくれないかな。
ブックレットは自然の写真集って感じでクレジット以外は何も載ってなく、あまり意味を成してないのですが、サウンドの雰囲気にはマッチしていますw
Relapseのドゥーム/スラッジ系が好きな方はマストなアルバムです!

評価:★★★★★

DEAFHEAVEN / Roads To Judah (2011)

roads to judah
DEAFHEAVEN / Roads To Judah (2011)

1.  Violet
2.  Language Games
3.  Unrequited
4.  Tunnel Of Trees

DEAFHEAVENの1stアルバム。
Deathwish Inc.からのリリース。

US出身のポスト系ブラックメタルバンドです。
美しいをメロディを奏でるギターが残響するポスト要素と、生々しいファストなドラミングや絶望的な絶叫といったブラックメタル要素を調和させた、WOLVES IN THE THRONE ROOMなどと同様のスタイルです。
・・・このくらいでこのバンドのサウンドはほぼ説明出来たと思います。
アルバムに収録されている4曲全てがブラックメタルらしい爆走ナンバーでサラっと聴き通せてしまうため、38分はあっという間。
でも聴き終わってから印象に残る部分が弱いかな。「あ、ここのメロディは綺麗だな。」とか「この静寂パートの使い方は良いな。」と聴いている間は思うものの、そのメロディや曲展開が悪い意味で画一化されてしまっているようにも思えました。
WITTRよりポストロック的アプローチが強く、美しいメロディの入れ方や繋げ方は良いと思うんです。そこがこのバンドの強みになっているのも確かです。
でも、個人的にはそつがなさ過ぎて印象に残り難い。#1は凄く良いと思うけど、それ以降の曲が同じような小奇麗メロと曲展開でちと面白みに欠ける。
押しが弱いってのはポスト系メロディの弱点でもあるよね。

オープニングの#1はフワフワしたアトモスフェリックなイントロが4分ほど続いた後、優しいメロディ使いのブラストパートへ雪崩れ込む12分の長尺曲。7分を過ぎた中盤あたりから北欧的なトレモロリフを使ったブラックメタルらしい爆走へ展開し、スケールの大きいエンディングで締め。破格のスケールでお送りしてんのよ~。
遠くからこだまするアトモスフェリックなギターメロディを絶叫とブラストビートでかき消すかのように爆走する#2。
荒涼としたギターがハウリングしながらメランコリックに響くイントロ~荒ぶるドラミングと美しいメロディで悲壮感を煽る#3。
ラストの#4もポスト系のギターメロディと爆走をメインに進んでいくブラックメタルナンバー。

メンバーの風貌はポップロックとかエモ/スクリーモとかをやってそうな感じだけど、サウンドはしっかりとしたブラックメタルです。
1stとしてはまずまずだと思います。
ただ今年はWITTRやALTAR OF PLAGUESの新譜が良かったから、それらと比べるとどうしても見劣りしちゃうかな。
ブックレットのない簡素な紙スリーブ仕様はAoPの新譜同様、最悪ですがw

評価:★★★

EXTREME THE DOJO Vol.28 @ 渋谷CLUB QUATTRO 10/7 感想

EXTREME THE DOJO Vol.28に行ってきました!!!

WITCHERY、WATAIN、VADERというジャンルの違う3組が一堂に会した今回のEXTREME THE DOJO。
客入りは6割~7割くらいでした。
初来日WATAINとか新譜をリリースしたばっかりのVADERとか、メンツ的にはもう少し入っても良いと思ったんだけど。



トップバッターはWITCHERY!

前作でVoを取っていたLegion(Vo)が脱退し、新たに元DARK FUNERALのEmperor Magus Caligula(Vo)が加わり、ARCH ENEMYのSharlee D'Angelo(Ba)もいなくて、代わりに元DEFLESHEDのGustaf Jorde(Ba)がヘルプとして参加という、なんとも急造チーム感が漂わなくもない編成・・・。

スルーしていた新譜を結局買わずにライヴを観たんだけれども、過去作からも結構やってくれて個人的には盛り上がりました。
名曲「The Reaper」や「Restless And Dead」やノリノリの「A Paler Shade Of Death」なんかが特に良かったです。
「House Of Raining Blood」とか「Awaiting The Exorcist」あたりはそんなに好きじゃない曲だから、そこはちょっとクールダウン。

Emperorはただ一人コープスペイントをしていてちょっと浮いていましたw曲間のMCもタドタドしく、お世辞にも堂々たるフロントマンとは言えない振る舞いでしたけど、「ウィチリー!!ウィチリー!!」という観客のコールに甚く満足している様子でした。
GustafはDEFLESHEDでVoを取っていた経験を生かしてバッキングVoとしてかなり活躍していました。
Patrik Jensen(Gt)は相変わらず格好良かった。

トップバッターとしては申し分ないバンドだったと思います。
セトリは分からないので省略。



続いて出てきたのがWATAIN。

まずビックリしたのがセットチェンジ。
サウンドチェックをしつつ、大きな旗を左右に掲げ、逆さの十字架のオブジェやデッカい蝋燭立てみたいなセットを設置して火が灯されるなど、儀式的なステージを作り上げとってもオカルティックな雰囲気。
このセットチェンジだけで30分近く使っていたというねw

そんな感じで焦らしに焦らされて始まったライヴはWITCHERY以上の盛り上がり。
フロントに立つ4人全員がコープスペイントをしていると威圧感あるねぇw
ステージ上でずっと萌え・・・じゃなかった、燃え続けているたくさんの火のせいでむせ返るような煙が終始出ていて、「メンバーは熱くないのかな・・・。」なんてことをライヴ中に思ったり。

演奏時間はWITCHERYより長かったものの、演奏されたのは7曲のみの物凄く物足りないライヴでした。
ラストに荘厳な音楽が流れる中、メンバー達が退場して、その音楽が終わったらもう一度出て来てくれるのかと思ったら、そのまま終わっちゃったし、個人的には不完全燃焼でした。
再来日を希望!!

あとWATAINって「ヴァテイン」って読むのね。Erik Danielsson(Vo)がそう発音してたから、多分そうなんだろう。
ずっと「ワテイン」だと思ってたよ。


セットリスト

1. Malfeitor
2. Storm Of The Antichrist
3. Devil's Blood
4. Reaping Death
5. Wolves Curse
6. Total Funeral
7. The Serpent's Chalice



ラストはVADER!!!

このバンドに関してはもう言うことなし。
Peter(Vo&Gt)の日本語を交えた客あしらいは堂に入っているし、新加入のメンバーもプレイには文句の付けようがない。
特にPeterに"クモ!"と紹介されていたSpider(Gt)はなかなかアクティヴなギタリストで、曲によってはPeter以上に目立っていました。
新譜リリース後に加入したJames Stewart(Ds)は激烈なブラストビートをガンガン叩き出していて、早くも次回作に期待が高まります。その時までバンドにいるかは分からんが・・・w

セトリに関しては新譜よりも前作からのほうが多いという準備不足感の否めないもので、不満も残りますね。
新譜から1曲だけって、いくらなんでも少なすぎるよ。
モビエンでもあの問題作から3曲やったっていうのにww
過去作からのチョイスは良かったです。
ただラストはSLAYERの「Raining Blood」で締めというのはどうなんだろうね。確かに盛り上がるけど、ショウのラストくらいカバーじゃなくて「Silent Empire」とかで締めのほうが良かったかな。


セットリスト

1. Devilizer
2. Rise Of The Undead
3. Sothis
4. The Crucified Ones
5. Black To The Blind
6. ShadowFear
7. Carnal
8. Come And See My Sacrifice
9. Dark Age
10. The Wrath
11. Impure
12. Wings
13. This Is the War
14. Lead Us!!!
15. Raining Blood



明日以降また首が筋肉痛になるんだろうなぁ。
喉がガラガラになるんだろうなぁ。
ま、楽しかったから良いけど。

さて、次はEXTREME THE DOJO Vol.29だ!
UNEARTHだ!!
UNEARTHは何度も観てるからライヴでやる曲はもう覚えちゃって予習する必要なんてないから、EVERY TIME I DIEをちょこっと聴き込んでおくか

My Will Be Done!!!!!

HOUSE OF LORDS / Big Money (2011)

Big Money
HOUSE OF LORDS / Big Money (2011)

1. Big Money
2. One Man Down
3. First To Cry
4. Someday When
5. Searchin'
6. Living In A Dream World
7. The Next Time I Hold You
8. Run
9. Hologram
10. Seven
11. Once Twice
12. Blood

HOUSE OF LORDSの2年振り、通算8枚目のアルバム。
Frontiers Recordsからのリリース。

US出身のメロディックハードロックバンドです。
ブックレットのメンバー写真なんかを見れば分かる通り、見た目は本当に冴えないおっさんの集まり。だけど、音楽だけは一級品のバンドです。
James Christian(Vo)の適度に枯れたソウルフルな歌声は今は亡きGOTTHARDのSteeve Lee(Vo)と同じくらい評価されても良いと思います。
もう少し早くデビューしていればもっと人気が出ていたんだろうなぁ。
このバンドのアルバムはどれも出来が良く、特に前作『Cartesian Dreams』は素晴らしい出来だったので、今作への期待も大でした。
結論から言うと、前作には及ばないものの出来は良いといった感じ。
それでも期待には応えてくれるだけの力作です。
今作は今まで以上にブルージーな要素が強いように思えます。
前作の後半の延長というような雰囲気ですね。
冒頭の1曲目からブルージーな曲で「あれ?」と思うでしょうが、どの曲にもこのバンドらしいサビメロが備わっているので、ただブルージーにやっているだけではないです。
今作でもハードとポップの調和は相変わらず素晴らしいし、メロハー好きなら必ず楽しめるアルバムになっているんじゃないでしょうか。

ブルージーなリフを駆使したハードロックサウンドが格好良いタイトルトラック#1はビッグなコーラスでVoのが高音を張り上げるアリーナロック調の曲。
カントリー調の泥臭い導入部分~ブルージーなハードロックに転調し分厚いコーラスアレンジの施されたサビでエモーショナルに盛り上がる#2。
これぞメロハー!という哀愁メロディがすこぶるイイ#3。日本人好みの歌メロとツボを抑えたギターワーク、Keyアレンジなど、もう最高!80年代のBON JOVIに勝るとも劣らない名曲だと思う。
AOR系のKeyアレンジがハードなギターを上手くいなしてマイルドな雰囲気に変えている#4。
アリーナロック然とした隙間の多いギターと熱いVoがガッツリ絡む#5。
弦楽器隊やストリングスアレンジのダーク/エスニックなメロディ使いが不気味に響くヴァースからポップなコーラスワークで明るく聴かせる#6。
#7はピアノとか哀愁のVoをメインに据えたロックバラード。バラードにしてはサビでの盛り上がりがイマイチでちょっと単調かな。
キラキラしたKeyアレンジが目立ちまくっているものの、バッキングによるボトムの聴いた曲運びの上手さも見逃せない#8。あ、サビメロも凄く良いよ。
アダルティな雰囲気とTERRA NOVAなどにも通じるブライトネスが同居した#9。
近未来系の古臭いアレンジとブルージーなハードロックをミックスさせた#10。
アルバム唯一のアップテンポナンバーである#11は湧き出る親父臭い哀愁がどことなく寂しさを感じさせるメロハーナンバー。
ラストの#12もブルージーなグルーヴが渦巻いているものの、サビの分かりやすいメロディで全部帳消しにしてくれます。

最近のアルバム同様、質は高いけど後半ちょっと失速するかな。
前半並のメロディを保って後半までいければ前作を超えられた気がするだけに勿体無い。
それでもメロディックなハードロックとしては合格点を難なく超えています。
幅広いハードロックファンにオススメ出来るアルバムです。

評価:★★★★

HATESPHERE / The Great Bludgeoning (2011)

the great bludgeoning
HATESPHERE / The Great Bludgeoning (2011)

1. The Killer
2. Venom
3. Smell Of Death
4. Decayer
5. The Wail Of My Threnode
6. Resurrect With A Vengeance
7. The Great Bludgeoning
8. Need To Kill
9. Devil In Your Own Hell

HATESPHEREの2年振り、通算7枚目のアルバム。
Napalm Recordsからのリリース。

デンマーク出身のメロデスラッシュバンドです。
前作リリース後にまたしてもメンバーチェンジが起こり、今作ではVo、Ba、Dsの3人のメンバーが交代になっています。
前作は5thのグルーヴ路線を捨ててザクザクと爽快なデスラッシュサウンドに回帰していたので、今作はどうくるのかと思っていたら、今作は5thのグルーヴ路線と4thのメロディック路線の丁度中間をいくようなスタイルでした。いや、4thというよりは2ndのほうが近いかな。
今作はギターメロディの部分でメロデスやメタルコアらしさがいつも以上に散見され、AT THE GATESなどの影響が強かった2ndにも通ずるところがあります。そうは言っても5thっぽいモダンなグルーヴ感で割られているため、あそこまでメロディックではないのですが雰囲気は近いです。
ブックレットで唯一のオリジナルメンバーPeter "Pepe" Lyse Hansen(Gt)がTHE BLACK DAHLIA MURDERのTシャツを着ているので、もしかしたら影響されている部分もあるのかもしれない。
新VoであるEsben "Esse" Elnegaard Kjaer Hansen(Vo)は前任者にも近いシャウトスタイルで、初代VoのJacob "Dr. J" Bredahl(Vo)のハイテンションシャウトに比べるとやっぱり劣るなぁ、というのが正直な感想。ただこれは本作での新Voのパフォーマンスが悪いという意味ではなく、あくまでJacobと比べたらという意味です。

ザクザク刻むアップテンポのヴァースとダークなメロディを含ませて疾走するサビで構成されたデスデスラッシュナンバー#1。
心地良いアコギのイントロ~グルーヴを利かせたメロディックなメタルサウンドへ、そこから単音リフによる疾走でスピードアップする#2。ラストはクワイアやシンフォアレンジを使って荘厳に締め。
ブレイクやギターソロなどでロックンロール的な渋いフィーリングを感じさせつつスラッシーに疾走する#3。
甘すぎない叙情性を持ったメロいギターでスタートし、グルーヴを利かせた適度な疾走をみせるメロデス/デスラッシュナンバー#4。
#5はギターによる短めのインタールード。
ザクザクとヘヴィに刻むリフをグルーヴ重視のスローテンポに乗せて#6。中盤では単音リフでメロディックに疾走して盛り返すものの、ラストは再びグルーヴ重視。
細かい刻みで気持ち良いくらいにかっ飛ばすイントロ~アップテンポのスラッシュとグルーヴを意識したミドルテンポを行き来する#7。
アリーナロック調の明るめのバッキングに叫びながらもメロディを追っているVoを合わせ、叙情性の高いサビへ展開する#8。後半のメロい疾走も格好良く、個人的には今作のハイライト。
ラストの#9はメロディックなギターをそこはかとなく挿入しながら、ガンガン疾走するHATESPHEREらしいメロデスラッシュナンバー。

5th以降、メンバーが安定せずオリジナルメンバーもPeterただ一人になってしまったこのバンドですが、作品のクオリティは落としていないと思います。
初期のような爆走はないけど、グダグダだった5thよりは断然良いです。

THE HAUNTEDの新譜買うんだったらこっちのほうが絶対良いよ!

評価:★★★★

DEIVOS / Demiurge Of The Void (2011)

demiurge of the void
DEIVOS / Demiurge Of The Void (2011)

1. No Gods Before Me
2. Code Of A Dead Deity
3. Absolute Of Hatred
4. Born To Loathe
5. Extreme Unction
6. And The Word Became
7. Demiurge Of The Void
8. Panacea

DEIVOSの1年振り、通算3枚目のアルバム。
Unique Leader Recordsからのリリース。

ポーランド出身のテクニカルデスメタルバンドです。
VoとBaを変えての新作となります。
前作を紹介した時はネタとして楽しむのも良し、というようなことを書きました。
が、今作にはそういったおふざけにも感じられる部分が抑え目で、かなり"ガチ"なデスメタルへと進化しています。
空き缶ドラム(カウベルって言うんだって。)のコン!!とかチン!!という間抜けにも響くプレイを極力排除したことで、前作までのネタ要素はかなり薄まりました。
が、カウベル自体を使わなくなったわけではないです。フィルインや曲中のブレイクなどで効果的に使われ、しっかりと存在感は示しています。リズム運びの中により自然にカウベルを取り入れられているということです。
あの馬鹿っぽいお間抜けなチン!!という音がなくなっちゃたっていうのは、ちょっとだけ寂しい気がしなくもないんだけどねw
新Voに関しては可もなく不可もなく、です。前任者が特に目立つようなVoではなかったことも幸いして、違和感は全くありませんし、交代したという情報を得ていなかったら、Voの交代に気付かなかったかもしれません。
ギターは今まで通りのテクニカルでブルータルなリフワークのほかに、メロディックとまではいかないまでも雰囲気を重視したようなスローパートでのプレイや、聴かせることを心掛けたギターソロなど、幾分キャッチーな要素が増えたように思います。

シンプルなデスメタルリフと爆走という、オープニングに相応しいキャッチーなデスメタルナンバー#1。
テクニカルな爆走の中にカウベルのフィルインやギュイィィィイインと切り込んでくるギターソロなどで変化を付けている#2。
前半は勢い良く爆走し、後半はグルーヴと爆走のメリハリが利いている#3。プーピー!!プーピー!!
邪悪系ツーバスドコドコスローパートとテクニカルに爆走するファストパートによって緩急を付けているテクデスナンバー#4。
速い不協和音リフとカウベルの絡みがキャッチーなイントロ~デスメタリックなシャキシャキした刻みで爆走する#5。
カウベルを挟みながらスラッシーな刻みで疾走する#6。
テクニカルなのにキャッチーという理想的なリフを中心に激烈なドラミングを合わせた#7。
とにかく速いドラムに合わせてギターとベースがユニゾンしまくっているテクデスナンバー#8。ギターソロはフラッシーで聴きやすく、爆走パートのブルータリティも充分!

今年はVADERとDECAPITATEDというポーランド出身のデスメタルバンドが素晴らしいアルバムをリリースしたけど、このDEIVOSもなかなか。
前作より1曲1曲の個性がしっかりしてきて、良い意味でメジャー感が強まりました。
前作を気に入っている方は勿論、激烈なデスメタルが好きな方も是非!

評価:★★★★☆

TEXTURES / Dualism (2011)

dualism
TEXTURES / Dualism (2011)

1. Arms Of The Sea
2. Black Horses Stampede
3. Reaching Home
4. Sanguine Draws The Oath
5. Consonant Hemispheres
6. Burning The Midnight Oil
7. Singularity
8. Minor Earth, Major Skies
9. Stoic Resignation
10. Foreclosure
11. Sketches From A Motionless Statue

TEXTURESの3年振り、通算4枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

オランダ出身のプログレッシヴメタルバンドです。
サウンドは所謂"Djent"と呼ばれるアレ。
ギョーンギョーンと不規則に刻まれる無機質なリフ(外人にはジェントジェントって聴こえるらしい。)を一定のテンポで叩かれるドラムに合わせて変則的なリズムのように聴かせるスタイル。
PERIPHERYやBORN OF OSIRIS、TESSARACTなどと同様に、MESHUGGAHがいなければきっと存在しなかったであろうバンドです。

4作目となる今作はNuclear Blast移籍後第一弾となるアルバムであり、前作からVoとKeyがチェンジしています。
そのVoが前任者のメタルコア系のマッチョスクリーマーと違って、オルタナ/グルーヴメタルっぽい獣染みたシャウトを繰り出すVoなので、そこにちょっとした違和感を感じたり。
ただクリーンVoに関しては現Voのほうが上手で、今作はそのクリーンVoを生かした部分も多く聴かれます。
そんな新Voの声質と連動してか、今作はクリーンパートが非常に大きな役目を担っており、Vo、ギター共にメロディの増加が著しいです。
#3なんてもはやオルタナ系エモと言ってもいいくらいにメロディがゆるい。
初期MESHUGGAHのようにグルーヴィーな疾走を見せることもなくなり、アルバム全体にどこかまったりとした雰囲気が充満しています。
これは1st~3rdまでのこのバンドが好きだった人には賛否両論かも。

冷気を帯びたイントロ~ジェントジェントしたリフと咆哮で不規則に聴かせ、サビではスケールの大きいメロディを伸びやかに歌っている#1。
ダークなメロディをズンズン刻み、デスメタルの気を匂わせながら咆哮メインに進んでいく前半~ルーズなメロディを歌うクリーンパートへ展開する#2。
不規則なバッキングの上にオルタナ系のクリーンな歌メロが乗っかる#3。
Djentリフを刻みつつ、もう片方のギターがフラッシーなメロディを添え、Voは芝居掛かったクリーンをメインにスクリームを織り交ぜている#4。
ポストメタル的な残響メロディと優しいクリーンVoでフワフワスタートし、不規則なDjentリフが細かくギョンギョン絡んでくる#5。
#6はインスト。
グルーヴィーな刻みリフによるイントロ~クリーンVo主体のプログレメタル然とした変則パートへ展開する#7。クリーンなメロディと無機質リフのせめぎ合いが良い感じに機能しています。
インダストリアルっぽいマシーナリーさとグルーヴ感を獣染みた咆哮で煽り、熱く歌い上げるクリーンVoでエモさをプラスする#8。
グルーヴィーなDjentスタイルのヴァースとスケールのデカいビッグなメロディを配したサビへ流れていく#9。語りかけるように歌うクリーンVoとエモーショナルなバッキングやアレンジでドラマ性を高める中盤~ハーコー的な咆哮が唸るブレイクパートと続き、ラストはエクスペリメンタルなクリーンパートで締め。
クリーントーンのギターが優しく紡がれるポスト/オルタナ系のバッキングにエコーの掛かったエモいクリーンVoや淡いコーラスがフワッと乗っかる#10。
ラストの#11もクリーンVoが主体の曲だけど、手数の多いドラミングとプログレッシヴな曲展開が心地良く、咆哮が響くデスメタリックなヘヴィパートもしっかりあってメリハリが利いてます。

個人的には前作のほうが好き。
メタルとしての攻撃性がオミットされてしまった点は残念だし、アルバムを通してもう少し変化があると嬉しかった。
ただメロディを増強した分、MESHUGGAHっぽさは今までで一番薄いです。
新Voのパフォーマンスに関しても悪くないと思いました。
クリーンVoが元THE HUMAN ABSTRACTのNathan Ells(Vo)っぽくて、不思議と懐かしくなったりもw

評価:★★★☆

ROSE FUNERAL / Gates Of Punishment (2011)

gates of punishment
ROSE FUNERAL / Gates Of Punishment (2011)

1. Legions Of Ruination
2. Grotesque Mutilation
3. Beyond The Entombed
4. False Divine
5. Arise Infernal Existence
6. Malignant Amour
7. A Recreant Canticle
8. The Desolate Form
9. Entercism
10. Amidst Gehenna
11. Gates Of Punishment

ROSE FUNERALの2年振り、通算3枚目のアルバム。
Metal Blade Recordsからのリリース。

US出身のデスコアバンドです。

またメンバーチェンジしてる・・・。

メンバーがコロコロチェンジすることで有名(?)なバンドですが、今回はRyan Gardner(Gt)以外のメンバーが全員脱退、代わりのメンバーとしてGtとBaを加えて、Ryan自身がVoを取ることでバンドを存続させています。
Dsはサポートメンバーを加えて録音したようです。

んで内容。
まずセッションDsが前任者達より遥かに上手く、リズムのキレが格段に向上しました。こういうサウンドはDsが良くないとホント、全部が駄目に聴こえるからね。Dsが上手いというのは大きいです。
RyanのVoは様になっている・・・どころか前2作の2人のVoよりも上手い。高低使い分けたグロウルやハーコーな吐き捨てなど、普通に上手い。最初から彼がVoを取っていれば良かったのに、と思うほどです。
ギターはデスメタル的なリフやメロディックなリフなどが色々ですね。こういった部分は今までのアルバム同様。それでも、ブルータルに聴かせてメロディックに、またはその逆といった切り替えがスムーズ。そして今作はそういったコントラストの部分が際立っていることも事実で、前2作以上に成長の跡はしっかりと表れています。

#1は鐘の音とかのイントロ。
#2はブルデス系の爆走ナンバーでブルータリティとテクニックが上手く調和した佳曲。ギターソロは徹底的にメロディック、というかDEICIDEでのRalph Santolla(Gt)っぽい感じ。
荘厳性を感じさせるデスメタル的なトレモロリフでメロディックに爆走する#3。
ブラストビートでブルータルに爆走し、極悪ブレイクダウンへ落とす#4。ブルデス的アプローチが強く攻撃的なので、結構格好イイです。
適度に低音を利かせたデスメタルリフで疾走、スラムデスにも片足突っ込んだスラミング交じりのブレイクダウンへ落とす#5。後半は叙情性を含んだ疾走へ転調し、とてもメロディック。
もの悲しいギターメロディ~メロデス/メロブラ的な冷たい爆走へ展開する#6。途中に女性のソプラノVoが入るんだけど、コレが超いらないww声細いし歌も別に上手くないしでマイナスにしか働いていませんw
#7はインスト。
早口にまくし立てるグロウルとテクニカルなデスメタルリフで爆走する#8。サビがメロいのはお約束というか何というか。
メロいトレモロリフや単音リフでメロメロに疾走する#9。
デスメタリックな爆走~Djentみたいなブレイクダウンにフラッシーなギターフレーズを乗せた中間部分や単音リフの疾走を矢継ぎ早に繰り出す#10。
ラストの#11はズルズルリフの爆走とハイピッチで喚き散らす、ちょいメロな疾走を交互に繋げているデスコアナンバー。間奏に優雅なクラシックサウンドを入れていきなり爆走へ持って行く曲展開は若干スベってると思うw

前半はブルータルで後半がメロディックといった構成です。
未だにTHE BLACK DAHLIA MURDERなどをお手本にしている部分もあったりはするけど、今作ではこのバンドのデスメタル然とした部分がより自然に表れていて、メロディックな部分との対比がより鮮明になっていると思いました。
地味ではありますが決して悪くないアルバムです。

評価:★★★☆

GENERATION KILL / Red White And Blood (2011)

red white and blood
GENERATION KILL / Red White And Blood (2011)

1.  Hate
2. Red White And Blood
3. Feast For The Wolves
4. Self Medicating
5. Depraved Indifference
6. Slow Burn
7. Section 8
8. Walking Dead
9. Dark Days
10. Let Me Die
11. Wish

GENERATION KILLの1stアルバム。
Season Of Mistからのリリース。

US出身のハードコア/スラッシュメタルバンドです。
EXODUSのRob Dukes(Vo)が所属するバンドでもあります。
まぁRobがいなければ購入することもなかったと思いますがw
んでサウンドはというと、ハードコアなノリを重視したスラッシュメタルやメタリックハードコア、グルーヴメタル、オルタナメタルっぽい曲まで、結構幅広くやっています。
RobはEXODUSで聴かせているような鋭い吐き捨てやEXODUSでは見せないようなクリーンな歌唱を自由に使い分けており、このバンドはやはりRobが中心のバンドなんだろうな、という印象が強いですね。

エスニックなアコギからいきなりDビートで疾走を開始する#1。怒号コーラスの掛け合いやシンプルなリフワークはハードコアそのもの。
パンキッシュなリフでノリ良く進むヴァースとHatred!!Hatred!!とギャングコーラスを交えて疾走するハードコアなサビで格好良く聴かせる#2。アメリカ軍隊の掛け歌をコーラスで入れたりラストのギターソロでアメリカ国家を入れたりする曲で、歌詞を見てもかなり皮肉めいています。
ザックザク&ツーバスでドコドコ疾走するスラッシュナンバー#3。サビはテンポダウンしたゆるいメロディをRobが積極的に歌っており、そこだけはちょっと面白くない。
エスニックな香りのするMETALLICAの「One」的なしっとりバラード#4。
ザクザクしたイントロ~グルーヴメタルっぽいアップテンポやRAGE AGAINST THE MACHINEみたいなリフを使ってヘヴィネス重視のメタルを聴かせる#5。
まるでCROWBARやDOWNのようなドゥーム/スラッジリフでスタートし、ガナり気味に歌うVoとそのスラッジ系リフをメインにズンズン進んでいく#6。
#7はナレーションやデロデロしたギターなどによる不穏なインタールード。
ヘヴィリフをズンズン響かせるイントロ~快活な刻みで今までのダレを吹き飛ばすように疾走するクロスオーヴァー/スラッシュメタルナンバー#8。
エスニックなアコギとトライバルなパーカッションがダークに響くバッキングに気だるさを伴ったVoがゆら~っと入ってくる#9。
ハードコアではなく、スラッシュ的な格好良さがある刻みで疾走する#10。
#11はNINE INCH NAILSのカバー。分かってるねぇ。NINと言えばこの曲だよね!!というかNINはこの曲以外あまり好きじゃないし!!

まぁまぁかなぁ。
スラッシュっぽい音を期待すると中盤でちょっとダレるかも。
個人的には#5や#6のような曲も良かったです。
まぁこういう曲だらけじゃあ嫌だったけど、途中に挟む分にはアリだと思います。

評価:★★★
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  • THE POODLES / Tour De Force (2013)
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  • ENDOVEIN / Supreme Insatiable Need (2013)
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  • UNTIMELY DEMISE / Systematic Eradication (2013)
  • RUSTED BRAIN / High Voltage Thrash (2013)
  • RAZORMAZE / Annihilatia (2013)
  • HYBRIS / Heavy Machinery (2013)
  • IMPALERS / Power Behind The Throne (2013)
  • ANNIHILATOR / Feast (2013)
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  • ULTRA-VIOLENCE / Privilege To Overcome (2013)
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  • HELL / Curse And Chapter (2013)
  • GLORIOR BELLI / Gators Rumble, Chaos Unfurls (2013)
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  • ROYAL HUNT / A Life To Die For (2013)
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  • GORGUTS / Colored Sands (2013)
  • RED FANG / Whales And Leeches (2013)
  • GRIS / A L'ame Enflammee, L'ame Constellee... (2013)
  • CASTEVET / Obsian (2013)
  • THRANENKIND / The Elk (2013)
  • SOMBRES FORETS / La Mort Du Soleil (2013)
  • ERIMHA / Reign Through Immortality (2013)
  • KATAKLYSM / Waiting For The End To Come (2013)
  • WINDS OF PLAGUE / Resistance (2013)
  • PROTEST THE HERO / Volition (2013)
  • WITHERSCAPE / The Inheritance (2013)
  • IN VAIN / Ænigma (2013)
  • VULTURE INDUSTRIES / The Tower (2013)
  • RUNNING WILD / Resilient (2013)
  • IHSAHN / Das Seelenbrechen (2013)
  • KILL DIVISION / Destructive Force (2013)
  • DEALS DEATH / Point Zero Solution (2013)
  • ETHEREAL SIN / Millendium (2013)
  • GYZE / Fascinating Violence (2013)
ライヴ予定表
★はチケット確保済



1/8
GRAVE
WEHRMACHT
PRIMATE

1/16
MAYHEM
DEFILED

1/25
ROTTING CHRIST
VREID
HAVOK
ANGELUS APATRIDA
SIGH

1/29
DESTRUCTION
SURVIVE

2/8
WORSHIP
FUNERAL MOTH
ALBIORIX REQUIEM

2/11
PERIPHERY
CYCLAMEN
HAMMERHEAD SHARK

2/17
SEPTICFLESH
EYECONOCLAST
SVART CROWN
兀突骨
FENRIR
CLARET ASH

2/18
ALTER BRIDGE

2/22
THOUSAND EYES
BELLFAST
ETHEREAL SIN
GYZE

3/6
TESTAMENT
DEVILDRIVER
UNITED

3/7
GWAR

3/15
【THRASH DOMINATION 14】
EXODUS
VOIVOD
SANCTUARY
ARTILLERY

4/7
KILLSWITCH ENGAGE
MEANING

4/27
GALNERYUS

5/2
THE BLACK DAHLIA MURDER
FLESHGOD APOCALYPSE
DEW-SCENTED
NIGHTSHADE
VOICE OF RUIN
TENSIONS ARISE
TRUTH CORRODED

5/3
FLESHGOD APOCALYPSE
ETHEREAL SIN

5/6
CARCASS

5/13
DEAFHEAVEN
COHOL
isolate

6/8
ELUVEITIE
LYCANTHIA
NASJAP
ITHILIEN

6/12
RHAPSODY OF FIRE

7/10
VADER
兀突骨

7/17
EMPEROR
SIGH

7/25
DRAGGED INTO SUNLIGHT
ZOTHIQUE
ENDON

9/2
EDGUY
UNISONIC

9/3
EDGUY
UNISONIC

9/6 ★
ENTOMBED A.D.
UNREST FATALIST
TYRANT OF MARY
ZUUL FX
WITCHGRINDER

9/7
ENTOMBED A.D.
UNREST FATALIST
TYRANT OF MARY
ZUUL FX
WITCHGRINDER

9/17
CANNIBAL CORPSE
DEFILED
IFERNUL REVULSION

9/21 ★
【BLOODAXE FESTIVAL 2014】
HEAVEN SHALL BURN
MORNING AGAIN
LOYAL TO THE GRAVE
BACKTRACK
NASTY
FOR A LOSS WORDS
STATECHAMPS
CRYSTAL LAKE
etc

10/4 ★
CATAMENIA
ETHEREAL SIN
DARK MIRROR OV TRAGEDY

10/11 ★
SIKTH
CYCLAMEN

10/12
SIKTH
CYCLAMEN

10/18 ★
【LOUD PARK 14】
MANOWAR
ARCH ENEMY
DRAGONFORCE
RAGE
AMARANTHE
SOILWORK
VANDENBERG'S MOONKINGS
LOUDNESS
BATTLE BEAST

10/19 ★
【LOUD PARK 14】
DREAM THEATER
WITHIN TEMPTATION
KREATOR
SYMPHONY X
THUNDER
DEATH ANGEL
BELPHEGOR
PERIPHERY

10/31
SATANIC WARMASTER

11/1
SATANIC WARMASTER

11/8 ★
【EXTREME METAL OVER JAPAN Vol.3】
KRISIUN
GORGUTS
BLOODSHOT DAWN
SIGHT OF EMPTINESS
AS IT COMES
DIMINISH THE GODS

11/9
【EXTREME METAL OVER JAPAN Vol.3】
KRISIUN
GORGUTS
BLOODSHOT DAWN
SIGHT OF EMPTINESS
AS IT COMES
DIMINISH THE GODS

11/11
ACCEPT

11/15
【KNOTFEST JAPAN 2014】
SLIPKNOT
LIMP BIZKIT
LAMB OF GOD
PAPA ROACH
BRING ME THE HORIZON

11/16
【KNOTFEST JAPAN 2014】
SLIPKNOT
KORN
TRIVIUM
IN FLAMES
FIVE FINGER DEATH PUNCH

11/26 ★
【PAGAN METAL ALLIANCE】
ENSIFERUM
ORPHANED LAND

11/27 ★
【PAGAN METAL ALLIANCE】
ALESTORM



2015

1/9
CRYPTOPSY

ニュース
  • HAVOKがCentury Media Recordsと契約!!
  • OBSCURAからChristian MünznerとHannes Grossmannが脱退
  • OBSCURAからChristian MünznerとHannes Grossmannが脱退
  • VOIVODからBlackyが脱退
  • PESTILENCEが解散!!
  • ATREYUが活動再開!!
  • ANAAL NATHRAKHがMetal Blade Recordsと契約!!
  • EXODUSからRob Dukesが脱退!!そしてSteve "Zetro" Sousaが復帰!!
  • EXODUSからRob Dukesが脱退!!そしてSteve "Zetro" Sousaが復帰!!
  • OBITUARYがRelapse Recordsと契約!!
  • TRIVIUMからNick Augustoが脱退!!
  • SLAYERがNuclear Blastと契約!!
  • ELECTRIC WIZARDがSpinefarm Recordsと契約!!
  • AS I LAY DYINGのメンバーが新バンドを結成!!
  • AS I LAY DYINGがTim Lambesis抜きで活動再開!!
  • GWARのOderus Urungus死去
  • GORGUTSからJohn Longstrethが脱退!!
  • ARCH ENEMYからAngela Gossowが脱退!!新たにTHE AGONISTのAlissa White-Gluzが加入!!
  • ARCH ENEMYからAngela Gossowが脱退!!新たにTHE AGONISTのAlissa White-Gluzが加入!!
  • THE DUSKFALLが再結成!!
  • AT THE GATESがニューアルバムをCentury Mediaからリリース!!
  • ENTOMBEDが分裂!!
  • AT THE GATESが2014年にニューアルバムをリリース?
  • WORMEDがSeason Of Mistと契約!!
  • TESTAMENTにSteve DiGiorgioが再加入!!
  • BRUTAL TRUTH解散!!
  • ORPHANED LANDからYossi Sassiが脱退!!
  • SLIPKNOTからJoey Jordisonが脱退!!
  • CAVALERA CONSPIRACYがNapalm Recordsと契約!!
  • MORBID ANGELからPete Sandovalが脱退!!
  • KAMPFARがIndie Recordingsと契約!!
  • RIOTの新Vo決定!!
  • I KILLED THE PROM QUEENがEpitaph Recordsと契約!!
  • SKINLESSがRelapse Recordsと再契約!!
  • AMARANTHEからAndreas Solveströmが脱退!
  • SUICIDE SILENCEの新Vo発表!!
  • MACHINE HEADがNuclear Blastと契約!!
  • CARCASSがLOUD PARK 13に出演決定!!
  • ENTOMBEDがCentury Media Recordsと契約!!
  • EVILEからOl Drakeが脱退!
  • KIUASが解散!
  • GOD FORBIDが解散!
  • ANTHRAXにJon Donaisが加入!!
  • SKINLESSが再結成!!
  • WAKING THE CADAVERがAmputated Vein Recordsと契約!!
  • DARK ANGELが再結成!!
  • NIGHTRAGEの日本ツアーに元IN FLAMESのJesper Strömbladが参加決定!!
  • SCAR SYMMETRYからJonas Kjellgrenが脱退!!
  • EMPERORが再結成!!
  • HATESPHEREがMassacre Recordsと契約!!
  • ARTILLERYがMetal Blade Recordsと契約!
  • BARREN EARTHからMikko Kotamäkiが脱退!
  • THE HAUNTEDが復活!!
  • NIGHTRAGEからAntony Hämäläinenが脱退!
  • MACHINE HEADの新ベーシストが決定!!
  • UNEARTHがeOne Musicと契約!!
  • DARKEST HOURがSumerian Recordsと契約!!
  • SLAYERにPaul Bostaphが復帰!
  • CARCASSがNuclear Blastと契約!!
  • SANCTUARYがCentury Media Recordsと契約
  • SOULFLYがNuclear Blastと契約!!
  • AS I LAY DYINGのTim Lambesis逮捕!!
  • SLAYERのJeff Hanneman死去
  • AGENT STEELのメンバーが新バンド、MASTERS OF METALを結成!
  • ENSIFERUMがMetal Blade Recordsと契約!!
  • CARNAL FORGEが復活!!
  • DEAD BY APRILからJimmie Strimellが脱退!!
  • KORPIKLAANIからアコーディオン奏者が脱退!!
  • LAMB OF GODのRandy Blythe無罪!!
  • LAMB OF GODのRandy Blythe無罪!!
  • NE OBLIVISCARISがSeason Of Mistと契約!!
  • PESTILENCEがCandlelight Recordsと契約!!
  • GORGUTSがSeason Of Mistと契約!!
  • GAMA BOMBがAFM Recordsと契約!!
  • PATHOLOGYがSevared Recordsと契約!!
  • FIREWINDからApollo Papathanasioが脱退!
  • POWER QUESTが解散!
  • LEGION OF THE DAMNEDがNapalm Recordsと契約!!
  • ANTHRAXからRob Caggianoが脱退!!
  • BLEEDING THROUGHが解散!
  • PATHOLOGYからJonathan Huber脱退!
  • LORDIがAFM Recordsと契約!!
  • ジャーマンスラッシュ四天王、"THE BIG TEUTONIC 4"
  • CARCASSが2013年にニューアルバムをリリース?
  • CEREBRAL BOREからSimone "Som" Pluijmersが脱退!
  • THE DILLINGER ESCAPE PLANがSumerian Recordsと契約!!
  • WATAINがCentury Media Recordsと契約!!
  • ROTTEN SOUNDがSeason Of Mistと契約!!
  • ENGELからMagnus "Mangan" Klavbornが脱退!!
  • THE BLACK DAHLIA MURDERからShannon Lucasが脱退!!
  • SUICIDE SILENCEのMitch Luckerが事故死
  • THE HAUNTEDからAnders BjörlerとPer Möller Jensenが脱退!
  • THE HAUNTEDからAnders BjörlerとPer Möller Jensenが脱退!
  • THE HAUNTEDからAnders BjörlerとPer Möller Jensenが脱退!
  • HATEBREEDがNuclear Blast、Razor & Tieと契約!!
  • NIGHTWISHからAnette Olzonが脱退!!
  • ARTILLERYからSøren Nico Adamsenが脱退!!
  • TYRがMetal Blade Recordsと契約!!
  • SUICIDE SILENCEがNuclear Blastと契約!!
  • VOIVODがCentury Media Recordsと契約!!
  • Geoff Tate版QUEENSRYCHE始動!!
  • DECAPITATEDからドラマーが脱退!!
  • DECAPITATEDからドラマーが脱退!!
  • GORGOROTHからPestが脱退!!
  • LAMB OF GODのRandy Blythe釈放!
  • NORTHERが解散!!
  • BLESSED BY A BROKEN HEARTからVoが脱退!!
  • DEEDS OF FLESHが再びメンバーチェンジ!!
  • Heavy ArtilleryがEarache傘下に!!
  • Heavy ArtilleryがEarache傘下に!!
  • FORBIDDENが活動休止!
  • LAMB OF GODのRandy Blytheが逮捕!?
  • DEVILDRIVERがNapalm Recordsと契約!!
  • SOILWORKからPeter Wichersが再脱退!!
  • ATHEISTにTony Choyが復帰!!
  • KAMELOTの新Voが決定!!
  • CHILDREN OF BODOMがNuclear Blastと契約!!
  • STRATOVARIUSの新ドラマーが決定!!
  • QUEENSRYCHEからGeoff Tateが脱退!!
  • INCANTATIONがListenable Recordsと契約!!
  • CANDLEMASSからRobert Loweが脱退!!
  • ANGRAからEdu Falaschiが脱退!!
  • DARK FUNERALがCentury Media Recordsと契約!!
  • URGEHALのTrondr Nefasが死去
  • MORS PRINCIPIUM ESTがAFM Recordsと契約!!
  • ENSLAVEDがNuclear Blastと契約!!
  • FEAR FACTORYのリズム隊が交代!!
  • HEATHENがNuclear Blastと契約!!
  • LUCA TURILLI'S RHAPSODYのVo発表!!
  • GOD SEEDが再始動!!
  • ENTOMBEDがNinetone Recordsと契約!!
  • Dez FafaraとMark Mortonによるニュープロジェクト、BORN OF THE STORM!!
  • 元DARKEST HOURのKris Norrisが新たなバンドを結成!!
  • MORBUS CHRONがCentury Media Recordsと契約!!
  • GRAND MAGUSがNuclear Blastと契約!!
  • ARCH ENEMYからChristopher Amottが脱退!!
  • THE HAUNTEDからPeter Dolvingが脱退!!
  • TANKARDがNuclear Blastと契約!
  • KILLSWITCH ENGAGEにJesse Leachが復帰!!
  • BLACK SABBATHの再結成にBill Wardは不参加!?
  • ANTERIOR解散!!
  • RIOTのMark Realeが死去
  • UNEARTHの新ドラマーが決定!
  • Timo Tolkkiが音楽活動の休止を発表!!
  • DESTRUCTIONが30周年記念アルバムを制作!!
  • KILLSWITCH ENGAGEからHoward Jonesが脱退!!
  • MOONSPELLがNapalm Recordsと契約!!
  • TESTAMENTからPaul Bostaphが脱退!!
  • CARNAL FORGEが活動休止!!
  • WORMEDがWillowtip Recordsと契約!!
  • GOTTHARDのニューシンガーが決定!!
  • BLACK SABBATHがオリジナルラインナップでの再結成を正式発表!
  • SAINT VITUSがSeason Of Mistと契約!!
  • CORROSION OF CONFORMITYがCandlelight Recordsと契約!!
  • NASUMが期間限定の復活!!!
  • CANDLEMASSがNapalm Recordsと契約!そしてそのニューアルバムが・・・。
  • DISMEMBER解散!!!
  • SHADOWS FALLがRazor & Tieと契約!!
  • Mike PortnoyがDREAM THEATERを告訴!?
  • STRATOVARIUSからJörg Michaelが脱退!!
  • KORPIKLAANIからヴァイオリン奏者が脱退!!
  • DEVILDRIVERのDez FafaraとLAMB OF GODのMark Mortonがコラボ!
  • THE CROWNにJohan Lindstrandが復帰!!!
  • TURISASからNetta Skogちゃん脱退!
  • THE HUMAN ABSTRACTからVoが脱退!
  • XANDRIAがNapalm Recordsと契約!
  • RHAPSODY OF FIREが分裂!!
  • BLACK SABBATHがオリジナルラインナップで再結成!!
  • GOD FORBIDがVictory Recordsと契約!
  • DARKANEのVoが交代!
  • CONDEMNEDのニューアルバムのリリース日がようやく決定!
  • DISTURBEDが活動休止!
  • TESTAMENTのニューアルバムにGene Hoglanが参加!!
  • MISERY INDEXがSeason Of Mistと契約!
  • MUNICIPAL WASTEがNuclear Blastと契約!
  • KATALEPSYがUnique Leaderと契約!!
  • FLESHGOD APOCALYPSEがNuclear Blastと契約!
  • DREAM THEATERの新ドラマー決定!!
  • KAMELOTからRoy Khanが脱退!!
  • NEVERMOREからJeff LoomisとVan Williamsが脱退!!
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