あさってからでもいいかな…

お前が舵を取れ。

TESTAMENT

THE BAY STRIKES BACK TOUR @ Zepp DiverCity Tokyo 09/24 感想

THE BAY STRIKES BACKを観てきました。

2日目!!!

1日目が大変良かったのでこの2日目も期待していました。
1日目はTESTAMENTに全く期待せずに観たらメチャクチャ良かったという誤算もあったので、むしろこの2日目のほうが期待値は高かったかもしれません。
2日目は全バンドがセットリストを変えてくるということも発表されていたので、何を演奏するのかにもワクワクしていました。


1日目に即枯れして大不評だった物販はネット販売されることが発表されていたので最初からガン無視を決め込み、この日は開場時間近くに御降臨。

客入りはかなり寂しい。
明らかに1日目のほうが多くて、この日は5~6割くらい。
みんな忘れてしまったのか?
THRASH DOMINATIONは1日目より2日目のほうが良いことが多かったじゃないか。


トップバッターはDEATH ANGEL!!
ライヴは1stの5曲目から6曲目の流れでスタート!!

セットリスト

1. The Ultra-Violence ~ Mistress Of Pain
2. 3rd Floor
3. Relentless Revolution
4. Son Of The Morning
5. Aggressor
6. Seemingly Endless Time
7. Thrown To The Wolves

mark death angel

45分ほどのライヴでした。

「The Ultra-Violence」はいつも通りイントロ部分のみを演奏して、そのまま「Mistress Of Pain」へ。
この段階で昨日とは全く違うんだけど、7曲全て変えてくるというね。
Mark Osegueda(Vo)はこの日も絶好調っぷりを維持していて、声の通りが非常に良かった。決して盛り下げない熱いMCも1日目と同様に冴えていてフロントマンとしての優秀さをみせつけていました。
Rob Cavestany(Gt)もかっこよ。低い体勢でギター刻むのかっこよ。
1日目に感じたライティングの素晴らしさは2日目も同様でメンバーへのスポットライトの当て方や光の散らし方が非常にスリリングでした。
セトリ的にはこの日のほうが初期の曲が多め。
初期曲の中で特にウケが良かったのは「Seemingly Endless Time」。1日目にやらなかった時点でこの曲は絶対2日目にはやるだろうと思っていたけど、期待していた人が多かったのか爆走イントロでモッシュが荒れる荒れる。
この日新譜から選曲されたのは「Aggressor」。この曲ではTedがネックが赤く光るギターを弾いていて、ちょっとだけ目立っていました。
そして「Thrown To The Wolves」。ライヴが進んでいってもこの曲を全然やってくれないから「もしかして2日目もやってくれないの!?」なんて思ってたら最後の最後にやってくれましたよ。もうこの曲が好き過ぎるんだよな。僕にとってはリアルタイムだったデスエンの新譜の1曲目。カッッッッケーーーーー!!!って当時ぶっ飛んだよね。未だにライヴで聴いたらイントロの刻みでぶっ飛ぶ。爆走開始するところでぶっ飛ぶ。コーラスでぶっ飛ぶ。長めの間奏からメインリフに回帰するところでぶっ飛ぶ。最高。フロアのウケも良くてイントロのメインリフが合唱になり、爆走開始でモッシュが荒れてコーラスも全力シンガロング。
それまでの6曲も良かったんだけど、最後に「Thrown To The Wolves」がきたことで全部ぶっ飛んでしまいました。


続いてEXODUS!!
ライヴは1stの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. Bonded By Blood
2. Body Harvest
3. And Then There Were None
4. Piranha
5. Only Death Decides
6. Iconoclasm
7. Brain Dead
8. Metal Command
9. Fabulous Disaster
10. The Toxic Waltz
11. He's A Woman - She's A Man (SCORPIONS Cover)

gary holt exodus

65分ほどのライヴでした。

1曲目から「Bonded By Blood」はズルくない?
怪獣出てきて即スペシウム光線みたいなもんじゃんか。
情緒がないよ情緒が。
…なんてことを思うはずがなく。
演奏始まる前のあのグオオオオオオってSEで多くの人は何が始まるかを感じ取り、演奏開始0.5秒で全員ブチ上がり。コーラスはフロアからタイトル大合唱。
Zetro(Vo)のバイキンマンVoは好調で絶叫の突き抜け方がなかなか良い。観客のEXODUSコールに対して"No!! Tokyo!! Tokyo!!"とバンドへの歓声を東京の観客に向けた粋なところも見せてきてカッケーかったです。
また、これは気のせいかもしれないんだけどこの日はGary Holt(Gt)とLee Altus(Gt)のギターサウンドが1日目より良かったように感じました。1日目のようなカサつきがなくなって、クランチーな図太いザクザク感が強まっていて迫力が増していた気がしました。これはもしかしたら自分の立ち位置のせいかもしれない。1日目は遠めからでこの日はステージに割と近い位置で観ていたから。だとしたら1日目ももっとステージに近い位置で観たら良かったな。
そしてDEATH ANGELに続いてまさかEXODUSも曲を全入れ替えしてくるとは。
古くからのファンにとっては間違いなくこの日のセットリストのほうが良かったと思うはず。
1stから4曲、2ndから1曲、3rdから2曲と初期の曲に偏った選曲で、1日目にしか参加できなかった古参のファンは大激怒案件かもしれない。レアな選曲で4thの「Only Death Decides」なんかもあったり。僕、EXODUSは何度も観てきたけど、4thの曲をライヴで聴いたのはこれが初めてでした。欲を言うなら4thならタイトルトラック「Impact Is Imminent」のほうが聴きたかったな。
「Fabulous Disaster」という大名曲を経て1日目にやらなかった「The Toxic Waltz」を演奏し、ラストはSCORPIONSのカバーという変化球。ステージにMark Oseguedaを呼び込んでZetroと共に歌うというこのイベントならではの特別感がある終わり方でした。


最後はTESTAMENT!!
ライヴは2ndの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. Eerie Inhabitants
2. The New Order
3. Trial By Fire
4. Into The Pit
5. Disciples Of The Watch
6. The Preacher
7. A Day Of Reckoning
8. Musical Death (A Dirge)
9. Over The Wall
10. The Haunting
11. Burnt Offerings
12. Raging Waters
13. C.O.T.L.O.D.
14. First Strike Is Deadly
15. Do Or Die
16. Apocalyptic City
17. Alone In The Dark

85分ほどのライヴでした。

事前の告知通り、この日は1stと2ndの曲によるスペシャルセットということでその2枚のアルバムの完全再現でした。(2ndは途中のインストを省いたり、1stはラストの曲順が代わってたりはしてるけど)
1日目に感じた音響の良さはこの日も全く変わりなしで、そんな最高の環境で聴ける2ndと1stの名曲の数々にブチ上がらないはずがない。
Chuck Billy(Vo)が重量感たっぷりに歌い上げ、Eric Peterson(Gt)とAlex Skolnick(Gt)のよるギタープレイは冴え渡り、Steve DiGiorgio(Ba)がそれを支え、Chris Dovas(Ds)のタイトなドラミングがテンポを完全にコントロールするという、アルバムよりこのライヴのほうが良い音を出しているんじゃないかと思うほどに強力。視覚的に盛り上げるためのCO2の噴射とかむしろ邪魔でしかなくて、バンドの演奏だけで充分に魅力的なライヴをしていました。
僕は2ndよりも圧倒的に1stのほうが好きなので、ライヴ後半のほうがテンションは上がりました。
多分だけど2ndより1stが好きな人のほうが多いからこの曲順にしているんだと思う。
「The Haunting」や「Burnt Offerings」などの格好良いのになかなかライヴでは聴けない曲が素晴らしい音響と鉄壁の演奏の元で再現され、それがひたすら続いていくという極楽。スラッシュ極楽。
この日のハイライトは「Apocalyptic City」のAlexによるギターソロ。「First Strike Is Deadly」のクラシカルな叙情ギターソロも好きだけど、僕は「Apocalyptic City」の泣きまくるギターソロが好きなんですよね。これをAlexがちゃんと再現してくれて本当に素晴らしかった。個人的にはこの曲をアルバム通りラストに持ってきて欲しかったんだけど、最後はフロアと合唱できる曲のほうが良いという判断だったのか「Alone In The Dark」に。コーラスの高音部分は今のChuckが歌うにはちょっと厳しいらしく観客に振ったりフェイク気味に歌ったりしていましたが、そんなことはお構いなしに大盛り上がり。ラストはCO2を噴射しまくっての大団円でした。


行ってみて分かりましたが、2日目とも参加して完成するタイプのイベントでした。
2日参加することでDEATH ANGELとEXODUSはフルセットライヴ1日分相当の楽曲を堪能でき、TESTAMENTは各日で異なるフルセットライヴが楽しめるというね。

でもこうなるとTHRASH DOMINATIONって神イベントだったなと改めて思いましたね。
3バンド開催だったと大体どのバンドも60~80分くらい持ち時間あったもんね。

最終的には「またスラドミに行きてぇなぁ~」と思いましたとさ。

THE BAY STRIKES BACK TOUR @ Zepp DiverCity Tokyo 09/23 感想

THE BAY STRIKES BACKに行ってきました。


TESTAMENTにEXODUS、DEATH ANGELというUSベテランスラッシュ勢による豪華なパッケージ!
ヨーロッパでもやっているこのパッケージをまさか日本でも観られるなんて思ってませんでした。


僕が会場に御降臨されたのは14:30頃。
先行物販のために少し早めに来たんですけど、自分が買う頃にはDEATH ANGELとEXODUSのTシャツは全滅。仕方なくTESTAMENTのTシャツとEXODUSのタオルを購入しました。物販が全然買えなくてブチ切れてましたが、後々になってネット販売をしてくれたのでそこでEXODUSもDEATH ANGELもTシャツも買えました。


開場時間になり入場後はステージ中央の真ん中らへんに待機。
客入りは7割ほど。
満員では到底なかったですが、見栄えは悪くないくらいの入りでした。
年齢層は高かったですね。


トップバッターはDEATH ANGEL!!
ライヴは5thの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. Lord Of Hate
2. Voracious Souls
3. Truce
4. Absence Of Light
5. The Moth
6. Humanicide
7. The Dream Calls For Blood

40分ほどのライヴでした。

DEATH ANGELを観るのは5年半振りでしたが、あの頃となんら変わらないエネルギッシュなライヴで最高。
デスエンを初めて観たのは2006年のTHRASH DOMINATIONでしたが、デスエンってずっと熱量の高いライヴをしてるよね。鋭い刻みのイントロから金切り声の絶叫と共に疾走して幕を開けた「Lord Of Hate」からラストまで全力でした。
Mark Osegueda(Vo)はカミソリのように鋭いスクリームと柔軟にメロディを追うダミ声の熱唱を織り交ぜたVoパフォーマンスが絶好調。80年代のベテランスラッシュ勢の中ではトップなんじゃないかとマジで思うくらいに声量があり、衰えを全然感じない。声量だけでなく毛量もなかなかのものを誇っていてステージ中央で堂々とマイクスタンドを掴んで吼えまくる姿も若々しくて格好良い。フロントマンの格好良さは3バンドの中でもズバ抜けていました。
そんでもってRob Cavestany(Gt,Vo)も最高に格好良い。遠目から観ていても格好良い。長髪を揺らしながら細マッチョ系の腕でリフを刻む様が格好良い。ガニ股になってギターを見せつけるようにリフを刻む姿がメタルギタリストとして格好良い。フロアを煽ったりはそこまでしないんだけど、演奏してるだけで華があるんですよね。
MarkとRobの2人が最強クラスに格好良いので地味な存在になりがちなTed Aguilar(Gt)ですけど、こればっかりは仕方ない。Robと共にスラッシーに刻んではいるんだけど、どうしてもRobを見ちゃうよね。
Damien Sisson(Ba,Vo)は前のほうに出てきてくれるタイプで観客との距離感は一番近い雰囲気がありました。未だに新加入のイメージが抜けないですけど、もう加入して15年近く経ってるんですね。
Will Carroll(Ds)のドラミングはZeppの大きな会場でもパワーが際立っていて何の問題もなし。スラッシュらしい疾走感であったり緩急だったりのキレも抜群でした。Willは2020年のコロナが出始めた頃に感染して一時は集中治療室に運ばれるくらいに重篤だったなんてニュースも出ていたけれど、今ではガッツリ元気で本当に良かった。
セットリストは近作の曲が多め。
初期の曲は「Voracious Souls」だけで、それ以外の曲は2008年以降のアルバムから1曲ずつ。
まぁ初期曲が少なくても全然盛り上がってましたけどね。柵で仕切られた狭いスペースでモッシュが起きたりサーフが起きたりと普段と遜色ない盛り上がり方でした。
唯一ダークなミドルテンポナンバー「Absence Of Light」は盛り上がりが落ち着いてたかな。あの曲の後にMarkによるMCタイムに突入してかなり長々と話していたんだけど、内容が最高に分かりやすいして正直「Absence Of Light」より盛り上がってました。
あと個人的に思ったのはデスエンは3バンドの中でも特にライティングが優れていたと思う。
暗闇をメインにWillのフィルインやRobの刻みなどでスポットライトを当てて、各メンバーの魅せ方に変化を加えていた「Humanicide」なんかは特にクールでした。
マイナスを挙げるとすれば持ち時間が短すぎること。
7曲は少なすぎる。
僕は2日とも参加していたから良いけど、1日しか参加できない人にとっては不満を持つ持ち時間だったと思います。


続いてEXODUS!!
ライヴは11thの6曲目からスタート!!

セットリスト

1. The Beatings Will Continue (Unitl Moral Improves)
2. A Lesson In Violence
3. Blood In, Blood Out
4. The Years Of Death And Dying
5. Deathamphetamine
6. Blacklist
7. Clickbait
8. Prescribing Horror
9. War Is My Shepherd
10. The Ballad Of Leonard And Charles
11. Strike Of The Beast

65分ほどのライヴでした。

EXODUSを観るのは2016年のLOUD PARK以来、7年振りでしたが、あの時はGary Holt(Gt)がSLAYERのツアー中で不在だったため、ちゃんとしたメンバーが揃った状態で観るのは8半年振りでした。
フロアの客電が完全に落ちた真っ暗な中でQUEENの「We Will Rock You」が丸々1曲流れた後、ステージが明るくなるとそこにはドラムセットの上に仁王立ちするTom Hunting(Ds)の姿が…。Tomは胸を叩いたり拳を突き上げたりと癌を克服した元気な姿を見せてくれてフロアからは大歓声。
そこから新譜の疾走スラッシュナンバーへの流れが完璧。前方エリアもDEATH ANGELの時より明らかにモッシュが荒れていて良い感じ。
近所のおばちゃんみたいな見た目でステージを左右にうろつくZetro(Vo)はあの独特のダミ声バイキンマンVoでガニャガニャと吐き捨てており、Voパフォーマンスはしっかり現役感がありました。ステージングも60歳近いのにアクティヴでしっかりとフロアを見据えて盛り上げていく様はフロントマンとして優れていました。良い意味で3バンドの中で一番ロックスター感のない親しみやすいフロントマンだったと思います。MCは落ち着いていてとても真面目。Markのようにフロアを沸かす感情的なMCではないけど、誠実に語りかけて温かい拍手をいただくタイプでこれはこれで良き。
GaryとLee Altus(Gt)のギターチームはザラついた刻みで演奏を支え、Garyはソロパートになるとしっかりステージ前方に出てきて軽やかにシュレッドしていく。2人ともクールな佇まいでカッケーかったんですが、音響面は正直微妙だった気がします。というのもギターの音が妙にカサついた質感でザラついてはいても芯の太さに欠けていた印象があってどうにも圧が弱かった。EXODUSは3バンドの中で最もリフありきのスラッシュメタルをやっているので、そこのパワーが損なわれちゃうとバンドの魅力自体を削がれることに直結してしまう。各パートのバランスを取ったらああいう音作りになったのかもしれないけど、個人的にEXODUSはギターサウンドにパラメータ全振りみたいな音作りでも良いんじゃないかと思ったり。
Jack Gibson(Ba)とTomのリズム隊はTomの爆裂ドラミングが本当に良かった。ドラムサウンドがもこもこと篭り気味だったという難点はあったし大味で荒めのドラミングでもあったんだけど、高速で転がり回るドタバタ感が気持ち良くて重苦しさが全くない。常に小気味良くて軽快。「大病を患ったわけだしスピードダウンしてたらどうしよう?」なんて心配は杞憂でした。
セットリストは新譜の曲が多め。
新譜はかなり好きなのでたくさん演奏してくれる分には全然問題なし。
でも「Prescribing Horror」をやるなら他の曲のほうが良かったかな。ほぼ「Bonded By Blood」な「R.E.M.F.」とかアルバムのオープニングナンバーでありタイトルトラックでもある「Persona Non Grata」とか。
個人的にブチ上がったのは「The Ballad Of Leonard And Charles」。
「War Is My Shepherd」終わりですぐにSEでこの曲のアコギが流れてきた時は驚きで「おぉマジで!?」と声を出してしまいました。ここ数年は全然演奏していなかった曲だったのでまさかここでやるとは思ってなかった。周りでも僕だけが異常に喜んでた気がする。コーラスの"Sado-sexual violence!!!!!"は一人で絶叫してました。Zetroも好きだけど、僕はRob Dukes(Vo)期も本当に好きなんだ。
デスエンのマイナスは持ち時間の短さでしたが、EXODUSのマイナスはやっぱり選曲になるのかな。
「Bonded By Blood」や「Toxic Waltz」をやらなかったことに怒ってる人も相当いたみたいです。ただ僕はそこまででもなくて、確かに「Bonded~」がなかったのは残念だけど「Toxic Waltz」に関しては「別に…」って感じでした。「今日やらなくても明日はやるでしょ」みたいな気持ちもあったしね。その2曲をやらなかった残念さより「The Ballad~」をやってくれた嬉しさのほうが勝っちゃってたからね。
本編ラストの「Strike Of The Beast」では前方エリアがモッシュでぐっちゃぐちゃになったり、中盤のタメパートでお約束のウォール・オブ・デスが起きたりと大盛り上がりで終了しました。
ってことで僕としてはセトリよりもギターサウンドの圧が弱めだったことのほうが残念だったかな。
まぁそれでもEXODUSは最高でしたが。


最後はTESTAMENT!!
ライヴは10thの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. Rise Up
2. The New Order
3. The Haunting
4. Children Of The Next Level
5. The Pale King
6. Night Of The Witch
7. More Than Meets The Eye
8. D.N.R. (Do Not Resuscitate)
9. 3 Days In Darkness
10. Practice What You Preach
11. Souls Of Black
12. Over The Wall
13. Electric Crown
14. Into The Pit

75分ほどのライヴでした。

TESTAMENTを観るのは2018年のTHRASH DOMINATION以来、5年半振り。
僕は今まで何度かTESTAMENTのライヴの感想をここに書いてきました。
そして大体不満をぶちまけるようなことを書いてきました。
特に前回のライヴは酷くて、今まで観てきたTESTAMENTのライヴの中でもバチクソにワーストな内容でした
なので今回もTESTAMENTだけはブッチギリで期待してませんでした。
仕方ないよね。今まで裏切られてきたんだから。
そんな感じで斜に構えていました。
フロアが暗転し、会場の横の壁にバンドのロゴマークなどが投影されるなどトリなだけあって少し派手な演出の後にライヴが始まり、観ているうちに「あれ?」と思う。


メチャクチャ良いぞ。


1曲目の「Rise Up」から熱量の高い演奏とステージングで観客をグイグイと惹き込んできて、ライヴが進んでいってもそれが変わらない。ずっと素晴らしいまま。トリなだけあってステージセットも砦のような作りで豪華だしCO2噴射などの演出もあったけど、そんな小細工がいらないくらいに肝心のパフォーマンスがずっと良かったんです。
前回のあの酷さはなんだったの?
まるで別バンドでした。
じゃあ具体的に前回と何が違ったのか。
一番は音響の良さ。
2018年の音が壊滅的だったことを置いておいても、この日のTESTAMENTは3バンドの中で最も強い音をしていました。
太く鋭く響くギターに低音の下地を作り上げるベース、ソリッドなドラミングと、各パートの分離の良さは保ちながらメタリックに纏まっているアンサンブルが屈強。そこに乗っかるVoも演奏の上に埋もれず浮かずのバランスで存在感を放っていて文句なし。
音だけで圧倒的なトリの風格。
そんな音の良さもあって演奏陣の上手さも際立っていました。
Eric Peterson(Gt,Vo)とAlex Skolnick(Gt)のスラッシーな刻みとメロディックプレイの使い分けはスタジオ音源と遜色ないクオリティ。音が良いからそれぞれのギターが何を弾いているのかもしっかりと分かるし、ツインギターハーモニーの煽情性も抜群。飄々とした態度で叙情を放っていくAlexのリードプレイは今まで観た中で一番でした。前回は特に音が悪かったEricのギタープレイも今回はシャープな刻みで聴けて大変満足。
Steve DiGiorgio(Ba)は大きく目立つことはないものの、ツインギターパートなどの音が薄くなりがちな場面で低音リフを滑り込ませて楽曲のヘヴィネスを維持。「Souls Of Black」はメロディックなプレイが目立っていて特に貢献度が高かったです。見た目はより仙人感が増していました。復活したSADUSにも参加して欲しかったけど、TESTAMENTのほうが稼げそうだもんな。
Dave Lombardo(Ds)の後任としてバンドに加入したChris Dovas(Ds)は超優秀。Gene Hoglan(Ds)的な手数の多さや重々しいバスドラ連打などを精密にこなして全く卒がない。まだ25歳らしいけど、仮にTESTAMENTを辞めたとしてもこれは引く手あまただとも思う。
演奏陣の素晴らしさに全く負けていなかったのがChuck Billy(Vo)のパフォーマンス。
野太いダミ声でメロディをちゃんとなぞりながら、たまにグロウルを織り交ぜて力強く歌い上げていく様は61歳とは思えないほどに逞しい。ステージでの動きは遅いけど、それが逆に風格みたいなものに繋がっている感もありました。短いマイクスタンドを持ってギターを弾く素振りをみせる姿もなんか分からんけど格好良く見えてしまった。
セットリストはオールタイムベストと言っても良いバランスの良さ。
新譜や近作からもしっかり選曲しつつ、初期~中期の人気曲も抑えてる。いや強いわ。
「D.N.R. (Do Not Resuscitate)」は勿論大好きなので上がりましたけど、その次の「3 Days In Darkness」もフロアで合唱できて楽しい。この曲の静寂と共に瞬間的に暗闇になるライティングなども良かったですね。
「Over The Wall」と「Electric Crown」という初期と中期を代表する名曲を演奏して盛り上げ、ラストの「Into The Pit」でスラッシュらしい荒くれモッシュを起こしてライヴは終了。最後の最後にメンバー紹介をするのも良かったです。
間違いなく今まで観た中でベストなTESTAMENTでした。


各バンドの持ち時間の短さに不満はありましたが、それでも三者三様の持ち味を発揮していたと思います。
やっぱスラッシュメタルは最高ですね。

TESTAMENTからGene Hoglanが脱退!!

gene hoglan testament

TESTAMENTからGene Hoglan(Ds)が脱退しました。

https://www.blabbermouth.net/news/testament-parts-ways-with-longtime-drummer-gene-hoglan/


TESTAMENTのリスケになっていた2022年のツアー活動とGeneの個人的な活動の折り合いがつかなくなり脱退することになったとのこと。
現時点でGeneの後任については発表されていません。


コロナの影響がこういうところにも出てきているんですね。
脱退の文面を見る限りじゃGeneはソロでの活動が色々あるだけで別にDARK ANGELの活動に重きを置くわけじゃなさそう。

後任は誰になるんでしょうね。
Paul Bostaph(Ds)はKerry King(Gt)のポストSLAYER的なバンドに参加するとしたら無理そうだから、John Tempesta(Ds)とかJon Dette(Ds)あたりが候補になるんかな。

TESTAMENT / Titans Of Creation (2020)

Titans of creation testament
TESTAMENT / Titans Of Creation (2020)

1. Children Of The Next Level
2. WWIII
3. Dream Deceiver
4. Night Of The Witch
5. City Of Angels
6. Ishtar's Gate
7. Symptoms
8. False Prophet
9. The Healers
10. Code Of Hammurabi
11. Curse Of Osiris
12. Catacombs

TESTAMENTの4年振り、通算11枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

US出身のスラッシュメタルバンドです。
Steve DiGiorgio(Ba)が加入して2作目になります。
つい最近、Chuck Billy(Vo)が新型コロナウイルスに感染したというニュースが出て話題になったことも記憶に新しいかと思います。TESTAMENT、EXODUS、DEATH ANGELの欧州ツアーでTESTAMENTからはChuck、EXODUSからはGary Holt(Gt)、DEATH ANGELからはWill Carroll(Ds)が感染し、特にデスエンのWillは重篤だったようで一時は生死の境を彷徨ったそうな。みんな無事で本当に良かった…。
さてTESTAMENTの話。
前作は久々に疾走感強めにクランチーなスラッシュをやってるアルバムでかなり気に入っていたんですけど、本作は前作に比べると疾走感は抑えめ。なので単純に速さを求めるのであれば前作のほうが良いです。
ただリフのヴァラエティやテンポの妙といった部分は本作のほうが優れている印象があります。
ギターはここ最近のアルバムの中では最もキャッチーなリフを刻みまくっていて速い曲だろうとミドルテンポの曲だろうとスラッシュらしい切れ味や重みを備えたリフが多く、スラッシュとしてというよりメタルとして格好良い。Alex Skolnick(Gt)のソロもヒロイックに鳴かせていてとても良いんだけど、それよかEric Peterson(Gt)のキャッチーに刻む姿勢のほうが前面に出ていてEricの本領発揮って感じ。
全体的な体感速度が下がってもアルバム通してダレずに聴けるのはこのリフのヴァリエーションに加えて、テンポの加減速もより綿密で疾走とミドルのメリハリが効いているのが大きいです。まぁずっと疾走してるスラッシュのアルバムは好きだし、どちらかというとそっちのほうが僕は好きになる傾向にあるんですけど、疾走してて格好良いのなんて当たり前じゃないですか。だからこそスローやミドルテンポの曲であろうと格好良いスラッシュを聴かせるのって難しいわけでバンドの本当の実力が如実に表れると思うんですけど、本作はミドルテンポの曲でも躍動感やキレを損なうことなくフックに富んだ展開やメロディが多くて「やっぱTESTAMENTって曲の構成が丁寧だよなぁ」って改めて思った次第。

重々しくギャロップするミドル/アップテンポにChuckの豪快な歌唱を乗せ、異国風のリードを挟んでいく#1。中盤から疾走感も持たせてよりダイナミックに聴かせていく展開が強いですね。
#2はちょこまか小躍りするように低音域を細かく刻むリフで疾走するスラッシュナンバー。ちょこっとDESTRUCTIONっぽいところもあるけど、TESTAMENTらしい重量感はバッチリ。
#3はTESTAMENTらしいギュルギュルと鋭く回転するリフでどっしり進行するヴァースから、熱のこもった歌唱と共に重たい疾走をみせるコーラスで盛り上がる曲。『The Formation Of Damnation』あたりを思わせるスラッシュナンバーです。
太くて鋭いクランチリフを疾走し切らないもったりしたアップテンポに乗せた#4。コーラス付近ではChuckがブラックメタル風な金切り声シャウト使ったりドゥーミーなスローパートに落としたりとダークな要素が見え隠れ。
ヌメりのあるベースや淀んだリフで薄気味悪くスタートし、湿気の強いアルペジオによる歌モノ静寂パートやストイックに刻むミドルパートを繋いでいく#5。この曲は『The Gathering』っぽいかな。
ベースリフから中東風リードへ連なるイントロの後、ザクザクと歯切れ良いミドルテンポで進めていく#6。合間合間の中東メロとスラッシーなキレが良い具合に対比されていると思います。
#7はアルバムで最も重量感のあるスローなスラッシュナンバー。ハードコア的ですらある極悪さが良し。
ベース中心の幕開けから鋭い刻みで跳ねるように疾走する#8。
エッジの効いた刻みでスラッシュらしさをみせる一方、コーラスなどではトレモロとバスドラ連打でデスメタリックな血生臭さを発するミドルテンポの#9。
#10はツーバス疾走を絡めながらメロディックな刻みで駆けていくスラッシュナンバー。やっぱこういうリフはTESTAMENTらしさ満点で良かですねぇ。
#11はアルバム最速のスラッシュナンバー。まくし立てるVoとせっつくリフで突撃し、ブラックメタル系のシャウトと共にブラストしたりグロウルでデスメタルっぽくなったりと、スラッシュを軸にしながらパートによって他のエクストリームメタルの要素も出していく今のTESTAMENTだからこそ出来る曲。
ラストの#12はヘヴィリフとシンフォニックなシンセによるアウトロ。

前作とはまた違ったタイプの良作です。
今年は無理だろうけど来年には来日するんじゃないかなと勝手に思っています。
TESTAMENTはアルバムが良くてもライヴでは裏切られることが多いのがアレですが…。

評価:★★★★☆

THRASH DOMINATION 2018 @ CLUB CITTA' 02/10 感想

THRASH DOMINATION 2018に行ってきました!!

スラドミ!!!
去年はやらなかったから2年振り!!

TESTAMENTにEXODUSにWARBRINGER!!

WARBRINGERの参戦は初!!!
8年振りの来日でした。


僕が会場に御降臨されたのが15:50頃。
16:00開演だったのでだいぶギリギリ。

お客さんの入りは例年に比べると少なめだった印象。
7割弱ってところ。
TESTAMENTにEXODUSと予定調和なメンツな上に、もう1バンドがWARBRINGERという老害スラッシャーにはウケない若手バンドだったせいかもしれない。
この異常なまでの来日ラッシュの意影響かもしれない。



さて、まずはWARBRINGER!!
ライヴは5thの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. Silhouettes
2. Woe To The Vanquished
3. Remain Violent
4. Shellfire
5. Descending Blade
6. Spectral Asylum
7. Divinity Of Flesh
8. When The Guns Fell Silent
9. Combat Shock

約50分のライヴでした。

この日のセトリは新譜5thの完全再現。

何故そんなセトリを組んだのか…。

2日目は1st ~ 4thまでの曲からやったそうだけども、1日目しか行けない身としては出来れば両日ともそれでお願いしたかった。5thは決して悪いアルバムではなかったし4thより全然良かったんだけど、だからといって完全再現に値するアルバムだったかと訊かれたら「うーん…ない」って感じの出来だったので。というか完全再現して喜ばれるアルバムなんてそうないかんね。
まぁレアなセトリでWARBRINGERを観られたと思えば……てかWARBRINGERを観られること自体レアなんだよ!!こちとら8年振りなんだよ!!!「レア × レア = スーパーレア」ってか?いや、なるかーい!!
まぁパフォーマンス自体はとても良かったんだけどね。
John Kevill(Vo)は前回観た時よりもフロントマンとしてパフォーマンスのレベルが格段に上がっていました。
せわしなくチョップしまくってた青臭いアクションが減って堂々とした佇まい。まぁ今でもチョップはしてたけどね。
スラッシュ界隈のフロントマンとしては圧倒的にハンサムで他のメンバーも小綺麗だから後に出てくる汚いおっさんだらけの2バンドより見栄えは良かったです。
JohnはVoパフォーマンスもキッレキレ。鼓膜に突き刺さる鋭いスクリームは獣性高めでむっちゃ凶暴。ホントJohnのスクリーム、いっぱいちゅき。
演奏陣もタイトで良し。
特にCarlos Cruz(Ds)はドカドカとパワフルに叩きまくり。一昨年、SKELETAL REMAINSの時と同じ荒くれドラミングが重戦車のようで強烈でした。
こうなるとやっぱりセトリだけが残念。
新譜は#1や#4は往年のキレが戻ってて良いんだけど、スローナンバーがどうしてもダレる印象で、それはライヴでも変わりませんでした。
特に11分超えの#8はやたらダークで湿っぽくて面白くない。
でも最後の最後に1stの「Combat Shock」で締めてくれたのは良かったです。
WARBRINGERは自分にとってはリアルタイムでデビューから聴いていて凄く思い入れがあるバンドので、次は8年も待たせずに来日して欲しいですね。出来ればヘッドライナーがいいけど、難しいかな。



続いてEXODUS!!
ライヴは9thの1曲目からスタート!!

セットリスト

1. The Ballad Of Leonard And Charles
2. Blood In, Blood Out
3. And Then There Were None
4. Scar Spangled Banner
5. Body Harvest
6. Deranged
7. Exodus
8. Fabulous Disaster
9. A Lesson In Violence
10. Children Of A Worthless God
11. Blacklist
12. Piranha
13. War Is My Shepherd
14. Bonded By Blood
15. The Toxic Waltz
16. Strike Of The Beast

約90分のライヴでした。

EXODUSはスラッシュにて最強である。

やはり何度観てもブチ上がる。
頭を振らずにはいられない。前に行かずにはいられない。
EXODUSを落ち着いて観てられたことって今まで一度もないんだよな。
LAMB OF GODとEXODUSだけはどうしても最前へ行ってしまう。
いつの間にか汗まみれ。くっさいくっさい。
今回はちゃんとGary Holt(Gt)入りのEXODUS。GaryがいなかったLOUD PARK 16も凄く良かったけど、やっぱりいたほうが観てるこっちとしてはテンション上がるわけで。Garyは観客をガンガン煽るからね。
にしてもEXODUSの演奏はホントに素晴らしい。
GaryとLee Altus(Gt)のノコギリのような分厚いリフとTom Hunting(Ds)の飛び跳ねるドラミングのコンビネーションは他のどんなバンドにもない圧倒的個性。
Zetro(Vo)のバイキンマンVoはガニャガニャ喚き散らしていて変わりなし。動きはだいぶ鈍いけど、声のほうは好調そうでなにより。
セトリ的には久々の「Ecodus」と「Fabulous Disaster」が最高。
どちらも8 ~ 9年振りに聴けましたよ。
後者は定番になってないのかが分からないんだよな。この曲のリフ、神懸かってるじゃんか。
最初から最後まで一切ダレることがなくて全ての曲を楽しめました。
90分過ぎるのがあっという間。ここまで時間が短く感じるライヴは久しぶりでした。
やはりEXODUSは最高っすなぁ。



そしてTESTAMENT!!
ライヴは11thのタイトルトラックからスタート!!

セットリスト

1. Brotherhood Of The Snake
2. Rise Up
3. The Pale King
4. Centuries Of Suffering
-Guitar Solo-
5. Electric Crown
6. Into The Pit
7. Low
8. Stronghold
9. Throne Of Thorns
-Guitar Solo-
10. Eyes Of Wrath
-Drum Solo-
11. First Strike Is Deadly
-Bass Solo-
12. Urotsukidoji
13. Souls Of Black
14. The New Order
-Encore-
15. Practice What You Preach
16. Disciples Of The Watch

約100分ほどのライヴでした。

今までチッタで何回もTESTAMENTを観てきました。
そしてその全てが何かしらの不満が残るライヴでした。
なので今回もそこまで期待はしていませんでした。
EXODUSが完璧なまでに楽しいライヴを見せてくれたので、そのおまけでTESTAMENTを観る感覚でした。
で、観終わって思いました。

ほらね。

今回もまた不満の残る、というか、個人的には過去最低のライヴだったと思います。
まずセトリ。
「Over The Wall」も「D.N.R. (Do Not Resuscitate)」もなし。
「More Than Meets The Eye」は別にどうでもいいけど。
「Throne Of Thorns」とか誰得?「Eye Of Wrath」をやるくらいなら「D.N.R.」にしてや。
「Urotsukidoji」もわざわざライヴでやるほどのインストか?
「Electric Crown」はそこそこ好きな曲だけど、「Low」とか「Souls Of Black」とかもそんなに…。
スラッシュらしい攻撃的な曲が少ないためにフロアの熱気は一気に下がって、まったりムードというかダレたムード。
そのダレたムードを助長したのが間に挟む各人のソロタイム。
ソロタイムってさ、どんなに盛り上がったライヴであってもその熱を殺してしまうかもしれない難しさがあるのよ。
なのに、そもそもそんなに盛り上がってないのにソロタイムを挟んでいくとか自殺行為過ぎない?盛り上がりのオーバーキルにもほどがあるでしょ。いやOVERKILLは出てねぇんだけどさ。
最後に音。
以前ほどは劣悪でなくなったような気もするけど、それでも酷いね。
ライヴが面白くない上に音も悪いとか…。
んで、何が酷い原因なのかを探ってたんだけど、一番の原因はEric Peterson(Gt)。
Ericのギターサウンドが本当に"汚い"。
音に過剰とも思えるほどディストーションが掛かっていて、弾くたびにビャービャーグワングワンと会場中にノイズを撒き散らしてる。キレも情緒もあったもんじゃない。ソロタイムなんて本当に酷くてうんざりしました。
Alex Skolnick(Gt)のギターもそこまで良い音だったわけではなかったけど、Ericの音は本当に酷かったです。
他にもChuck Billy(Vo)の声が埋もれ気味で演奏とのバランスが悪いとか色々言いたいことが多いけど、昔はもっと酷かったんだよな。
良かった点?
「First Strike Is Deadly」を演奏したことくらいじゃないですかね?
あ、Steve DiGiorgio(Ba)とGene Hoglan(Ds)のリズム隊は良かったですよ。
"TESTAMENT × CITTA' = ろくなもんじゃねぇ"という方程式は今回も不変。

隣のお客さんたちの

「アンコールやらないんだな」
「いや、いらないでしょ」

っていう会話を聞いて、心の中で「せやな」って返事しましたとさ。


TTFに続く!!

THRASH DOMINATION 2018 開催決定!!

testament japan tour 2017

exodus thrash domination 18

warbringer thrash domination 18

THRASH DOMINATION 2018の開催が決定しました!!

https://gekirock.com/news/2017/10/thrash-domination-2018_held.php


2/10(土) CLUB CITTA'
2/11(日) CLUB CITTA'

・ TESTAMENT
・ EXODUS
・ WARBRINGER

チケット: ¥12000



ヘッドライナーはTESTAMENTとEXODUSで日によって入れ替わりになるそうです。


今年やらなかったけど来年はやるんだね!

TESTAMENTにEXODUSって無難ですなぁ。
とはいえEXODUSはいつでも観たいし、TESTAMENTは今年の単独を見逃してるから個人的にはかなりありがたいんだけどね。

注目は初の若手スラッシュ枠としてWARBRINGER!!
2010年のEXTREME THE DOJO以来だから8年振りか!!
あの時も観に行ってるからおじさんは嬉しいぞ!!




と、まぁ開催決定はめでてぇな、と。



ただね。

この日程ね。


TRUE THRASH FEST 2018と丸被りじゃねぇか!!


ふざけんなよオイ。
大阪でやる来年のTTFに行こうと思ってた矢先にこれだよ。
あっちはTANKARD、RAZOR、BLOOD FEAST、AT WAR、SACRIFICE、HIRAXとB級スラッシュの祭典が開かれるっていうのにさぁ。
この日程被りはあんまりだろ。
誰も得しねぇよ。スラッシャー誰も得しねぇよ。



ということで僕は考えました。
こうなっても両方楽しむ術はないかと。

そうだ!!

スラドミは初日だけ行って、11日と12日はTTFに行けばいいのでは!?

こうすればどっちも楽しめる!!


え?スラドミは毎年2日目のほうがどのバンドもパフォーマンスが良いって?

うるせぇこの野郎!!

TESTAMENT / Brotherhood Of The Snake (2016)

brotherhood of the snake testament
TESTAMENT / Brotherhood Of The Snake (2016)


1. Brotherhood Of The Snake
2. The Pale King
3. Stronghold
4. Seven Seals
5. Born In A Rut
6. Centuries Of Suffering
7. Black Jack
8. Neptune's Spear
9. Canna-Business
10. The Number Game

TESTAMENTの4年振り、通算11枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

US出身のスラッシュメタルバンドです。
前作リリース後、Greg Christian(Ba)が脱退。後任としてSteve DiGiorgio(Ba)が再加入しています。
Gene Hoglan(Ds)にDiGiorgioという元DEATHのリズム隊が揃う、過去最強のメンツで制作された今作。
とはいえ期待していたら、まんまと裏切られてきた前科が2回ほどあるので過度に期待せずハードルを上げずに恐る恐る聴いてみました。

いやいやこれ良いなこれ。

久々にしっかりとスラッシュしてる。
前作のようにスローナンバーでダルくなることはなく、全体的にスピード感が高めの曲が多いです。
Chuck Billy(Vo)はグロウルの使用頻度を減らして、あの特徴的なダミ声中心でパワフルに歌い上げています。客観的に見てChuckのグロウルってかなり上手い部類に入ると思うんだけど、それがTESTAMENTに必要な要素とは僕はあまり思えなくて、やっぱりChuckはあのダミ声でMETALLICAリスペクトな歌い回しをしている時が一番輝いていると思うのです。だから今作のオールドスクールなVoラインは凄く良い。
Erik Peterson(Gt)とAlex Skolnick(Gt)のギタープレイは前々作に近い纏まりの良さ。ゆったりしたダークなリフをゴッソリ削ってスラッシュらしい刻みが増えています。ガッと心を掴んでくるフックの効いたイントロリフが多かったり、初期を思わせるクサいギターソロがあったりと。
GeneとSteveによるリズム隊は両者とも手数の多さがとにかく素晴らしい。重厚なグルーヴもキレのある疾走もお手の物。ただSteveのベースサウンドはヌルヌル感が抑え目でビキビキバルンバルンとTESTAMENTに合うよう金属的な音に仕上げられていてちょっと意外でした。

緊張感のあるメロディを鋭く刻むリフとブラストビートで幕を開ける#1はブレイクダウン気味のヴァースからゆとりのある疾走感を持ったコーラスへ展開するスラッシュナンバー。
#2はイントロで力強く疾走し、METALLICA的なミドル/アップテンポに切り替えてザクザクと刻んでいくスラッシュナンバー。スピードメタル風の陽性リフで疾走し、正統派メタルっぽく決めるコーラスがポップです。
#3はChuckの早口なVoとシンプルなリフで疾走する王道スラッシュナンバー。
トリルの効いたメロディックなリフにメロデスっぽさを感じるイントロ ~ くすんだ刻みがどっしり構えたミドルテンポに乗り、湿り気のあるダークな歌メロが大らかに響く#4。疾走パートをアクセントにちょいちょい加えていて構成が上手。
#5は冷酷なリフがズクズクと這いずるミドルテンポからバスドラ連打のブリッジを抜けて、MEGADETHっぽい歌メロで節がMOTORHEADっぽいロックなコーラスへ展開する曲。
#6は性急さを煽る単音リフをキビキビと刻んで疾走する直線的なスラッシュナンバー。
ブラストを交えたスラッシュビートで突貫気味に駆け抜ける#7。音階の上がって下がってを繰り返すメインリフが好き。
#8は淡々としたミドルテンポにやさぐれた歌メロや中東風味が織り込まれたリフを組み込んだスラッシュナンバー。この曲のギターソロはアルバムの中でも一番クサくて日本人好みだと思う。
叙情的ツインリードで幕を開け、ガッチリ統率の取れた鋭い刻みと転がるように慌しいドラミングで疾走する#9。
ラストの#10はGeneの激烈なドラミングにモダンな単音リフをグイグイ切り込んでくるアルバム最速のスラッシュナンバー。

初期2枚以降だったら一番ストレートにスラッシュしていると思います。
アルバム前半より後半のほうが元気なので全体的に若々しく感じますね。

評価:★★★★☆

TESTAMENT 来日決定!!

testament japan tour 2017

TESTAMENTの来日が決定しました!!

http://www.smash-jpn.com/live/?id=2620


大阪
2/18(土) 梅田AKASO

東京
2/20(月) TSUTAYA O-EAST

名古屋
2/21(火) ELECTRIC LADY LAND

チケット: ¥8000



2月はDjent祭りやらDYNAZTYやらたくさん来日公演があるのにTESTAMENTも来るのか。
TESTAMENTクラスの来日で約2ヶ月前に発表ってかなり急な気がする。


平日だらけなのがなぁ…。
東京も日曜にやってくれればよかったのに。 

TESTAMENT "JAPAN TOUR 2014" Special Guest: DEVILDRIVER / UNITED @ TSUTAYA O-EAST 03/06 感想

TESTAMENTとDEVILDRIVER、UNITEDを観てきました!!

4回目のTESTAMENTと初めてのDEVILDRIVER。
UNITEDは3回目くらい?

目当ては勿論DEVILDRIVER!

『SHIBUYA O-EAST』から『TSUTAYA O-EAST』に名前が変わってからは初めて行きました。
まぁ変わったのは名前だけで中身は以前と同じでしたが。

会場はかなりの入り。
オープニングのUNITEDから7割方埋まってる。
DEVILDRIVERの出番前では更に増えてたと思います。


まずトップバッターのUNITED!
いつも通り、S.O.D.の「United Forces」で登場してプレイ開始。
爆走ナンバーで畳み掛けるライヴだったので盛り上がりも凄い。
演奏もガッチリしててプロフェッショナル。
「Kill Your Sense」格好良いよね。
あっという間の30分でした。



そしてDEVILDRIVER!!
ライヴは2ndの1曲目からスタート!!


セットリスト

1. End Of The Line
2. Hold Back The Day
3. Not All Who Wander Are Lost
4. Before The Hangman's Noose
5. I Could Care Less
6. Sail (AWOLNATION Cover)
7. Head On To Heartache (Let Them Rot)
8. Clouds Over California
9. Ruthless
10. Meet The Wretched

どうやら日本は全公演このセトリでやっていたようです。

長年観たかったバンドをやっと観ることが出来た!
それだけでもう満足よ。
観客の熱狂っぷりもラストのTESTAMENT以上でした。
というかみんなUNITEDとDEVILDRIVERで消耗しちゃってTESTAMENTの時にはお疲れモードだったようなw
クラウドサーフはひっきりなしでサークルピットもモッシュも規模がデカい。
「Clouds Over California」の時なんてパネェ状態だった。
こんなに熱狂的な盛り上がりになるなんてバンド側も予想してなかったんじゃないだろうか。
Dez Fafara(Vo)は意外とフレンドリーなフロントマン。
全体を見渡して上手く観客をノせて、サーフしてくる観客一人一人とタッチしながら咆哮をかます。演奏陣がそれほどキャラの強くないバンドだからか、Dezの存在感は際立ってましたね。
ライヴはラストの「Meet The Wretched」でウォール・オブ・デスが破格のスケールでお送りされて終了。
いやー楽しかった。
で、ここからは不満をいくつか。
まず短い!!
50分で10曲はあまりにも物足りない!!
次に選曲。
せっかく初めての日本公演なんだからカバーは外して他の曲をやっても・・・。
だって聴きたい曲はいくらでもあるんだから。「These Fighting Words」は絶対にやって欲しかった曲の一つだし、「Pray For Villains」や「You Make Me Sick」、「Horn Of Betrayal」、「Bring The Fight (To the Floor)」、「Driving Down The Darkness」とかまだまだ沢山ある。
一番気になったのは音の弱さ。
この日出演したバンドの中では音が最も貧弱でバランスが悪かった。
ドラムサウンドに迫力がなく、ツインギターも引っ込み気味でベースばかりが目立ってしまっていた感じ。そして全体的に音量が不足していたように思います。アルバムほどのグルーヴ感がなかったのは残念でした。
次は是非とも単独でお願いします!!



ラストはTESTAMENT!!
ライヴは新譜の1曲目からスタート!!


セットリスト

1. Rise Up
2. The Preacher
3. More Than Meets The Eye
4. Native Blood
5. True American Hate
6. Dark Roots Of Earth
7. Into The Pit
8. Practice What You Preach
9. The New Order
10. The Haunting
11. Over The Wall
-Encore-
12. D.N.R. (Do Not Resuscitate)
13. 3 Days In Darkness
14. The Formation Of Damnation

おそらくTESTAMENTも全公演同じセットリスト。

実は観る前はそんなに期待はしていませんでした。
今まで観た3回がどっかしらでケチを付けたくなるようなライヴだったので、今回もそんなに変わらないだろうと、少し冷めた気持ちでいました。
唯一楽しみだったのは再加入したSteve DiGiorgio(Ba)の存在くらい。
もうDiGiorgioだけ見つめてようと大黒摩季のような気持ちでした。

が、

この日は間違いなくトリに相応しいバンドでした。
パフォーマンス、音作り、ライヴ運び、選曲、どれもが前の2バンドを上回っていました。
いつもガッカリさせられていた音作りは非常にクリアでどのパートも程よく分離していて、Eric Peterson(Gt)とAlex Skolnick(Gt)によるツインギターの刻みとハーモニーがここまでちゃんと聴き取れたのは初めて。前回のスラドミのようにChuck Billy(Vo)のVoが埋もれることなかった。
Gene Hoglan(Ds)とSteve DiGiorgioによる元DEATH組リズム隊も鉄壁。
当初の予定通りDiGiorgio先生ばかり見ていたんですが、ちょっと遠慮しているところもあって後ろのほうで弾くことが多かったですね。でも彼が再加入したことでTESTAMENTは面白くなったと思う。キツ過ぎない滑らかな低音をドゥルドゥルと鳴らす絶妙なプレイのおかげで、あまり好きではない「Dark Roots Of Earth」の時でも楽しめたのは大きかったな。
観客の盛り上がりはDEVILDRIVERほどではなかったけど、それでも「Into The Pit」や「Over The Wall」といった大人気曲の時はサーフの暴れっぷりも凄かった。
毎回これくらいのクオリティのライヴだったらいいんだけどなぁ。
初めて満足したTESTAMENTのライヴでした。



関係ないけどEricって堺雅人にちょっと似てるよね。

TESTAMENTにSteve DiGiorgioが再加入!!

steve digiorgio testament

TESTAMENTからGreg Christian(Ba)が脱退し、後任としてSteve DiGiorgio(Ba)が加入しました!!

http://www.blabbermouth.net/news/testament-parts-ways-with-bassist-greg-christian-announces-return-of-steve-digiorgio/


TESTAMENTはSteveを加えた編成でオーストラリアのSoundwave Festival、日本、メキシコのツアーやニューアルバムの制作などを行っていくようです。


DiGiorgio先生だと!?
マジでかー!!
Gregには悪いがこれは嬉し過ぎるメンバーチェンジやで。

しかも日本にも来るしタイミングバッチリじゃないか。

TESTAMENTの来日が楽しみになる理由がまた一つ増えました。

TESTAMENTとDEVILDRIVERの来日が決定!!

Testament 2014 japan tour devildriver 2014 japan tour

TESTAMENTとDEVILDRIVERの来日が決定しました!!

http://gekirock.com/news/2013/11/testament_devildriver_j_tour.php


大阪
3/5(水) 梅田AKASO

東京
3/6(木) 渋谷O-EAST

名古屋
3/7(金) CLUB QUATTRO

チケット:¥8500


遂に遂に遂に!!

DEVILDRIVER来日だぁぁぁあああ!!



この時をどれだけ待ったか。

ラウパで来ないかな?
DOJOで来ないかな?
オズフェスで来ないかな?

いくら待っても来やしない。

でもやっと決まったよ。
やっとだよ。



ただなんでTESTAMENTと一緒?
正直ファン層はあんまり被ってなさそう。

これはNUCLEAR ASSAULTとTHE BLACK DAHLIA MURDERのカップリング公演の時と同じ匂いがするな。
呼び屋も同じSMASHだし。


これはDEVILDRIVER目当てで行くしかあるまいよ。

THRASH DOMINATION 2013 @ CLUB CITTA' 03/09 感想

THRASH DOMINATION 2013に行ってきました!!

2010以来、約2年半振りに復活!!!

正直言って目新しさはなく、かなり安牌なラインナップだったんだけど、スラドミの開催を待ち望んでいた人が多かったため、ソールドアウトになったんだとか。

秋口にもう一度やるかもしれないらしいよ!?

さてさて本題のスラドミ1日目。

僕はPRTの先行でチケットを取っていたので整理番号はなかなかよろしめ。なので荷物をロッカーにぶち込んでやや右寄りの最前付近にゲリラ的に待機。

15:55頃になるとRob Cavestany(Gt)がステージ上で機材の最終チェックを行ったり、ステージ裏からMark Osegueda(Vo)の「ウォォォォ~アァァァ~エェェェ~♪」みたいな発声練習も聴こえてくるw

そして客電がちょうど16:00に落ち、DEATH ANGEL登場!!
ライヴは前作の「Lord Of Hate」でスタート!!


セットリスト

1. Lord Of Hate
2. Seemingly Endless Time
3. Relentless Revolution
4. River Of Rapture
5. 3rd Floor
6. Falling Asleep
7. The Devil Incarnate
8. Thrashers
9. Evil Priest
10. Voracious Souls
11. Truce
12. Kill As One

2日目は1日目からガラリと曲を変えるとか。


2006の時はVENOMがキャンセルになって急遽ヘッドライナーになったデスエンですが、今回はトップバッター。
あの時からメンバーが2人、BaとDsというリズム隊が変わってる。
しかも白人!
Andy Galeon(Ds)はもういない!

が、別に心配はさほどしてなかったし、この日もトップバッターとしては勿体無いくらいに良いライヴを披露してくれました。
Mark Oseguedaは今回登場した3バンドのフロントマンの中でも飛び抜けて格好良く、挑発するような独特のシャウトも伸びやかでキレキレ。最前にいたのにVoがちゃんと聴こえてきたのはデスエンだけだったな。後から登場するバンド毎にどんどんVoが聴こえなくなっていったからw
そしてそのMarkと同じくらい格好良かったのがRob Cavestany。だってもう見た目からして既に格好良いもんね。
新加入の(とは言ってももう加入して4年くらい経ってるんだけど。)、Damien Sisson(Ba)は割りと積極的にオーディエンスに近い位置でプレイするタイプで、バンドにも馴染んでいましたね。この人も細身で長髪パツキンだからステージ栄えする。

「Thrashers」 ~ 「Evil Priest」 ~ 「Voracious Souls」と続いて、「ま、まさか、1stの完全再現!?」と色めき立ったのはきっと僕だけではなかったはず。
そしてその後、「Truce」をコールされて「あぁ・・・うん、そりゃそうですよねー」と思ったのも僕だけではあるまい。
1stの曲の盛り上がりはやはり別格だったね。

デスエンってアルバムだとパンクっぽい軽いノリもあるから、聴きやすい反面、物足りなさみたいなものもあったりするんだけど、ライヴで観る彼らはザクザクのスラッシュでした。

最後に一つ不満を。

なんで「Thrown To The Wolves」やらなかったんや!!
「The Devil Incarnate」やるくらいならWolvesやってくれや!!!
マジで期待してたのにぃー!!
セトリに関しては7年前のライヴのほうが良かったな。
あの時は盛りだくさんだった・・・。
これで2日目にWolvesやってたら俺、カチコミ行こうと思ってんのよ~。



続いてDESTRUCTION!!
ライヴは『The Antichrist』の「Thrash Till Death」からスタート!!


セットリスト

1. Thrash Till Death
2. Spiritual Genocide
3. Nailed To The Cross
4. Satan's Vengeance
5. Mad Butcher
6. Armageddonizer
7. Eternal Ban
8. Life Without Sense
9. Cyanide
10. Hate Is My Fuel
11. Carnivore
12. The Butcher Strikes Back
13. Total Desaster
14. Bestial Invasion
15. Curse The Gods

#8~#12の順番が間違ってるかも。
後、PRTサイトで公開されてるセトリ見たら、ドラムソロの後に「Tormentor」やった、みたいな感じで書いてあるけど、本当にやってた?僕の記憶にはないわ。やってたっけ?覚えてないわ。


まずDESTRUCTIONが「Thrash Till Death」の演奏を始めた瞬間に思いました。

ショボ!!!

え?何?こんなにショボくれたヘナチョコな音だったっけ?
デスエンがアルバムとは違ってかなりスラッシュしていたのにデストラはその逆。アルバムは骨太にギコギコ刻むスラッシュだったのに、冒頭の3曲はショボいギターと無駄にボフボフしてるベースの、ラフで不明瞭でまるで初期ハードコア/パンクみたいな音でした。
もうそれがガッカリで「へへっDESTRUCTIONもクラゲになっちまったなぁ」と乾杯しながらヨーソローヨーソローと一人で残念がってました。ただ、それも4曲目の「Satan's Vengeance」あたりから改善されてアルバム通りのギコギコリフでアグレッシヴに刻み込んでいくスラッシュになったのでそれ以降は名曲の嵐でデスエン以上に楽しんでしまいましたw

Schmier(Vo,Ba)の堂々たるパフォーマンスとMike(Gt)の、まるで語尾に「でげす」が付きそうなおっさんって感じのちょこまかした動きが真逆で何だか楽しいよ。
フロントに2人しかいないからステージが超広く見えんのよねw
クアトロで観た時はステージが狭かったから気にならなかったけど、チッタは広いから。

選曲もバランスが取れていて文句はないし、大満足のライヴでした。



ラストはTESTAMENT!!
ライヴは新譜のオープニングトラック「Rise Up」からスタート!!


セットリスト

1. Rise Up
2. More Than Meets The Eyes
3. Burnt Offerings
4. Native Blood
5. True American Hate
6. Dark Roots Of Earth
7. Into The Pit
8. Practice What You Preach
9. Riding The Snake
10. Eyes Of Wrath
11. Trial By Fire
12. The Haunting
13. The New Order
14. D.N.R. (Do Not Resuscitate)
15. 3 Days In Darkness

まさかのアンコールなし。


不完全燃焼。
これに尽きる。

TESTAMENTを観るのは今回で3回目。
過去2回は中弛みしてテンション下がって今回は物足りない・・・。
TESTAMENTは一体、僕に何を教えようとしてるのだろう?

ただ、今回のライヴは中弛みはしなかったな、と僕は感じています。
多分僕が『The Gathering』というアルバムが好きだからそう感じたのだと思う。
何故あのアルバムから4曲もやってるのだろう?再プロモーション?

Chuck Billy(Vo)はいつも通りの短いマイクスタンドを持って・・・と思ったらそのマイクスタンドがライトセーバーのおもちゃみたいに緑色に発光してる!
そして弦楽器隊に混じってリフを当てブリしてる!トリプルギター編成なのか?と勘違いしそうになることも多々ありましたw
Alex Skolnick(Gt)はギターソロで毎回毎回決める!俺の出番だぜ!と言わんばかりに前へ出てきて決める!
Eric Peterson(Gt)はあまり前へ出てこない。Greg Christian(Ba)は意外と煽るw
Gene Hoglan(Ds)は上手いね。うん上手い。本当に上手かった。パワフルだし速いし流石の腕前。

ただ、今回も音はあまり良くなかった。
最前だったことも災いしてChuckのVoはかなり聴き取り辛かったです。

そして一番の問題は選曲。
「Over The Wall」がないなんて!
「Disciples Of The Watch」もない!
アンコールがないのは締まりが悪過ぎる!マエケンのアナルくらい締まりが悪い!

いつか、心から満足出来るTESTAMENTのライヴに巡り合える日は来るだろうか。



さて、次はALL THAT REMAINSの12日公演に行く予定!!
あくまで予定!!
行けるかは分からん!僕から以上!!

THRASH DOMINATION 13開催決定!!

THRASH DOMINATION 13の開催が決定しました!!


testament 2013


destruction 2013


death angel 2013


出演バンド

・TESTAMENT
・DESTRUCTION
・DEATH ANGEL


3/9(土) / 3/10(日) 川崎CLUB CITTA'

チケット代:\9500


スラドミ復活キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

2011、2012と開催されず約2年半振りにスラドミが開催されるよ!!

こりゃめでてぇな。

TESTAMENTがトリで3バンドっていうと2008年のTESTAMENT、FORBIDDEN、VOIVODみたいな感じだけど、今回のほうが手堅いラインナップだね。

DEATH ANGELは06以来7年振り。
あん時は完全にデスエン目当てだった。VENOMのドタキャンとか僕にとっては別にどぉーでも良かったもんww

DESTRUCTIONは2009年にDOJOで来てたのか。もう記憶があやふや。
そこから数えるから大体4年振り。僕は07のスラドミは行ってないから、チッタでは観たことなし。デカいステージのほうが栄えそうだな、このバンドは。

TESTAMENTは08、09って観たけど、ライヴの途中で絶対ダレるんだよね・・・。
それさえなければ格好良いのに。


とりあえず復活おめでとう!
これは行くしかねぇ!!

TESTAMENT / Dark Roots Of Earth (2012)

dark roots of earth
TESTAMENT / Dark Roots Of Earth (2012)

1. Rise Up
2. Native Blood
3. Dark Roots Of Earth
4. True American Hate
5. A Day In The Death
6. Cold Embrace
7. Man Kills Mankind
8. Throne Of Thorns
9. Last Stand For Independence

TESTAMENTの4年振り、通算10枚目のアルバム。
Nuclear Blastからのリリース。

US出身のスラッシュメタルバンドです。
所謂『BIG 4』の次くらいに位置するバンドだと思います。
『MIDDLE 4』みたいなのを作ったらセールス的にも人気的にもEXODUSとTESTAMENTは確実に入るんじゃないかな。
そんなベテランの新作。
今作は久しぶりのアルバムだった前作『The Formation Of Damnation』から4年振りとなる新作なので、とりあえず順調と言えるリリースペースだと思います。
まず紹介をする前に一つ。
僕は「TESTAMENTらしいサウンドに回帰した。」と言われている前作がそこまで好きではありません。
確かにTESTAMENTらしいギターワークは復活しましたし90年代の迷走している雰囲気も綺麗サッパリ消えていましたが、疾走感の欠如やらモダンさの先行やらかったるいグルーヴ感やらが目立っているように感じて素直に楽しめなかった。
同時期にEVILEやSSSなどの活きの良い若手が出てきたから尚更に。
なので正直言って、今作にも大きな期待はしていませんでした。
新作はあの敏腕ドラマー、Gene Hoglan(Ds)がプレイする予定という情報を聞いて多少は期待値も高まったけどね。
で、大きな期待はしないまま聴いてみたわけです。





まぁ、やっぱり普通かな。



前作の延長線上にありながら新しい要素も少し入ってきていると思います。
ところどころにブラックメタル的というかメロデス的なギターメロディを加えているのはDRAGONLORDをやっているPeterの影響だと勝手に予想。
これに関しては楽曲自体に大きな影響を与えていることはないので、「あ、メロディックなギターが入ってきたな。」くらいで聴き流せる程度。
Geneが加わった影響で疾走パートの合間にブラストビートがチラホラ出てくるのも今作の特徴と言えば特徴です。ツーバスの入れ方などGeneらしいプレイもみられます。
スラッシュらしい疾走感は前作よりも上でしょう。
だけど、アルバム自体は結構ダルい。
原因となってるのが主に#3、#6、#8あたりの曲。
このあたりの曲は欧州的な湿っぽさを全開にしたスローナンバーで、こういった曲がアルバムの合間に入ることで勢いが一気に削がれてしまう。また、#6と#8の前後にある#5や#7もこの煮え切らない雰囲気を払拭させられるだけのパワーやスピードが足りていない。
前半から後半で一気にグダってる印象が強くなります。

期待感を高めるザクザクのツインギターのイントロからカッチリした疾走感で楽曲を盛り上げ、怒号コーラスでピークを迎える#1。ライザッ!!ウォォォオオオオ!!!ライザッ!!ウォォォオオオオオオ!!!!
ヘヴィなグルーヴを携えた適度な疾走感を持ったヴァースから叙情的なギターメロディを配したブラストパートへ雪崩れ込む、今までのTESTAMENTからしたら異色の#2。
ダークなアルペジオとヘヴィリフを絡めるスローなバッキングにChuckの歌えるVoを乗せた、中期アルバムの湿り気が強いタイトルトラック#3。中盤を過ぎた辺りから少しアグレッシヴに持ち直し、得意のツインギターハーモニーを聴かせるも再び失速。
ギターが軽快にシュレッディングするイントロ~ドスの利いたVoと単音を絡めたキャッチーなリフワークでスタスタ疾走、叙情的なブリッジを抜け、曲タイトルを叫ぶ怒号コーラスで締める#4。
ベキベキとベースを唸らせ適度に疾走するイントロの後、ザクザクとダークにリフを刻み、ミドル/アップテンポのスラッシュへ移行する#5。どことなく『Souls Of Black』と同じ匂いがするね。あっちより幾分モダンだけど。
イントロではアコギのアルペジオを爪弾き、そのままChuckの切なく歌い上げるVoが入ってきてサビはヘヴィになる#6。この曲は『The Ritual』的。あと、ChuckのVoがMUDVAYNEのChadっぽく聴こえる。
クランチーなリフをザクザクと刻むアップテンポにメロディックなガナりVoを乗せた#7は前作と同系統のスラッシュナンバー。若干ルーズなノリを持たせて適度に疾走するサビはそこそこキャッチー。
寂しげなアルペジオに不穏なメロディを纏ったヘヴィリフを合わせていき、ザクザクとダーク&ヘヴィに刻むミドルテンポのスラッシュへ展開する#8。中盤のプログレっぽい軽快なパートとか締めのアルペジオとか蛇足だと思う。
ラストの#9は前作の延長にあるアップテンポのスラッシュナンバー。TESTAMENTらしいテクニカルなリフワークやそれに合わせて軽快なフィルインを混ぜるドラミングなど、なかなか格好良い。

「こんなもんなのかなぁ・・・。」という前作と何ら変わらない感想でした。
曲単位ではいくらか良いと思えるものはあったし#1はライヴでも栄えるでしょう。
でも変に中期のアルバムっぽさが出たり、アルバム全体の流れが悪かったりするのはどうなのかと思う。
アルバムとしての統一感や完成度は前作より劣るかもしれない。
個人的にはもう少し奮起して欲しいものだけど・・・。

俺、湿っぽいのは嫌だからさ。

評価:★★★

TESTAMENTからPaul Bostaphが脱退!!

paul bostaph

TESTAMENTからPaul Bostaph(Ds)が脱退しました!!

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=166716


Chuck Billy(Vo)によるとPaulの脱退は友好的なものだそうです。
バンドは新しいドラマーのためのオーディションを行う予定だとか。
一方のPaulは元ANTHRAXのVo、Dan Nelsonらと始めたBLACKGATESという新バンドのデビューアルバムのレコーディングに入るそうです。


あー、脱退しちゃったかー。
TESTAMENTのニューアルバムに参加してないのは「パネェ怪我」のせいだけだと思ってたけど、こういうことも絡んでたのかな・・・。

TESTAMENTのニューアルバムにGene Hoglanが参加!!

gene hoglan

今年末~来年初頭リリース予定のTESTAMENTのニューアルバムにPaul Bostaph(Dr)のヘルプとしてGene Hoglan(Dr)が参加するようです。

http://www.roadrunnerrecords.com/blabbermouth.net/news.aspx?mode=Article&newsitemID=159687


Paul Bostaphは脱退したわけではなく、"深刻な怪我"があるためニューアルバムではプレイ出来ないのだとか。
ただツアーが始まる頃には復帰予定だそうです。

さらにさらに!そのニューアルバムのボートラにLAMB OF GODのChris Adler(Dr)も参加するらしいです。


Paulはどこを痛めたんだろう。
SLAYERを脱退したときは肘の怪我が理由だったけど・・・。
(でも本人曰くSLAYER側が勝手にでっち上げたデタラメらしいよ。)

そこまで"serious"じゃないといいんだけどね。

Gene Hoglanのドラミングに心配するところなんて全くないから、気になるのは新譜の方向性だよなぁ・・・。

ぶっちゃけ絶賛されてた前作が個人的にそんなに好きになれなかったから、不安半分期待半分ってところかな。
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