ドリーム・シアター『オクタヴァリウム』
＜Review＞
通算8枚目のスタジオアルバム。
前作『Train Of Thought』の最終曲、「In The Name Of The God」のエンディングが、本作のオープニング（過去2作と同じ展開）
「The Glass Prison」〜「This Dying Soul」と続いた、アルコール依存症から脱却する「12のステップ」の6、7ステップにあたる「The Root Of All Evil」で幕を開ける。「This Dying Soul」のサビが、さりげなく（？）取り入れられてます。
巷では、「U2に似ている」、「MUSEにそっくりだ」という曲があると言われています。
「I Walk Beside You」、確かに、U2に似てるかもしれません。
「Never Enough」、MUSEそっくりという気持ちもわかります。
でも、私は、あまり気にしてないんですよ。
「メロデスは、全部一緒に聴こえる」、「チルボドとソナタはボーカル以外は一緒に聴こえる」、「ネオクラシカル系は、全部インギーのパクリだ」という意見と同じくらいにスルーします（笑）
ラブリエが歌っていれば、DTのカラーに染まってしまうわけですから。
楽曲がいいので、私は、OK。
「Octavarium」が、ピンク・フロイドやジェネシスに似てるという人もいます。
出だしは、いかにもピンク・フロイド、中間部はジェネシス風ですよね。
「Full Circle」の歌詞にも出てくる「Cinema Show」とシンクロしてしまいました。
でも、ピンク・フロイドに似ているのは曲調だけでしょうか？
アルバムのエンディングが、オープニングに繋がっているのって、
ピンク・フロイドの『The Dark Side Of The Moon（邦題：狂気）』と同じ!!!
マイキーがインタビューで、「DREAM THEATER流『DARK SIDE OF THE MOON』のメタル・ヴァージョン」と答えたのは、そこに気付いてほしかったからでは？
編集長、気付いてたのかな？
派手な曲は少ないですが、いい曲ばかりだと思います。
プログレ・メタルだけではなく、シンフォニック系にも幅を広げた気がします。
特に、タイトルトラックは、トランスアトランティックの雰囲気と似ています。
彼らも年を重ねてきたので、少し肩の力を抜いて、落ち着いた曲にしたいと思ったのでしょうか？
DTの音楽性が広がっていく度に、リスナー一人一人の音楽性も少しずつ広がっていると思います。
そんなDTに感謝。
それにしても、「Octavarium」のジョーダン・ルーデスのソロから、「Full Circle」以降の展開、壮大なエンディングへの流れは圧巻。
ライブでの完全再現が楽しみです。
＜音質チェック＞
透明度：★★★★ 分離：★★★★☆ リアル度：★★★★
（マスタリング George Marino：Bon Joｖi『Slippery When Wet』、Metallica『Master Of Puppets』他）
詳細は、6/9の記事をご覧ください。
と言うつもりだったのですが、
実は、今日の昼まで、プレイヤー下のインシュレーターの位置がずれていたことに気付きませんでした。微妙に動かしたら、やたらと音質が改善しました（汗）
そのため、だいぶ、音が整理されました…
つまり
音が呼吸する空間が、出現〜!!!（冷汗）
イタタ…
ジョージ・マリノのサウンドは、ピンポイントのバランスでないと良い音を出せない、ということを忘れてました。
「本作の音が凄く悪い」というイメージを持たれた方、早速ですが補足いたします。
音に厚みがあるということは、音が重なっていることとイコールです。
つまり、うまく分離させないと渾然一体となってしまうんです。
我が家のインシュレーター、ずれてたのは、たった1�僂任后�
でも、大幅に音が変わってしまうんですよ。
「ジョージ・マリノのCDは、良い音を出すのが難しい」と言えるかもしれません。
誤解を与えてしまったと思いますので、深くお詫びします。
参考までに、初期のテッド・ジェンセンによる高音質盤は、超高音質に変わりました。
『Awake』の音の良さは、HM系ではちょっとあり得ないです（笑）
そのため、ジョージ・マリノ盤とテッド・ジェンセン盤の差は、変わっていません。
非常にハイレベルの話です。
「I Walk Beside You」、確かに、U2に似てるかもしれません。
「Never Enough」、MUSEそっくりという気持ちもわかります。
でも、私は、あまり気にしてないんですよ。
「メロデスは、全部一緒に聴こえる」、「チルボドとソナタはボーカル以外は一緒に聴こえる」、「ネオクラシカル系は、全部インギーのパクリだ」という意見と同じくらいにスルーします（笑）
ラブリエが歌っていれば、DTのカラーに染まってしまうわけですから。
楽曲がいいので、私は、OK。
「Octavarium」が、ピンク・フロイドやジェネシスに似てるという人もいます。
出だしは、いかにもピンク・フロイド、中間部はジェネシス風ですよね。
「Full Circle」の歌詞にも出てくる「Cinema Show」とシンクロしてしまいました。
でも、ピンク・フロイドに似ているのは曲調だけでしょうか？
アルバムのエンディングが、オープニングに繋がっているのって、
ピンク・フロイドの『The Dark Side Of The Moon（邦題：狂気）』と同じ!!!
マイキーがインタビューで、「DREAM THEATER流『DARK SIDE OF THE MOON』のメタル・ヴァージョン」と答えたのは、そこに気付いてほしかったからでは？
編集長、気付いてたのかな？
派手な曲は少ないですが、いい曲ばかりだと思います。
プログレ・メタルだけではなく、シンフォニック系にも幅を広げた気がします。
特に、タイトルトラックは、トランスアトランティックの雰囲気と似ています。
彼らも年を重ねてきたので、少し肩の力を抜いて、落ち着いた曲にしたいと思ったのでしょうか？
DTの音楽性が広がっていく度に、リスナー一人一人の音楽性も少しずつ広がっていると思います。
そんなDTに感謝。
それにしても、「Octavarium」のジョーダン・ルーデスのソロから、「Full Circle」以降の展開、壮大なエンディングへの流れは圧巻。
ライブでの完全再現が楽しみです。
＜音質チェック＞
透明度：★★★★ 分離：★★★★☆ リアル度：★★★★
（マスタリング George Marino：Bon Joｖi『Slippery When Wet』、Metallica『Master Of Puppets』他）
詳細は、6/9の記事をご覧ください。
と言うつもりだったのですが、
実は、今日の昼まで、プレイヤー下のインシュレーターの位置がずれていたことに気付きませんでした。微妙に動かしたら、やたらと音質が改善しました（汗）
そのため、だいぶ、音が整理されました…
つまり
音が呼吸する空間が、出現〜!!!（冷汗）
イタタ…
ジョージ・マリノのサウンドは、ピンポイントのバランスでないと良い音を出せない、ということを忘れてました。
「本作の音が凄く悪い」というイメージを持たれた方、早速ですが補足いたします。
音に厚みがあるということは、音が重なっていることとイコールです。
つまり、うまく分離させないと渾然一体となってしまうんです。
我が家のインシュレーター、ずれてたのは、たった1�僂任后�
でも、大幅に音が変わってしまうんですよ。
「ジョージ・マリノのCDは、良い音を出すのが難しい」と言えるかもしれません。
誤解を与えてしまったと思いますので、深くお詫びします。
参考までに、初期のテッド・ジェンセンによる高音質盤は、超高音質に変わりました。
『Awake』の音の良さは、HM系ではちょっとあり得ないです（笑）
そのため、ジョージ・マリノ盤とテッド・ジェンセン盤の差は、変わっていません。
非常にハイレベルの話です。
