April 15, 2005

いかにしてディープインパクトを切る理由を見つけるか、というのがちょっとでも高い配当を狙う人の思いなのは良くわかるが。

netkeiba.com - 須田鷹雄 回収率向上大作戦:競馬:ディープインパクトは100%なのか?
本命党にとっても穴党にとっても、今週の皐月賞は「ディープインパクトを巡る戦い」であろう。

今年の皐月賞は、先週からすでに新聞の一面を飾ったように、ディープインパクトが話題の中心である。時期を考えれば、馬券に関係なくスポーツ紙を一頭がにぎわしているということで、そういうことは久しぶりのように思う。マスコミはしばしばスターを「作り上げる」ので、実力・人気面からそれほどなのか微妙に思うところもないわけではないが、弥生賞までの流れからみれば納得できるところも大いにある。
一方で、須田さんの文章を引用したが、馬券に関係するところもやはり「ディープインパクト」が中心だろう。それも、ディープインパクトを切るための理由を探す、それがもっとも重要なファクターであろう。切るための理由が見つかれば切るし、切るための理由が見つからなければ結果的に本命、そういうことのように思う。
それだけに、今回は色々な人が「切るための理由」を出してきている。多少無理をしている場合が多いので、非常に微妙なものが多い。面白いので、並べてみたい。まずは上述の引用した須田さんの文章だが、多頭数の競馬経験がなく外まくりしかしていない、という点を指摘。ただ、後半はディープインパクトは負けるかもしれない、というのを延々と書いているだけで、イマイチ説得力を落としている感じ。

MSN-Mainichi INTERACTIVE 井崎脩五郎の予想上手の馬券ベタ:弥生賞がクビ差辛勝のディープインパクト

 ◇皐月賞は“疲労”が杞憂だといいけどなあ…

では、井崎さんが弥生賞のタイムと2着との着差を引きながら、疲労があるのではないかと心配している。同じ毎日系だからではないだろうが、スポニチでは、万哲氏が

スポニチ Sponichi Annex ニュース ギャンブル:万哲インパクトに3つの不安〜皐月賞
【万哲ワールド】ディープインパクト断然人気が予想される皐月賞(17日、中山)。「50%はインパクト本命」という小田記者だが、それでも消せないのが穴党のスケベ心…。大本命馬が抱える3つの課題とは?


と、須田さんが指摘した外捲り、井崎さんが指摘したタイム、それに差しでしか勝っていない点を上げている。同じスポニチの中でも、

スポニチ Sponichi Annex ギャンブル 馬体診断 皐月賞:【43点】インパクトないインパクト
手な勝ちっぷりで人気が集中しそうなディープインパクトですが、馬体を見る限りは高い評価を与えられません。


でも、黄門様が馬体ではブラックタイドに比べても全然だめ、と低めの評価。
サンスポは

SANSPO.COM:【皐月賞】インパクト、天才ユタカでジンクス破るぞ!
 そんなインパクトに2つのデータが立ちはだかる。

SANSPO.COM:【皐月賞】データから勝ち馬を探る
データを見る限り、ディープ1強という構図ではなさそうだ。


と、ベタ記事では切る理由は対処できると、データは同じ切る理由で切れるとしているところが面白い。ちなみに、双方馬体重が軽すぎるが、ベタ記事ではそれだけではなく多頭数の経験のなさも指摘している。
ちなみに、データ党では、今週の週刊競馬ブックのデータカプセルのコーナーでも「条件をすべてクリアしたのはアドマイヤジャパンとディープインパクトなので、展開面で有利な◎アドマイヤジャパン」と、そう来るかという切り方をしている。そこまで来たら素直にディープインパクトに行けや、と思うのだがそうも行かないらしい。

ここまでは比較的状況から切る要因を出してきたのだが、
東京スポーツ新聞社:4月14日発行紙面 主な内容
GI皐月賞 波乱情報
インパクト 断然ではない
聞かせて核心 大久保正調教師

とナリタブライアンの大久保正師を持ち出したのが東スポ。言ってみれば「抜けているわけではない」「スペシャルウイークやタニノギムレットも敗れる難コース」という言葉のもとに切れる理由を挙げている。ちなみに、この前日には河内師が「タキオンに比べると死角が多い」などと言っていたりする。

なかなかみんな面白いが多頭数でもまれた経験がなく、後ろから行くのが心配、と言っているから、どれだけバリエーション(他の問題点、データ、しゃべる人)を出したかがポイントだろうか。こう並べてみると結構特徴が出ていて結構見がいがある。
もっとも、これだけ切る記事が並んでも、多分ディープインパクトが圧倒的な人気になるだろうし、多分勝つだろうという気も強くしている。それだけの強さを期待したいというのも、また本音だったりするわけである。

ちなみに、もうひとつ、独自のデータをあげるならば、予想されるのは単勝1.4倍以下。そこで、「GIで1.4倍以下」の成績を見ると、86年以降[21,7,2,2]。単勝回収率83%、複勝回収率99%と、決して悪くない状況である。着外の2はサイレンススズカの天皇賞と、ダンスインザムードのオークスのみ。牡馬クラシックに限れば、皐月賞はミホノブルボン1.4倍、アグネスタキオン1.3倍、ダービーのナリタブライアン1.2倍と、すべて勝っている。皐月賞馬の2頭が連勝で来てここも勝ったということも考えても、結構期待できる結果と言ってしまって良いだろう。

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