May 12, 2006

4代○父交配どころか3代すら珍しかったりするGI馬。

殿下執務室:もう初夏なのに、春季賞。
それにしても、アグネスタキオン→サクラユタカオー→シンザン→トサミドリという4代連続内国産種牡馬交配でのG1制覇とはちょっと目を剥く凄さ。ちょっとグレード制でも旧八大競走でも、こういう血統の馬が勝ったことは自分の記憶ではないのですけれど、実際どんなもんでしょうか?

上述の馬はロジック。いかにも○外っぽい名前で、完全にNHKマイルカップを勝った時点で○外と思いこんでいたのだが、なんか内国産血統らしい。ちなみに、馬主は薗部氏でもないらしい。
で、上述の「こんな馬」いるのかどうか探してみた。ただ、さすがにTargetで引っかける以外は面倒なので、JRAに限定して、2年ほど手作業することにして「グレード制導入後の1984年以降のGI馬」について調べてみたら、結構面白い結果が。まず、1985と1984は該当馬がいませんでした。そもそもシンボリルドルフ多すぎだし。以下、特に記載がなければTargetで調べられる1986年以降のデータ。
まず、こんな作業が面倒、と言いたかったのだが、意外とそれほど手間でもない。というか、まずGIで○父で馬がほとんどいないんですが...1986年以降でもっとも子供が通算勝利でGIを勝っている父馬はメジロライアン、トウショウボーイ、サクラユタカオーの6勝。その下を見ても、ニホンピロウィナー、サッカーボーイ(以上5勝)、メジロティターン、シンボリルドルフ(以上4勝)、扱いが微妙なヤマニンスキーとマルゼンスキー、そしてダンスインザダーク、シービークロス(以上3勝)、メジロイーグル、フジキセキ、ビゼンニシキ、ハイセイコー、トウショウペガサス、トウカイテイオー、ダイナコスモス、サクラショウリ(以上2勝)、ホスピタリティ、ブゼンダイオー、バンブーアトラス、ダイナガリバー、ダイタクヘリオス、スペシャルウィーク、シンザン、サクラバクシンオー、サクラトウコウ、カブラヤオー、アンバーシャダイ、アドマイヤベガ、そしてアグネスタキオン(以上1勝)で終了。
GI367戦でGI馬は242頭いるのだが、GI勝ちを出している種牡馬は135頭で○父種牡馬はそのうちのおよそ1/3、30頭(+2)に限られるわけである。ちなみに、サンデー・ブライアンズタイム・トニービンは3頭で95勝している。

で、2代はどうかというと、結構何勝もしている馬があるのでどんどん省ける。

・メジロブライト
・ツルマルボーイ
・スエヒロジョウオー
・ドクタースパート
・メジロライアン
・ロジック

マルゼンスキーを○父に入れてもこれだけ。で、ここまで来るとあとは分かる人には分かるだろう。

3代○父は2頭。

・ツルマルボーイ ダンスインザダーク→サッカーボーイ→アローエクスプレス(→ダイハード→トサミドリ)
・ロジック

そして4代○父は1頭。

・ロジック

となる。
すげぇなぁと思った反面、よく見たらGI馬のBMSの○父であることがあまりに少なすぎたり。GI馬のBMSは1位ノーザンテースト(24勝)、2位Blushing Groom(15勝)、3位Nothern Dancer(13勝)、4位マルゼンスキー(12勝)、5位テスコボーイとDanzig(10勝)。この中で○父はマルゼンスキーだけで、BMSとして2勝以上している○父種牡馬は、あとは2勝のミスターシービーとトウショウボーイとサクラユタカオーぐらい。そりゃこの状況ではおらんわな、というのが正直な印象。ある意味、ベストトゥベストを具現化した、日本の競馬の形だなぁと納得した結果だったりする。

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