September 12, 2004

結果的にJRAのお金をいかにして配分するかなのだろうが、それを考えた仕組みではないという事の事例なのか。

Shudai Thoroghbred Club 社台サラブレッドクラブ 今月のプレゼンテーション No.30 馬主登録における登録免許税の見直しを
 南関東所属Aという2歳馬は、地方競馬の馬主登録を有する20名の共有馬です。Aは地元のJRA認定競走に勝ち、秋の中山の特別指定交流競走に挑戦するプランが持ちあがりました。馬主メンバーのなかにJRAの馬主登録を持つ者が一人もいない場合、馬の登録料や輸送費以外にどのくらいのお金が必要でしょうか。さっそく答えを申しあげますと、なんと「180万円」にものぼることになります。

社台の総帥、吉田照哉氏による、馬主登録税に対するクレーム。クレームといっても苦情ではなく、私案である。前回、

負け馬@馬耳東風:別に馬主資格はないけれど、ネットオークションにしてくれるとカネの流れはわかりやすい。
個人的にはこういうものは本来外ウマではなくて参加してナンボだと思っているので、非常に馬主資格には興味があって、今のところそこまでお金まわらんから一口で馬主をやってるわけである。ただ、仕組みが正直良く分からんし、やはり先立つものがないので手が出せないというのが正直なところ。ただ、まだまだ馬主というのはかなり先に思える

などと書いてみたのだが、まだまだ遠い話だろうとちゃんと調べていなかった。で、NARのページを見ていると、思ったより遙かにちゃんと整っている。

地方競馬情報サイト 馬主登録申請の手引きと申請書類
多くの競馬ファンが、いつかは馬主になりたい、という夢を持っているはずです。
 でも、いざ馬主になろうとしても具体的にどういう手続きをしなくてはいけないのか、必要なものは何なのか、分からないことだらけです。
 以下のQ&Aはこれまでの馬主申請者の方々からの問い合わせの中で比較的多かった質問、疑問をもとに作成しました。皆様が馬主登録の申請を行ううえで一助になればと願っています。

だそうで、見ると、申請書類までpdfであがってたりする。実際に申請するときにはこれだけではすまないだろうしナビゲーションがあったほうが遙かに楽なんだろうが、これがあるかないかはものすごく大きい。
で、組合馬主は課税対象所得が300万円らしい。だいたい額面でいうと500万ぐらいか。ボーナスの比率は業界でかなり違うが、平均だと年収の30%ぐらい(年2回だと1回2ヶ月分弱)と計算するのが良くあるパターンなので、額面での月収32万ぐらいか。そう考えると、9万円の登録費は年収の2%近くになるわけで、確かに高い。総額がいくらという事を横に置いておいても、一人当たりの額面だけ考えても比較にならないぐらい高い。総額的には、1歳市場で100万円ぐらいの馬は結構いることを考えると確かに高いわなぁと。そりゃ、そういうクラブを運用している立場からすれば、この状態を見れば改善を要望するのは当然だと思う。
ただ、結局の所今の競馬だと大井でじゃんじゃん走れる馬を別にすれば、JRAのお金をいかにしてぶんどるかが吉田照哉氏の発想になってるのは否めないなぁ。それはそれで事実だからあんまり色々言ってもしゃぁないのだが、なんか全体としてうまくオーガナイズ出来てないのも事実だなぁということか。やっぱり、競馬全体としてビジネス構造がちゃんと出来てないってことなのか。特に細かいところでお金の流れを考えずに杓子定規になっているというか、つぎはぎだらけで作ってきたから無理が来てるという事なのか。いずれにしても、もう地方競馬単体で考えるのはかなり難しいという事を考えて、改めて全体を見直した制度として作り直さないといけないという事を示してるひとつの例なのかなぁ、と改めて思う。

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