クラリネット記

アマオケ中心に30年以上クラリネットを吹いています。 限られた練習時間、出費でミュージックライフをエンジョイ。 Support Wikipedia

2009年03月

シューマン幻想小品集 作品73

シューマン幻想小品集の録音をアップロード。

第1曲
http://www.mediafire.com/?2inxbznd1jm
第2曲
http://www.mediafire.com/?tfq3odijznn
第3曲
http://www.mediafire.com/?fztrmgy4xom

この曲はA管クラリネット用に書かれたが、最低音はGでありヴァイオリンでも演奏可能である。チェロでもオクターブ下げて演奏されるようだ。シューマンは管楽器のための小品をいくつか残しており、それぞれいろんな楽器で演奏される。
この曲を含めて、実は小遣い稼ぎのために作曲されたらしい。当時、交響曲のような大作を作曲しても楽譜はほとんど売れなかったが、愛好家でも演奏可能な小品はよく売れたとの事。ベートーヴェンでさえ、生前に最も売れた曲は、クラリネット愛好家が注文して作曲された七重奏曲だったらしい。
現在ではリサイタルのメインにはならないが、オープニングや中継ぎに貴重なレパートリーになっている。ブラームスのソナタと比べるとずっと軽い。

カラオケCDのピアノ伴奏は、Karl Kammerlander先生。1960年ザルツブルグ生まれ、ピアノ伴奏を専門とし、ワイマール・リスト音楽大学の音楽解釈の教授。
このピアノ伴奏は、かなり緩急があってついてゆくのが難しい。アウフタクトをたっぷりとる箇所とあっさり行く箇所があり、またフレーズの最後は、non rit., poco rit, molto rit.といろいろなパターンがある。
音楽解釈の教授ゆえに、何か理論的な解釈に基づいて緩急を付けているはずだが、その法則性を見つけることはできず、楽譜にテンポのゆれを示す波線を書いて対応した。生の伴奏なら、体の動きやアイコンタクトで合わせられるのに。

楽器:Buffet Crampon RC A管
マウスピース:Vandoren M30
リガチャー:Bonade 逆締め
リード:Rico Grand Concert 3番 ID:Z1
録音:Zoom H2 (mp3 192kbps)
編集ソフト:Audacity

ブラームス・クラリネットソナタ第2番ー第3楽章

クラリネットソナタ第2番の第3楽章をアップロード。この曲の鬼門は、第3楽章の最後、半拍ずれて16分音符で動いて、また元の拍に戻るタイミングがつかみにくい。

とりあえず、これでブラームスのソナタ全曲の録音を完了。演奏内容に満足している訳でなく、これからも精進してよりよい演奏を残してゆきたい。まずは、第1番の第4楽章からかな。

録音した演奏を聴いて気づくのは、中音のシ〜レがカサカサした音で耳障り。タンポの共振が怪しい。楽器修理に出そうかな。

第3楽章
http://www.mediafire.com/?zxjdmw3qngw

楽器:LeBlanc Opus II B管
マウスピース:Vandoren M30
リガチャー:Bonade 逆締め金メッキ
リード:Vintage XL (オーストラリア製)3.5番

ブラームス・クラリネットソナタ第2番1、2楽章

ブラームスは2曲のクラリネットとピアノのためのソナタ作品120を作曲している。五重奏、三重奏と共に、4曲のクラリネット作品は最晩年に作曲され、晦渋、諦観、かすかなロマンなど、ブラームス作品の魅力が凝縮されており、クラリネット奏者だけでなく、ブラームスの室内楽愛好者の重要なレパートリーとなっている。
2番ソナタは4曲の中では唯一、長調で始まり、第1楽章は終始平穏である。第2楽章はスラブ的な短調のメロディーで、途中、1小節のgeneral pause(ピアノもクラリネットも休符)の後に、「あーあー」という後悔の念と諦観で終結する。

ブラームスのクラリネットソナタ第2番1、2楽章をアップロード。第3楽章は練習して次の機会に。

第1楽章
http://www.mediafire.com/?tnyddvkihej
第2楽章
http://www.mediafire.com/?njmwoy2mwoz

楽器:LeBlanc Opus II B管
マウスピース:Vandoren M30
リガチャー:Bonade 逆締め金メッキ
リード:Rico Grand Concert 3番、ID:X6

カラオケCDと録音のデジタルミキシング

1月24日にアップロードしたブラームス第一ソナタの音源は、CDをスピーカーで再生して、それに合わせて演奏し、スピーカー音と演奏音を一緒に録音したもの。これでは、ピアノとクラリネットの音量バランスが悪くて、また、ピアノはスピーカーの再生音なので、生々しさが足りない。

CD音源も録音音源もデジタル録音なので、デジタル的にミキシングできるだろうと、フリーの音声ソフトであるAudacityをいじってみた。CD音源ファイルを開いて、録音音源を取り込むと2つの音源がミックスできる。2つの音源のタイミングや音量バランスをいじって、mp3に書き出して完了。ずいぶん本物らしく聞こえるようになった。

Audacityはエコーをかけたり、ピッチを変えたり、タイミングを変更したりといろいろな編集が可能。今回の録音音源はピアノがかぶさっているので難しいが、録音時にクラリネットの入りがずれてしまった場合でも編集で何とかなるようだ。プロの録音は完璧だが、ミスの部分を差し替えたり、ピッチやタイミングを修正しているのだろうと推測する。

第一楽章
http://www.mediafire.com/?jndmmtgj3di
第二楽章
http://www.mediafire.com/?zyewtyyjjdz
第三楽章
http://www.mediafire.com/?zn3jjdmmmmj
第四楽章
http://www.mediafire.com/?mmy1eunmnej
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