デジタル録音機Zoom H2を購入して3週間が経過し、自宅でのクラリネット練習時の使い方が板についてきたので報告。

1)マイクの位置
最初は、演奏位置の真っ正面2m先にZoom H2を設置して録音していたが、録音ポタンを押して譜面台をよけて歩いて演奏位置に戻って、スタンドに立てた楽器を取って、構えて、吹く、演奏後はその逆の操作、というのが煩わしくなった。結局、斜め1.5m先にZoom H2を設置し、楽器片手に1歩踏み出して録音ボタンを押すというスタイルが定着。

2)マイクモード
front, rear, 外部マイク、2chサラウンドと試したが、2chサラウンドが部屋の残響を適度に拾い、ヘッドフォンでも聴きやすく定着。外部マイクはノイズが多い。

3)録音セッティング
mp3(192kbps)で音質的に問題なし。1GBで約10時間録音でき、これに定着。
録音レベルは感度Mで、レベル100。リミッターoff。
問題の左右モードは、リスナーモード。

4)その他の設定
ACアダプタ使用。バックライトは常に点灯。それ以外はノーマル設定。

5)再生
自宅のスピーカーで聴く時は、H2をアンプにミニプラグで直結。volumeはmax。
通勤時に聴く時は、H2からパソコンにデータを落とし、MPIO FY800内蔵メモリにデータ転送。mp3(192kbps)をそのまま聴ける。
当初、SDカードをMPIOに差し替えて聴くことを想定していたが、パソコン上で日付を記したフォルダを作って、それを転送した方がMPIO上でのファイル操作が楽。H2のSDカードを抜くのに、スタンドを取り外すのが面倒なのもある。

6)感想
・上記設定で音質は非常に良い。
・値段は手頃で、コストパフォーマンス抜群。
・練習では録音と一時停止を繰り返すので、これをワンポタンで行えるようにして欲しい。つまり、録音ボタンで録音スタンバイ、play-pauseボタンで録音開始と一時停止、stopボタンで録音終了の、ごく普通の録音機の操作系が望ましい。
・マイクの存在感を前面に押し出した個性的なデザインは嫌じゃないが、液晶ディスプレイや操作ボタンの実用的な部分が小さくて犠牲になっている。
・電源スイッチ、ボリューム、感度切り替えなど、本体横に付いているスイッチ類が操作しづらく、安っぽい。