スポーツ
2009年08月25日
野球は２アウトから。
…とは、よく言ったものですが、今日の高校野球の決勝戦、日本文理の粘りはすごかったですね〜。
さきほど、熱闘甲子園を見終わったところです。
今年は、ほとんど試合を見てなくて、今日も仕事で見れなかったのですが、毎年、最終日の熱闘甲子園だけは見るようにしてます。
特に今日の試合は、ネットでも面白かったと話題になっていたので、気になって気になって…。
本当に、マンガのような展開。
中京の勝ちは決まったようなもの…という状況からの猛攻。
【義と愛が、戦う力をくれるのだ！！】と、誰かの声が聞こえてきそうでした（爆）←オイ。
地元は中京のある愛知ですが、新潟県勢がベスト４に来たのも初めてだったので、文理に頑張って欲しいなぁ、優勝して欲しいなぁ、と思っていました。
負けたけど、みんな清々しい笑顔で、「あぁ、高校野球ってやっぱりいいなぁ」と実感。
毎年同じことを書いている気がするけど、でも、それは変わらない気持ち。
来年も同じこと書いてるんだろうな（笑）
中京大中京と日本文理の選手のみなさん、いい試合をありがとうございました！！
現地で見ていた人たちが羨ましいです。
久しぶりに、高校野球を見に、甲子園に行きたくなりました。
2009年05月01日
2009年03月24日
2009年03月12日
身体が悲鳴を上げている。
こんばんわ。
無事に仮免がもらえた遥です。
オカンには「その時、歴史が動いた」とか言われました。 まぁ、いままでずっと、助手席だった私が仮免だもんねぇ…。
路上教習、落ち着いてやりたいと思いますです。
さて、バレーボール観戦が大好きな私ですが、ついに、自分もバレー始めちゃいました（笑）
見ていると、やりたくなるな〜ってずっと思っていて、でも、大阪ではどこで出来るのかよくわからなかったので、特に何もしなかったのですが、地元に帰ってきたら、知り合いの方がやっていたので、参加させていただくことに！
ママさんバレーチームですけどね。
ママさんでも、ワイフでもないけどがんばります。
で、昨日、練習に参加させていただいたんですけど、練習中から身体中が痛くて、いまも大変なことになってます。
階段がツライです。
あと、寝転ぶのもツライです。
とにかく、どんな姿勢でもツライです。
いくらプールにも通っていると言っても、使う筋肉全然違うわけで…。
もうね、「よかったね、筋肉痛が次の日に来て！」とか言っている場合じゃないです（爆）
明日には、少しはよくなってるかなー…。
バレー自体は楽しいので、これからもやろうと思ってます。
バレーの練習前に、体育館の端っこで、カポエイラの練習も出来たらやろうとか思ってます。
とりあえず、しばらくは筋肉痛との戦いだけど。
2009年02月19日
優先順位。
そろそろ、野球の開幕戦のチケットが出る頃かな〜と思いネットを見てました。
ドラゴンズ４月３日から５日 （ナゴヤドーム）
の予定になっていて、チケットの発売日は３月７日だったから、まだ大丈夫だな…と思いつつ、誰誘おうかなー、何日に行こうかなーなんてテンション上がっていたところ、脳裏にあることがよぎりました。
「あれ？バレーのセミファイナルって……」
予定表を見たら、４月３日から５日でした。
ガンガン被っとるやんけ！！ �堯福�☐￣；）！！
と、言うわけで、今年の開幕戦は諦めました（笑）←早っ。
今回のセミファイナルは、愛知で開催なので、こんなチャンスを逃してたまるかってことで。
でも、あれだけ気合入れてた開幕戦が見れないはずなのに、あんまり残念に思っていない自分がいたりする…。
憲伸がいないからだろうな、きっと。
…と、思うことにします（爆）
2008年11月15日
2008年11月12日
ただ、誰より君が好きだから。
日本シリーズも終わり、ＦＡの行方が注目される今日この頃。
ドラゴンズの川上憲伸もそのひとりです。
巷では、阪神に行くともメジャーに行くとも言われている彼ですが、オフィシャルサイトでは、まだはっきりしたことは書かれていません。 ｢僕自身にもまだわかりませんし、家族や周囲の方々の意見を聞いて考えたい｣というメッセージがあり、｢そのときは、ここでみなさんに報告します｣と…。
私の正直な気持ちを書かせてもらえば、彼にはドラゴンズにいて欲しいし、この先もあの青いユニホームを着て欲しいです。 岩瀬との仲良しコンビももっともっともっと見たい。
…それを思うと、ここ何日間は、本当に切ないと言うか、胸が塞がるような気持ちになることばかり。
ありとあらゆる可能性…メジャーリーグへの移籍、国内の球団への移籍、いろんなことを考えました。
彼がドラゴンズからいなくなるかも知れないというその可能性。
複雑で、考えるのが辛い。
でも。
久しぶりに、彼の動画を見て私の気持ちは固まりました。
もし、どこかへ移籍しても、彼のことは変わらずに応援しつづけよう、と。
彼のファンだから、当たり前と言えばそこまでなのかも知れないけれど、でも、彼のファンだからこそ、なかなか決意が出来なかった。
ドラゴンズの川上。
私が、１番好きな彼。
だからこその迷い。
でも、どこに行っても彼は彼。
精一杯、野球をやっている彼に変わりはないわけで…。
今までの私だったら、馴染んだものが変わることと言うのは、なんだか不安で、どことなく裏切られたような気持ちになってしまうものだった。 そうして、いつの間にかそれらは手から離れていった。 …いや、正確には、自分から手を離したわけなのだけれど。
…あの頃、変われない自分は、変わっていく周りが怖かった。
だけど、今回は違う。
それは、何も怖くないことに気付いたから。
過去に拘らずに、囚われずに、自分も変わっていけることに気付いたから。
変化を怖がっていたら、何も出来ない。
だから、私は、もう過去には囚われない。 迷わない。
“あの頃の自分”に未練などない。
私は、わたし。
だから、彼は彼。
私が、好きになったのは、ただひたすら、目の前の敵に向かっていく、真っ直ぐな彼。
大切なものは、目に見えないから、だから、人は迷う。
【変わっても、“変わらない”もの】
川上憲伸が“川上憲伸”である限り、私は、彼を応援し続けよう。
2008年09月10日
テーマ曲は『Switch On』
先週の水曜日、今年２度目の京セラドームに行ってきました。
前回は、中日vsオリックスの交流戦、今回は、巨人vs広島戦でした。
仕事が超！忙しい時期だったのですが、この日は何が何でも早く帰る！！と言うコトで、奇跡の定時（17時半）退社。それ以外の日は、残業で20時とかになっていたので、ほんとに奇跡(笑)
難波からだと、京セラドームってかなり近いんですね〜。知りませんでした。
今回の席は、１塁側の上段席。しかも、ジャイアンツのホームゲーム。
ドームに着くまでは悩んでいたのですが、着いた瞬間、ショップに入ってヘンリーネックＴシャツ買っちゃいました。 
写真参照ですが、もちろん背番号は【２】です！！（もちろん、買った直後に着替えましたよー。せっかくの観戦なので）
白とオレンジのバージョンもあったのですが、個人的に黒とオレンジの方がジャイアンツっぽいかなと思ってこっちにしました。そして、ついでにジャビットたちのイラストのカンフーバットも購入。
千紫万紅の方で、「ユニホーム系はもう無理だな」とか書いた気もしますが、それは過去の話ってことで(爆)
席に着いたのは、２回の表で、１点取られてましたが、その後、同点に追いつくと、なんとガッツさんの３ランで４−１に！！
打った瞬間にスタンドに入ると直感して、誰より早く立ち上がってしまいました。
「ガッツさんのホームランが見たい！！」とは言ってたけれど、まさかほんとに見れるとは思ってなくて、疲れを忘れて大喜び。友達に「疲労困憊で、今日はいつもみたいに大騒ぎ出来んかもしれん」とかメールしたことなんてすっかり忘れてます。
所詮、私なんてそんなものです。楽しいときは、騒がなきゃ損だとか思ってるよな自分、と、生まれて27周年を目前にして気付きました。しかし、時と場合を考えて騒ぎたいと思います。←ここ重要。
しかーし、その後、先発上原が、アレックスに３ランを浴び、４−４の同点に。
試合が振り出しに戻るも、またもガッツさんの３ベースで勝ち越し！！なんなんだ、今日は？！ガッツさん大活躍じゃないか！！
この調子だと、ヒーローインタビューあるかも…なんて気の早いことを考えてたら、またも同点に追いつかれ……。
「おーまーえーらー、ガッツさんのインタビューを見せないつもりかーーーーーっ！！」などと、ジャイアンツの選手に言ってんだか、広島の選手に言ってんだかよくわからない心の叫びを吐露しながら（その時点で心の叫びじゃない）、一緒に観戦している友人の同僚さんが買ってきてくれたプリンを食しながら、拗ねた目でグラウンドを見つめてみたり。←駄々っ子かおまえは。
同僚さん曰く、「女の子来るって言うから、デザート買ってきたんですよー」と笑顔で言われましたが、こんなオッサンみたいな女子で申し訳ございません。
しかし、広島の応援団は、人数少ないのに元気元気。
チャンスのときなんて、メチャクチャ盛り上がってて、気付いたらホームのこっちがアウェーみたいな状況になってました。
…おい、頑張ろうぜジャイアンツファン。
でも、ホント、ホームゲームだとジャビットたちもいるし、選手が打席に入るときとかもテーマ曲流れたりするし嬉しいですねー。いつも、甲子園で阪神選手の登場曲ばっか聞いてるので（苦笑）
だけど、いくらホームだからと言っても、相手チームの好プレーや得点シーンのリプレイがないのは、淋しく感じました。純粋な野球好きとしては、両方の流れが見たい！って気持ちもあるんですよね。これは、京セラドームに限ったことではないですけど、そのあたり、改善されたらいいなぁ…なんて。
試合は、取って取られてのパターンでしたが、寺内の３塁線ギリギリのタイムリーでジャイアンツが勝ち越すと、またもやってくれましたよ！！
ガッツさん、２ベース！！
なんと、【サイクルヒット】達成！！！
私が来る前に、シングルヒットを打ってたようです。
もう、ほんとに、「マジで？！夢じゃないよね？！！」状態。「サイクルヒット出たらいいな〜」とは言ってたけど、まさか現実になるとは思ってなくて。しかも、この大阪の地で、私自身も今年２回目の観戦なのに！！
見たくても、そうそう見れるもんじゃないのに！！
「あぁ、真面目に働いててよかった…。神様、ありがとう…（涙）」でした。（前回観戦の甲子園では 残念ながら負けるも、試合前にクルーンのサインGETしちゃったし）
そして、結果は、10−９で、ジャイアンツが辛勝。
最後、４点差でクルーンが出てきたのだけれど、あと１点に迫られての苦しい状況に。
すると、応援団のおっちゃんらしき人が、スタンドを
「こういう苦しいときこそ、声出せ！！ジャイアンツ魂見せたれやーーーーっ！」
と、叫びながら走ってきたので、「おっしゃー！！」と、言ったら、私１人でした（爆）そのおっちゃんが通り過ぎたとき、着ていたＴシャツが見えたのですが、そこにはしっかりと【ＯＧＡＳＡＷＡＲＡ ２】の文字が！！
え、ジャイアンツ魂って言うか、小笠原魂…？？
それを見た友人が、「同じ小笠原ファンやん」と、言ったのですが、周りからしたら、小笠原ファンは「そんなガッツ溢れる人の集団」に見えたかも知れない…とか思ったり。まぁ、小笠原もガッツと呼ばれているしなー。
でも、ほんと、そういう苦しいときこそ声出すと言うか、応援するべきなんじゃないのかなぁ…と思いながら、後日オカンにその話をしたら、「あー、巨人ファンの人って、そういうちょっと気取ったとこと言うか、変な紳士さがあるかもねー」と言われて、なんか妙に納得してしまいました。
私は完全にそこから逸脱しているだろうなと思いますが（爆）
でも、ほんと勝ってよかったです。
ガッツさんのヒーローインタビュー見れたしー！いぇーい！！（壊）
写真は、先に球場入りした友人がくれたフラッグと応援グッズ。フラッグは、日にち入りだったので、記念になりました。このタオルも首から掛けて応援してるので、どんだけ小笠原ファンだよって感じですが。…うーん、いつからなんだろうか…。それだけが思い出せん。
今年の野球観戦をトータルすると、中日戦も巨人戦もかなりおいしいとこどりだったなと思ってます。個人的に。
ただ、中日の話になりますが、今の心配は、憲伸の調子がよくなくて、ファームで調整を続けていること。
早く見たい気持ちと、でも、いまは焦るときじゃないという気持ちが入り乱れています。けど、長い目で見ると、いまは無理をするべきじゃないと思うので、彼にとったらもどかしいかも知れないけれど、ゆっくり本調子に戻していってくれたらな、と。
もちろん、いばちんも。
私たちファンは、いつになったって待ってるから、安心して、万全の体調で戻って来いっ！！
2008年07月15日
O・GA・SA・WARA！！
先月に続き、またも野球ネタですが、先週、甲子園に行ってきました。
今回は、巨人の応援です。
３月だったか４月だったからかの約束だったので、この日はどんだけ体調悪くても行くぞ！！と。
そして、念願の【小笠原ユニホーム】を買うぞ！！と気合十分。
しかし、体調はよかったものの、【小笠原ユニホーム】は売ってませんでした…。
他の球場では、グッズショップがあるのですが、甲子園は完全にタイガーズショップのみ。この徹底ぶり、ある意味すごいと思います。駐車場の方面に歩いていったら、辛うじて、タオルとかがちょっと売ってたくらいでした。
なので、ネームタオルを首からかけて、カンフーバットを持っての応援となりました。もちろん【２ OGASAWARA MICHIHIRO】と書かれたタオルを買いましたよ。
大好きなのです、ガッツさん。
うちの弟も常々「小笠原はカッコイイ」と言っていて、気付けば姉弟で小笠原ファン(笑)
今回は３塁アルプス側だったのですが、ちょうど４時の開場直後は巨人の練習中。
なんと、目の前にクルーンがっ！！
カンフーバットにサイン貰っちゃいました！！
ちなみに、このカンフーバット、この日の試合で応援に使いましたが、その後は、弟の就職祝いということで、弟の部屋に飾られてます。
ラミレスやグライシンガーも近くで見れました。
外人選手は、ファンサービスが旺盛ですね。クルーンは、本当にたくさんの人のサインの要望に応えてました。みんなが「サンキュー！」と言っていたので、私はやはりそこでもみんなと違うことを言いたくなってしまい「サンキューベリーマッチ！」と言っておきました。
いや、まぁ、ただ丁寧になっただけのことですけども(笑)
カッコよかったです、クルーン。
ま、１番はガッツさんだけどねっ。←Ｇの中では。
てか、ここ１ヵ月近く、不調で仕事に行く以外は家から出てなかった私としては、午後４時の西日全開の３塁アルプスは灼熱地獄でした(爆)でも、気をつけて水分摂ってた＆ちょっとテンション上がってたので乗り切れたんだろうなと思ってます。
試合は、負けたので、内容は割愛させていただきますが、とりあえず、２塁ベース上に立ってたガッツさんが見れたのが嬉しかったです〜。
それ以上近くでは見れなかったので…。
そして、後1人で、またガッツさんに打席が！！というところで試合が終わってしまったのがメチャクチャ残念。
…そう言えば、いつだったか、中日戦で、由伸、亀井、ガッツさんが、憲伸から３連弾して勝った試合があったよなぁ…とか思い出しました。
あのときは、なにも考えずにただ大喜びしてましたが、いまなら絶対見れない試合(爆)
いまだったら、多分、本気で凹む。
…もう絶対、中日対巨人戦観に行けないな。
そう言えば、９月にナゴドでヤクルト戦があるので、行こうかなと思ってます。
誰か一緒に行ってくれる人〜？？
（多分、９月22日か23日になると思うのだけれど）
2008年06月17日
心奪われる瞬間。
先日、オリックスＶＳドラゴンズの交流戦を観に、大阪ドームに行ってきた。
ホントは、ドアラが見たかったのだけれど、残念ながら今回の遠征には帯同していなかった。（しかも、森野も負傷で戦線離脱中…）
が、シャオロン＆パオロンはいたので、最近、パオロン好きな私としては大満足。ポテポテと歩くその姿はメチャクチャ可愛かったです。
ぬいぐるみがあれば欲しかったところだけど、残念ながらなかったので、今度はナゴヤドームにでも行こうかしら。←あれ、巨人ファンじゃないの自分？
友人Ｓ氏と行ったのだが、以前「観戦日に、もしドアラがいなかったら」討論をしてたことがあって、その場合、ピッチャーが川上憲伸だったら嬉しいけど、オリックスとの交流戦には出ないのかなぁ…などと話していた。
人生で初めてプロ野球を生で見たのが高校生のとき。
ナゴヤドームでの中日ＶＳ巨人戦だった。
そのときの中日の先発が憲伸で、６者連続３振とかされて、あげくにはゴメスにホームラン打たれて負けるという巨人ファンとしたらそれはもうメチャクチャ屈辱的な試合だった。
しかし、そこまでされても、川上憲伸という野球選手は好きな選手の一人である。
と、いうか、何気に好きだったのだが、巨人ファンの我が家では言い出せるような雰囲気ではなかった。
そんなことを思い返しながら、トイレにいたら、球場内ではちょうどスタメン発表で、「KENSHIN KAWAKAMI!!」のコールが聞こえて来た！！
思いがけないそのコールに慌ててトイレから出ていくと、Ｓ氏に「トイレに入っていったときと出てきたときの姉さんのテンションがあまりにも違いすぎて笑えた」と言われた。
だって、まさかほんとに憲伸だとは思わなかったんだよ。
テンション上がるのも無理ないよ(笑)
ちなみに、もともとＳ氏は根っからの近鉄ファン。
私はさっきから書いているように巨人ファン。
そう、ドアラが見たいというその気持ちだけがこの日の野球観戦への原動力だったわけで。
しかし、いないものは仕方ないとあっさり割り切り、応援用のカンフーバットとかを購入したりとかして応援する気満々な単純な我ら。
試合は、ホームラン構成で、１点ずつ入っていくというパターン。
連打も四球もほとんどないから、残塁数も大してない。ある意味投手戦と言ったらいいのかどうなのか。
そして、中日の応援なんて全くしたことがないのに、その場のノリで次々とマスターしていく私。
さすが祭り好き（謎）
もちろん、巨人の応援はほとんどパーフェクトですけれど。
３対２で、ドラゴンズリードのまま９回裏へ。
７回か８回にもう１点入っていたら、気分的にももうちょっと楽だったろうなと思いながらいると、
「ピッチャー、岩瀬」
のアナウンスが。
きたーーーーーーっ(≧∇≦)
岩瀬だ！！
球場内も大歓声。
彼が出てきたら負けることなんてないだろう！！って雰囲気だ。
私も、「ピッチャー川上憲伸」に次ぐ大興奮。
「岩瀬って、名前カッコイイよね。だって、仁紀だよ？
イワセヒトキってメチャクチャかっこよくない？！
もちろん、カワカミケンシンって名前も素敵だけどっ！！」
と、Ｓ氏にまくし立てるのと同時に、自分がかなり岩瀬も好きだったことに気付く(笑)
そう、あの淡々と打者を打ち取る姿がなんだか好きなのだ。
マウンドを降りたら天然キャラ全開というギャップもなんとも言えない。
憲伸との仲良しコンビがいい。
戦況は、９回裏。
下山がピンチヒッターで登場し、レフト前ヒット。
次のバッターはなんと……カ ブ レ ラ(爆)
万が一、ここで一発打たれたら終わりである。
どうにかゲッツーを願う我ら。
それが無理なら、せめて同点で延長だ。
このとき、球場内はその日１番の盛り上がりを見せていた。
Ｓ「え、ここで打たれても、別に問題ないんちゃうの？」
彼は何を勘違いしたのか、のんきなことを言っている。
私「…これ、９回裏だって」
Ｓ「…あれ？」
私「最終回だから、残念ながら崖っぷちです」
岩瀬渾身のスライダーＶＳカブレラのフルスイング。
「えぇっ、ちょっと、ヤだーーーーーーーーーーーっ！！」
打った瞬間におおよその見当がつく当りだったけれど、思わず絶叫して立ち上がった私の目の前で、無情にもボールはレフトスタンドに吸い込まれていった。
「あ、あぁ……」
１番恐れていたサヨナラ負け、である。
しかも、岩瀬が…。
喜びに包まれるオリックスのベンチと応援席を見ながら、言葉を失くすドラゴンズファン。
今年、岩瀬はまだ１敗しかしていなかった。
これで２敗目。珍しいものを見たと言っていいのだろうか…？
聞けば、岩瀬がサヨナラホームランを浴びたのは、プロ入りしてこのときが初めてらしい。
たまたま見に行って、それって……。
我らは運がよかったのか悪かったのか…？
しかし、岩瀬で打たれて負けるのなら仕方がないという諦めもついた。
そう、彼はドラゴンズの絶対的な守護神。
その存在の頼もしさと言ったら。
いくら普段違うチームの応援をしていると言っても、私は彼の実力を認めている。
いや、違うチームを応援しているからこそ、その実力は揺るがないと感じると言った方がいいのだろう。
「岩瀬出てきた…。負けるかな…」と思ったことは数知れない。
だから、このカブレラのホームランも素直にすごいと思った。
周りにいたお兄さんたちは、負けたのに私が相手チームを称えているのが気に食わなかったらしかったけれど、そんなことは気にしなかったし、どうでもよかった。
競馬でもバレーでもなんでもそうだけれど、勝った者を称えることは大切だと思っている。
そして、敗者を思いやる気持ち。
それが勝負に対する礼儀じゃなかろうか。
自分がプレーする側だろうと、観戦する側だろうと、それは変わらない。
ヒーローインタビューで、カブレラは、スライダーを待っていたと言った。
岩瀬の決め球はスライダー。
死神の鎌とまで言われるその切れ味。
真っ向勝負。
あの瞬間、確かに明暗は分かれた。
真剣勝負の末の結果。
どちらか片方がすごいわけではなかった。
どちらもすごかったのだ。
応援していたチームが負けたのは確かに悔しいけれど、それ以上にいい試合が観れてよかったと思う。
両チームの選手たち、全員が最高にカッコよかった。
野球観戦をしたのは、随分久しぶりだけれど、やっぱり野球っていいなぁ…と感じた。
そうして、いろいろ考えながら１日を終えて思ったことがある。
私って、どんだけ岩瀬と憲伸が好きなんだ。
と言うか、間違いなく岩瀬と憲伸に心を奪われている（笑）
まさか、この年にして、地元の球団のファンになるとは思ってもみなかった。
人生とは何があるのか、全くわからないものである。
いや、たまたま今になって気付いただけなのかも知れない。
それはわからないけれど、その「気付き」によって、変わってくるものがあるんじゃないかと最近思うようになった。
【何かに気付くことの意味】とは何なのか。
多分、きっと、いまはわからない。
これから先、何かしらの場面で閃いていくのだろう。
そして、それが点から線になって行くのかもしれない。
そうやって考え始めたら、毎日が楽しくなった。
今日の出来事、明日の出来事……今日出会った人、明日出会う人……。
どこでどう繋がっていくんだろう。
でも、これだけは言えます。
明日は、今日よりいい日になる！！
だから、諦めたり、投げ出したり、したくない。
自分が信じた道の行方は、自分にしかわからないのだから。
