2018年04月

2018年04月30日

「書店と直接取引」存在感

日経MJの記事です。ライフスタイル

書店の流通は取次会社を通して全国の
書店に配本するのが一般的だ。
中堅出版のディスカヴァー・トゥエンティワンや
トランスビューなどは書店を直接取引して
存在感を示している。
出版不況で市場縮小が続く中で増収を続けている。

出版社が書店と直接取引するメリットは採算性だ。
一般的に出版社の取り分は本の定価の7割前後、
取次会社は8%、書店は22%とされる。
煩雑な配送業務や料金の徴収などを手掛ける
必要があるため、ほとんどの出版社が
取次会社に頼っている。
直接取引だと配送などは自社で行う必要があるが、
取次会社に支払う手数料がなくなる。

直接取引のメリットはほかにもある。
書店が取次会社経由で注文しても希望した数が
入荷されるとは限らない。
そこでトランスビューなどでは1冊から対応。
このため返品率は2割と、業界平均の4割を
下回っている。

ミシマ社も書店と直接取引する出版社の1つだ。
人気シリーズ本「コーヒーと1冊」の場合、
買い取りが条件だが、書店の取り分は定価の
4割と取次経由に比べて高い。

直接取引が出版不況を打開する「特効薬」
とはいえないが、地道な営業を通じて書店と
しっかり向き合うことは生き残り策の1つになりそうだ。
書店と直接取引

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2018年04月29日

キューカフェ

日経MJの記事です。

「東京ミッドタウン日比谷」に開いた
キューカフェは、朝食から夕食まで
楽しめるでけでなく、仕事がはかどる
仕掛けがちりばめられている。

特徴は48席ある「ワークスペース」だ。
時間課金制テーブルとなっていることが、
通常の「ローヤルガーデンカフェ」と異なる。
ただウェブや電話で予約すれば確実に座れるほか、
電源やWi−Fiが利用できる。
1人用は仕事に集中でき、ボックス席は
打ち合わせにも適している。
イベントを開けるスペースも用意した。

滝沢の代わりになりそうですね。
キューカフェ日比谷

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「京王あそびの森 HUGHUG」

日経MJの記事です。

京王電鉄は3月13日、多摩動物公園駅の前に、
0〜12歳を対象にした屋内型の遊技施設を開業した。
木に触れて親しんでもらう「木育」などをテーマにした
施設で、木製ボールで埋め尽くされたプールなどを設けた。
遊戯以外の需要の獲得も狙っており、併設する飲食店では
動物園の来訪者らの立ち寄りを期待している。

屋内型のため、雨天の利用は大いに期待できる。
晴れの日でも幼児らが安全に遊べる場として
親から支持を集めている。
京王あそびの森

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2018年04月28日

米国で復活し始めた町の本屋

日経ビジネス 世界鳥瞰
FRONTLINE ニューヨーク
ニューヨーク支局 篠原記者

アマゾンや大手書店チェーンに駆逐された
独立系書店がその数を増やしつつある。
コミュニティ、キュレーション、コンヴィーニング
の3つの「C」が再生のカギだ。
書店と書籍に情熱を持つ若手経営者の増加は
業界の明るい未来を映しだしている。

洋々な業界を破壊している米アマゾン。
最近も金融機関の強みである決済や送金への
参入を狙っていると報じられた。
そのアマゾンが最初に破壊したのは書店だった。
アマゾンの誕生から4半世紀、1度は焼け野原に
なった業界に新しい芽が出始めている。
町の本屋の復活だ。

成功している書店を分析したところ、
そういう書店は地元の中小企業や自治体、
市民などとのネットワークの中心にいた。
地域のアイデンティティーを重視する
「地域主義」が高まる中で、コミュニティーを
まとめ上げるハブの一つとして機能していたということだ。

また、ベストセラーを置くだけではなく、
コミュニティーの価値観を押し出した書籍を
置いたり、読者のしらない未知の書籍を推薦したり、
そういう書籍を捜すのを手伝ったりすることで
書籍需要を喚起していることも分かった。

そして、成功してる書店は店舗を利用して、
著者のサイン会や子供の読み聞かせ会、誕生会など
数々のイベントを開いていた。
この3つの「C」でアマゾンや大型チェーンの
攻勢に抗っていたのだ。

米国の街の本屋

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神保町ブックセンター

日経MJの記事です。

本の街として知られる東京・神保町に4月、
「神保町ブックセンター」がオープンした。
岩波ブックセンターが閉まった後に空いていたビルが、
図書館の落ち着きとカフェの安らぎを備えた
デザインで生まれ変わった。
土地の匂いを生かす、新しいのに懐かしい
「場所のデザイン」とは。

「この本も岩波書店だったんだ」。
4月11日に開業したばかりの書店、
神保町ブックセンター。女性2人組が
本棚の間で声を上げた。
テーマは「岩波書店の世界観を伝えながら
新しい読者を呼び込む」。
9000点に及ぶ本は岩波書店の刊行物ばかり。
書店に加え、喫茶室とシェアオフィスの3つの
機能を盛り込んだ。

サインやグラフィックデザインも新たに企画した。
メニューや店内の看板は岩波書店の装丁を活用。
この場所でできることとして「くつろぐ、
はたらく、つどう」と文字で読ませるサインも
掲示し、活字好きの心もくすぐる。

本好きに加え、新たなターゲットとするのは
神保町周辺に集まる大学生だ。
店の奥にはスペースを備え、若い世代向けの
イベントを開く。USDの担当者と
ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんが、
岩波書店に関する「人が集まる企画」を準備している。

神保町ブックセンター

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2018年04月27日

縮み続けるドーナツ市場

日経MJ 消費を斬る あのヒットは今

ドーナツの一人負けが続いている。
1時はブームに沸いたドーナツチェーンの
市場規模は7年前から3割縮小。
低糖質(ロカボ)の食品がヒットするなど
健康志向が高まり、高カロリーのドーナツを
敬遠する消費者が増えている。
コンビニエンスストアのスィーツにも
顧客を奪われ、チェーン各社は市場にぽっかり
空いた穴を埋めようと必死だ。

カフェに活路を求めるドーナツ各社だが、
市場に空いた穴を埋めるのは容易ではない。
カフェ大手の幹部は「新参者がうまくいくほど
甘くはない」と指摘する。

縮むドーナツ市場

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盛岡市チロルのチーズケーキ

日経MJの記事 竹内謙礼の顧客をキャッチ

チロルが喫茶店を始めたのは昭和42年
コーヒーと一緒に出すスィーツとして
手作りのチーズケーキを販売したところ、
地元のクチコミで評判が広がった。
濃厚でふわっと口のなかで広がる不思議な
食感のチーズケーキは、喫茶店を始めた
両親の後を継いだ大川雄矢社長に引き継がれる。

市内に2店舗目をオープンさせて、さらに
商品ラインアップを広げようと考えたところで、
大川社長は立ち止った。
「お客様が望んでいるのはチロルのチーズケーキ
であってチロルが作った他のスィーツではない
とおもったんです。無理をしても売れる
はずはないからですね」
開業から51年たった今もチーズケーキしかない。

新しいことや変化に挑戦する事は大切だ。
しかし、いつの間にか経営者は変化を続け
なければ不安を抱え,無駄なリニューアルや
無意味な商品の方向転換で経営を悪化させて
しまうことも少なくない。
今回のように本質部分で「変わらない」という
道を選ぶことも商売では大切なことではないか。
変化をしないことは臆病なのではなく、
場合によっては勇気のある行動だということもあるのだ。

チロルのチーズ

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2018年04月26日

野菜ハウス貸します

日経MJの記事です。

JAやまがた(山形市)は「野菜ハウス団地」
を山形市内に設置した。
総事業費約1億5000万円で32棟の
ハウスを建設した。
キュウリの栽培を始めたい農家6人に
リース方式で貸し出す。
管内ではキュウリの栽培が盛んだが、
生産農家が減少している。
初期投資の負担を減らして後継者の
育成や規模拡大につなげる。

リース方式で栽培に取り組んでもらい、
いずれは自ら農地を確保して自前の
ハウスを建ててもらう考えだ。

野菜ハウス貸します

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水産業のIoT

日経ビジネス テクノトレンド
養殖魚の生育をスマホで確認

漁業分野でIoTの活用が着実に広がっている。
養殖魚の生育状況を遠隔地からリアルタイムに
把握し、漁師の働き方も効率化できる。
環境負荷の低減だけでなく、水産資源の
維持にもつながると期待されている。

NTTドコモは、海上のブイにサンサーを
組み込んで海水温度や塩分濃度などを測り、
漁師のスマートフォンに送って養殖の
作業を効率化できるシステムを開発、
2017年10月に商用サービスを始めた。
ノリやカキの養殖では、網やイカダを海に入れる
タイミングが重要だ。
ノリでは水温が23度以下の必要がある。
湾内の場所によって水温は異なるため、
漁業者は詳細なデータを欲しがっていた。
NTTドコモのシステムは、漁師がスマホに
アプリ「ウミミル」をダウンロードすると
湾内の場所ごとの水温や塩分濃度、経時変化
などを知らせる仕組み。
作業をメモする日誌機能や、漁業協同組合内の
仲間で意見を書き込む掲示板機能もある。

NECは、独自の画像分析技術を開発した。
いけすにカメラを沈めて動画を撮影。
ディープラーニングによって測定に適した魚と
特徴点を自動抽出し、体長を自動測定する方法だ。
従来70匹の測定に60分かかったのに対して、
555匹を10分で測れるようになった。

「いけすの全体像を正確に把握することで、
養殖業者は出荷時期を判断できる。
また、適切な給餌量が分かれば餌の食べ残しが減り、
海洋汚染を減らせる。
養殖コストの70%は餌代が占めるため
コスト削減効果もある」と述べています。

漁業IoTg

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2018年04月25日

カリトケ

日経MJの記事です。

高級時計気軽にレンタル
衣料品レンタルなどを手掛ける
クローバーラボ(大阪市)は
高級時計をレンタルできる
ネット上のサービス「カリトケ」の
関東初店舗を2017年11月に開いた。

実際に試着できるほか、販売員からブランドの
特徴など説明を受けられるとして、ネットよりも
高額なプランが好調だ。場面に応じて時計を
付け替えた層の心をつかんでいる。

有楽町マルイの時計売り場「フォードットウオッチ」
の1角に、カリトケのショーケースがある。
ロレックスやオメガなど約20ブランドの
時計が常時60個程度並ぶ。
丸井の販売員が常駐しており、来店する客の相談に応じる。
最高額のプランではウブロのビックバンをレンタルできる。
買えば200万程度するためお得感が強い。

開業後、会員登録数は従来の2倍に増えた。
貸し出しする時計が品薄なのが課題だ。
これまでは法人から卸して調達していたが、
今後は、消費者が使わなくなった高級時計を
店舗に持ち込んでもらい、買い取る手法も
検討している。
カリトケ

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