ドル円は、119.00円寸前まで上値を押しましたが、118円台後半の動きとなって
います。金利の低い円から高金利通貨への流れを背景に119円台のエキゾテッ
ク・オプションのトリガー視野に入れています。この水準をつけると損失確定の
ドル買いにつながる可能性がありますが、明日以降クリスマス休暇明けの欧米市
場では円売り持ち高も積み上がっており、利食いの円買戻しにあう可能性もあり
ます。
一方ユーロは、1.3000台後半から1.3100水準は底堅く、直近のユーロ買い持ちの
持ち高の調整が終了すると新年のユーロ金利上昇観測、ドルからユーロへの準備
通貨移行の流れを受けて、再度ユーロの上攻めの可能性があります。

シカゴ通貨先物市場では、12月19日現在では、9万5千コントラクまで増加させて
います。水準的にはクリスマス明けから新年に向けて利食いの円買戻しの可能性
もあります。一方ユーロは、9万1千コントラクトの買い持ち、ユーロも持ち高調
整が先行する可能性があります。ポンドは、8万5千コントラクト、豪州ドルは8
万9千コントラクトと、高金利通貨は軒並み買い持ちを増加させています。一方
低金利通貨は、カナダドルが、5万7千コントラクト、スイスが1万コントラクト
の売り持ちと、高金利通貨と低金利通貨の2極化となっています。

通貨オプション市場では、ドル円は年末年初、特に目立った行使価格のオプショ
ンは見受けられません。またユーロ・ドルでは、1.3100行使価格で27日、29日に
まとまった金額であり、また1.3300行使価格27日、1月4日にありこの水準が上値
のネックとなるでしょう。またこの水準を上回ると損失確定のユーロ買いとなる
でしょう。一方1.3000行使価格のオプションが1月4日にまとまってあり、年初
ユーロ・ドルが乱高下し万が一この水準を下に抜けると、損失確定のユーロ売り
となるでしょう。