自立している二つの世帯が1つの屋根の下で暮らす二世帯同居では、当然、食生活や生活習慣の違いが起こります。
でも、実際に住み始めたらどの様な暮らし方になるのかは、わかりづらいものです。
oyako
二世帯でどんな暮らし方になるのかは、家族構成に左右されます。
・息子夫婦同居
・娘夫婦同居
・両親同居
・片親同居
などの違いや
・子世帯の奥様が専業主婦か共働きか
で、分離・融合の思いが異なります。

同居スタイルの決め手としては
『夕食を一緒にとるか別々にとるか』を大きなポイントとして、プランニングする事。
あるアンケートによれば、『夕食は別が良い』と考える世帯が約8割を占めています。
夕食は大きなポイントですが、他の生活も一緒とは限らないのが二世帯同居の難しい部分。
生活習慣の違いが、TVを観る時間帯や入浴の時間帯にも表れる事になるからです。

洗面所が共用で親子が出くわすシーンや、玄関が共用で親世帯の友人に来客があったシーン、1ヵ所のトイレに列をつくるシーンなど、日常起こりえるシーンを思い浮かべてみてください。それぞれの意思を持った人間が、1つ屋根の下で動き回るのです。住み手の行動も分析するべきですし、住み手の考え方も分析しなければなりません。
浴室が共用ならば、お互いの世帯で使う時間帯や曜日分けも必要かも知れませんし、玄関が共用ならば玄関にはお互いの世帯の物を置かないなどの取り決めも必要になるかも知れません。

このように、子世帯の置かれた状況と親世帯が置かれた状況、それぞれが千差万別ですから二世帯住宅はフルオーダーに近いプランニングが必要となります。『夕食のとりかた』も『玄関の使い方』も『就寝時間帯』も違う訳ですから仕方ありません。

他にも多くの事柄を思案していかなけらばならないのが二世帯住宅。
答えは一つだけではありません。