仕事の上でミスをすることは誰にでもあります。
ただ、しょっちゅうミスされては困りますよね。
仕事で失敗続きになる原因を掴んで、一つずつ直して貰いましょう。


▼机周りがぐちゃぐちゃ
 乱雑な机上はいかにもミスの多さをアピールしているかのようです。
 机は綺麗でも引き出しの中やPCのデスクトップなどが
 整理されていなければ同じことです。
 机を整理する上で「これはここに置く」などの取り決めを
 社員各自にしてもらいましょう。

 メモは他人にも読めるように書く、一通り済んだら再確認する
 等といった習慣も身に付ければ、ミスはゼロに近づくでしょう。


▼スケジューリングが甘い
 仕事をするうえでの優先順位やスケジューリングが甘いせいで
 足並みが狂い、納期を過ぎるだけで済まないミスをやらかすケースもあります。
 どの業務から片づけていくかに関しては新人から掴むことは不可能ですので、
 ここは社員教育や知識の周知具合が試されるでしょう。


▼ミスを極端に恐れる
 ミスをしないよう気を付けることと、ミスを恐れることは、似て非なるものです。
 ミスをして怒られたり評価を落としたりすることを恐れていると、
 ミスが発覚した時に隠そうとするのです。
 そうなると余計に傷口が広がるのですが、隠したがる人はそれでも隠します。
 
 また、「ミスをしないだろうか」というネガティブ思考も
 覇気のない仕事ぶりから結局ミスを招きます。
 その時に「やっぱり自分はダメだ」と自己嫌悪を深めて
 負のスパイラルに陥ることも少なくないです。


また、上司の態度が部下のミス連発を作り出すケースもあります。


▼部下の業務計画を乱す
 スケジューリングの出来ている部下でも、
 予定外の仕事で台無しにされることがあります。
 不可抗力だとしても、部下の業務計画を乱した責任は伴います。


▼叱り方が悪い
 ミスを恐れたり思考が悪循環に陥ったりするのは、
 結局上司の叱り方に問題があります。
 怒鳴り散らす・ネチネチ嫌味を言う・人格を否定する等の
 不適切なアプローチは部下を委縮させ更なるミスを招くことでしょう。
 これは容易に想像できますね。
 
 何もかも否定するのは論外です。
 全否定は部下の思考力を削いで傀儡化する最悪のアプローチで、
 ブラック企業の洗脳として盛んに使われている方法です。
 そもそもモラハラですし。


健全な上司のもと健全な新人は育ちます。直属の上司となる社員こそ念入りな教育を要するのです。

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