最近、久世 浩司氏(Koji Kuze:ポジティブサイコロジー スクール 代表)が書かれた「レジリエンスの鍛え方」という本を読んだ。この「レジリエンス」という言葉は、「再起する力」という意味であり、著者いわく、今、個人も組織も国もこの力がまさしく求められているということらしい。個人の観点で見てみるとたとえば、学生は我々の時代と比較にならないほど厳しい就職活動を余儀なくされている。なかなか内定をもらえず、幾度もの失敗や落胆で精神的にも追い詰めらる。しかし、今度こそはと自分を奮い立たせ、再度、自分なりに工夫をし、再チャレンジする。また、企業においても今まで競争の優位性を維持しつづけたビジネスモデルが通用しなくなり事業撤退を余技なくされ、生き残りをかけて抜本的に事業構造を変えざるを得ない情況に追い込まれている企業もある。国もまさしく東日本大震災で大きな被害を受け、今まさに復興の途上である。そう考えると今、世の中の人々は、それぞれの立場で人生の困難や逆境、修羅場に直面し、心が折れそうになりながらもなんとか立ち直り、それを乗り越え、日々葛藤されている方々が多いいのでないか。この再起力は、生まれながらにして強い人もいるが、学習可能な力であるそうだ。著書によるとレジリエンスを鍛えるのに7つの技術があるとのこと。ぜひ、皆様も一読されてはいかがでしょうか?

                                  ソラ