「こんな商品無いかな・・・」と、ずっと探していた商品を見つけて買えた時はとても嬉しいものだ。先日、まさしくそんな商品を買う事ができた。大げさに言うのはちょっと恥ずかしいのだか、それは「天ぷら鍋」だ。

 私が探していたのは、大き過ぎず小さ過ぎず二人暮らしに丁度いいサイズであること、蓋が付いていて使い終わった後にそのまま鍋に蓋をしてしまえること、温度計、油跳ねガードがついていることという、この4つの条件が備わっている鍋なのだが、これがなかなか見つからず、ずっと(3年位)ネットや実店舗で探していたのだった。

 そして見つけたのは、この4つの条件を兼ね備えた上に、「オイルポット」にもなる優れモノなのだった。全く同じステンレスの片手鍋が2
つと、油跳ねガード・温度計・油こし網がセットになっている。
 使い方は、片方の鍋で揚げ物をし終わった後、もう一つの使っていない鍋に油こし網をセットしてその使い終わった油をこす。油を移して空になった鍋は綺麗に洗い、同時に油跳ねガードと温度計、油こし網も洗う。
 最終的に、洗った鍋は、油が注がれた鍋の蓋になり、ぴったり重ね合わせ、収納できるという仕組み。そして次に揚げ物をする時は、綺麗にこされた油で直ぐに揚げれるというわけだ。
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 価格も
3000円台でお手頃な上、日本製でしっかりした造りになっている。海外製品の場合この価格帯の商品ならたいてい多少はズレがあったりするものだが、二つの鍋がキッチリ安定して重なるところに、さすが日本製の技術力の高さを感じた。とにかく使用感は抜群だ!清潔で使いやすい、「こんな商品を探していた」とネットのクチコミでも主婦に絶賛されているのだ。

 これを製造販売いるのはパートも含めて従業員
40人ほどの新潟の小さな企業だ。通年、一般の人からアイデアを募集して商品化しているらしい。近頃、消費者からアイデアを募って商品化するこのような企業は多く存在し、「アイデア商品」「便利グッズ」もちまたにあふれているが、奇をてらい過ぎた商品が多く、本当に実用的で質の高い商品にはなかなかめぐりあわないものだが、今回はあっぱれだった。日本の中小企業は大したもんだ!と主婦目線からエールを送りたくなった。

 商品名がまた面白い。「揚げてお仕舞い天ぷら鍋」。一見おやじギャグ的だが、よくできたネーミングにも拍手!しっかりとした技術力とユーモア。たかが天ぷら鍋ひとつだが、なんだか頑張っている日本を感じる事ができた、嬉しい出来事だった。    nao