ニットソーイング

家庭でニットソーイングするときの糸を考えてみたいと思います。

まず、本縫いの糸はスパンでもいいですがレジロンを使うと伸縮性があってよりいいと思います。

ロックをかける時は#90のシャッペスパンはいかがですか?

ロックミシンは環縫いなので縫い目自身ゆったりしているので糸に伸縮性がなくても大丈夫です。

スパンなので糸調子も合わせやすく又本縫いで揃えた糸を使えるので余分な糸を揃える必要はありません。

色も豊富なので布地に合わせやすいです。

でもウーリーロック糸はフワッ~としてきれいな仕上がりを期待できます。

又縫っている時にパッカリングが起きる時は少し引っ張り気味にして縫うと良いですよ。

 ロックのお話のついでに巻きロックの事にふれてみたいと思います。

フジックスの巻きロックの糸は#100のテトロン糸です。

又ベビーの糸取り物語の変形巻きロックに上ルーパー糸にウーリー糸を使用すると

細い縫い目が強調されると書かれています。

しかし、ウーリー糸はエアスルーの穴に入れにくいです。

ウーリー糸の先に30㌢程度スパン糸を結んでスパン糸部分を

エアスルーで通して引っ張ってウーリー糸を通すといいそうですよ。




フジックス01


スパン糸とテトロン糸

今回はスパン糸とテトロン糸について考えてみました。

スパン糸もテトロン糸も原料はポリエステルです。

スパン糸のイメージは綿糸です。

綿糸と同じように短い糸からなりケバがあります。

テトロン糸のイメージは絹糸です。

絹糸のように長い糸でできているので艶があり美しいです。

それではスパンとテトロンはどのようなところにどのように使われているのでしょうか?

テトロンは絹糸同様美しいので高級婦人服などに使われています。

又、すくいミシンの縫い糸はテトロンの#100が使われています。

理由は縫い目がきれいに仕上がるからです。

又#100という細さなので表にひびきません。

しかし、いくら、縫い目がきれいと言ってもステッチならともかく、

縫い目ばかり目立っても不自然ですよね。

生地が綿・ジャージなどは、艶のあるテトロンよりもスパンの方が生地になじみ自然です。

それに、スパンの一番良い所は安価という事です。

その上にケバがある事で適度な摩擦があり、滑りにくいので縫いやすいことです。

家庭で使う場合はスパン、テトロンと何種類も揃えるのは大変です。

その時は、シャッペスパンがよいでしょう。

シャッペはテトロンとスパンの良い所を兼ね備えた糸です。




フジックス01

ミシン糸

ミシン糸は、糸の強さが必要な時があります。

もちろん、細いミシン糸より太いミシン糸のほうが強いです。

しかし、強いからと言って太いミシン糸ばかり使うわけにはいきません。

布地や用途又ミシンに合わせて糸を選ぶ事になります。

それでは、何を基準に選べば良いのでしょうか?

実はミシン糸には各ミシン糸ごとに糸の強さをあらわす数値があります。

それでは、その数値はどうして測定されているのでしょうか?

糸の強さは

  *糸の両端を引っ張った時の強さ

  *2本の糸を引っ掛けて引っ張った時の強さ

  *糸を結び目をつけて両端を引っ張った時の強さ

これらの強さを測定されてます。

単位はgf(グラム)又はn(ニュートン)で表示されてますが、

難しい事を考える必要はなく数値が大きいもの程強い事を表しています。

素材的にはやはり合繊が天然のものより強いです。

その合繊の中でも種類によって強さが違います。

合繊の代表ポリエステルテトロンとポリエステルスパンのどちらが強いか調べてみます。

テトロンの#50の太さとスパンの#60が又テトロン#40とスパン#50はおよそ太さが同じです。

それでこれらの糸の強さを比較してみましょう。



    キングテトロン                       キングスパン

       単位(gf)                            単位(gf)

#50  1400 ・・・太さがほぼ同じ・・・#60      1100

#40  2000 ・・・太さがほぼ同じ・・・#50   1370


上記の結果から同じ太さの糸ではスパンよりテトロンの方が強い事がわかります。

強さが必要なものを縫われる時はこれらの事を参考にして下さい。




フジックス01
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