皮を縫うときの糸について調べてみたいと思います。

靴を縫うときはナイロン糸が使われています。

それは縫った後で熱を加えて型をとるからです。

型をとると皮が伸び糸も伸びます。

糸が伸びないと糸が切れてしまうからです。

その為伸びるナイロン糸が使われるのです。

しかし、それは本革の時です。

最近は合皮が多いと思いますが、合皮の時も同じナイロン糸が

使われるかといったらそうではありません。

合皮は本革より高い熱を加えて型をとります。

それでナイロン糸だと溶けるのでテトロン糸が使われます。

ということは、テトロンは高温でも伸縮にもすぐれているということでしょうか

 それではバックを縫う時は何を使うのでしょう。

バックを縫っている私の義理のお兄さん(約40年の職人)が鞄作りをしているので聞いてみました。

「バックが透明な素材の時は(ビニール等)はナイロン糸を使いますが、普段はテトロン糸が多いです。

テトロンは強くてきれい。

スパンを使うとケバがあるのでテトロンに比べて釜にほこりが

溜まりやすくなるので目飛びの原因になるので、テトロン糸を主に使って仕事をしています。」

という事でした。

テトロン糸は優等生ですね。




フジックス01