ミシン糸で一番身近な糸がポリエステルテトロンとポリエステルスパンです。
それで、今回はテトロンとスパンを詳しく見ていきたいと思います。
まず、よく聞くのが「フィラメント」。
フィラメントとは生糸のように、繊維が蚕の口から吐き出されて
1,000㍍以上連続している状態の長繊維の糸をいいます。
フィラメント糸1本でできている糸をモノフィラメントと言います。
「モノ」とは「単一の」という意味で、釣り糸テグスやラケットのガットが「モノフィラメント」です。
テトロン糸は1本のフィラメント糸に撚りをかけ、
その糸を2本及び3本を合して先の撚りと反対の撚りをかけています。
それで、テトロン糸のことをフィラメント糸と呼ぶ事もあります。
フィラメント糸(テトロン)は強く滑らかで美しい。
又ポリエステルは熱にも強く240度位で軟化し(熱でやわらかくなり始める温度)
260度位で溶解(熱で溶ける温度)します。
スパンは細いフィラメント糸をカットし短繊維(ステープルとも言われてます)を
綿糸と同じように紡いでいますのでケバがありそのケバが縫製時ミシン針の摩擦熱の放熱効果があります。
放熱効果をあげることで縫いやすく、又安価という事で糸の中では一番よく使われています。
巻きはテトロンはボビン下部につばがあり、このつばが糸落ちを防ぎ、
スパンは「チーズ巻き」と「コーン巻き」があります。
チーズ巻きはつばがない形でコーン巻きは円錐形に巻かれています。
7月26