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Acerは6月2日、Google Androidを搭載したNetbookを今年7〜9月期にリリースする計画を明らかにした。これは重大な発表だ。Acerは現在、「Aspire One」シリーズの下で各種のNetbookを販売しているが、これらはいずれもWindowsがネイティブで動作する状態で出荷されている。PC分野で(Linuxではなく)GoogleがついにMicrosoftに一撃を食らわそうとしているのだ。そしてAcerの動きから判断すると、同社はAndroidがテイクオフするのを望んでいるようだ。

 AcerでIT製品を担当するジム・ウォン社長は「Netbookはコンパクトなサイズで、どこからでも簡単にインターネットに接続できるのが特徴だ」と発表文で述べている。「Android OSは非常に高速なワイヤレスインターネット接続を可能にする。この理由により、当社は顧客の利便性向上のためにAndroid Netbookの開発を決めた」

 将来的に、Acerが提供するすべてのNetbookでユーザーはWindowsとAndroidのどちらをインストールするか選択できるようになるという。

 しかし現在、最大の疑問は、AndroidにはWindowsに対抗できる実力があるのかということだ。Acerが期待するような成功を達成する力がAndroidにはあるのだろうか。

 わたしはその力があると思う。

 Androidの魅力は、容易に修正できるという点にある。PC業界では差別化が重要な成功要因だ。差異がないというのは、ユーザーにとってはコンピュータを選ぶ基準がないということだ。ノートPC市場で
コンピュータのデザインが非常に重視される理由もそこにある。Microsoftの狙い通りになれば、これと同じことがNetbook市場にも当てはまることになる――つまり、大多数のコンピュータに同じOSが搭載され、ベンダーはデザインの違いだけで差別化を図らなければならないという図式だ。

 この図式を変えるのがAndroidだ。このオープンなOSにより、Acerは自社のハードウェア専用のAndroid OSを開発することが可能になる。言い換えれば、AcerはNetbookユーザーへの訴求力を高めるためにAndroidのデザインを修正できるということだ。それだけでなく、どんな種類のソフトウェアをOSにバンドルするかを変更することもできる。

[Don Reisinger,eWEEK]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/08/news064.html