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◇神経細胞生み出すタンパク質、成熟時も関与  滋賀県立成人病センター研ら解明

滋賀県立成人病センター研究所(滋賀県守山市)は19日、成体(大人)の中枢神経系で神経細胞が生まれ続ける「神経新生」に必要なタンパク質のシグナルが、神経細胞の成熟にも作用していることが京都大との共同研究で分かった、と発表した。
神経細胞の新生の新たなメカニズムの発見で、再生医療の開発にも役立つという。

神経細胞を生み出す神経幹細胞の維持には、タンパク質「Notch(ノッチ)」のシグナルが必要とされている。マウスを使った実験で、シグナルのある伝達因子が欠けると、新たに生まれた細胞が正常に成熟しないことが判明した。

神経新生が起きるのは長く、胎児期に限られるとみられていたが、
近年は成体の中枢神経系でも起きることが分かってきた。そのメカニズムの解明は、神経幹細胞を利用した再生医療に貢献すると注目されている。

同センターの谷垣健二専門研究員(37)は「脳梗塞(のうこうそく)や外傷で損傷した脳などの再生医療の開発に向け、一歩前進したと言える」と話している。

▽記事引用元:京都新聞(http://www.kyoto-np.co.jp/)Kyoto Shimbun 2009年6月19日(金)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009061900219&genre=G1&area=S00