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 不良債権比率が5%以上の米上場金融機関の数が150社を超えている。複数の元当局者によれば、この水準を超えると、金融機関は資本が傷み存続の危機にさらされる恐れが高まる。

 ブルームバーグが集計したデータによると、不良債権比率が5%を超えている金融機関の数は今年6月までの1年間で2倍超に膨らんだ。不動産やクレジットカードのデフォルト(債務不履行)急増が背景にある。 不良債権比率が3%以上の金融機関は300社近い。

 不良債権比率が5%以上の金融機関の中で、最も規模が大きい銀行はマーシャル・アンド・イルズリー(ウィスコンシン州)やシノーバス・ファイナンシャル(ジョージア州)など。10%超の金融機関では、フラッグスター・バンコープ(ミシガン州)が全米50州で最大だった。いずれも4−6月(第2四半期)の届け出で、監督当局の基準に基づくと資本金は十分と報告している。

 カリフォルニア州金融機関局の元局長で、現在はコンサルティング会社LECGのマネジングディレクターを務めるウォルター・ミックス氏は、不良債権比率が「3%の水準であれば、何らか根本的な問題があると懸念される。5%であれば、監督当局に安全ではない不健全な状態と分類されている可能性がある」と語った。
特定の銀行について発言したわけではない。

 消費者、建設業者、中小企業によるデフォルト急増を受け、今年破たんした米銀の数は、1992年以来最多となる72行に達している。リセッション(景気後退)の影響でデフォルトが増え、1−3月期時点で305行だった非公開の米「問題銀行」リストが膨らんでいるもようであることから、今後も破たんが続くと予想される。


▽ソース:Bloomberg (2009/08/14)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=infoseek_jp&sid=abKqV3sSSOp0
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