2016年12月01日
題詠100★2016 (1〜30)
出詠投稿締め切りが11月30日のところ、twitterで開催に気が付いたのが11月7日・・・。
23日もあれば100首いける!って思って参加したのですが、62首で脱落してしまいましたー。
きつかったです、時間に追われて手放すのって、怖い。
真剣に作ったのですが、推敲の甘さを短歌の神様(いれば)にあやまりたい。
これから他の方の歌を鑑賞してゆきます、楽しみ🎵
長いので、1〜30と31〜62のお題に分けます。
001:地(高井志野)
薄い背を地面に沿わせ暁の鳥葬の眠りから目覚める
002:欠(高井志野)
理不尽な欠番のせいでブランコが綱渡りになり、私の出番
003:超(高井志野)
必然と分かっていても笑えない 超絶技巧の後じゃなおさら
004:相当(高井志野)
正しくは子猫相当の愛嬌でふるまうはずの一日でした
005:移(高井志野)
属性は変わってないが移り気な言葉のタグを引っ張ってみる
006:及(高井志野)
山裾は半島に及ぶ いつの日か私を抱き眠れマグマよ
007:厳(高井志野)
立ち上る煙か霧か厳かに裏路地を包む朝の喧騒
008:製(高井志野)
毎日のことではあるが自家製のヨーグルトにも意思を確かめる
009:たまたま(高井志野)
ふわふわのたまたまを持つ老猫のために日向を譲れと言われ
010:容(高井志野)
閾値を超えて押し流されるから満たすべき容れ物として 我を
011:平(高井志野)
平仮名のまろきうつくし うつしみのしとねにあわきゆきのつもりき
012:卑(高井志野)
ゆっくりと首をかしげるそんなにも卑下しなくても美しいのに
013:伏(高井志野)
誰からも聞かれる分水嶺の場所 名前は伏せて、という前提で
014:タワー(高井志野)
世界大タワー連盟発表でオーパーツとなれバベルのやぐら
015:盲(高井志野)
愛情の致死量を測る盲検は地図が読めると不適格となる
016:察(高井志野)
納得はしていないまま起きたのを察してあなたは耳を差し出す
017:誤解(高井志野)
裏庭の池に生えてる赤いのは誤解じゃなくて蟹と彼岸花
018:荷(高井志野)
自転車の前かごに雪が降りこんでさみしくてかみ砕く薄荷飴
019:幅(高井志野)
体にも振れ幅があるもしかしてあなたの背中に生える蔦にも
020:含(高井志野)
含まれてしまえばわかるこんなにも違う命で生きる人たち
021:ハート(高井志野)
戻るボタン押したって無駄 何してもハートになると負けちまうゲーム
022:御(高井志野)
西友があるくらいしか知らなくて御器所で会うのはよそよそしい人
023:肘(高井志野)
とりあえず脱いでみたけど待たされて肘から先をひとに預ける
024:田舎(高井志野)
吐く息で繭になりたい 重ければ暖かいはずの田舎の布団
025:膨(高井志野)
気まぐれに膨れ上がったコーヒーに謝りたくって ごめんっていう
026:向(高井志野)
岸壁に花は咲いてない 向こう側の知らない人と手を振り交わす
027:どうして(高井志野)
水滴のついたしっぽに触れたくてどうしてもきみに嫌われてしまう
028:脈(高井志野)
ざわざわと引き波がくる気配して静かに針を揺らす不整脈
029:公(高井志野)
公約数のないもの同士ぽろぽろと粒をこぼして空を見上げる
030:失恋(高井志野)
もてあます失恋の角が落ちるころ杏仁豆腐にのせるクコの実
23日もあれば100首いける!って思って参加したのですが、62首で脱落してしまいましたー。
きつかったです、時間に追われて手放すのって、怖い。
真剣に作ったのですが、推敲の甘さを短歌の神様(いれば)にあやまりたい。
これから他の方の歌を鑑賞してゆきます、楽しみ🎵
長いので、1〜30と31〜62のお題に分けます。
001:地(高井志野)
薄い背を地面に沿わせ暁の鳥葬の眠りから目覚める
002:欠(高井志野)
理不尽な欠番のせいでブランコが綱渡りになり、私の出番
003:超(高井志野)
必然と分かっていても笑えない 超絶技巧の後じゃなおさら
004:相当(高井志野)
正しくは子猫相当の愛嬌でふるまうはずの一日でした
005:移(高井志野)
属性は変わってないが移り気な言葉のタグを引っ張ってみる
006:及(高井志野)
山裾は半島に及ぶ いつの日か私を抱き眠れマグマよ
007:厳(高井志野)
立ち上る煙か霧か厳かに裏路地を包む朝の喧騒
008:製(高井志野)
毎日のことではあるが自家製のヨーグルトにも意思を確かめる
009:たまたま(高井志野)
ふわふわのたまたまを持つ老猫のために日向を譲れと言われ
010:容(高井志野)
閾値を超えて押し流されるから満たすべき容れ物として 我を
011:平(高井志野)
平仮名のまろきうつくし うつしみのしとねにあわきゆきのつもりき
012:卑(高井志野)
ゆっくりと首をかしげるそんなにも卑下しなくても美しいのに
013:伏(高井志野)
誰からも聞かれる分水嶺の場所 名前は伏せて、という前提で
014:タワー(高井志野)
世界大タワー連盟発表でオーパーツとなれバベルのやぐら
015:盲(高井志野)
愛情の致死量を測る盲検は地図が読めると不適格となる
016:察(高井志野)
納得はしていないまま起きたのを察してあなたは耳を差し出す
017:誤解(高井志野)
裏庭の池に生えてる赤いのは誤解じゃなくて蟹と彼岸花
018:荷(高井志野)
自転車の前かごに雪が降りこんでさみしくてかみ砕く薄荷飴
019:幅(高井志野)
体にも振れ幅があるもしかしてあなたの背中に生える蔦にも
020:含(高井志野)
含まれてしまえばわかるこんなにも違う命で生きる人たち
021:ハート(高井志野)
戻るボタン押したって無駄 何してもハートになると負けちまうゲーム
022:御(高井志野)
西友があるくらいしか知らなくて御器所で会うのはよそよそしい人
023:肘(高井志野)
とりあえず脱いでみたけど待たされて肘から先をひとに預ける
024:田舎(高井志野)
吐く息で繭になりたい 重ければ暖かいはずの田舎の布団
025:膨(高井志野)
気まぐれに膨れ上がったコーヒーに謝りたくって ごめんっていう
026:向(高井志野)
岸壁に花は咲いてない 向こう側の知らない人と手を振り交わす
027:どうして(高井志野)
水滴のついたしっぽに触れたくてどうしてもきみに嫌われてしまう
028:脈(高井志野)
ざわざわと引き波がくる気配して静かに針を揺らす不整脈
029:公(高井志野)
公約数のないもの同士ぽろぽろと粒をこぼして空を見上げる
030:失恋(高井志野)
もてあます失恋の角が落ちるころ杏仁豆腐にのせるクコの実
題詠100★2016 (31〜62)
031:防(高井志野)
ねえもしも、で始まる歌を遮って「防風林のとこまできてよ」
032:村(高井志野)
これまでのカルマすべてと引き換えに村一番の木陰をもらう
033:イスラム(高井志野)
思ったのと違う沙紋を作る風がイスラムの花を咲かすオアシスへ
034:召(高井志野)
ここにきて召喚できるものはなく漏電の赤い火花を見てる
035:貰(高井志野)
土産屋の少女に貰う片耳のピアス異国の雨粒のよう
036:味噌(高井志野)
あおによし星条旗掛かる食堂で味噌カツ丼を注文してみる
037:飽(高井志野)
前世は新芽を食べて飽きるまで生きていたかったあおむしでした
038:宇(高井志野)
立体の地図を回して迷ってる41年住んだ宇宙で
039:迎(高井志野)
送迎のバスを威嚇するヒメサソリ百年たてばみんな消えるから
040:咳(高井志野)
深く枯れた井戸がどこかで燃えていて日がな一日咳が止まらない
041:ものさし(高井志野)
ものさしで示してあげるひとりの時どこにいるのかわからないなら
042:臨(高井志野)
おかしいって思うのならばわたくしの臨界まで来て触ってごらん
043:麦(高井志野)
小麦だけなぜかなかった農場の(しゃべってはだめ)育苗室の
044:欺(高井志野)
欺いた応酬としてはぜてない栗のイガばかり集まってくる
045:フィギュア(高井志野)
箱のないフィギュアに語る風化する肉体を持つ生き物の話
046:才(高井志野)
所々裏声になる声色の如才なきカーナビの労働
047:軍(高井志野)
面影はあるのでしょうかわたくしは軍鶏によく似たあなたの娘
048:事情(高井志野)
それぞれに事情があってはらはらとほどけてまじる肉じゃがのじゃが
049:振(高井志野)
振り出しに新しい芽が生えてくる世界が終わることは怖くない
050:凸(高井志野)
両凸面レンズで見ればひとつくらいうごめいている濁点がある
051:旨(高井志野)
誠実さに欠ける要旨だ一つ置きに読み飛ばしても家路につかぬ
052:せんべい(高井志野)
横顔に見とれたまんま音を立て前歯に当たるおせんべいさん
053:波(高井志野)
みためより優しそうな音がする波浪わずかな砂をさらって
054:暴(高井志野)
何の暴動だろう人ごみかき分けて天花粉を一缶を買う冬
055:心臓(高井志野)
そんなんで困った声でいわれるとほころんでしまう心臓の蕾
056:蓄(高井志野)
蓄光材にたまっているのは削りたての青臭いころのふたりの記憶
057:狼(高井志野)
半分は狼狽したせい何語でもきゃりーぱみゅぱみゅとうまく言えずに
058:囚(高井志野)
天と地が分かれる時に囚われていた水が作る塩原に立つ
*これ、囚を因と見間違えて下の歌を投稿した瞬間に、「あ!!」と気が付きました。
で、上の歌に修正。
「サビ猫」と呼べば、因みにハナちゃんという名で、餌をもらうのが得手
059:ケース(高井志野)
水面には海星や海月が漂ってスーツケースを冬へと運ぶ
060:菊(高井志野)
手折られてくびを傾げたままでいる菊に不満はないのだろうか
061:版(高井志野)
立体視できないのです 版ズレに酔っただなんて言えるわけない
062:歴(高井志野)
紅葉が多すぎちゃってページには既往歴が収まりきらぬ
ねえもしも、で始まる歌を遮って「防風林のとこまできてよ」
032:村(高井志野)
これまでのカルマすべてと引き換えに村一番の木陰をもらう
033:イスラム(高井志野)
思ったのと違う沙紋を作る風がイスラムの花を咲かすオアシスへ
034:召(高井志野)
ここにきて召喚できるものはなく漏電の赤い火花を見てる
035:貰(高井志野)
土産屋の少女に貰う片耳のピアス異国の雨粒のよう
036:味噌(高井志野)
あおによし星条旗掛かる食堂で味噌カツ丼を注文してみる
037:飽(高井志野)
前世は新芽を食べて飽きるまで生きていたかったあおむしでした
038:宇(高井志野)
立体の地図を回して迷ってる41年住んだ宇宙で
039:迎(高井志野)
送迎のバスを威嚇するヒメサソリ百年たてばみんな消えるから
040:咳(高井志野)
深く枯れた井戸がどこかで燃えていて日がな一日咳が止まらない
041:ものさし(高井志野)
ものさしで示してあげるひとりの時どこにいるのかわからないなら
042:臨(高井志野)
おかしいって思うのならばわたくしの臨界まで来て触ってごらん
043:麦(高井志野)
小麦だけなぜかなかった農場の(しゃべってはだめ)育苗室の
044:欺(高井志野)
欺いた応酬としてはぜてない栗のイガばかり集まってくる
045:フィギュア(高井志野)
箱のないフィギュアに語る風化する肉体を持つ生き物の話
046:才(高井志野)
所々裏声になる声色の如才なきカーナビの労働
047:軍(高井志野)
面影はあるのでしょうかわたくしは軍鶏によく似たあなたの娘
048:事情(高井志野)
それぞれに事情があってはらはらとほどけてまじる肉じゃがのじゃが
049:振(高井志野)
振り出しに新しい芽が生えてくる世界が終わることは怖くない
050:凸(高井志野)
両凸面レンズで見ればひとつくらいうごめいている濁点がある
051:旨(高井志野)
誠実さに欠ける要旨だ一つ置きに読み飛ばしても家路につかぬ
052:せんべい(高井志野)
横顔に見とれたまんま音を立て前歯に当たるおせんべいさん
053:波(高井志野)
みためより優しそうな音がする波浪わずかな砂をさらって
054:暴(高井志野)
何の暴動だろう人ごみかき分けて天花粉を一缶を買う冬
055:心臓(高井志野)
そんなんで困った声でいわれるとほころんでしまう心臓の蕾
056:蓄(高井志野)
蓄光材にたまっているのは削りたての青臭いころのふたりの記憶
057:狼(高井志野)
半分は狼狽したせい何語でもきゃりーぱみゅぱみゅとうまく言えずに
058:囚(高井志野)
天と地が分かれる時に囚われていた水が作る塩原に立つ
*これ、囚を因と見間違えて下の歌を投稿した瞬間に、「あ!!」と気が付きました。
で、上の歌に修正。
「サビ猫」と呼べば、因みにハナちゃんという名で、餌をもらうのが得手
059:ケース(高井志野)
水面には海星や海月が漂ってスーツケースを冬へと運ぶ
060:菊(高井志野)
手折られてくびを傾げたままでいる菊に不満はないのだろうか
061:版(高井志野)
立体視できないのです 版ズレに酔っただなんて言えるわけない
062:歴(高井志野)
紅葉が多すぎちゃってページには既往歴が収まりきらぬ
2016年08月06日
離れ島の物語 (石川美南さんの歌集を読む)
生真面目に夕空を切り取りながらひねくれたくてたまらない窓 (石川美南 離れ島)
石川美南さんの歌集「離れ島」をゆっくり再読しました。
出版が2011年なので、もう5年も経つんですね。
最初読んだ時の感覚がよみがえってきました。
たぶん私の癖で、タイトルのついた連作は“物語”として読んでしまいます。
なので、連作に含まれた歌自体の好みよりも、つい纏まりとしての辻褄(というか物語性というか)に目が行ってしまいます。
そしてこの歌集の一番後ろの連作のタイトルは物語集。
記憶違いでなければ、雑誌monkey businessで先に読んだのだと思います。
全ての歌が「話」で終わる連作なのに、それぞれの歌に引力がある。
巻頭の「漂流の記憶」も、主体の記憶をたどらせながら、読み手“に”イメージを浮かべさせるコントロールのきいた作品でした。
原曲の構成をアレンジして円筒の凸凹(短歌)に落とし込み、聞き手(読み手)に回して(読んで)もらい、そこから奏でられる音で元の曲を読み手の中に再現させる手回しオルゴールみたい。
読み手の中にある似た感覚を引きずり出して、「ほら、これ」と言われているようでした。
「ハンチング」「旅」「友の諸相」「影」「私には私の身体が」など
主体と周囲との関係性を書いた作品が面白かったです。
歌単位で好きなのは、
生真面目に夕空を切り取りながらひねくれたくてたまらない窓
さて恋といへば私。アルコールランプに顔を寄せてゆくなり
いるだけで絵になるといふ感想をけやきにも友だちにも持てり
ひき蛙ひたひたと寄りささやかな秘密大切さうに漏らすも
風切羽風にぞしなふ海鳥に晴れ晴れとある特権意識
鳩に礼、冬空に礼、これからは寂しがらずに生きると誓ふ
特に
生真面目に夕空を切り取りながらひねくれたくてたまらない窓
は、作中主体のイメージと重なってきます。
生真面目に自分の中の何かを描写しながらも、ひねくれたくてたまらない、のか?
でも、この歌集は歌単位でより連作単位で楽む作品が多いとおもいました。
次は一緒に刊行された裏島の感想を書きます。
石川美南さんの歌集「離れ島」をゆっくり再読しました。
出版が2011年なので、もう5年も経つんですね。
最初読んだ時の感覚がよみがえってきました。
たぶん私の癖で、タイトルのついた連作は“物語”として読んでしまいます。
なので、連作に含まれた歌自体の好みよりも、つい纏まりとしての辻褄(というか物語性というか)に目が行ってしまいます。
そしてこの歌集の一番後ろの連作のタイトルは物語集。
記憶違いでなければ、雑誌monkey businessで先に読んだのだと思います。
全ての歌が「話」で終わる連作なのに、それぞれの歌に引力がある。
巻頭の「漂流の記憶」も、主体の記憶をたどらせながら、読み手“に”イメージを浮かべさせるコントロールのきいた作品でした。
原曲の構成をアレンジして円筒の凸凹(短歌)に落とし込み、聞き手(読み手)に回して(読んで)もらい、そこから奏でられる音で元の曲を読み手の中に再現させる手回しオルゴールみたい。
読み手の中にある似た感覚を引きずり出して、「ほら、これ」と言われているようでした。
「ハンチング」「旅」「友の諸相」「影」「私には私の身体が」など
主体と周囲との関係性を書いた作品が面白かったです。
歌単位で好きなのは、
生真面目に夕空を切り取りながらひねくれたくてたまらない窓
さて恋といへば私。アルコールランプに顔を寄せてゆくなり
いるだけで絵になるといふ感想をけやきにも友だちにも持てり
ひき蛙ひたひたと寄りささやかな秘密大切さうに漏らすも
風切羽風にぞしなふ海鳥に晴れ晴れとある特権意識
鳩に礼、冬空に礼、これからは寂しがらずに生きると誓ふ
特に
生真面目に夕空を切り取りながらひねくれたくてたまらない窓
は、作中主体のイメージと重なってきます。
生真面目に自分の中の何かを描写しながらも、ひねくれたくてたまらない、のか?
でも、この歌集は歌単位でより連作単位で楽む作品が多いとおもいました。
次は一緒に刊行された裏島の感想を書きます。
2014年11月23日
流れてます
しばらく短歌書いてないなーと思いつつ自分のページを見たら最終アップデートが数年前・・・
自分のことながらびっくり
最近は通訳とか翻訳をして生きてます。
職場詠として作ろうと思ったわけじゃないけど、職場関連の歌をまとめました。
職場が近くに引っ越してきました
寝返りをうって時間を過ぎてまたまわって起きる時間を決める
かちり、とはならない全てがずれたままのたうちすすむ定例会議
手順書では最後に三回まじないを唱えろとある、唱えろと書く
日本にも階級制度があるのですお客様には敬語で話す
特定の機密などより怖いのは 1/fに揺らぐ文脈
時として理不尽なことも言われても不条理に返す技が学べる
日本語はインドが起源とする説がある
日本とよく似たとこもあると思う「ちなみに」を突然覚える同僚
怖い顔してると言われる 怒ってる理由が分からず困惑してる
自分のことながらびっくり
最近は通訳とか翻訳をして生きてます。
職場詠として作ろうと思ったわけじゃないけど、職場関連の歌をまとめました。
職場が近くに引っ越してきました
寝返りをうって時間を過ぎてまたまわって起きる時間を決める
かちり、とはならない全てがずれたままのたうちすすむ定例会議
手順書では最後に三回まじないを唱えろとある、唱えろと書く
日本にも階級制度があるのですお客様には敬語で話す
特定の機密などより怖いのは 1/fに揺らぐ文脈
時として理不尽なことも言われても不条理に返す技が学べる
日本語はインドが起源とする説がある
日本とよく似たとこもあると思う「ちなみに」を突然覚える同僚
怖い顔してると言われる 怒ってる理由が分からず困惑してる
2011年09月19日
2010年11月07日
2010年10月28日
2010年05月23日
2010年03月06日
2010年02月16日
2010年02月11日
2009年08月29日
アブバとヤーバ
短歌と関係ないけど、
気になる映画の感想をひとつ
アブバとヤーバ という、スーダンと日本の老人たちを中心に撮った
ドキュメンタリー映画です
http://abubayaaba.blog42.fc2.com/
スーダンと日本、という
互いになかなか知りあうことの少ない国の
老人たちの生活
老人、と書いたけど
一般的な「年をとった人」としての老人ではなく
特定の人(年齢で区分するなら老人)の
きわめて個人的な面に触れたような気になりました
老人たちの生活を映すことは
それぞれの人のこれまでの生活と、記憶を
伝えてくれます
戦争を経験した日本の石井さん、小山さん、臼井さん
内戦を経験したスーダンのロダさん家族、その周りの村人
スーダンのロダさん達の生活は
とても隣人同士が近い、知らない人同士が近い
子供がみんなどこに行ったか分からなくて
なんだかたくさんの孫を育てているけど
その混乱と混雑が、生活のなかでうまく緩衝されているのでしょうか
日本の石井さん(気になる人です)も
貸したお金を返してもらえなかったり
子供とも連絡をとっていないようだけど
なんだか、それなりにみんな生活をしています。
もう一つの軸は日本の小山さんが学費(多分)を援助する
スーダンのアフメッドくん
遠い日本の誰かが、自分の生活を支えてくれてることは
なかなか実感がわかないようです
それがまた、何とも、ちょっと困って照れながら
日本へのビデオレターに映されている
遠い国、遠い人、遠い時代、遠いから
普段はなかなか考えない、想像できない
だけど、だから
簡単に感想を言わせてくれないこの映画は
ふとした時に
「胡坐かいたままあるけるんだよ」と言って見せてくれる
石井さんの姿とか、畑仕事のまねを延々としてくれるロダさんを思い出し、
なんだかおかしいけど、ちょっと悲しいような気持ちを刺激して
何かを考えさせてくれます。
その「何か」、が何であるかは
人それぞれ何でしょうけど
気になる映画の感想をひとつ
アブバとヤーバ という、スーダンと日本の老人たちを中心に撮った
ドキュメンタリー映画です
http://abubayaaba.blog42.fc2.com/
スーダンと日本、という
互いになかなか知りあうことの少ない国の
老人たちの生活
老人、と書いたけど
一般的な「年をとった人」としての老人ではなく
特定の人(年齢で区分するなら老人)の
きわめて個人的な面に触れたような気になりました
老人たちの生活を映すことは
それぞれの人のこれまでの生活と、記憶を
伝えてくれます
戦争を経験した日本の石井さん、小山さん、臼井さん
内戦を経験したスーダンのロダさん家族、その周りの村人
スーダンのロダさん達の生活は
とても隣人同士が近い、知らない人同士が近い
子供がみんなどこに行ったか分からなくて
なんだかたくさんの孫を育てているけど
その混乱と混雑が、生活のなかでうまく緩衝されているのでしょうか
日本の石井さん(気になる人です)も
貸したお金を返してもらえなかったり
子供とも連絡をとっていないようだけど
なんだか、それなりにみんな生活をしています。
もう一つの軸は日本の小山さんが学費(多分)を援助する
スーダンのアフメッドくん
遠い日本の誰かが、自分の生活を支えてくれてることは
なかなか実感がわかないようです
それがまた、何とも、ちょっと困って照れながら
日本へのビデオレターに映されている
遠い国、遠い人、遠い時代、遠いから
普段はなかなか考えない、想像できない
だけど、だから
簡単に感想を言わせてくれないこの映画は
ふとした時に
「胡坐かいたままあるけるんだよ」と言って見せてくれる
石井さんの姿とか、畑仕事のまねを延々としてくれるロダさんを思い出し、
なんだかおかしいけど、ちょっと悲しいような気持ちを刺激して
何かを考えさせてくれます。
その「何か」、が何であるかは
人それぞれ何でしょうけど
2009年06月27日
できない、でれない
今更ながら、宿題をやってなくても学校に行ける
という点では、学生はいいなぁ
歌会は、歌ができないと出席できない
歌会は明日ですが、歌の締め切りは過ぎてしまったので
かわりに、ここに載せます
題詠「頼」
寄りかかればどこまでも頼らせてくれる 月光のようなあなたを抱き
自由詠
褒めたたえよ人を殺めるその声を 死を広げゆく彼の言葉を
昔、臓器提供カードを持ってました
ある時点で、私の体のすべてが私を作り上げ
記憶しているのだという感覚を持ち
臓器提供カードを捨てました
同居人は、「自分に脳死判定が出たら臓器提供してほしい」
と言っています
彼の、内臓や、眼や歯、その他全てが
彼を作り、動かしていると思うと
それを取り去るのはつらいと思いますが
本人の肉体は本人のものなので
望むとおりにしなければならないでしょう
脳死を人の死であると、法律で定めることには反対です
という点では、学生はいいなぁ
歌会は、歌ができないと出席できない
歌会は明日ですが、歌の締め切りは過ぎてしまったので
かわりに、ここに載せます
題詠「頼」
寄りかかればどこまでも頼らせてくれる 月光のようなあなたを抱き
自由詠
褒めたたえよ人を殺めるその声を 死を広げゆく彼の言葉を
昔、臓器提供カードを持ってました
ある時点で、私の体のすべてが私を作り上げ
記憶しているのだという感覚を持ち
臓器提供カードを捨てました
同居人は、「自分に脳死判定が出たら臓器提供してほしい」
と言っています
彼の、内臓や、眼や歯、その他全てが
彼を作り、動かしていると思うと
それを取り去るのはつらいと思いますが
本人の肉体は本人のものなので
望むとおりにしなければならないでしょう
脳死を人の死であると、法律で定めることには反対です