彼ら彼女らはタカアシガニと同じクモガニ科というグループに属する種類なのですが、毎シーズン見るので食べようとは思わなかったわけです。いや、食べたいなとは思っていたのですが、「また今度」が重なって遠のいていたのです。すみません。
彼ら彼女らはタカアシガニと同じクモガニ科というグループに属する種類なのですが、毎シーズン見るので食べようとは思わなかったわけです。いや、食べたいなとは思っていたのですが、「また今度」が重なって遠のいていたのです。すみません。
フウリュウウオの仲間であるワヌケフウリュウウオなどは飼育展示出来ているのですが、この種は難しいですね。かろうじて生きた状態だったのが数回あった程度。漁師さんも難しいと言っていました。
この時も、残念ながらすでに死んでしまっていたのですが、漁師さんが持ってきてくれました。
本種は他の魚たちのように鱗があるのではなく、表皮が細かな棘で覆われていて、硬い。これを考慮して、調理の下処理などは特に行わずに、フライパンで油は使わずは焼くことにしました。
弱火で腹面と背中面をじっくりと焼きます。
火が通り始めると表皮が縮れていきます。骨格や体内が見え始めるので、フライパンに焦げ付かないように気をつけながら数分間焼きます。いて、貴重な身を無駄にしないように焼き加減をみながら進めていきます。
焼き上がり、お皿に移して完成。
どこから箸を入れるのか観察をしながら考えます。この時間も楽しいものです。少し箸で表皮を剥がしてみると、簡単に剥がれて取り除くことができると判明したため、身があるであろう腰周りから尾びれ部分の表皮を取り除くと綺麗な白身がでてきます。
過去に同じ仲間のワヌケフウリュウウオを食べた時も、食べられる身は同じような場所だったということもあり、本種も同じとの予想通りでした。
それでは、また次回は違う生き物をご紹介しましょうかね。
たけすいでは毎年、ヤマトトックリウミグモは展示していますが、その他にもヨロイウミグモも展示できることあり、2種類の深海ウミグモの仲間を展示できるのですが、激レア的サプライズでウミグモの親玉のような種類ベニオオウミグモ(の仲間)がやってくることがあります。
それがコチラ。
この写真は搬入時にかろうじて生きていた個体です。
残念ながら展示まで至らないことがほとんどの超レア種。漁師さんありがとう、いつもスゴイよ。実物を見ると衝撃的であり、生きている状態で見ると、それはもうかなりの衝撃です。衝撃を通り越して格好良い。今回の個体も水族館に来た時には既に死んでおり、少しの間、冷凍保存をしていました。
なかなか無い出会い、貴重な機会なのでありがたく挑戦。漁師さんありがとう。
さて、食べるとなるとここからが悩むところ。調理と食べ方。いや、その前に冷凍してから食べるとなるまで躊躇していたのでしょうね、自ら冷凍庫に保存をして庫内で眠っているのは常に頭の中にはあったのですが見て見ぬふりをしているわけではないけれども、進まない、手を付けられない、躊躇している、悩んでいる。
ヤマトトックリウミグモの時は、恐怖心はありつつも悩むことなく調理へ進めたのですが、今回は悩む時間が長かった。ヤマトトックリウミグモは、まずは実際に食べて、自らも飼育と担当をして、エサは何を食べるのかなど情報が入って来たのです(後々、時間をかけて)が、本種は分かりません。
また見て見ぬふりをする期間が続いたのですが、ふとした時に急に食べてみようと思い、調理に進みました。急に思いつき、躊躇することもなく、この生き物を食べる自分を素直に受け入れるこの状況が不思議でした。
冷凍してあるということから食べるのならば茹でることが良いであろうと、すぐに決めて実行。
とにかく脚が長いため、茹でる時はパスタを茹でるかのように調理を行い、しっかり全体が茹で上がるようにして茹で時間は長めに3分ほど。これほどの細さであれば、もっと短くても良い気がしたのですが、やはり怖いのでしょう、しっかり茹でで3分。
そもそも大きなクモが苦手なので、茹でている間も時々クモに見えることがあって心が折れそうになりつつも茹で上がり完成。
まずはお皿に取り出し、食べる部位の選定ですが、やはり脚かなと。
ハサミで切り取り、食べる前に中身の確認ですが何も入っていないように見え、数か所で試しますが同じため、吸ってみることにしました。ヤマトトックリウミグモと同じで臓器が脚の方にまで収容されているはずと考えたのですが、臓器や身らしきものは出てきませんでした。外殻部分は硬いという訳ではなく、これもヤマトトックリウミグモと同様に柔軟性があり簡単に嚙み切れるようなものではなく、味も特に感じませんでした。
ただ、歩脚の根本近くには・・・
また次回にしましょうね。
このブログでオオグソクムシの事は書いていますが、最初に食べた“焼き”“茹で”の食べ方をサラッと書いているんですね。
その記事ページがコチラ→グルメハンターさんちゃんの珍生物試食記録 (livedoor.jp)
これはいかん。もっと、書ける、伝えることがあるぞ。と、いうことで茹でたオオグソクムシのお話しをもっと詳しくお伝えしましょ。
当時の記事でも書いたように、オオグソクムシを茹でて調理したのが一番最初。
茹でるために、鍋でお湯を沸かしオオグソクムシを投入するわけですが、当時は深海珍ゲテモノ的生物は食べておらず帰宅後1人で興味津々冒険心いっぱいでありながらも少し抑えた興奮する気持ちと、回避しようと躊躇する自分と混ざりながら、まな板の上に乗るオオグソクムシを見つめて記録写真を撮る時間が長かったように感じます。
自宅のまな板の上にグソクムシは異様な光景にみえます。
本来、オオグソクムシは身の危険を感じると口からクサイ臭いがする液体(胃の内容物)を出して敵を撃退・身を守るのですが、自宅に持ち帰った、まな板に乗ったグソクムシの口からは気が付くと出てきていました。既に死んでいる個体を持ち帰ったのですが出てきてしまったのでしょう。その写真もあるのですが、載せるのはやめておきますね。
鍋のお湯が沸騰をしたら投入です。
茹で時間は数分くらいと考えていたのですが、いったいどのくらいで完全に火が通るのか分からない、もしかすると毒とか何か良くないものを持っていて、熱で分解できるのかもしれない、など不安と色々なことを考えた結果、長めに10分ほど茹でることにしました。初めて食べる深海のよく分からないヘンテコなゲテモノ生物なので不安と好奇心と変な興奮が激しく混ざり合っていたことを覚えています。
(ここまでで、とにかく気持ち悪いの一言。後に、この時に自分でも思った、気持ち悪いという気持ち感情と言葉は「誉め言葉」であると思い・考えつきました。)
少し茶色がかった体色は、沸騰したお湯の中で火が通り始めると少しずつ変化を始めますが、赤色になるのではなく白っぽく紫がかる場所もでてきました。通常の食用蟹類であれば美味しそうと思い心舞い踊るのでしょうが、そのような気持ちには全くなれず静かに笑いがこぼれて、これを今から食べるのかと改めて実感した時「あぁ少し嫌かもしれない」と心の隅の方でそう言っている自分がいましたが、それ以上に好奇心や何かプラスの感情が走り出して、手にはお皿を持っていました。待ちきれなかったのでしょうか。
茹で上がりはこのような姿になります。
ほら、食欲の無くすような色のオオグソクムシ。お腹側も見ますか?いや、お見せするのはやめておきましょう。
改めて少し後悔の気持ちが湧いてきました。火が通っていなかったらどうしよ、未知の寄生虫がいて鼻から出てきたり腹痛や下痢やハゲたり意味不明なことを言うようになったらどうしよう等、色々な不安が再発ですが、みんなに言いたいという思いが強く、気持ちを強く持ち直して食べます。
(この当時は、どこからどのようにしていくと良いのかが全く分からなく、身がある場所も不明な手探り状態のため、半分に切ることにしました。)
節の所からハサミを入れて半分に切り分けました。
中心部は内臓のようで周りにある白色の箇所が食べられる部位のようです。食べてみると、若干水分が多いのですが味も食感もエビ・シャコなのですが、美味しいわけではない。噛み続けると味が広がっていき、食用になっているエビなどとは違う味が分かってきます。美味しいわけではない。
(当時は周りの白色の部位のみ食べたので、やはり食べることに躊躇はしていたようです。そして、噛むほどに分かってきた味というのは本来のオオグソクムシの味のようです。)
現在、タケスイの深海ヤドカリが熱い。熱い。以前よりも展示種類が増えております。これは熱い。名前が判明した種類が増えたといったほうが良いですかね。昔から搬入されてはいたけど、図鑑を見ても載っておらず名前も分からない、もしくは名前不明種という表記で展示をしていましたが、最近は深海ヤドカリに詳しい方の力を借りて名前が判明した種類を改めて正式な名前で展示をしています。これは熱い。また、凄腕漁師さんのおかげで深海のヤドカリが多くやってくるというのもあります。熱すぎるぞ。
そのなかでも、昔からタケスイにはやってきていた深海性ヤドカリの‟アカモンオキヤドカリ“がいるのですが、正式和名がちょっと微妙。
ずっとアカモンオキヤドカリの名前で展示をしてきたのですが、調べるとアカモントゲオキヤドカリとしているところもあり、どちらが正式なものか、という話になるのですが、我が竹島水族館ではアカモンオキヤドカリでの名前表記です。
まあどっちでもと内心思ってしまうのですが、ちゃんとした名前が分かると良いですね。
小型深海種なので、搬入され状態が良ければ「たけすいの小窓」コーナーで展示。
僕が入社した時から、その前からずっと搬入もあり、展示をしてきたヤドカリですが、これもまた毎年出会うものだからと食べる機会を逃し逃し、やっと機会に恵まれました。
大きな個体でも片手で包むことが出来るほどの大きさなので、調理はどうしたものかと思いましたが、すぐに生で食べることに決定。小さい小型種のため、火を通してしまうのは勿体ない。だから、生で食べました。
まず貝殻から取り出し、食べる部位の確認。そして食べる部位の外皮を取り除きます。
ちょこんと付いたような眼が可愛いですよね
身は少ないですが綺麗ですね。
小さな身を口に入れると、すぐ甘さを感じることができましたが強い甘さではないし、旨味も無い。噛んでみると想像していたよりも身が硬くて、やはり旨味はないし、アマエビやボタンエビのような濃厚さも無い。
少し寝かせれば旨味なども出るのでしょうが、どうなのでしょう。
アカモンオキヤドカリを見たいという方は、搬入のタイミングもありますが竹島水族館の“たけすいの小窓”コーナーで探してみてください。
めったにやってくることのない深海性のエビで、テンジクジンケンエビという種類がいるのですが、やはり、生きている元気な個体には出会うことが出来ない、珍しい深海生物。
知っている、見たことあるよという方は少ないのではないでしょうか。
赤色の体に入る白色のラインがキレイで、触角も白く長くてキレイ。僕の記憶にある限りでは、過去10年くらいで展示が出来たのは1度だけ。たぶん。それ以外では、死んでしまったまま搬入されたのは2回くらいだったかな。たぶん。それくらい出会う機会がないです。
今思えば、これまた貴重な深海生物を食べることが出来たものだと、生き物にも、協力をしてくれた漁師さんにも感謝ですね。
さて、これほど出会える機会が少ない生き物だと調理の仕方・食べ方で悩みます。味が飛んでしまう食べ方や、味付けをするなどはダメ。本当は生で食べてみたいところですが、鮮度があまり良くないということで焼くことにしました。
食べ方のルール(グルメハンターさんちゃんルール)としては、①生 ②焼く ②茹でるの3択ですが、最近は本来の味を伝えるのならば生で食べるのが一番!と思い、エビなどはそのまま食べることが多いです。だから、生で食べられなかったのはすごく悔しい。あぁ、刺身だとどんな味だったのかなぁ。気になるなぁ。
熱したフライパンに油を敷き、両側面を数分焼けば
完成です。
食欲をそそるエビの香りが漂ってきます。殻は柔らかめで食用のアマエビのような硬さなので、簡単に手で外せます。
1匹しかない、身も多くはないので、しっかりと味わいます。
食べると美味しそうなエビの香りと一緒に、少し濃厚なエビの旨味があって、想像よりも美味しくて、おかわりをしたくなります。
深海も美味しい生き物が多いですね。
たまには、美味しい種類を書きましょう。もう見るからに美味しそうでしょ。
いや、結論から言うと美味しいんです。これは美味、絶品です。
毎シーズンやってくるお魚ですが、いつもスタボロ。腹鰭が大きくて、きれいで、カッコイイので好きなのですが、ダメージが大きく立ち直らせるのに一苦労な種類。
美味種であることはわかっているので、毎回搬入を見るたびに「美味しそうだなぁ…」と思ってしまうけど、口には出しません。いや、小声で出ているのかもしれません。入社当時から先輩方には“美味しいぞ”と言われていて、最初に食べた時も完全に晩ご飯のおかずとして調理しました。
当時は、グルメハンターなんてことは名乗ることも無く、食べる時のルールなどもありませんでした。
さて、その時に選んだのは煮つけ。
まず、鱗の処理から開始。チカメキントキの鱗は硬くて細かいので処理をしたら、しっかりと水洗いをして、内臓も取り除いてしまいます。
ここまで下処理が終われば、酒・醤油・みりん・砂糖・水で煮ます。この段階になれば、頭の中は美味しさでいっぱいとなり、美味しく食べることしか考えていません。
お腹も鳴り続けます。気分はルンルン、贅沢な晩ご飯です。
しっかりと味を染み込ませたら完成です。
ほら、すごく美味しそう。たまらん。
醤油と美味しそうなお魚のニオイと、皮の間から見えるキレイな白身。食欲を掻き立てれる。箸を入れると、身はしっかりとしつつも硬くなくて、詰まっています。
十分なほどの晩ご飯のおかず。
食べるとクセは全く無くて、白身魚の繊細な味。そこに調味料が合わさって、最高にご飯に合う。こりゃウマイ。
この美味しさを知ってしまうと、展示水槽に入っていても美味しそうにしか見えなくなります。美味しいお魚も、たまには食べないといけません。
深海魚の定番中の定番種、チョウチンアンコウ。名前は聞いたことあるという方も多いはず。今回は、そのチョウチンアンコウの仲間です。
ちゃんとした種の名前を調べたかったのですが、気持ちが先走りすぎてしまいまして、ちゃんと調べる前に捌いてしまいました。ごめんなさい。
深海魚好きならテンションが上がるのではないでしょうか。グルメハンター始めてからだいぶ経ちますが、今でもチョウチンアンコウの仲間が搬入されると「おっ!」と静かにテンションが上がります。生きていたらさらに超絶テンション上がるのでしょうけど、生きたままやってくることは今のところありません。
やってくるだけでウキウキルンルンな深海生物です。スキップしちゃいそう。
今回のチョウチンアンコウは、漁師さんが「三田君に是非食べてほしい!」と持ってきてくれました。涙が出そうなほど嬉しかった。
これを見てください。
嬉しすぎて、カメラで撮影をされていることすら気づかずに捌いています。もう夢中。
写真で伝わると良いのですが、体は柔らかく、深海魚は体が柔らかいと言われる(イメージが強い)ように、チョウチンアンコウも同じようにブニブニ(?)しています。ただ皮はしっかりとしています。
次に、お腹を開き、内臓を取り除きます。身が柔らかいため包丁を入れにくいのですが、先ほども書いたように皮がしっかりとしており、身も潰れるというようなこともありませんでした。
写真でも伝わると思うのですが、白身で水分が多く、柔らかい。水分で潤っていますね。
皮は頑丈で手で剥ぐことができます。ただ、カワハギほど分厚くはありませんね。そして、皮の表面にはザラザラと細かいものがあり、手に付着します。これは、ホソフジクジラなどと同じように鱗でしょうか。
さて、無事に捌けたところで実食です。
よく分からない深海のヘンテコ生物であれば、火を通すなどするのですが、今回は生で頂きます。毎年のように頻繁に出会う、搬入される生物ではないし、余すところなく、純粋な味を知るために、尚、体に支障が無いように気を付けながらも生食が良い、大丈夫と判断。
実食。
身は若干の弾力があるのですが、張りのある弾力ではなく、例えるなら質の悪いナタデココというか、鮮度の落ちたエビの刺身というか。
味も旨みも特にありませんでしたが、やはり深海魚のニオイというものはあり、さらには口の中にまとわりつくような粘性があり、飲み込んだ後は口の中に粘り気が残りました。
深海生物の有名種チョウチンアンコウ(の仲間)を食べられたということは、とても貴重な体験でした。これは、色々な方に伝えたいし、興奮体験でした。鼻児が出るかと思った。
もう一度言いますが、貴重な体験でした。
見たことが無い、名前が分からない生き物が獲れたということで漁師さんが持ってきてくれるので、調べます。
擦れ傷などで同定箇所の体表や鰭などがキレイ残っていたりすると調べやすいのですが、かなりズタボロの時もあり、図鑑などと睨めっこして苦労をするときがあります。ブツブツ言いながらも結局は“〇〇の仲間”までしか分からず、こんな時はちょっとモヤモヤした気持ちになります。
今回の生き物も、かなりボロボロでしたが、図鑑と睨めっこするとコクチヤエギスに辿り着きました。
大きさは出刃包丁の刃と同じくらいの大きさ。
鰭はほぼ無く、表皮も擦り切れているように見え、眼球もありませんね。
触った感じは深海魚のイメージ通りに柔らかい。
口はそれほど大きくなくて、可愛らしいじゃないですか。
さて、どのように食べようかと思いながら種類を調べていましたが、表皮の具合や柔らかさ、あとは、なにより鮮度が微妙で若干の生臭さがあるような気がして、食べ方を悩みすぎてお腹が減ってきたところで「まだ大丈夫、俺ならいける!」と判断で、生で食べてみることにしました。
先ほどもお伝えしたように身が柔らかいのですが、包丁を入れても身が崩れることもなく捌くことができ、とても綺麗な白身です。
見るからに水分が多く柔らかそうでしょ。
刺身にして、醤油なども付けずにいただきます。
やはり、なんとなく、どこかすごく遠いところで若干の臭みがあるような気がします。はっきりとはしませんが「ここだよ、ここにボク(臭い)はいるよ。気づいているでしょ?ほらほら。」というような感じで存在しているような気がします。でも、気にしなければ分からない程度だったので食べます。
(みなさんは、怪しいと思ったら辞めましょうね。自分を大切に。)
一口大に切り、口に入れてみると、ぬるぬるとヌメリ感をすぐ感じ取れました。ほんのりとヌメリ感を感じながらも噛むと、食感は固まり切らなかったナタデココのよう。そして、柔らかく塩味はしますが旨味は無く、美味しいとは感じません。そのまま噛み続けると若干の苦みを感じました。
舌の上で広がるヌメリ感と、柔らかいけどしっかりとした食感に塩味と少しの苦み。
そして、遠いところで感じる臭み。
鮮度の不安もありましたので、もしも、次に出会えるなら新鮮な状態で食べてみたいものです。
それよりも、生きて展示が出来たら嬉しいですね。