暑い夏になり、深海生物は次の冬シーズンまでやってこない時期になりましたね。タッチプールも深海バージョンから近海バージョンへ変更。






先月、某BSテレビの密着撮影が2日間ありました。

たけすいのイベントなど全体の撮影だったのですが、1日目は館外でのイベントに朝から密着同行撮影。2日目、水族館内の撮影でした。



イベント密着して、館内を撮影して、たくさん放送してもらってメデタシメデタシかと思っていたのですが、1日目の終わりがけに、「明日、何かを食べてほしいのですけど…」というご要望がありまして。



さんちゃん: 「はぁ、食べる?食べれるものがあれば食べますけど、リクエストはどのような感じで?」


カメラマンさん: 「何でもいいんですけど…インパクトがあるものが良いですね」


さ: 「じゃぁ、オオグソクムシ か ヤマトトックリウミグモじゃないでしょうか。ただ、深海生物搬入シーズンが終わっているので、明日になってみて、飼育中のがちょうど死んでいればですけどね。」

カ: 「そうですよね、明日になってみないと分からないですよね…。」



まぁ、そんな都合よく死んでしまうわけないですよ。

なんて、思って翌日出勤してみれば、死んでいるというではアリマセンカ。

オオグソクムシ。







今年は食べずにいけると思っていたのに。





カ: 「どのように食べますか?からあ…」


さ: 「唐揚げはしないですよ。焼くか茹でるのどちらかですけど、インパクトあるのは焼くですよ。」


カ: 「じゃあそれで」




て、ことで食べました。今回のは担当者愛の中で長期飼い込まれたグソクムシ。


飼い込まれると、臭さが減りますが、たけすいでは餌でアジをあげているので、脂が乗ったトログソクムシ状態なのでは、と予想。



それが、みごと的中。








解体してるときから、まぁまぁな脂が手に付きます。





食べると、やっぱり獲れたてホヤホヤオオグソクムシよりも、全然臭くない。そう感じながら、噛みしめると脂がジュワッと口の中に広がっていきます。


ラードやマヨネーズの油を一緒に食べているようなものです。


ほんと、口の中が脂でいっぱい胸いっぱい。



撮影アングル的に3回くらい食べましたが、口の中がもうダメです、クサいより脂ギトギトです。


お茶飲んでも、さっぱりしません。



1人で食べるのも寂しいので、他の人にも食べてもらおうとしたら、調理開始直前に無言で立ち去って行きました。

「じゃ、カメラマンさんも。」て、いい機会なので食べて体験してもらいました。



カ: 「うわ~…」






アジをあげて長期飼い込むと、これくらい脂ため込むんですね。




あ、写真は撮り忘れました。


そして、放送は気づかないうちに終わっていました。