どうも、グルメハンターです。まだ、グルメハンターは健在ですので、よろしくどうぞ。


さて、久しぶりの更新ネタはホソフジクジラ。みなさんご存知でしょうか。鯨ではないですよ。深海マニアの方はご存知でしょう。いわゆる軟骨魚類のサメです。


IMG_3595



深海性小型種で漁師さんに頼めば持って来てくれます。しかし、瀕死の状態で搬入されることが多く、長期の展示が難しい種類。どうやら水深400915mに生息しているようですね。

                    

 

IMG_3580
 

なかなかカッコイイ顔でしょ。





顔なじみの凄腕漁師さんからは「食べたら美味い」と前々から言われていましたが、正直食べる気になれずに時が経ち、やっとやっと重い腰と腕と、ラーメンばかり食べている口を奮い立たせて調理しました。こうなると、色々とウキウキドキドキしながら準備がモリモリ進みます。調理道具に加え、カメラは記録を取るための必須アイテム。


 

 

調理の仕方を考えている時に、「…かなり前に…生で…食べた…気が…する」という記憶が微かに蘇ってきた。ウソの記憶かもしれないけど。
だから今回は焼くことにして、アンモニア臭くなる前に下処理をパパパッと済ませます。ここまでやってしまえば、あとはあら簡単。ジュージュー焼くだけ。



飼育事務所で、飼育事務所のフライパンに油をひき、焼きます。





職場のフライパンは、今まで僕が散々オオグソクムシやらオオグソクムシやらオオグソクムシやらなんやらを焼いてきて(ほとんどオオグソクムシですけどね)、みんなに目撃、嫌がられ、今ではほとんどボクしか使いません。オオグソクムシは焼いていると、体内水分が沸騰、節の間から水分がグツグツ泡立ちながら顔を見せ、ブシューッ!っと体液と共に飛び出ることが多々あり、これを目撃されて引かれる。



引かれても寂しくないです。慣れました。



グソクムシのことは置いておいて、思い出が詰まったグルメハンター専属となったフライパンで焼きます。





焼き始めると、すぐに表皮が縮れはじめます。
縮れすぎて、美味しそうには見えない。これを見て、僕には美味しそうな良い表現ができない。なんてことだ。ひっくり返そうにも身が崩れたりするので、ますます美味しそうに見えない状態になり、ひっくり返すのは最低限にしておいて完成。


IMG_3158



いよいよ試食開始ですが、見た目は普通の白身魚といったところですが、やはり身が柔らかいです。


IMG_3173




食べてみると、美味しく無い。でも不味くも無く旨味が無い。あえて他の食用魚に例えるのなら、“ものすごく薄味にしたタチウオ”でしょうか。

 

そして、焼き縮れた皮を食べると、個人的な感想ですが、なんて不快なんでしょう。ジャリジャリがすごく口の中に残る。不快です。これは、苦手ですね。

 


食べるなら身だけですね。