ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズなど、海外では成功した企業家で発達障害のある人が知られていますが、日本人では調べてもあまり上がってきません。

私のような無名の市民が他人をどうこう言うのもおこがましいですが、発達障害的な日本の企業家の一人としてホリエモンこと堀江貴文さんについて考えてみました。私は堀江氏の動向にあまり気を配っていたわけでもなく、彼の活動について詳しいとはとても言えませんし、堀江さんが発達障害だというソースは全くありません。不快に感じる方もおられるでしょうが「発達障害だとしたら」という個人的な妄想としてご容赦頂ければ幸いです。(堀江さんがこのブログを見るなんていうことも無いでしょうし)

ちなみに、私個人の彼の印象としては「好きなタイプではないが、その『ナナメ上を行く』言動は非常に強く鋭く、敬意に値する」といったところで、とんでもなく優秀な人物であることは疑いの余地がありません。また、奇しくも同い年であることも、興味を持ったきっかけです。

彼の子供時代はやはりというか変わっていたようで、百科事典を通読したり、成績はいいが授業をちゃんと聞けない、協調性が無いなど、発達障害的な行動があったそうです。しかしご両親はあまり彼をそれで「矯正」しようとは思わなかったらしく、得意な勉強を伸ばすために塾へ行かせたり、当時は高価だったパソコンを買ってあげたりしたそうです。こういった育て方は、私の言う「発達特性」を「発達障害」にしないために非常に良かったのではないでしょうか。(あくまで発達障害が「あったとしたら」の話です)

新しいことに次々興味を持ち、挑戦するところも発達障害的で、パソコンに始まり科学、ギャンブル、マンガやゲームなどに次々ハマった上、それらをビジネスとして起業するまでのめり込みます。

発達障害者がITで成功しやすかった要因の一つとして、「新しいビジネス」だったことがあるでしょう。発達障害者は人に好かれないので、成熟した業界の商慣習や既得権益の中でうまくやっていくことは苦手です。業界が成熟していないということは、業界をうまく渡っていくよりも、新しい方法を自分で思いつき、実行した人が成功していけるからです。
(なお、「成功しやすかった」としているのは、IT業界がまだまだ未熟ではあるが業界としては確立して商慣習や既得権益ができつつあるという認識によるものです)

ライブドア事件で堀江さんが失敗したのは、IT業界から上場企業やマスコミ、野球などの、「商慣習や既得権益の確立した古い業界」に足を突っ込んでしまったことが原因のように思えます。

結局有罪判決を受けて服役することになってしまったわけですが、本当のところ彼が悪意を持って違法行為を行ったのかは私にはわかりません。ただ、彼が足を突っ込んだ業界の人たちから嫌われ、疎まれたことで重箱の隅までつつかれ、通常よりも厳しい刑を言い渡されてしまったことは確かなようです。日本では特にこういった慣習に乗っ取らない新しい考え方を嫌う傾向があり、それが日本で次のゲイツやジョブズが生まれることを阻害している大きな要因であると思えてなりません。

しかし彼はめげずに投獄されてからもやりたい放題(?)好きなことを形にし続け、(もともとの資産もあったのでしょうが)釈放されてからもすぐに立ち直って(これも実際はどうかわかりませんが)しまいました。

こうした軌跡を見ていて思うのは、堀江さんに「発達特性」があったとしても、彼は「発達障害」として診断を受ける必要がないのです。仮に診断を受けたとしても、彼は今まで通りの活動を続け、自分の生き方を貫くでしょうし、それで困窮したり精神的な問題を抱えることはないでしょう。
つまり、「発達障害を理想的に克服する」とはこういうことだと思うのです。(まあ逮捕は別として)



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