参院選が盛り上がっておりますが、やはり人それぞれ何を基準として候補者を選ぶかというのは千差万別です。

納得できる政策で選ぶ人、候補者の人となりで選ぶ人、政党の実務能力で選ぶ人、などがよくある基準でしょうか。

 私の場合は「公僕としての意識がある人」というのが大前提です。

実務能力があってもこれがなければ自分の利益のために実務能力を使うだけでしょう。
政策が納得できてもこれがなければ社会の変化に対応できないでしょう。

何より、人間は慣れることができる生き物なので、政権を持っていることにも慣れてしまいます。
そうするとどうしても公僕というより「愚民を導かねば」という意識になってしまうのです。

ですからアメリカのように適度に政権は交代できるべき(すべきかどうかはわかりません)というのが私の考えです。

交代できる政党がないというのは確かなところですが、無くしてしまったのは今まで交代させなかった国民の責任です。これを是正するには、政権担当経験のない政党に政権を任せ、経験を積むまでの失政は国民の責任として耐えるしかありません。

前回の政権交代が失敗だったのは民主党が未熟だったことよりも、国民が失政に耐えられなかったことが失敗とも言えると考えます。

ほんとうは実務能力とか政策で選びたいところですが、チャーチルが言ったように現状は消去法で選ぶしかなさそうです。


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