前回お話ししたわが社の通訳さん。

最近態度が悪いとか通訳がヘタだと社内で文句を言う人がいます。

お話しした通り、通訳は話をする人間の能力次第だと私は考えていますので、うまいヘタはお門違い。
上司は「優しく教えてやってるのに」と言いますが、私から見ればそれは優しくしているというより子供扱いしているだけです。

しかもそれを他部署の人間まで喫煙所で「それはダメだな」みたいに話していて見苦しいことこの上ありません。

通訳に限らず仕事上の部下の使い方としては、ダメなところに文句をつけるのは時間の無駄なんだろうと思います。

軽自動車を買ってきておいて、加速が悪いとか荷物が載らないとか文句をいい、あげく蹴飛ばしてへこませたりメンテをサボって故障したりするドライバーがいたら、「バカなのか?」としか思いませんよね?

「弘法筆を選ばず」といいますが、安物を使うなら使う方が努力するしかありません。まあ三流の職人に安物の道具を与えたらもうプロとしての仕事が成り立たないのは当然かもしれませんが。

通訳のことは、前回だけ見ると完全に悪口と思う方が多いかもしれませんが、私は彼女が努力家で正義感の強いピュアな女性であることも知っています。

彼女は今は軽自動車ですが、軽自動車と彼女の違いは成長する可能性があるということで、来月は最高速が1km上がるかもしれないし、来年にはドリフト走行もできるかもしれません。

上司であればそうなるように仕向けるのが仕事であり成果でしょう。なんなら成長させて給料据え置きにできれば最高です。

もし部下が成長しなかったら?

別に今の待遇のまま今まで通り働いてもらえばいいだけで、文句を言うために時間を使う意味がありません。

そんなわけで部下の能力に文句を言っている人を見ると最近気分が悪くなるのです。