2018.12.28  pm.12:30

左肺気胸、胸腔鏡下開胸術


しました。

はい。しましたよ。


前日のドタバタ劇場からお話したいと思います。

12/26超突然胸腔ドレナージをおこなった。

12/27夕方。こりゃダメだー。


と、主治医(=執刀医)の先生に説明室に呼ばれました。

パソコンの画面を見せられながら、

「このやり方をしてもきっとダメかなぁ。

空気の出方がすごいからこの先いつまでも管だけ入れててもどうにもならないと思います。

手術した方が早い。そう思ってます。」


ですと……


もうね、何がなんだかわからん。

昨日突然じぶんの肺がおかしいという事を聞いて、ついていけてない心が100キロくらい後ろにあるんだけども。


で、次の日には手術します。

とか言われてもなんも言えんわ。

質問も出てきやしないわ。


「とりあえず、先生はそれが一番だと思うんですね?先生は得意なの?」


と、素直なんだか失礼なんだかわからん事聞いた。


そしたら苦笑いしながら、

「僕の経験した限りそう思ってます。

専門医なのでもちろん大丈夫ですよ、心配しないでくださいね。」


と言った。キミは大人だね。


で。何秒か考える……

うーん、どーしましょ。

説明聞いたらこえーなー。

なんやら胸腔内で癒着とやらもあるらしい。

そいつも切除して、病巣を切除するという。


けど、このままこの管入れても長引くだけだと思うんです。と言われたらするしかないではないか。


しぶしぶすると言った。


そしたらあー大変な大忙しだ。


やたらと大量な同意書にサインをした。

肝心な手術同意しました。のやつ。

輸血やなんだか血がつくのが2枚くらい。これは説明文も何枚もあるけど全部読んでないで署名。

だってどうせ全てを任せたのでなにかあっても文句はいいませんよ。

ってやつでしょ?

じぶんの名前すら最後の方は芸能人のサインかとおもうほど読めん。


そのあとは麻酔医から説明。意識があるうちに硬膜外麻酔をして(神経を傷つけて麻痺とかないかの異常を本人がわかるかららしい。)から全身麻酔をする話。

アレルギーあるかとかなんとかいろいろぶつぶつ言ってた。とりあえずよくわからん。

関係ないけど、この人なんか顔も態度も凄く怖いし。

で、それの同意書にも署名。


そのあとは。

看護師さんに怒られる。

?なんでよ


5時までなんですからね!早くしてください!

は?なんだよ。あの医者がこの時間に説明してきたんだよ。

ふざけんなよ。こっちも突然なのがいっぱいで具合悪いっちゅうねん


で。漫画か?と思う暴走で病室から車椅子を押されて検査室に連れてかれた。

もう5時過ぎてるから私服の看護師さんが心電図や採血やらをする。

大きい病院は時間外になんか処置とかしてたらダメなんだろう。

検査するところは外来の場所らへんだから病院自体が広くて暗くて不気味だ


そして、ほんとに全部が急に決められる。

今日の9時以降何も食べないで。飲み物は明日の朝11時まで。手術に必要な用品は書いた紙を渡しますから売店で明日の朝のうちに購入しといてくださいね。

あーとてもわたしつらい。

忙しくて激しいやつつらいわー

みなさんはとてもお元気だからいいけどさぁ

そんなスピードについていけないのよわたし。

ちびっとくらい合わせておくれよ


朝、また怒られたら困るので売店に行きました。

買うもの。コルセットぽくなってる腹帯、3枚入り紙おむつ……

ふーん。

そのあと、UCの方の主治医がわざわざ午前中に病室に来てくれた。

大変だったね。気胸おこしてるって聞いてびっくりしたよ。

とか言ってる。

で。怖いから聞きました。


ねぇ。外科の主治医(執刀医)のあの先生は大丈夫なの?ちゃんとした人なの?上手にしてくれるの?

あとこんな手術してお腹大丈夫なの?


そしたら。


心配ないから!お腹にそんな悪さはしない!外科の先生もちゃんとした立派な先生だから任せておいて大丈夫だからー笑


だって。

そうゆうしかないよね。何を聞いてるんだろうね。




で。昼頃看護師さんきました。

手術室は異様である。

こわい。ぶきみ。

ドクターXとか救命救助とか医龍とかと全く違うけど。


手術室の中ではリラックス効果をとても発していますよ!みたく超笑顔で優しいオペ看の方々。

いろいろ質問されて、髪をすべて紙のキャップみたいなのに入れてる。

で、術台に上がらされました。


フワッフワの紙でできた布団がかけられて丸裸です。

はい。もうどうなるのかしーらないっと。


すぐに麻酔医が来て横向きになり硬膜外麻酔のカテーテルを刺した。

痛いのかと思ったらあんまだった。

これだけでもうかなり朦朧とするんだね。

虚ろでぼーっとしてるわたしに、それでいいんですよー。とか言ってる。


………



記憶おわり。



意識が戻ったらICUだ。

あらら。これはたいへんな事になってる。

とんでもなくキッツイ。顔がもういろんな痛みや吐き気でとんでもなく歪む。

これは生きてるのかな?死んで行く途中かな?

手術が成功したとかもわからんし死に向かっていると思えるほど激しく具合が悪い。


麻酔効いた後にされてる人工呼吸器の挿管で喉に違和感がすごくあるし心電図がずっとついてるし、導尿の管も入ってるし両手に点滴があるし鼻から酸素のやつしてるし、両足はエコノミー症候群予防の圧かけるやつが膨らんだり萎んだりを繰り返してるし、自動で突然血圧が図られるやつついてるし人差し指にはピカリと光る酸素計がついていて手術前のじぶんと全く違くなってる。


近くの看護師さんに吐き気が酷くてあまりにも恐ろしい吐き気すぎて脂汗がダラダラ出るしで手を上げて呼んだ。



全然気付いてくんない……


何回かしかトライできる力がないから必死に頑張って呼んだら気づいてもらえた。


あの。死んじゃう方に向かってんですかね?

と聞いたら、大丈夫ですよ。と言った。

で、とても吐き気がと、吐き気などという簡単なネーミングにはしたくないやつを言った。

そしたらすぐに吐き気どめの注射をしてくれてしばらくしたら吐き気だけはおさまった。

あー良かった。


あとはとにかく痛い。何が痛いのかわからん。だけど苦しい痛い。みたいなやつ。


これはとんでもないことになったわ。

ICUにはカーテンで仕切られているけどほかに人が結構いた。


で、悲鳴とか聞こえる

たすけてー!

とか、苦しい苦しいと暴れん坊の人とか。

地獄絵図だ。

これは、戦争中に道端で苦しんでいる人のやつにとても似てる。見たことないけど。


他の人の悲鳴とかでじぶんの辛いのが忘れかけるほど怖いんだけど


看護師さんは何度も何度も体温みたりいろんなチェックをしてる。

しばらく慣れてきた頃ここに入った時間を聞いてみた。

そしたら手術予定時間の倍くらいかかっていた事がわかった。


あらぁまさか失敗したの?

中みたら予想外のことでもあったんだろか。


とんでもなく不安になったけど、とりあえず今を必死に耐える。耐えるしかないのだ……


他の患者さんに自分も知りたかったことを一生懸命説明してる看護師さんがいて参考になった。

その人も吐き気をかなり訴えてる。

それは、麻酔がきれたらなるのでごめんね。

それだけ手術が無事に出来たんですよ。

って事です。


だってさ。

へー。そうなんだー。


一晩がとても長い。

そこいら中で管を抜こうともがく人や、起き上がろうとして必死に止められてる人や、ずっとたすけてー!を言ってるおばさんみたいな人であたまがおかしくなりそうだ。


患者全員ひとりひとりの所にデスクがあってパソコンあって看護師さんがずっと入力したりいろんなのを計ったりしてる。

そんな時間を翌日の10時頃まで眠れもせずにやられた。


そうして状態を確認するのに移動式のレントゲンの機械がきて、それから病棟に戻る処理をしてくれました。


消毒薬だらけの身体なので石けんをつけて洗える場所全て洗ってくれる。

若い看護師さんだ。

ちょっとそこまで他人に洗って欲しくないな

と思ったところで、お仕事でも嫌ですよねー

と言ったら、いえいえ!わたしのことより、まだお若いので嫌ですよね。と、お互い気を遣う


あとは、心電図も外されて、エコノミー症候群予防のも外され、血圧計酸素計もとられて、点滴の針も1箇所だけにしてくれて、身軽になりました。

点滴と硬膜外麻酔はそのままぶらさげてる。導尿も次の日までは歩かないからそのままです。


そして病棟の看護師さんが11時に迎えに来てくれました。

ストレッチャーでの移動です。

ここだけドラマと同じだ。寝ていたベットからバスタオルを両側3人づつくらいで持ち、12!とストレッチャーの方に移動してる。


そして病棟に帰りました。


長い。この後がとても地獄でとんでもない事になる。

なのでまたこの辺でやめます


よかったらまた読んでください。