2018.12.29.am11:00

ICUからのつづき。


とりあえずこの恐ろしい戦場みたいなところからはやっとこ脱出である。

長かった。一年くらいはいたとおもう気分だ。


そして病室までストレッチャーで寝たままガラガラ運ばれてきました。



………⁉︎

わぁたいへんだ!

とても酔ってるんだけどー‼︎

これはこれは術後の吐き気に近いくらいなんだけど

エレベーターやら曲がり角やら登り降りと、くねくねで脳が揺れすぎたっぽい。

わたくしは早くUCの薬を飲みたいのだ!

今までどんな状況であれ一度も飲むのを欠かした事のないのが、3回も飲んでないなどパニックになる。

ICUでは水一滴も飲んではだめで、病室に戻る人は水を一度飲む練習みたいのして、一口飲んだ。

だから飲めるんですけどー。

でも。吐き気が酷くて目がくるくる回ってそれどころじゃありません。目の前さえよく見えませんけど。

そしてすぐにまた注射をされた。


……

気付いたら2時間も経っとる。

慌てて用意して置いてもらってたままの薬を飲みました。


で?

訳がわからん。


正気に戻ったらひとりだ。

わたしはこれから何すんのさ。


導尿されてて動けないし、ドレナージの管よりも手術でもっと太い管が入っててこれでもか!っつーくらい固定してある。

そのほかの3箇所メス入れた所もガーゼで覆っている。

背中には硬膜外麻酔のカテーテルの針が入ったまま。


そんで、ぽつんと寝た状態で病室に放置だ。

なにこの感じ。

戦場から今度は離れ小島にいるかんじなんだけども。


放心状態である。

でもすぐに看護師さんがやってきました。


またレントゲンを撮ると言う。

で、ベッドの上で出来る機械がやってきました。


数時間後、とんでもない衝撃的事実を知ります。


執刀医がやってきて、手術がどのように行われたか、そして現在の状態を話してくれました。

手術は癒着している部分は切除した。

で、空気漏れを起こしていた場所が特定出来なかった。

と言う。


は?

ならどうしたのさ。

で、案の定午後から撮ったレントゲンは術後のICUで撮ったやつと違っていると言う。

また術前の萎んだ大きさになってます。

だとさ。


あんたばかにしてんの?


「たぶん咳をしたら特定出来るけど人工呼吸器をつけているので全く無い状態だとわかりにくいってのがあって、結果どの場所か特定出来なかったという事があるんだよね


という。



で、ネット?網?だかなんだかしらないけどそれでかなり大きな範囲で肺を覆った。

ということをした。

で、現在また漏れ出した。

覆った以外の部分なのか、それともその網みたいのをホチキス?みたいので引っ付けてるけどどっかの部分から剥がれて漏れたか。

とか。


なんだよそれ。

死んだかわからんかった苦しみの結果がこれかよ。


それで、また装置をつけて胸腔内に漏れ出ている空気を抜くらしい。

わたし。術前のひとに戻っているんだけど。


思わず聞くよね。当たり前に聞けちゃうんだよねわたし。

え。なに?手術失敗したって事なの?

って。


ただほんとだかなんだか知らないけど、


「手術したことにはちゃんと意味があり手術は必要でした。

開けてみてこのような事態なら100人の医師がいたらみんな同じ事をします。」


だとさ。


最初から気胸とやら自体わからんから何を説明されても聞いてもわからんけどさ。

ただ治ってない。しかわからん。


で?わたしはどーなるの?

と聞いたら、


「管はそうゆう事でしばらくまた外せません。そして装置をまた付けてみたり、取ってみてどうかと経過を見ることになります。それでも、最長2週間くらいしか炎症をおこすので管の入れっぱなしは出来ません。

なので、それでもダメだったら再手術になることもあります。」


ガーン……

ガ、ガ、ガ、ガーンだ。


お前死ね。と、本気で呪う。

あれをまたするかもだと?

ナメんなばかやろう。

もう無理だ。あれはわたしはもう絶対に無理である。


同じ状態の肺をまた再手術してなにすんの?

ダメだったくせになんか出来るわけ?


と素朴に思う。


今日は背中のカテーテルには痛み止めの麻酔のほかに麻薬成分が入っています。

でもこれは1日しかだめなんだって。

麻薬だもんね。名前からして悪いやつだ。


で、その後2日は麻酔だけの痛み止めが常時チビチビと全身にまわっている。

だけど、これも31日の午前中でおしまい。

それ以上背中に針入れてやってると下半身麻痺とかしちゃうとか言ってる。


そのあとの痛みは注射や服薬で生きしのぐらしいです。


とても怖いんだけど。

どんだけ痛くなるのかわからん恐怖だ。


で。午後の夕方から、はい。きました。

麻酔成分が消失してしまったんだろうと思うしかない。

おー痛い痛い!

オーゥ!ノーゥ‼︎

ギブアップ‼︎……である。


さて。困ったよ。もうこれ以上は痛み止めはほんとにまずいと真剣に考える。

これと同時にUC地獄が待ってるなど有り得ない……

自然死するわ。


そんで看護師さんがちょいちょい来る。

体温は高い。これは手術したら23日は高いらしいから仕方ない。

平熱が普段から熱ある人なので高すぎることにいちいちお薬飲みますか?冷やしますか?

とご丁寧に対応してくれるんだけど、平熱が高いから熱に対してはなにも苦痛はないです。

をいろんな違う看護師に20回は絶対言った。

この情報をちゃんと看護師さんで分かる仕組みにしといて。

声がまだ全然出ないんだから。

息苦しいのと痛いから喋れない。

山登りの人の気持ちがちびっとだけわかった気がする。

酸素をください………


なので大晦日の夕方から元旦の年越しは全く寝てない。

痛い。とにかく痛くて苦しい。

とんでもない年越しだ

痛いのも傷口なのか、肺なのかも全くわからない。

苦しいは息苦しいのだろうけど、なんか全部苦しい。


何度も看護師さんが来てた。

執刀医の先生も年末年始なのに私服で様子を何日も見に来てくれた。

ありがとうございます。

でもそれよりお願い治して……


2日に先生は7日から病院が始まるのでスタッフも揃うし各種検査もスムーズに進むし7日をリミットにしましょう。

だって。

精神が地獄だ。

どうなるのかわからん地獄だ。


手術が決まった日にわたしの精神的な持病も知っているので術前に精神科の先生にも病室に来てもらうように頼んでます。

と執刀医は言った。


でも来ることはなかった。


で、術後も来なかった。

7日の日までも来なかった。

こんなの精神科の医師がする事か?

途中から精神科のことすら忘れた。


7日までがとんでもなく長い。

毎日心が壊れて行くのがわかるくらい厳しい現実。

またあの手術の恐怖と、予後のことを考えると正気でなどいられない。

そしてその間に管のところ以外でメスを入れたところの傷がふさがったのでガーゼがとれた。

初めて傷口をみた。そしてわたしは皮膚が恐ろしく弱いのでテープとかで完璧にかぶれている。傷のほかに広範囲でケロイドみたいになってる。


聞いてないんだけど、いやちゃんと聞かなかったのが悪いのかもしれないけど

左の肋骨からメスを入れると聞いたはずなんだけど


左のおっぱいにとても長い傷跡があった。

ショックだった。

女の人にとってはちょっと堪え難い深い傷跡を見た。

酔ったやつじゃない目眩と吐き気がした。


あとは腋の下に盛り上がってるこれも長い傷跡があった。

術前に腋毛の処理はされてますか?

と聞かれた。

わたしはもうかなり前に生えて来なくなってる。エステで永久脱毛をしているから問題はなかった。

一応美容には普通に気を遣っていた。

でも傷跡はそんな事を一瞬で奪われてしまうくらい醜いものになっていた。


けれど、そんな風を見せれない。

誰にも見せれない。

入院してから涙も一度も出ていない。


心が死んだぽい。

身体にも心にも深い傷が残った。


今も癒えてない。



2019.1.23