6月に入ってこれから夏に向かっている。

いつもこの季節は嫌いじゃない。

厳しい冬から抜け出して今季も生き延びたんだ。

と昔から思う時期だ。


ただ今年の部屋の窓からみえる景色は今まで見たことがない。

厳しい越冬を今回は初めて経験する事なく、地元に帰ってきて一か月くらい経った。


コロナの影響もあるので今のわたしは手っ取り早いマンスリーマンションで過ごしている。

車に乗るものしか物がないわたしにはこれが一番の形だ。

家具家電全て備え付けで、なんの不自由もない。

わざわざ水道光熱の契約をする必要もなく全て含めて月いくら。退去時も特にかからない所。

そんな場所がほんとに煩わしさもなくちょうど良い。


ただ思うのは、だれも監視もしない閉鎖病棟にいるような感覚がある。

狭い一間に全てがあり、そこの中の世界で毎日が終わる。

特有の持ち合わせた性質のせいですぐ簡単になんでも手放したり捨ててしまう。

脳の病気。はなんなんだってんだよ。

自分が自分じゃない感覚と自分を無意識に殺す感覚てなんだよ。

取説必要な病気で本人は1人にはしないで周りのサポートが必要とかいう冊子まである病気ってなんなんだよ。

それどころかひたすらにそんな自分を隠して他人に偽って暮らす日々に辟易するわ。


いかにも普通ですよ。

をしてるじぶんが気色悪くて仕方ない。


この病気で通った東京の病院では、本人が何がおきても、当院は関係ありません。

て書く書面にサインをしたじぶん。

そんなもの無くても誰のせいにもしないし関係ないわ。


最近は生きてるのかもよくわからない感情で日々過ごしている。

乗り移ったような人格障害みたいなやつも、あーまたね。

はいはい。脳みそ頑張れよ。と思う。


難病はやっと最近落ち着いて、活動期は終わった。

薬を寛解時に戻しても問題なく過ごせてるのが唯一の幸せだ。


脳みその薬を飲むことを絶対とされたあの病院だけど、とりあえず地元の難病の主治医と相談したい。

精神科目なんかわからんだろうし精神科の薬の処方できる範囲も限られているが、わたし。という人物をわかってくれているからそれで良いのだ。話をしたい人なだけ。


地元でかかりつけの精神病院は相変わらず信頼関係が全く築けてないから向こうで言われた事を話すつもりもなく、ただ何にも効いてはいない、いつもの薬だけをもらいに行っている。


脳の問題の病気は治療というか、症状を抑えるための薬しかないけど、じぶんが人形のようになるのはわかった。

脳みそシャットダウン作戦にするという薬だ。

個性も自分らしさもそんなもん無くなる。

ただ、衝動性と人に危害を加えないようにしなくてはなんないだけ。


それを生きている。と言うのだろうか?

わたしは肉体が動くことを生きてる。

とは思ってはいない。

じぶん。というニンゲンの心があるのが生きてること。と思ってしまう。


自殺を完遂する率はかなり高いのは聞いた。

精神病からじゃないから。

勝手に脳の誤作動で本人わからずして完遂している人もいるから見守り隊が必要なのだ。


約一年半前くらいの投稿で、

『暴力を振るった日』

を読み返してみると、今年から解りやすく変だった。ではなかったのだと改めて実感している。


冒頭、これからの季節は好き。と書いた。

ただ去年から予約している6月の初めにわたしは主治医といろんなことを話してこれからの生き方を決める。

奇しくも、その日はちょうど母親の命日であり、そしてわたしが生まれ変わった日(誕生日ではない)と同じだった事を最近思い出した。

最近。なのだ。

どんどんいろんな事を忘れていき、感情の鈍磨や敏感さを背中合わせにしているじぶん。


思いに耽る事が多くなる一方で、もう23時間しか取れない睡眠に身体が限界を感じている。



話し変わって、つい先日娘ちゃんの成人式の前撮りの打ち合わせをしにスタジオに行った。

評判で検索して、納得できる内容の所にした。

その日に何着か試着して、娘ちゃんもわたしもとても気に入ったものにした。

2着チョイスしたので、カッコいいモード系と色鮮やかでとてもデザイン性の高いものの真逆のものにした。

一番高い金額になったけど、それで良い。

当日は60カット以上は撮るからかなり疲れると思うのでそれまでお互いなんとか元気でいよう。


それが終わるともうすぐ来るお誕生日で娘ちゃんは20歳だ。

よくこんなのが20年も人間を育てたもんだ。

と思う。

娘ちゃんにはわたしの体調や病気については特に詳しく話していない。


娘ちゃんは娘ちゃんで一生懸命に生きている。とてもとても頑張っている。


ここの場所は一か月毎に宿泊代を払って住んでいる。

色んな手続きと更新があってそのあとのことが何一つ決めることがまだ出来ない。

近くに迫った主治医と、全てをお願いしている弁護士先生と話して決めよう。


わたしの居場所はどこになるんだろうか。