今もわたしは入院している。

コロナに罹患してからこの3か月で5回目の入院中。


1、コロナで緊急入院(約10日)


2、コロナ後遺症で、めまい、倦怠感でまともに生活できず入院(約1週間)


3、コロナウィルスの影響らしく、小腸に大量の水が溜まりだるさ、具合悪さで入院。

(この時が1番血液や他の検査の状態も悪かった。約2週間)


4、遠く離れたところの主治医に一度しっかりみてもらうのに入院

(検査の結果や状態はほぼ横ばい。約1週間)


5、それから10日くらい経ってもつづくダルさ、そして高熱が出たのでコロナの時からお世話になっているところでまた入院中。

(コロナの発症から2か月以上経っているので一応コロナの検査をして、陰性。約2週間経つ)



そろそろお迎えが近いのだろうか。



ほんとうに体力も免疫力もない人にとってはコロナに罹ると殺人的に人の身体を壊していく。


先の読めない苦痛。

いままでも、まともではなかったけど、これが加わったことで、もっと身体はキツくなった。


娘ちゃんと、買い物したり、遊んだりできないのが寂しい。

毎日やり取りはするけれど、娘ちゃんと会うのは1番の元気をもらえるのだ。


退院しているときは、娘ちゃんの都合が合う時はずっと一緒にいる。

朝から晩まで楽しく一緒に過ごすことが本当に1番幸せなひとときだ。

娘ちゃんの苦手なお部屋の片付けや、お掃除、お外に買い物に行って好きなものを買い、帰ってから食べたいと言われたものをお料理する。

学生の時に一緒に住んでいた時の娘ちゃんとの生活みたいだ。


いま、またこんな気持ちが味わえる。

この時間ひとつひとつを大切にしている。


わたしが、この世からいなくなるだけじゃなく、娘ちゃんがいつ結婚するかもわからないからね。


こんなことをできるようになったのはつい最近だ。

わたしが入退院を繰り返している間に娘ちゃんは、彼との会話の中でハッとする事がおきた。

娘ちゃんは、わたしを頼らない。甘えない。困っていてもじぶんでなんとかする。

わたしは幾度もそんな娘ちゃんに寂しさを感じていた。



相変わらず彼と娘ちゃんはとても仲良しだ。

彼のことはしっかりした人だし、男気もあるから、信頼できる。

彼がふと、〇〇ちゃん(娘ちゃん)は甘え上手だよ?

どうして甘えられないのー?(わたしに)

という会話があり、なぜだろう

と深く考えていたようだ。

結論としては、高校を卒業したらじぶんのチカラでちゃんと自立して頑張る。と決めた強い想いがあるとおもう。

という結論に至ったんだけど、それを色々聞いていた彼は、きっと〇〇ちゃん(彼にも名前にちゃん付けでわたしは呼ばれている)はずっと寂しかっただろうな

と言われて娘ちゃんは気付いてくれた。

そっかぁ、〇〇ちゃん、可哀想だね

冷たい態度に感じたと思うし、もっと一緒にいたいとかもあったと思うし、してあげたいこともいつも言われてたのに、断ってきちゃった

と、、、


それからは何でも甘えてくれるようになった。ほんとにわたしが甘々すぎて、赤ちゃん育ててるんじゃないんだから!と思われるくらい。

それが今はわたしのやり甲斐、生き甲斐となってとても楽しい時間を過ごさせてくれている。

ほんとうに幸せだ。

そんなふうに出来るようになった彼にとても感謝している。

娘ちゃんをなんどきも変わらず1番に考えてくれて、大切にしてくれる彼。

本当にありがとう。


わたしは、いまはストレスになり得るものは些細なことでも排除した生活をしている。

避けられない人間関係で気落ちすることは、こんな生活のわたしでも多少あるけど、我慢して乗り越えるしかない。


そろそろいろんなことに手をかけ始めている。

身の回りは最初の入院のとき、お部屋は誰が入っても恥ずかしくないかな?と思ったことは前回書いたけど、それからも入退院を繰り返しているので、かなり部屋のものをまた片付けた。捨てるものがあると嬉しくなる。



殺風景で、自分のものはほんとに少ないマンスリー暮らしだけど、昔から好んでしていることがある。


観葉植物を小さいのを買ってきて大きくするのが大好きだ。

今の部屋には3つあるけど、どれも毎日話しかけて育てていると気持ちが晴れる。

入院中は、娘ちゃんに水やりをお願いし、様子を見てもらっていた。

早くこの子たちにも会いたい。

また大きくなってるんだろうなぁ


あと晴れた日の日課としては、散歩。

どうしても家の中から一歩も出ずに一日が終わることがとても多いので、何か一つだけでも買い物などの用事を無理やり作って歩いて買いに行く。

ゆっくりと、周りの景色や空を眺めながら時間をかけて。


毎日がそのひとときが、その一瞬が最後のじぶんの感情になるかもしれない。

そう思って、丁寧に、大切に過ごす。


ずっと幼い頃から周りとはかけ離れていた。普通と言われるような暮らしではなかった。

じぶん自身も周りの人とはちょっと違って変わっているとはわかってはいた。

独特なのか周りとは溶け込めず人間関係もあまりうまく行かない。


それでもきっと、遠い昔もいいこともあったし、幸せだと思えた日々もあったんだろう。