こんにちは。
学生事務局の田口です

今年の1月に、市民ボランティア講座「身近な災害対策を知っておこう」が弘前大学で実施されました。

少し時間が経ってしまいましたが、活動の様子などについてお伝えしたいと思います。

よろしければ、最後までご覧ください。


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災害に関する市民ボランティア講座は、今回3回目の実施になります。
毎回、防災士会の方、弘前医療福祉短期大学の方などにご協力いただきながら、災害対応などについて学んでいます。

今回実施された市民ボランティア講座では、弘前市防災課の方の講演及び、防災士会・弘前医療福祉短期大学救命救急・弘前大学ボランティアセンター事務局による体験事業が行われました。

第一部の防災課中村さんの講演では、「弘前市の災害時におけるハザードマップと災害対応」というテーマでお話を伺いました。

今年度は台風による災害が多く、千葉県周辺や西日本などで大きな被害が今なお続いています。

過去に弘前市でも大きな災害があったことを知り、「災害は弘前でも起こり得る」ことを再確認しました。そして、万が一に備えて災害に関する知識を習得することの大切さを学びました。

講演のなかでは、ハザードマップの見方についても教えていただきました。
重ねるハザードマップというサイトを使用し、もし洪水や土砂災害などが起きた際に、どの程度の災害リスクが生じるのかを地図上で確認しました。
私も実際に住んでいる地域周辺の災害リスク情報を確認し、災害時の行動をイメージすることができました。

第二部では、クロスロードゲームをしたり、人命救助の手順などを体験したりしました。

クロスロードゲームとは、災害対応のジレンマをカードゲームで体験するものです。
実際に体験し、置かれた立場により対応の仕方が異なることを実感するとともに、災害時だからこそ冷静に且つ迅速に対応する必要があると感じました。

人命救助の体験では、心肺蘇生やAEDの使用法などについて学びました。人命救助の講座は何度か参加をしていますが、チームワークや声の掛け合いが大切だということを実感します。
また、人命救助の方法を知っていてもいざその場に出会したときにすぐに動けるように日頃から講座などで確認する必要があると思いました。

そして第二部の最後には、非常食の試食を行いました。今回初めて非常食を食べましたが、とても美味しかったです。また、短い時間で簡単に作ることができるので、災害時に備えてストックしておこうと思いました。

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今回の講座に参加し、災害は私たちの身近にあることを再認識するとともに、災害に備えた準備が不十分であることを痛感しました。

今後のボランティアセンター事務局の活動では、災害に関する情報を発信したり、防災グッズを作る講座を開いてみたりと災害に関する活動を充実させたいと思います。


最後になりましたが、市民ボランティア講座にご参加・ご協力いただきありがとうございました。