akiba-pop for new people

渋谷系的なアニソン、ゲーソン、声優ソングの紹介&感想など

--------------------------------------------
『わがまま☆パンケーキミックス』(2020/2/26)
 TBCM-1159
 広川恵一(MONACA)が手掛けたWebラジオ"吉岡茉祐と山下七海のことだま☆パンケーキ"のテーマ曲シングル(番組内か、コチラの動画のBGMとして耳にできます)。 
 本記事を執筆している現在では、未だ正規リリースがされておらず、コミケの企業ブースにて先行販売が行われたのみ。僕はコミケ2日目の昼頃、音泉のスペースに向かったのだが、すでに完売しており、入手は叶わず。皆も正規発売日前に予約しておきましょう。
 手に入っていないCDについて書くのはどうなのか、とも思うのだが、ラジオ内で耳にしたこの楽曲は、少しでも早く誰かに教えたいほど魅力的で、アニメ、ゲーム、声優ソングといった領域における、沖井礼二の作編曲の影響力について考えさせられたりもした。
 下記では改めて、J-POPの教科書には載らない、僕らにとっての沖井礼二的ポップスの扉を開けてみよう。
--------------------------------------------
し・ふぉ・ん『macoron』(2008/1/25)
51lD2PyhyuL._AC_
 し・ふぉ・んは、Ritaと涼森ちさとの二名からなるポップスユニット。本盤収録の"Dote up a cat!"は、美少女ゲームのOP曲として世に出た沖井礼二リスペクト的楽曲。
 余談だが、僕にとって、し・ふぉ・んの2009年作『murmur』は、これまで過去に聴いてきた渋谷系的アキバ・ポップのCD全ての中でも、トップ5以内に数えたいほどの大名盤。あまねく全てのインディー・ポップ好きに聴いてもらいたい。
--------------------------------------------
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない Complete Collection』(2011/12/7)
718wGn5NPxL._AC_SL1008_ 
 高坂桐乃(CV:竹達彩奈)が歌うM-2"Shine!"は強力だった。後に竹達が沖井礼二楽曲"Sinfonia! Sinfonia!!! "で歌手としてソロデビューを果たしたことによって、本曲の先駆性はより認知されていくことになる。
 ATZ recordsからリリースされていた、『クマロボクロニクル』(2015/04/25)には、コンポーザーのクマロボによるデモバージョンが収録されている。併せてチェックしておきたい。さらに言えばクマロボさんは、"はるかぜの科学"というエヴァーグリーンな声優ソングも世に送り出している方なのです。 
--------------------------------------------
Sweety『UNLUCKY GIRL!!』(2012/5/30)
51xlUoIeIHL._AC_
 アニメ『戦国コレクション』とのタイアップにてリリースされた、Sweetyのデビューシングル。タイトル曲"UNLUCKY GIRL!!"は、当時すでにボカロシーンにて渋谷系サウンドを彷彿とさせる数多くの楽曲を世に送り出していた、OSTER projectの作によるもの。
--------------------------------------------
フーリンキャットマーク『キュートビートシンフォニー』(2013)
 48681999-242b-43f3-9599-c041e619203c_base_resized
 アキシブ系同人音楽サークル、フーリンキャットマーク初期のアルバム。Cymbals好きは本盤収録の"少女アリスの憂鬱"に耳を傾けて。多くの名盤を発表しているサークルだけれど、渋谷系ギターポップという意味では、シングルコイル的な音色でジャングリーにジャキジャキ刻まれるギターが前面に出た本作の魅力は特別だ。
--------------------------------------------
『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT ORIGINAL SOUNDTRACK』(2016/3/30)
 511HFJBHSSL._AC_
 アニメ版『CINDERELLA GIRLS』にて、田中秀和(MONACA)が制作した劇伴は、アニメBGMにおけるソフトロックやラウンジミュージックの完成形とも言えるものだった。中でもパパパコーラスに導かれる"The Girls Etiquette"はCymbalsリスナー必殺の一曲。アニメ放映前のPV内にも使用されると同時に、一部リスナーに大きな衝撃を与え、音楽面への期待感を膨らませてくれた。
--------------------------------------------

--------------------------------------------
ピュアリーモンスター『IDOL∞PRISM』(2019/12/11)
2020010603
 声優アイドルユニット「ピュアリーモンスター
」のアルバム。M-01の"真っ白な地図"、まるで未だ作られぬアニメ版THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS3期のOP新曲を耳にしたような驚きが耳に飛び込んでくる。まさか、と思い調べれば作曲は滝澤俊輔さんで。ストリングス伴奏のアイドルアニメ的ポップスの模範形。

--------------------------------------------
響木アオ『電子のシンフォニー』(2018/8/17)



 これはバーチャルyoutuber響木アオが歌うエレクトロ・ボサ。今でも花澤香菜“あかいりぼん”や、『アイカツ!』の“fashion check!"が好きな人に聴いてもらいたい。

-------------------------------------------- 

fhána『青空のラプソディ』(2017/1/25)

2020010602
 『
小林さんちのメイドラゴン』OPテーマとなった"青空のラプソディ"のシングル。3年前に初めて聴いたときは衝撃だった。あたかも1994年〜1995年頃の小沢健二のシングル曲(まるで"強い気持ち・強い愛"のような)を思わせる、スウィートな高揚感に包まれたサルソウル風ポップソング。そして時は流れ2020。小沢健二の新曲"彗星"と、この曲を交互にリピート再生して慈しみたいね。

--------------------------------------------
『この素晴らしい世界に祝福をキャラクターソングアルバム 唄う我らに臨時報酬を! 』(2016/3/9)

 2020010601
 つい最近、とあるオタク系ショップの店内BGMで、このアルバムに収められている、アクア(CV:雨宮 天)の"水色イルミネーション”が流れているのを聴いたとき、心が洗われるようだった。というのは言い過ぎかもしれないけど、嘘ではない。知らない曲だったので、すぐにその場で歌詞を頼りに検索し、このアルバムの収録曲であると判明した。ジョビンがCTIに残した録音のような、端正な声優ボサ。

--------------------------------------------

 

--------------------------------------------
ぺのれり feat.ゆきまめ『Floating Sweets World』(2016/12/31)
17010701
 2016年の冬コミ(C91)の新譜。といっても、僕はこのCDが販売されていた3日目の会場には行かなかったため、通販で購入しました。
 ゆきまめは、まるで囁くようなヴォイスのキャラを演じているときの花澤香菜や悠木碧のような、素敵な声を持つヴォーカリスト。
 本作の楽曲の制作/プロデュースを行なっているぺのれりは、サークル・中央食堂への楽曲提供で、渋谷系ポップスへの傾倒を表現してきた人だ。
 2人が手を組んだこのCDでは、ぺのれりによる鍵盤やストリングスを主体にしたドリーミーな渋谷系スタイルの音楽を、ゆきまめのウィスパーヴォイスで可憐に歌われている。本作には、中央食堂の創作渋谷系コンピレーション『魔女だって夢を見る』に収録されていた、ぺのれり作・ゆきまめ歌唱の"センチメンタル・ガナッシュ"が再録されている。『魔女だって〜』シリーズと、そこに収録された楽曲の延長線上に、本作が生まれたのかな。
 こんなアルバムを、僕はずっと待っていたし、1mmたりとも期待から外れていない世界観には感動しかない。まずは試聴してほしい。まるで、花澤香菜の1stソロアルバムを初めて耳にしたときのような、ひとときの感動を保証する。
--------------------------------------------

フーリンキャットマーク『琥珀のアルテミス』(2016/12/29)
17010702
 もう何度もこのblogで書いている気がするけれど、自らアキシブ系を標榜し、渋谷系ギターポップやJAZZを基調にしたオリジナルや東方アレンジを発表し続けているサークルが、フーリンキャットマークだ。このサークルは、コンポーザー/プロデューサーの谷高マーク、アダルティな歌声のヴォーカル・天川かぐの2名に加え、今年から幼げでキュートな歌声が魅力の新ヴォーカリストの鳴紗と、イラストレーションを担当する古都星織が加入して4人体制となったばかり。C91の新譜である本作は、彼らの看板ともいえる東方アレンジをテーマにした作品集となっている。
 M-01"moon light magic~メイシャライトマジック"は、初期のアルバム『キュートビートシンフォニー』に収録されていた楽曲の、鳴紗ヴォーカルによる再演バージョン。この楽曲のようなAKSB系×JAZZ風ポップスのようなサウンドと、"少女アリスの憂鬱"のようなCymbals的ギターポップが初期から共存していたことが、このサークルのユニークさであり、魅力でもある。フーリンキャットマークの初期の代表曲ともいえる名曲ですね。
 とても驚いたのがM-06の"ガラシャな哲学者"で、東方アレンジ界隈では類を見ないRoger Nichols & The Small Circle Of Friends風のA&Mソフト・ロック・サウンドが導入されている。前作の『ベイビーリトルシティ』収録の"疾走するナイトメア"にも、Sergio Mendes & Brasil '66のようなラテン・ビートが取り入れられていたし、急速に60'sにまで遡り出した谷高さんの音楽的探究心と、荒削りでも即座に影響を作品に反映させていく、まるで古のパンク/ニューウェーヴ期のミュージシャンのような瞬発力には驚かされるばかりだ。
 もちろん東方の楽曲はフーリンキャットマークが作り出したものではないし、こうして彼らのアレンジの源になっている音楽についての推察を書き連ねていくと、サークルとしての音楽性があまりに二次的なものに映るかもしれない。だからといって、そこに何もないわけではないのだし、むしろ、ファンタスティックな何かがあるんだよ! ってことは声を大にして言いたい。フーリンキャットマークの音楽は、僕にとって好きなタイプの音楽と、好きな歌声の宝庫である。いつも、サークルから「自分たちはこういう音楽が好きだ、君はどう?」と問いかけられているように感じることがある。それはただの妄想であるのだが。即売会を通して、彼らの作る音楽にアクセスできることは大きな喜びだ。願わくば、彼らの音楽が、このblogの読者にも届かんことを。
 試聴はコチラで。GO即売会!
-------------------------------------------- 

 あけましておめでとうございます。前回更新したのが2015年の12月だったんですね……。2016年は一度も更新しなかったことに我ながらびっくりだ。
 ここ2年間弱、仕事や生活がまったく変わってしまい、働いて帰ってくるだけで精一杯に。生活から音楽そのものが確実に消え失せていき、中学生の頃から多分に人並み以上音楽を聴き続けていた僕が、人生で初めて、ほとんど音楽を聴かなくなった2年間でした。
 00年代後半から聴くようになった渋谷系アニメ/声優ソングも、blogを始めた頃とは環境が変わり、ネットには情報がたくさん溢れるようになったし、受け身でいても新曲の情報がたくさん入ってくるようになったのもモチベーションの低下に繋がったのかな。
 言い訳していても仕方ないので、自分が聴いた、感じたことは、言葉にして残しておかなければ。というわけで再開です。2017年もよろしくお願いいたします!
--------------------------------------------

井上ほの花『ファーストフライト』(2016/12/28)
17010201
 ラグジュアリー歌謡レーベルの新録作品第一弾として、井上喜久子の愛娘にして、声優&歌手として活動している井上ほの花のファーストソロCDがリリースされた。
 ラグジュアリー歌謡レーベルのステートメントともいえる書籍『ラグジュアリー歌謡 (((80s)))パーラー気分で楽しむ邦楽音盤ガイド538』は、80年代の美しくて煌びやかで、洗練されたアレンジが特徴的な歌謡曲/ポップスの価値を再提示した名著で、2013年の発売当時は、そのリスニングの仕方に僕も感銘を受けたものでした。
 そのような背景を持つレーベルから、声優・井上ほの花のソロCDが届けられるのは、ポップス好きの声優音楽リスナーとしてはとても楽しみだったし、こうして耳にしていると、「ラグジュアリー歌謡」と称するほかない、夢見るようなサウンドとグッドなメロディに頰が緩みっぱなしだ。楽曲制作は2015年に解散したblue marbleの元メンバーにして無果汁団の2人(ショック太郎,どんCHAN)が手がけている。
 井上ほの花さんの歌唱を、このCDで僕は初めて耳にしたのだが、まるで80年代の飯島真理の歌唱を耳にしたときのような無垢さと瑞々しさを覚えたことは書き加えておく。
 視聴はコチラで。
-------------------------------------------- 

牧野由依『What A Beautiful World/ウイークエンド・ランデヴー』(2016/10/19)
17010202
 井上ほの花『FIRST FRIGHT』を聴いた後、立て続けに再生してしまったのが、牧野由依のこの最新シングルに収録されているM-02"ウイークエンド・ランデヴー"だった。80'sを思わせるアーバン・ライフを歌い込んだ歌詞、シティ・ポップなアレンジ。これもまた声優によるラグジュアリー歌謡と呼べるだろうか。井上ほの花が気になった人にはぜひ聴いてほしい。A面のバラード"What A Beautiful World"ともども矢野博康プロデュース。
 視聴はコチラで。
-------------------------------------------- 

 2013年から毎年作っている、年度ごとの渋谷系アニメソングのコンピレーション/プレイリストですが、年末ということで2015年度版を作成してみました。よく聴いた曲、好きな曲を基準に選んでます。『Anime Song』と銘打ちつつ、ゲーム・ミュージックや同人音楽を内包している論理矛盾については、同じアキバ系ポップスということで大目に見ていただければ幸いです。
 よくも毎年ネタが尽きないなあ、と思うほど、2012年以降の渋谷系アニソン/声優ソングシーンは活況を見せている。
現代の商業音楽シーンにおいて、もっとも「渋谷系」なる音楽スタイルが存続している領域は、アニメ/声優ソングや、アイドル・ポップをおいて他にない。
 渋谷系世代にもそうでない世代にも、世の中にこんなキュートでポップでキャッチーな音楽があることを、もっと知ってほしいと願っています。このようなスタイルの音楽は、世界中を探しても現代の日本にしか存在しないと思います、たぶん。
 今回、作成したコンピレーションは、8tracksで全曲聴けます。サイトの権利上の都合で、連続スキップ不可能&2周目以降は強制シャッフルなのはご容赦ください。

"Shibuya-kei" Anime Song 2015
---------------------------------------------
『笑顔になる Single, Maxi』(2015/2/25)
 15120601
01.リョウときりん(佐藤利奈と大亀あすか) / 笑顔にな
---------------------------------------------
『新妹魔王の契約者 臨界突破の悦楽音楽集』(2015/3/25)
15120602
02.成瀬澪 (朝井彩加), 成瀬万理亜 (福原香織) / Dear My Darling
---------------------------------------------
『がっこうぐらし! キャラクターソング(1)』(2015/8/26)
 15120603
03.由紀&美紀 / ピンクのハートボール
---------------------------------------------
『データカードダス アイカツ! 3rdシーズン挿入歌ミニアルバム(1) JOYFUL DANCE』
 15120604
04.れみ & えり / 恋するみたいなキャラメリゼ
---------------------------------------------
『ユリ熊嵐 第1巻』
 15120605
05.百合城銀子(CV荒川美穂)・百合ヶ咲るる(CV:生田善子)・椿輝紅羽(CV:山根希美) / たべちゃいたいの
---------------------------------------------
『春擬き』 (2015/6/3)
 15120606
06.やなぎなぎ / 春擬き
--------------------------------------------- 
『Pastelphonic』(2015/4/26)
 15120607
07.ぺのれり feat.ぁゅ / Drop on the Drops
---------------------------------------------
『ときめきポポロン♪ ご注文はうさぎですか?? EDテーマ』(2015/11/11)
 15120608
08.チマメ隊 (水瀬いのり, 徳井青空, 村川梨衣) / ときめきLOOPにのって
---------------------------------------------
『ジュ・ジュテーム・コミュニケーション』(2015/7/22)
 15120609
09.千菅春香 / ジュ・ジュテーム・コミュニケーション
---------------------------------------------
『干物妹!うまるちゃん」キャラクターソングVol.2 海老名菜々』(2015/9/2)
 15120610
10.海老名菜々(CV:影山灯) / sweet sweet everytime sweet
---------------------------------------------
『THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 03』
 15120611
11.周防桃子×真壁瑞希 / Cut. Cut. Cut.
---------------------------------------------
『neko*neko』(2015/9/9)
 15120612
12.日向美ビタースイーツ♪ / neko*neko
---------------------------------------------
『夢色パレード/My Best Friends』(2015/4/29)
 15120613
13.Rhodanthe* / My Best Friends
--------------------------------------------- 

このページのトップヘ