akiba-pop for new people

渋谷系的なアニソン、ゲーソン、声優ソングの紹介&感想など

April 2014

5月にリリースされる、小松未可子の新作アルバム。
とりあえず、
6.僕ら
作詞:James Panda Jr.,TB226/作曲:James Panda Jr./編曲:矢野博康
7.PandA
作詞:小松未可子/作曲:James Panda Jr./編曲:James Panda Jr.

の2曲を早く試聴してみたい

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悠木碧『クピドゥレビュー』(2014/4/30)
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悠木碧のニュー・シングル曲"クピドゥレビュー"は、『彼女がフラグをおられたら』のOPテーマ。元POMERANIANSのzakbee(河原崎亙)の提供曲。POMERANIANSは過去に『Dig The Slack Music!』というアルバムだけ聴いたことがあるんですが、僕がスカやレゲエへの感度が低いというのもあり、あまり印象に残ってなかった。"クピドゥレビュー"は、打ち込みっぽいリズムで、ジャマイカン・ジャズで、渋谷系で……と自分で書いててもどんな音楽なんだか全くよく分からないんだけど、この曲が放つ言い知れぬ多幸感にはすっかり中毒になってます。
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洲崎綾『プリンシプル』(2014/4/30)
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 珍しくアニメの感想でも。劇場で『たまこラブストーリー』を観てきました。正直、あまり期待せずに観たんですが、想像よりもずっと良かった。素晴らしかった。
 TVの『たまこまーけっと』の方は、ポスト『けいおん!』的な日常アニメを期待していたら、デラに象徴されるファンタジーな要素に困惑し、最後までこの作品をどう受け止めればいいのか分からないうちに終わってしまったのだけれど。
 『たまこラブストーリー』の方はといえば、デラを登場させずに、たまこともち蔵の関係性に焦点が絞られている。そして、高校生たちの進路や家族や恋愛を描いた、とても爽やかで甘酸っぱいティーンエイジ・シンフォニーな青春映画に仕上がっていました。そうか、『たまこまーけっと』って本当はこういうストーリーまで描きたかったのか……と、この作品に対する見方がまったく変わってしまった。TV版の出来事や小道具の一つ一つも、この映画の展開のために巧妙に用意されていたと感じるほどで、これからTV版を観返せば、「このシーンはこういう意味があったのか」と色々新しい発見を楽しめそう。たとえTV版を微妙な作品に感じたとしても、このアニメのキャラクターや舞台、雰囲気に少なからず魅力を感じていた人は、ぜひ映画版を観て損はないでしょう。
 ちなみに洲崎綾が歌う映画のEDテーマ"プリンシプル"を収めたこのCDに、渋谷系を感じる要素はまったくありませんが、映画の余韻を引きずりながら聴いてます。

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Sense of Purpose『クオリティシーズン』(2014/4/26)
pletrillion『SWEET×SWEET×SUITE』(2014/4/27)

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 まだ持っていないCD。4月27日、同人音楽イベントのM3に行こうと思っていたんだけど、当日になって腰が重くなり、結局会場には向かわなかった。今となっては、この2枚を買いに行かなかったことを後悔してます。僕は"コンタクト恋図"という楽曲でその名を知った、ボカロP「ぺのれり」さんの1stアルバムの『クオリティシーズン』。そして、試聴してみたところ、フューチャーポップ~アキシブ系のラインを感じて良さそうだった、pletrillionというサークルの1st『SWEET×SWEET×SUITE』。いつかこれらのCDを手にできる機会は訪れるのだろうか。
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OSTER project『Attractive Museum』(2014/4/23)
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 OSTERさんのボカロ楽曲を集めたニュー・アルバムがメジャーからリリースされましたよ。僕が好きなのは以下の楽曲あたり。クレモンティーヌとのコラボで話題を呼んだ"魔法使いのショコラティエ"は、権利上の都合か彼女のボーカルこそ入っていないものの、ピースフルな口笛をあしらったフレンチ・ボサなテイストが素晴らしい、個人的ベスト・トラック。やっぱりOSTERさんの楽曲って、「音ゲーというフィルタを通過したような渋谷系感」がとてもキュートかつポップです。
M-1.MARSHMALLOW HOLIC
M-2.POMPADOUR
M-6.魔法使いのショコラティエ
M-7.tete-a-tete
M-12.マスマティガール
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『47都道府犬R "ワン"ダフル・ソングス』(2014.4.23)
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 北川勝利が音楽を担当した、ゆるキャラたちのショート・アニメ『47都道府犬R』のキャラクター・ソング集。この盤も、もちろん北川さんがプロデュースしてます。藤村鼓乃美が歌う主題歌"Cartoon Swing'47"は、TVアニメ化前からリリースされていた"スウィンギン・レビュー '47"のニュー・バージョン。ミュージカル・ソング的だった原曲が、賑やかにスウィングするニューオーリンズ風のアレンジになっていて、思いのほか新鮮な気分で楽しめました。キャラソンでは、茨城犬(CV:田所あずさ)が歌う"モンブラン・パニック"が、花澤香菜"Summer Sunset"に近似の、アーバンなラテン感が心地よい名曲でした。アルバムの試聴はこちらで。
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日向美ビタースイーツ♪『Bitter Sweet Girls!』(2014/3/19)
TOMOSUKE『marble-Re Edition-』(2010/3/24)

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 KONAMIの音楽配信コンテンツ『ひなビタ♪』で配信された楽曲の集大成となるフル・アルバムがリリースされました。渋谷系リスナーは、渋谷系好きの女子という設定の山形まり花(CV:日高里菜)が歌う渋谷系的楽曲のM-1"恋とキングコング"を必ず押さえるべし。ササキトモコさんが提供してます。M-12"メンバー紹介っ!"というカヴァー曲メドレーでは、最後にまり花が歌っている"jet coaster☆girl"が、渋谷系インディー・ポップな作風で、とても気になってしまった。誰の曲なんだろう? と調べたら、TOMOSUKE feat.Three Berry Icecreamの楽曲でした。というか、この曲、以前手に入れて聴いた、TOMOSUKEのソロ・アルバムにも入っていたようで、買うまでもなく持っていたことに気付いた。なぜか初聴きのときは気に留めなかったんですが、改めて聴くと素晴らしくキャッチー。
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TVアニメ版『HAPPY★LESSON』シリーズのEDテーマ2曲。
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『HAPPY☆LESSON MELODY』(2004/1/28)
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十隠カンナ (CV:中川亜紀子) / 夢の都TOKYO LIFE
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Millio『パーティー』(2003/7/9)
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Millio / パーティー
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『AYAKASHI Characters Vol.3 薬師寺陽愛』(2008/2/8)
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 アニメ『AYAKASHI』の、松来未祐が演じる薬師寺陽愛のキャラクターCD。まるで聴いたこともないタイトルなんですが、CROSSNETが発売していた美少女ゲームをアニメ化した作品らしいです。リード・トラックの
"メトロノーム"はアコギ+ブラス使いのソフト・サウンディンな渋谷系的楽曲。必聴。
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『Missing Blue 03 聖遼学園高等部2年C組~沙夜~』(2001/4/28)
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 トンキンハウスのPS2用ゲーム『Missing Blue』のキャラクター・マキシ・シングル。璃月沙夜(CV:松来未祐)が歌うジャズ風アレンジのキャラソン"そらいろの名前"のためだけにこのCDを買う価値は十分にある。まつらいさんの知られざるマイナーな名曲といえば、上述の"メトロノーム"とこれで決まりでしょう。
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『魔法騎士レイアース オリジナル・ソングブック』(1995/9/20)
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 TV版『レイアース』のヴォーカル・アルバム。今さらこのCDを手に入れたのは、ネットで耳にした吉成圭子(ex.制服向上委員会)"貴方が教えてくれた"が、もはやフリー・ソウルな名曲だったから。どうでもいいことですが、このCDで聴ける吉谷さんの歌唱は、なんだか丹下桜さんに似ていて、僕は気に入ってます。
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『ハチミツとクローバー オリジナル・サウンドトラック』(2006/7/12)
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 アニソンでも声優ソングでもゲーソンでもないものを取り上げるのはどうか? とは思うんですが。こちらは菅野よう子がスコアを担当した実写映画版『ハチクロ』のOST。及川リンが歌うM-3"Colors in Bloom"は、コード進行といい"Tighten Up"なベース・ラインといい、60's~70'sのソウル・ミュージックのテイストが漂う歌ものポップス
で、菅野作のヴォーカル曲の中でもかなり好き。
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 90年代後半にデビューし、今日でも現役でソロ歌手として活動している貴重な声優が飯塚雅弓さん。未だにアイ ドル声優的イメージを崩すことなく、息の長い活動を続けると同時に、楽曲を時代順に串刺しにして聴いても、首尾一貫した印象を受けるのが凄いです。本人の立ち位置も、やっている音楽も、全然ブレがないんですよね。そんな声優歌手、なかなかいないですよ。
 以下は彼女のCDを聴いていた2年前、お気に入りの曲のみでiTunesプレイリストを作っていて、それを公開する目的で書き始めたものの、結局完成しないまま放置していた記事です。リンク先だけ更新して、そのまま掲載します。
 鈴木智文作の"アイのチカラ"がどこにも試聴先を見つけられなかったのが残念。
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『かたおもい』(1997)
口笛でル・ラ・ラ
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『caress / place to be』(2000)
place to be
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『AERIS』(2000)
My happy day
Steal on Sunday
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『ひまわり』(2001)
さんきゅっ
●アイのチカラ
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『Mine』(2005)
Berry Berry Christmas★
12060909
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『10love』(2006)
Happy Smile♪
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『Crystal Days』(2007)
Baby, dance with me♪
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『Stories』(2008)
初めての1ページ
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三森すずこ『好きっ』(2014/4/2)
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 三森すずこの1stソロアルバムが出ました。M-11の"恋のキモチは5%"がライトなAOR風ポップスで気に入ってます。作詞・作曲・編曲は元Cymbalsの矢野博康によるもの。近年の矢野さんは花澤香菜、平野綾、中島愛といった声優にも楽曲をいくつか提供していますが、その新作ってことで、ひとつ。試聴はここで。
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『ロウきゅーぶ! SS 第3巻(初回生産限定版)』(2013/11/27)
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 『ロウきゅーぶ!』2期の映像ソフト特典曲になっている、ミミ・バルゲリー(CV:久野美咲)のキャラソン"ヤマトダマシイできマシタ。"は、早くも僕の中でオール・タイム・フェイヴァリット入り確実のキラー・チューン。いわゆる声優さんのロリ声ヴォーカルでパパパコーラス入りの渋谷系的ギター・ポップですが、もうそれだけでOK。ここまでAKSB系リスナーの嗜好をピンポイントで突いてくる曲もそうそうないはず。
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第一宇宙速度『ラブ&II+』(2012/6/27)
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主にSwinging Popsicleの平田博信さんが手がけている第一宇宙速度の楽曲は、僕にはラウドすぎる歌が多いんですが、録画した『そにアニ』を観ていたら、EDで使われていた"ベリメリ"が良かったです。若干ビートリーでポップなミディアム・ナンバーのこの曲はThe PosiesやTeenage Fanclub、Matthew Sweetでも聴くように楽しめました。ちなみに"ベリメリ"が収録されているこのCDは、平田さんが手がけている『ソニコミ』のBGMも収録されていますが、"朝の街角"というトラックが渋谷系してます。そちらの試聴はiTunes Storeで。
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栗林みな実『fantastic arrow』(2006/12/21)
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 栗林みな実は渋谷系的な楽曲とは縁のない歌手である、と聴きもしないで思い込んでいたんですが、このアルバムに収録されている自転車疾走系ギター・ポップの"ココロノカケゴト"を聴いて、浅い考えを反省しているところです。ファンファーレのようなイントロのホーンはCorneliusの"THE SUN IS MY ENEMY"へのオマージュか(妄想)。
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