2018年12月13日

動画〜作業小屋作り



hyakusho at 19:54|PermalinkComments(0) 新規就農 

2018年12月12日

春の育苗レタス 宅配大手の12月のミスと有機農家の関係 決して後ろを振り返ってはならない

12月12レタス育苗
今日の写真 レタスの育苗も佳境を迎えました これからどんどこ畑に植えていきます てことで 春の作付けも本番を迎えました これから本格的に一番寒い冬がやってきますが 冬が来る=春の植え付けが始まる これは同義でございます 我が農園はこうして 常に 季節の前を歩きます 寒いときに暑い畑のイメージをする 暑いときに寒い畑のイメージを持つ これは慣れていないとできないことです こうして ずっと20年やって来ました これからもこうしてやっていきます・・・

 12月に入り 毎年そうなのですが 宅急便のヤマトの配送の遅れ または 配送ミスが出る この繁忙期にあわせて大量募集するバイトが現場に入ることにより ミスが出たり 荷物の量が増えることで やはり現場は疲労することも原因でしょう もちろん 僕の仕事は (お客様にお野菜を届ける) ということです なので 成田の営業所までお野菜のダンボールを持ち込んだら終り ではないのですね・・・野菜が遅れれば それは 僕のミスとなります なので 僕はできるだけ対処いたします しかして あの大企業ですので たくさん並んでいる事でしょう(見たことはありませんが) 居並ぶクレーム処理の女性オペレーターにどれだけ 怒鳴ったところで 何ら問題は解決しません そして 遅れや配送ミスの原因は 詳細などわからないまま ひたすら お客様にお詫びする ということの繰り返しになります 誰も責任を取ってはくれません・・・本音を言えば 自分で運びたいぐらいです 僕が必死になって作ったお野菜を他人の手に渡したくなどありません しかして 現実はそうはいかないのですね・・・・一番最初のお試しセットのお客様の野菜が遅れたりすれば 目も当てられません そんなことがあれば 二度と注文はありません これが 今の日本の消費者の姿です そして それに合わせなければやっていけない それが 宅配セットをやっている 有機農家の現状でもあります 僕が生き残れるのかどうかは 消費者のスマホの人差し指のタップひとつにかかっているのでしょう 吹けば飛ぶ よりも果たして軽いのかどうか・・・今日の風は冷たかったよな

 明日から作業小屋作りにかかるために 単管パイプなど資材を購入する 4メートル×5メートルの小屋 屋根は一回り大きい 5メートル×6メートル です 骨組みはよく住宅のリフォーム現場などで見られる 足場パイプと呼ばれる 単管パイプというのを使って組んでいきます 地面の下に 2メートルのパイプの1メートルを埋めこんで柱を作っていきます もちろん すべて手作業 骨組みに一日 屋根張りに 2日程度 合計 3日が目安です 出荷作業に 日々の畑作業の合間をぬって この作業小屋を 2つ作ります 金は軽く20〜30万は飛んでいきます 先週 軽トラの車検が上がりました これに 約20万弱 冬場はこうして設備投資を行う時期になりますと 毎週ごとに通常の経費に加えて軽く10万単位で金が飛んでいきます・・・・
 なんのために とか 何が虚しい というような感覚が この20年の間に心の隅々まで行き渡ったようで 最近は なんでしょう? 淡々とごく当然のごとく そうした 空白のように感じる感覚が 染み付いてしまったような気がします  (勝利も敗北もなく ただ 暗く横たわる暗闇のようなものをじっと見つめる) かっこ良く言えばそんな感じでしょうか・・・何であろうとも 突っ込まなくてはいけないときには突っ込むのです そして これからも 後ろを見たらだめなんですな・・・そう 村上春樹の小説にもありましたよね・・・(決して後ろを振り返ってはならない まっすぐに前を向いて帰るんだ) 海辺のカフカ でしたっけ? ま そういうことです・・・   

hyakusho at 23:00|PermalinkComments(0) 新規就農 

2018年12月11日

動画〜ルッコラの収穫



hyakusho at 22:31|PermalinkComments(0) 『旬の有機野菜セット』 

ビタミン大根の収穫 立花氏のコラム 12月・・・

12月10ビタミン大根
今日の写真 ビタミン大根を収穫しました 明日から出荷いたします・・・今日成田では初霜でした さて 冷えてきましたね てことで 冬といえば 大根です おふくろ大根とこのビタミン大根が連続出荷が始まります この秋・冬の作付けはなかなか例年にないパターンが多く 大根も何割か種を播いたのが 消えてしまいましたが 大根の種が消える というのはなかなか体験がなかったですね ま これも経験の内でしょう・・・

 さて 12月でもって 今年一年の最後の月となりましたが 今年は 本が読めませんでしたな・・・趣味 と言えるものなど何もないわけですが たまに 本屋さんに寄って おお今年の芥川賞はこれか などとつぶやきながら買って家のトイレなどで用を足す際に読むのが楽しみにしております 今年じっくりとそうした小説は読めませんでしたが かろうじて 雑誌は多少読めました 文芸春秋もコンビニに置いてあったりしますので 見つけたらば買うようにしております 一番最初のコーナーのコラム 一番最初の筆者は立花隆氏 そう もしかして 今の日本では 一番尊敬されているジャーナリストなのかもしれません やはり この人のコラムは格が違いますね 毎回 自分の知らない世界に連れて行ってくれて そして おもしろく勉強になります 文章で飯を食っている人のその気迫とプロとは何かということもまた教えてくれます 僕みたいな暮らしをしていれば 外の世界になど何の視線も向けなかったとしても もしかして 生きていけるのかもしれません ただ・・・それでは 無知蒙昧な百姓が田舎で生きているに過ぎません せっかく 田舎に行き 新規就農しているのですから 世の中のつながりのようなものも多少は意識ししていたいと思うわけですな・・・ま そうしたことを知ったからといって 美味しい野菜が作れる ということではありませんが・・・・

 12月はもうひとつ・・・僕が生まれた月でもあります 今年また ひとつ歳を取ります 50を過ぎて着々と還暦が迫りつつあるわけですがね 農業の世界では 60なんぞ 全然おこちゃまであります なのでなんらおそるることあらず ではあるわけですが 世間一般では全く異質な世界でしょう 村の草刈りに出れば 僕が一番若いわけです まあ 20年後 この地区がどうなっているのかは 語るまでもないでしょう 少なくとも 周りにいる 相当数の方はいないでしょう もちろん 僕だっていつどうなるかなんてわかりません この地区の 畑は 80ヘクタール 東京ドーム 20個分ですが いったい誰がやるんでしょうかね? あ? 田んぼもありましたな100ヘクタールぐらいですか? ま 将来はロボットかAIがやるんでしょう それでいいんじゃないですかね
 田舎の人は すでに 田舎を見限っているように思います 誰も子供たちに農業をさせようとはしません すでに 語ってどうなる という段階を超えました あとは もう 落ちていく夕陽をただ眺めるように 滅びていく様をじっと見ていくだけのことでしょう・・・
 12月の冬のとある寒い雪の降る朝に僕は生まれました おふくろは自分で破水しかかっているお腹を抱えて自分で保険証を握り締めてタクシーを呼びました 生まれてすぐに肉体労働の現場に出ました 休んでなんぞいられません 貧しさの中で僕は育ち 家はコンクリートブロックで作られていました 幼少の頃のその白いブロックの壁を今でも覚えています でも そんな家や境遇は当時の日本の田舎にはごまんといたわけです 20歳を超えて 田舎を一人飛び出たわけですが こうして また新たな田舎に住んで百姓をやっているわけです
所詮アヒルの子はアヒル 元の鞘に戻るように 僕は別の田舎に戻ってきました それで良かったのでしょう 実際 それしか僕にはありませんでした 今日 畑に霜が降りました 朝一番は真っ白です そう 僕が生まれた時の朝のように・・・・・合掌

hyakusho at 01:21|PermalinkComments(0) 昔の話〜農業に至った経緯 

2018年12月10日

動画〜ビタミン大根初収穫



hyakusho at 21:47|PermalinkComments(0) 『旬の有機野菜セット』 

2018年12月09日

動画〜作業小屋整地スコップ堀り



hyakusho at 17:42|PermalinkComments(0) 新規就農 

2018年12月08日

モヒート??? 赤ケールの収穫 水道 人生の先走り

12月7赤ケール
 モヒートって何? モヒカンじゃないの?
今日の写真 収穫の始まった 赤ケール 黒キャベツに続いて ケールの出荷が始まる 黒キャベツもそうだけども このケールも (かいて取れる)野菜だ そう 手でばきばき折りながら収穫できるというのは 実は作業的にもすごく楽なのですね 僕が 小松菜を積極的に作らない理由のひとつは 必ず 株ごとの収穫が必要となるためだ そして 当然 1株では1件分にはならないので たくさん収穫する必要がある それが 時間に迫られているときには とても面倒になる そうした収穫の際の面倒というのも 長くやっているとじわじわと堪えるものなのね・・・・・

 引っ越した先の水道料金がかなり高くなりそうだ 地方の自治体というのは その予算や人口やもろもろの諸条件でいろんな公共的なサービスに差があるのは知ってのとおり 田舎では 水道がまだ来てなくて 自前で井戸を掘り 自前で浄化槽を作って 生活をしている というのはざらにある 今回引っ越した先は 水は公営の水道処理は 浄化槽 という組み合わせ つまり 水が入ってくる段階でお金が発生するわけですな しかして 処理をよく見ると 近所のいくつかのご家庭では 農業用に使う 太い径のチューブを利用して 家からそこらへんの雑木林に流している うーむ・・・・もちろん 良くないことなのだけども これが ざっつ田舎ですな 浄化槽も管理などを業者に依頼すると年間に軽く1万以上取られるので それがいやなのだろう・・・
 水道法の改正 とやらが あったそうな 今後 水道料金はどんどん上がるだろう ていうか 都内などもそうだけども すべての老朽化した配管を交換することなど 今後できないのは間違いないだろうし その責任を取りたくないのでしょう これからは (水) の確保は 自らの責任で持ってやる時代になるでしょう 水と電気 これはやはり 自前で確保したい 田舎で暮らして20年 いまだその領域には辿り着けないけども これは是非 やりたいことの一つだ なんというか 自分のライフラインを他者に依存している という状況は やはり寝心地が良くない・・・百姓 と名乗るからには やっぱ 自前で用意したいよね と思います・・・

 2018年・・・・終わりに近づいているのだけども・・・・自分でやっているこの人生というゲームですが 自分でコントロールできている領域は何パーセントでしょうか? 時に だいたい自分の手でコントロールできている 時にうまくハンドリングができていない など どんぶらこと揺れる小船のように 行ったり来りするものでしょう
今年は僕の場合は・・・まったくもって コントロールできない状況になりました そう 10年に一度ぐらいでしょうか? 自分よりも先に 人生が先走っていく ということが起きます そうなると もう 何をどうしてもしょうがありません ただただ 自分がどこに連れて行かれるのかもわからずに 必死に追いすがっていくしかありません 初めての道 初めての風景 初めての状況 そうした場所に引きずりこまれてあたふたする という日常がやってきます 何処でどうなってそうなったのか を理解するには時間がかかりますが それはもう少し後のことです・・・これが 僕の人生でこれが起きたのは 何度かありますが 明確に今 思い出すのは ネイティブ・アメリカンの スウェットロッジに入ったことです 何度か体験したぐらいから 自分の体が自分の体じゃないような感覚がやってきて そう思ったらば 途端に いろんなことが周囲で起こり始めて 当時はもう生活もぐちゃぐちゃ お金もなくなり いろんな人に会ったり会いに来られたり 路頭に迷う一歩手前にまで追い込まれました 何が起きているのか? を考えて 後で振り返ったときに (ああ!体が最初に反応して 人生の旅が勝手に始まったのだな)ということがわかりました・・・なんでしょう? F1のピットスタートのように シグナルが点滅したら 一気に奈落の底に落ちるように新たな人生が始まる ような感じでしょうか? 
 今年 2018年は年初めから スタッフの逃亡をきっかけに(もう何年も前に感じます)こうした流れになりまして いまだに着地点が見えない状態が続いています 気づけば 新たな家に引っ越してこれを書いていますが よくわかりません・・・ま なるようにしかならない それが 人生です 畑はずっとやっていきますが それ以外は もう 何がどうなっていくのか・・・自らに アーメン!


hyakusho at 21:20|PermalinkComments(0) コラム・百姓から見た世のつれづれ 

動画〜春の大根トンネルスタート



hyakusho at 19:20|PermalinkComments(0) 『旬の有機野菜セット』 

2018年12月07日

動画〜赤ケール収穫



hyakusho at 18:25|PermalinkComments(0) 『旬の有機野菜セット』 

2018年12月05日

ターサイの連続出荷 成功する農家の絶対条件とは・・・〇〇にらみ

12月4ターサイ収穫
今日の写真 出荷の始まった ターサイ 我が農園の冬の葉物 王者 といえばこのターサイ 煮ても焼いても美味い 寒くなればなるほど 味が濃くなっていく 美味しい野菜名のだけども 認知度は低い だからこそ 我が農園はこうした野菜を作っていきたい 先日の農家の忘年会でも話題となっていたけども (野菜が売れない) そう 本当に今の時代は 野菜が売れない 一般家庭では 野菜を買う人はどんどん減っている 野菜よりも 惣菜 そして 共働きなので お弁当を買って家に帰る この流れはもしかしたらもう 戻ってこないのかもしれない 野菜はオワコン そして その中でも 有機野菜は終わったアイテムのひとつなのかもしれない 20年やってきて 今が一番その意味でも苦しいと感じる 
 そして もうひとつは 宅配 という世界だ 某アマゾンやネットショッピングで隆盛を極めているわけだけども
これ まずもって 配達する某ヤマトの送料が今後益々厳しいことになるだろう 宅配をやっている農家が集まると (いくらで配送している?)という話の流れになるわけで 見積もりの段階で 1000円以上を提示されるのがほとんど 2000円代の野菜を送るのに 1000円かけて送って 誰が買うの? 幸い 我が農園は 長年の付き合いがあるので かなり 抑えられているのだけども それでも 今後は送料が下がることはありえない 送料が 1000円以上になったら たぶん 買う人はいなくなるかもしれない そのときは 廃業なのかな? とまあ 有機農業を取り巻く環境は 日に日に厳しく これはもう どないにもなりません 我が農園も 数字はずっと右肩下がり 畑なんぞやっている場合じゃないのかもしれず なんでしょう? さつまいもの商品開発でもしたほうがいいのかもしれませんな・・・冬は焼き芋でも焼いて軽トラで売り歩きますかね? 

 さて そんな中でも 先の忘年会でも話題になっていた 若い有機農家カップルが 豪邸を購入したという話 
出荷をしていたハウスのすぐ下の豪邸を直接 買えることになった 直接 というところがポイントで そう 間に不動産屋が入っていないのですな 地元のつながりの口約束でもって 家主と直接交渉をして 買い上げるということになったそうな 空いていくこうした 農家物件はこれからもどんどん出てくるわけだけども 不動産に乗ってくるものは ほんの一部 そうした情報なりも 地元できちんと暮らしていなければ触れることもない 運と実力が左右する世界なのですな そして その中で僕が思うことのひとつは 嫁 である
成功する農家の特徴として 嫁 の力が凄い ということを僕は感じてきた そう だいたいにおいて 成功する農家さんには 凄い嫁がいるのですな 挨拶したりすると 旦那さんはだいたいにおいて いい人で爽やかな笑顔 一生懸命 畑仕事に精を出している風が伝わってくるのだけども 2〜3歩後ろにいて旦那さんの影に隠れる風なその奥さんが実は怖い もちろん 笑顔なのだけども まずもって 目が笑っていない 若かろうが年配だろうが関係なく じっと旦那の後ろから こちらをじっと見ているのですな 僕は毎回 これを (嫁のやぶにらみ) と呼んでおります 表の世界は旦那に任せ 実は 裏では嫁が仕切る これが 農家の基本的な経営方針となっているわけで 江戸時代から続く不文律でもあります 
 なので 僕は毎回 旦那さんとは遠慮なくいろんな話をしますが 奥さんが出てきた途端に 口が重くなり もごもご言いながら ではこれでと言って 出されたお茶を一気に喉に流し込み早々に立ち去ることにしております (成功する農家にはやぶにらみの嫁がいる) これはもう 太陽が東から昇る という意味と同じとして間違いないことだと断じていいと思います・・・・ああ!恐ろしや!くわばらくわばら・・・

hyakusho at 22:24|PermalinkComments(0) 新規就農