2020年第14週である4/10(金)の日経平均終値は前日比153円高、前週比1,678円高の19,498円でした。

新型コロナウイルス感染者数が増え続けています。
いよいよ身の回りにも感染者が出てきそうな気配です。
実経済への悪影響がどこまで及ぶのか予想することが難しい状態です。

日本を含む世界中で株価は大きく上昇しましたが、おそらく一時的なものだと思います。
2020年度の決算発表を先送りする企業も出ており、業績見通しは不透明な状況です。
いずれにしても、今は我慢の時でしょう。

ちなみに、4月第1週の投資部門別売買動向は、海外投資家の8週連続の売り越しに対し、
個人投資家と年金マネーが買い向かう、という展開でした。
年金基金の売買動向を映すと言われる信託銀行は5週連続で買い越し、
自社株買いが中心と見られる事業法人は2週ぶりに買い越し、となりました。

また、4/3の信用評価損益率は「-30.51%」でした。

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 (出典: 株探)

4/10(金)の市場概況です。

日経225平均 19,498円 (前週比+1,678円)
日経225先物 19,320円 (前週比+1,620円)
TOPIX 1,430 (前週比+105)
JASDAQ平均 2,992 (前週比+158)
マザーズ指数 670 (前週比+77)
騰落レシオ 90.7% (前週比+24.2%)
売買代金 約2.19兆円

日本株は日経平均(現物・先物)、TOPIX、JASDAQ、マザーズ全て上昇しました。

NYダウ 23,719ドル (前週比+2,667ドル)
NASDAQ 8,153 (前週比+780)
VIX指数 41.7 (前週比▼5.1)
米国長期金利(10年国債) 0.72% (前週+0.13%)

米国株もNYダウ、NASDAQともに上昇しました。
VIX指数は下落してきていますが、高い水準が続いています。

1USD = ¥108.4 (前週比▼0.1円/$)
1EUR = ¥118.6 (前週比+1.3円/€)
1HKD = ¥14.0 (前週比±0円/HKD)
1AUD = ¥68.8 (前週比+3.8円/AUD)

ユーロと豪ドルは大幅に円安に、米ドルと香港ドルはほぼ横ばいでした。

私の株資産は前週末比で7.4%増でした。
日経平均は9.4%増でしたので、パフォーマンス比較では「負け」でした。
今年の対戦成績は5勝8敗1分けとなりました。

4月第3週の重要イベントです。

4/13(月):
🇯🇵3月マネーストック、3月投信概況、大阪万博開催まで5年
4/14(火) :
🇯🇵2月毎月勤労統計・全世帯家計調査・景気動向指数、1月毎月勤労統計
🇨🇳3月貿易収支
🇺🇸3月輸出入物価指数
🌎IMF世界経済見通し
4/15(水):
🇯🇵3月訪日外客数
🇺🇸3月小売売上高・鉱工業生産・設備稼働率、4月NY連銀製造業景況指数、米国地区連銀経済報告
🌎G20財務大臣・中央銀行総裁電話会議
4/16(木):
🇯🇵3月マンション市場動向調査
🇨🇳3月新築住宅価格動向
🇺🇸3月住宅着工件数・建設許可件数、4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
🇪🇺2月鉱工業生産
4/17(金):
🇯🇵2月鉱工業生産・設備稼働率・第三次産業活動指数
🇨🇳1-3月GDP・固定資産投資、3月小売売上高・鉱工業生産
🇺🇸3月景気先行総合指数
🇪🇺2月建設支出、3月消費者物価指数
🌎IMF・世界銀行春季会合

注目ポイントは、国内感染者動向、中国1-3月GDP、IMF世界経済見通しなどです。

欧米諸国での新型コロナウイルス感染者数はピークアウトの兆しが出ていると言われていますが
まだまだ予断を許さない状況だと思います。

慎重かつマイペースにやっていきたいと思います。


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