どーも!えんたく(@Entaku98)です!

ある日の帰り道に地元の猟師さんたちが道の脇に車を停めて、何やらやっているところに遭遇したんですよ。

んで、知り合いというかいつも面倒を見ていただいたりしているので、声をかけられたんですよね。

そしたら軽トラの荷台にシカがいるではありませんか! 



そして話の流れというか場の雰囲気で一緒にシカをさばくことになったんですよ。

その時のことを書いていこうと思います。

写真も少し撮ったのですが、グロイのでとりあえず載せない方向にしようかなと。

グロイのとかグーグルさんに注意されそうだし…苦笑

載せて欲しい!って要望があったら載せようかなー

今回の一件の始まりは猟に興味があったから

実は前日に猟に使うワナを仕掛けに行くから、一緒に行かないか?という誘いを受けていたんですよ。

「猟」というものにも興味があったし、どんな風に仕掛けるのか見てみたいと思って行きたいです!と言っていたんですよね。

ところが、その次の日の朝に僕は用事があって行けなくなってしまったんです。

あーあせっかくのチャンスだったのになーなんて思いながら、山道を軽トラで登っているところでひらけていて、川に降りていけるところに軽トラが2台止まっていて、近くに見覚えのある姿が見えた。

声をかけられたので寄っていくと、ワナを仕掛けに行ったら別の罠にかかっているシカがいたので仕留めて連れてきたとのこと。

その仕留めた様子の話を聞いても想像を絶するというか、なんとも痛々しい話

近所に住む、大地氏がワナを仕掛けるのにも同行していて、しとめるその場に居合わせていたという経験はすごいものです。



僕は途中参加ということになったけど、しとめるその場に居合わせていたらどう思ったかなと感じながらさばくのに参加することにした。

さばく準備をする前にすることがあった

すぐにさばき始めるものかなと思っていたけれども、まずはシカに日にちのペイントをして地元の猟師さんがシカと一緒に写真を撮ってもらっていた

これは猟をした証であり、この写真を撮ってもらうことによって、害獣駆除の助成金というか報奨金が出る

そして駆除した証としてシカの両耳としっぽを切り取っていた。

先ほど撮った写真とシカの両耳としっぽを提出することによって報奨金が出るとのこと。

なので山を歩いてる時にシカの死骸を運よく見つけた場合は、罠にかけなくても写真撮ってしっぽと両耳を持っていけばお金になるなんて話を聞いた。

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写真を撮った後はいよいよさばく準備

写真を撮った後はシカを川ぞいに落とす。

そしてさばく為に木にロープを設置する。
IMG_3339

ロープの設置は慣れたもので、サクサクと設置をしていく。

足元にシカの死体があるのに、作業は進む。

シカの首にロープをかけ、木の反対側に垂れているロープをその場にいる4人で引き、シカをさばくのにちょうど良い高さまで釣り上げる。50キロ以上ある大物のシカだったので苦戦した。

地元の猟師さんも「これほどに太い(大きいということ、おそらく土佐弁)シカは珍しいぞ。今の所、今年最高のサイズだ」と言っていたのが印象に残っている。とにかく大物なのは間違えない。

そんな大物のシカの頭がロープで吊られて僕の背より高いところに来る。

黒く、真ん丸とした両目を見る。まるでまだ生きているかのような気迫を感じた。

気迫を感じたというより、少し睨まれているような恐怖も同時に感じる。ついさっきまで生きていたのだから。

恐怖と驚きが混じったような心持ちで、シカをさばく作業に臨むこととなった。

いよいよさばく

僕は過去にも鶏をさばいたことがあるんだけど、その時より緊張し、恐ろしさを抱えていた

なんせ鶏と違ってシカは大きい。

その大きさから伝わってくる空気感は普段味わうようなものではない。

鶏をさばくときにも刃物を使ったんだけど、普通さばくと言ったら鋭利な刃物のを想像すると思う。

これを読んでいるあなたも思ったと思います。
サバイバルナイフ
そうそう、こんな感じ。

それこそサバイバルナイフとか包丁みたいなやつ。

僕もこんな感じの刃物でさばくんだと思っていたんですよ。

そして猟師さんたちが取り出して貸してくれた刃物が…

カッター
えっ⁉︎これってただのカッターなんじゃ…

紙とか切るの?

と思ったけど他の猟師さんたちも、いわゆるフツーのカッターを手に持っている。

何を始めるのかと思ったら、シカの首あたりに刃を当てて毛を剃り始めた。

それを見て僕もシカの首の毛を剃り始める。

毛を剃るのは案外簡単だった。

シカの皮を剥ぐ

シカの首の毛を剃るのは皮を剥ぐ為だった。

毛を剃るのも首だけで終わり、首に刃物を入れる。

この時もカッターで続ける。

首に刃物を刺した時、血が飛び出ることを想像していたけど、そんなことはなかった。

もう死んでいて、吊るされているからかもしれない。

けれども全く血が出なかったわけではなく、少しだけ垂れてきた。

皮が固いから力を入れないと皮が切れない為、少し苦労した。

首を1周刃を通し、めくれるようにした後皮をつかみ、下へ引きながらくっついているところへ刃物を入れながら剥がしていく。

引きながら筋を切っていく感じで切るとキレイに、上手く剥がれる。

もちろん血も出る。

宙吊りになっているからか、下に行けば行くほど血が出ていた。

また、皮を剥がす時は剥がしやすくする為に途中途中で切り込みを入れて指をそこに入れて下に引きながらやると剥がしやすい。

皮を剥がすと意外なことにシカの体は白っぽいところが多かった

もっと肉の色で赤いと思っていたのに。

シカの皮を剥ぎながら猟師さんがシシ(イノシシ)並みに脂が多いと言っていた

シカの美味い時期は8月〜10月ぐらいの時期で冬は脂がないのであんまり美味くないのだとか。

ちなみにイノシシは冬が旬。

猟は冬にやるイメージが強かったのでシカも冬が旬だと思っていた。

いよいよ解体

皮を剥ぐ途中に4本の足はノコギリで切り落とすという衝撃な一コマがあった。

えっ足の切断ノコギリですか⁉︎みたいな。

そして剥いだ皮や4本の足などは沢の茂みの方へ捨ててしまった…

翌日にはサワガニがほとんど食べ尽くして跡形もないのだという。

サワガニ恐るべし。

言ってるそばからサワガニが集まってきてた。

解体はまず腹を裂き、内臓を取り出す。

なんとも生々しい。

臓器は人と同じものが多かった。

そりゃーそうか。同じ哺乳類だもんね。

レバー(肝臓)は食べれれるので切り取る。

僕は内臓系のものが苦手なので食べたいと全く思えなかったけど、美味いらしい。

タルというかかなり大きめのバケツみたいなものに沢水を入れて食べられる部位や肉を入れていく。

シカは食べられる部位が大きく分けて5つあり、前足付け根2か所、後ろ足付け根2か所、そして「セミ」と呼ばれる首から腰のあたりまである、人で言えば背筋にあたるところの5つ。

各足に2か所あるのは右足と左足ということ。

厳密に分けたらもっと細かくなるんだろうけど、この5つ。

美味しいと順として、ダントツ1番が「セミ」で次が後ろ足で、前足という順番。

人によっては「セミ」だけとってあとは山に捨てていく人もいるなんて話を聞くぐらい、別格のよう。

「セミ」は脂身がほとんどなく、柔らかい赤身といった感じで筋もないからかな。

シカの解体中は常に何かとの戦い

さばいている間はシカの匂いというか血の匂いがしてくるんですが、これが慣れてないと結構きつい。

僕はあまり血や、獣臭に慣れていないので少しきつかった。

時間が経つにつれて、下に落ちる血の量が増えたからなのか、腐敗なのか、気温なのかわからないけど匂いはきつくなってくる。

しかもアブやハエ、蚊、スズメバチがシカの匂いに連れられてなのか寄ってきて、耳元でブンブンと音を立てる。なかなかにウザい。

そんな状態になりながらもシカを解体していく…

4本の足の肉を切り出し、最後に「セミ」が残って慎重に切り出す。

背中の骨というか腱(けん)を切らないように慎重に切っていく。腱を切ってしまうと作業がかなりしづらくなるとのこと。

慎重に切って「セミ」を取り出し、解体終了。

残った骨などは山に捨て、サワガニのご飯となる。

最後に仕上げ

肉を切り出したら終わり…のようなイメージがあるけど、そうじゃない。

4つの足の肉にはまだ骨などがあるので軽く下処理をする。
IMG_3345
シカの解体がグロいのは「シカの本体が見えるか、想像がしやすい状態」と思ったのでこの写真はシカの解体より、「肉塊」なので肉っぽくなるので大丈夫かなーと思って載せてみました。

こんな感じでブロックになっているシカ肉を最低限、筋や骨をとって食べやすい状態にします。

今回、50キロぐらいのシカから、合計約30キロのシカの肉塊が取れました。

感想とまとめ

解体の手順は、ロープで吊るせるところを作る→シカを吊るす→カッターで皮を剥ぐ→皮を剥ぎながら4つの手足をノコギリで切り落とす→腹を切って内臓を取り出す→前足の肉を切り出す→後ろ足の肉を切り出す→セミを切り出すという順番でした。

肉は切り出したら大きいバケツの水を張ったところに肉を入れて、何度か水を替えていた感じでした。

鶏をしめた時とは違い、血の匂いがかなりしたのでなかなかにきつい部分がありましたね。

解体が終わった後に何度も手を洗ったけど、血の臭いと脂のベタ付きが取れにくかったのもなかなかに大変。

終始、緊張と恐怖のようなものを感じていたので狩猟をやってみたいという人でも、血が苦手な人は覚悟して解体はした方がいいですね。

ただ、こうした血を見て解体することでしか、肉を食べることはできないということを改めて感じました。

命を頂いているんだなという実感。

これはシカに限らず、肉全てに言えること。

僕はあまり肉を食べることはないんだけど、今まで以上に命に感謝して「いただきます」をできるきっかけになりましたね。

経験として、誰もが解体とか屠殺は経験した方がいいなぁと感じました。

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