2006年11月08日

「ハムレット」本番迫る!

ひろしま演劇祭2006「ハムレット」の本番が近づきました。『ハムレット』
 広島演劇協会と広島市南区民文化センターの主催するひろしま演劇祭2006「ハムレット」の本番が近づきました。
公演日時=11月11日(土) 18:30開演/  12日(日) 14:30開演
会場=広島市南区民文化センター・ホール(南区比治山本町16−27)
入場料=一般前売2000円(当日2500円) 高校生以下1500円(当日2000円) 小学生以下500円(当日1000円) 
*未就学児の入場はお断りします。託児サービスがあります。
チケット問合せ=南区民文化センター(082-251-4120)・各区民文化センター・デオデオPG・演劇祭事務局(090-1330-4584) hamlet2006@n.vodafone.ne.jp またはネット予約
原作=ウィリアム・シェークスピア 翻訳=小田島雄志 構成・演出=高野由美子

 ほとんど毎日のように稽古が続けられてきた「ハムレット」、私は広報誌でのPRという形で関わってきましたが、いよいよ本番となると出演者や現場スタッフの熱気が伝わってきます。5日(日)にはホールでの通し稽古を見に行きました。これまでも3回ほどは断片的に稽古を覗いていたのですが、通してみるのは初めてでした。ゲネプロ(衣装や照明などを含めて本番通りに行うリハーサル)ではありませんが、出演者も立ち会うスタッフも真剣です。常に本番通りの条件で稽古できればいいのですが、そういうチャンスに恵まれない多くの劇団(広島のオペラ団体も然り)にとってホール稽古は貴重な時間です。
 長くて重くなりがちな「ハムレット」をスピーディで分かりやすく、時には現代的な感覚に合うように仕立てようとする努力が見える舞台です。この日、なかなか面白いと思ったのは旅芸人たちの登場場面でした。アジア的な、どこか無国籍な雰囲気の漂う芸人たちは見ていて楽しいもの。演出次第でいろいろな味付けのできる場面です。
 もちろんメインキャストたちの場面も、コロスとしてさまざまな役割を果たす集団の演技も、役者たちの成長を感じさせる仕上がりになっています。まだ、最後の最後まで変化と成長は続くことでしょう。
 舞台といっしょに客席も心を躍らせることの出来る芝居を、どうぞご観覧下さい。私もスタッフとしてホールの中をうろうろする2日間になりそうです。

 

 

 

     
Posted by hyo_gensya2005 at 22:20│Comments(0)TrackBack(0) 演劇 

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