現在、頭の弱い人達が、日本政府が集団的安全保障の適用を認めると自衛隊への志願者が減り、徴兵制が実施されるので反対しなければいけないとしきりに主張しています。 

確かに、官邸前で騒いでいた人達は、知的弱者なので、そういう妄想が脳内に充満してるんでしょう。しかし、世の中には全く逆の考えを抱く人間も少なからずいるわけです。それも分からない、お前らみたいなバカは、どこに行っても使えないから、安全保障の最後の防波堤である自衛隊に入られたら困るんだよ。 経験値の低い若者をダマして、焚き付けるためにデタラメ抜かしてるだけなんでしょうけど。


何度も書いてますけど、自分は防衛大に合格しましたが進学しませんでした。担任の口車に乗って模試代わりに受験しただけですし、稼業の跡継ぎにすることしか考えていない親には反対されるし(その一方で、ジイサンの戦友が、防大に進学させろ!と家に乗り込んできましたけど)、そもそも子供の頃から運動が苦手な虚弱体質児に自衛官なんて務まるわけがないのです(実は、胸囲を試験官におまけしてもらって合格してます)。 

とは言え、それは外周的な事情です。正直言って、当時は自衛隊のことをバカにしてました。ちょうど高校生の頃に国会でPKO法案が審議されていたのですけど、その国会審議と末路は酷いものでした。 

自民党が国会対策で、社会党の言い分をある程度認めた結果、PKO派遣される部隊には小銃と機関銃1丁しか装備させないことで政治決着したのです。 

政府の方針を決めるのは、国民によって選出された議会の仕事ですが、方針に基づいて具体的な方法論を決定するのは、実施機関に委ねないと現場は責任を果たせないです。そんな当たり前のことも出来ない自衛隊に入ったところで胸クソ悪いを思いをし続けることは目に見えてますし、あんな低能な議員共の命令に従えるか!と思ったのです。 

この国を根っこから腐らせてきた社会党が崩壊した世紀の変わり目辺りから潮目が変り始め、民主党政権という暗黒時代を経て、ようやく状況は具体的に改善してきたのですけど、知徳体に恵まれた青少年にしてみれば、今回の閣議決定やその先に見えてきた自主憲法制定は、自衛隊への志願を促す追い風になるかもしれないです。 

この国の防衛政策がまともになればなるほど、むしろ、やる気のある若者が入隊するようになるんじゃないでしょうか。もし、
自衛隊への志願者が増えたら、反対理由は無くなるわけですよね。バカ共の論拠は崩壊する可能性が高いと読んでます。