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あおり男確保に騒然、東住吉署は「嫌だ」生野署主張
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201908180000876.html

留置される警察署を指定したということは、生野署の方が環境がいいか、顔が利く警官がいるということだと思います。あと「出頭」という言葉を〝適切〟に使っていることに強い違和感を感じました。

結論から申して、あおり運転のオッサンは、過去に何度も警察のお世話になっているということです。お陰さまで、自分も検挙され、家宅捜索され、取り調べを受けて、その辺の事情に詳しくなれました。N君には、いい勉強をたっぷりさせてもらいましたよ。あっ、これは皮肉じゃないですよ。本心で書いてます。


そのことを証明するために、当時の状況をざっと記しておきます。朝9時前でしたかね。刑事6人が、我が八潮秘宝館にやって来て、捜査令状を見せられました。さすがに本物を見たのは初めてですから、余りの嬉しさにドキドキしながら「着手ですね」と答えたら「着手です」と告げられて、家宅捜索開始です。

それが昼前に終わり、昼飯休憩を挟んで(さすがに気疲れして、昼飯は食えませんでした)、午後、最寄りの草加警察署に出頭したら、最初に番号付けられて、前とか横から写真撮影です。ドラマや映画でよく見るアレですよ。その撮影に使っているカメラがニコンD5300で、自分が持ってる機材と同じなので笑っちゃいましたね。

ストロボは見たけど、よく分かりませんでした。自分が知らない古い業務用器材だと思います。その後、指紋やら何やらを取られましたが、その辺も完全にデジタル化されてて、いろいろ感心させられました。

取り調べ室は狭くて、蒸し暑かったです。途中、便所で手を洗ったら、手のひらが脂汗でベトベトでした。草加警察署には取調室が11あって、自分はその11番目でしたが、全室フル回転だったことに驚きました。犯罪は思った以上に多いのです。

手錠をはめられたオジサンとすれ違ったら、半分泣いてて、手錠を隠そうとしてました。何をやって捕まったんですかね。反省するくらいなら、やらなきゃいいのに。大体、取り調べ室の廊下ですれ違った同じ容疑者相手に手錠隠しても意味無いだろうって思いましたが、あのオジサンは頭の中が完全に混乱していて、まともな判断は出来なくなってたはずです。

通路脇の椅子に座って、おにぎり食いながら休憩していたら、隣にひったくり事件の目撃者3人が座ってて、そのやりとりが傑作でした。パキスタン系のゴツいオジサンが「難しい日本語分からないよ。聞かれたらどうしよう。答えられない」と頭を抱えていたら、60代後半と思しき上品なご婦人が「日本人も難しい言葉は分からないから同じよ」となだめてるし、その先の同年代と思しきオジサンは、ひったくり犯を追いかけたそうで、その武勇伝も面白かったです。

要は、どこに行こうが、どうなろうがモノは考えようで、むしろ地獄街道の方が面白いネタはゴロゴロ転がってるんですね。

話が、どんどん脱線しましたが、警察・司法関係者でもないのに「検挙」「出頭」「着手」 といった用語が正確に使えるのは、実際に検挙された人間の特殊能力みたいなものです。あおり運転のオッサンは、そういう意味では相当な手練です。これまで悪いことを相当な数やってることが話し方で分かるんですよ。だから、一度、徹底的に痛い目を見て、人生を考え直した方がいいんじゃないでしょうか。