2009年01月03日

株式会社ビューティサロンモリワキ 
代表取締役 森脇 嘉三様
専務取締役 森脇 伸一様
インタビュー


ホームページ:http://www.bs-moriwaki.co.jp/



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 インタビュー日時 2008/12/11


    〜企業情報〜

社名:株式会社ビューティサロンモリワキ
表彰歴:約三十年
業種:美容業全般及び貸衣装
創業・設立:1952年
資本金:1000万円
総従業員数:約110名
代表取締役社長:森脇 嘉三
ホームページ:「http://www.bs-moriwaki.co.jp/」

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■御社にはどのような表彰がありますか?
 チーム表彰では年間総合売り上げ最優秀店表彰、年間売上アップ率最優秀店表彰、スタッフ一人当たりの生産性最優秀店表彰、新規客比率最優秀店表彰、等々があります。また、店舗ごとのカラーリング比率や、トリートメントの比率、パーマ比率などもその年の経営方針に合わせて表彰の対象になります。
 個人表彰では、勤続表彰、皆勤賞、年間売り上げ優秀者表彰、といった基本的なものから、感動話優秀者表彰、ほころびメール優秀者表彰、DM発行優秀者表彰といったものもあります。


■個人表彰の後半に挙げられている賞について教えていただけますか?
 当社では朝礼で感動した話をスタッフに話してもらうことにしています。感動話優秀者表彰はその感動した話の中で最も素晴らしかったものを選び表彰する賞です。DM発行優秀者表彰は名前の通りダイレクトメールを最も多く発行した人を表彰する賞です。ほころびメール優秀者表彰は感動した話を社内メールで送り、その数で最も多くのメールを送った人を表彰する賞です。


■ほころびメール優秀者表彰について詳しく教えて頂けますか?
この賞は高級ホテルのリッツカールトンの話を参考にして作った賞です。今もそのままなのかはわかりませんが、リッツカールトンでは社員から集めた感動話を朝に一斉にFAXで全世界に流すそうです。この制度を初めて聞いたときに何とかして当社の仕組みに取り入れたいと考え、導入した賞です。ほころびメール優秀者表彰はより多くの感動した話を全社員で共有するために行っています。


■表彰はどのような場でどのくらいの頻度で行っていますか?
 当社では表彰の機会を主に二通り設けています。一つは月に一度、全社員が集まる合同ミーティングでの表彰です。もう一つは年に一度の入社式での表彰です。この入社式では全社員が集まるのはもちろんのこと、外部の方もお招きして表彰を行っています。一時期は半年表彰も行っていました。


■KYPという委員会があるとお聞きしたのですが?
 KYPとは当社の経営方針の一つである、全てのお客様に感動と喜びをプレゼントする、という文言の頭文字を取っただけのものです。感動のK、喜びのY、プレゼントのPですね(笑)この委員会の目的は経営理念を浸透させることにあります。この委員会はトップのみ店長が担当していますが、メンバーはほぼ全員一年生や二年生で構成される若い委員会です。そしてこの委員会は数ある委員会の中で唯一の私直属の委員会です。


■表彰式ではどのようなものを渡されていますか?
 賞によっても変わりますが、大半の賞では賞状と金一封を渡しています。金一封の金額は三千円から二万円ほどです。さらに、ごく一部の賞ですが副賞として表彰旅行というものを付けています。


■表彰旅行とはどのようなものか教えていただけますか?
 表彰旅行は、表彰された社員と私が一緒に一泊二日の旅行に出かけます。その旅行では、私が表彰された中の多くて四、五人と同行します。私が一緒に行くことが社員にとって嬉しいのかどうかはわかりませんけどね(笑)
当社は表彰旅行に限らず旅行が多いんですよ。当社では同時期に入ったスタッフを期で分類しています。ホームページを見てもらえればわかると思いますが、同期の社員で研修旅行にも良く出かけています。


■表彰制度導入のきっかけについて教えて頂けますか?
 表彰制度自体を導入したのはかれこれ三十年ほど前になるため、その時のきっかけについては定かではありません。しかし年間表彰以外の、月間表彰や一風変わった表彰を導入したのはおよそ四年前です。
 四年前に思い切って様々な表彰制度を導入しようと思ったきっかけは社員が一斉に大量に辞めてしまったことです。入社して四年目くらいのスタッフが13人ほどいたのですが、一気に9人辞めてしまいました。それに加え、お客様からのクレームも多くなりました。創業当時から当社では心の経営を続けて参りましたが、その当時私がスタッフによかれと思って様々なことをやり、いっていたことが、スタッフに伝わっていなかったのが原因でした。その後、一方的だった関係を双方向の関係に変えるために、売り上げを重視するよりもまずはスタッフが楽しく働ける職場を作ることを目指しました。その一環として同じ美容業界の企業であるバグジーさんの例なども参考にしつつ、新たな表彰制度を導入いたしました。


■四年前の転機以降どのような変化がありましたか?
スタッフ自らが感動を与えることを行ってくれるようになりました。最近有った出来事を一つ例に挙げて紹介します。とある日に新規で来られたお客様が偶然お誕生日だということをカット中に聞いたスタッフが、誕生日をサプライズでお祝いするためにケーキを買いに行って、手鏡にメッセージを添えて、電気を消して皆で誕生日を祝ったそうです。このお客さんは涙を流し、こんなに素晴らしい誕生日は初めてだ、とおっしゃってくださっていたようです。このような対応がマニュアル化されているわけではなく、自然とスタッフから出ているということに価値が有ると私は考えています。


■このような対応が自然に出てくるには何が必要なのでしょうか?
 やはり仕掛けは必要ですね。私たちがまずスタッフにサプライズをしたり、喜ばせたりして、人を喜ばせるのがどれだけ素晴らしいことか体験させてあげることが必要です。そして、自発的に他人を喜ばせることのできる環境を整えることも必要です。このようなことをやっていくことは企業としても大変ですが、自然と社員が自発的にはこうするしかないのではないでしょうか。また、当社では昔から寮での生活を義務づけています。寮でスタッフと共に生活をすることでスタッフ同士が仲良くなれますし、ちょっとした悩みがあっても相談しあえますから。私たちは裏で仕組みを作ってあげることが大切なんです。


■表彰制度を導入して良い効果はありましたか?
 スタッフが生き生きと働けるようになったことでしょうか。特に上位の子達には一位を取れるかどうか、ということが日々の励みになっているようです。また、新人のスタッフでも、DM発行優秀者表彰やほころびメール優秀者表彰などで一位を目指せるようになっているためにスタッフ全員が表彰を目指し、頑張ることができる仕組みになっています。
最も大きく結果として表れていることは、スタッフの定着率の違いですね。この美容業界は定着率が一年で6割ほどが普通です。しかし、当社ではここ近年多くて年に一人ほどしか辞めていません。


■逆に、表彰制度によって悪い影響はありましたか?
 現在はありません。しかし悪い影響といっていいのかはわかりませんが、以前はありました。それは、表彰制度を導入していても、私には関係ないという姿勢をとり続ける人がいたことです。しかし、ここ数年間、社員が自発的に人を喜ばせるようになってから、そのようなことは自然と無くなりました。


■表彰を成功させるために最も必要なものは何でしょうか?
 トップが強い思いを持ち続けることが最も重要だと思います。実際に当社では、私が方針を変えてこの表彰制度を導入した後、三年ほどは売り上げが落ちていました。正直この三年間は我慢の三年間でした。よほどの経営者の覚悟が無ければ途中で妥協してしまうと私は考えています。


■最後に御社のこれからの表彰制度に関しての考えを教えて頂けますか?
 現在当社での表彰制度は売り上げ等、数値に応じて表彰するものが多くなっています。ですが、金額で表彰を行うというのも生々しいですし、人が企業にとって最も大切なのでやはり人に焦点を当てていきたいと考えています。


■以上でインタビューは終了です。ありがとうございました。







インタビューア:日本表彰研究所代表 田村信夫
      日本表彰研究所インターンシップ生 菅原秀樹


記事作成:菅原秀樹


支援:記念品と表彰用品の123トロフィー 
http://www.123-trophy.com



hyosyohyosyo at 09:00│コメント(1)トラックバック(0)表彰事例 │

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この記事へのコメント

1. Posted by 婚活 大阪   2011年03月19日 10:51
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